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デュアルランドを持つべきか否か。

記事作成日:2025/02/03 執筆:加藤英宝


デュアルランドを持つべきか否か。

このお題は結論から行こう。

持つべき。

先に書いておくよ。
20年以上デュアルランド持てって言い続けているし、
一切営業抜きで言ってきたからね。
そりゃあね、カードショップの社長だし、
営業だって思われちゃうだろうけど。
売るならCardshop Serraに売るべきだし、
買うならCardshop Serraで買うべきだし!(笑)

営業はさておき、
理由をつらつら書いていこう。

EDHでの需要

まずこの世は大EDH時代だ。
先日の
宝石の睡蓮
魔力の墓所
禁止で引退者が続出したのは非常に残念だが、
まだEDHには勢いがある。
有翼の叡智、ナドゥ》?
ああ、あいつの話はしなくていい。
デザインに失敗している奴だから。

MTGというのは多色の楽しさがある。
過去、インベィジョンブロックやラヴニカブロックが絶賛されたのも、
プレイヤーは多色が好きだという証明と言っていい。
MTGは歴史を重ねて色々な多色用の土地が出てきた。
その中でも

フェッチランド
諜報ランド
ギルドランド(ショックランドと呼ぶ人もいる)
ダメージランド

これらは特に優秀だった。
次点クラスでは

フィルターランドA(印鑑と同能力のもの)
フィルターランドB(シャドウムーア、イーブンタイドの方)
M10ランド(基本土地が出ていればアンタップインの土地)
クラウドランド(EDH用の2色土地)
ファストランド(ミラディンの傷跡とカラデシュで登場した土地)

なども良いカードだ。

コモンで登場したという観点では、

おかえりランド

も評価したい。

これら多色ランドの最高峰こそがデュアルランド。
基本土地(と一部の例外)以外は全て1枚制限のEDH。
その中ではデュアルランドは
「別に無くてもいいじゃん。」
と言えるものではある。
ただ、あれば確実に違う環境となっているのは間違いない。

2色デッキでの土地の入れ方

ここでは白青を例にしてお話をしよう。
どの色でも大差はないから。

まずその基点となるものはフェッチランドだ。

白青のEDHの場合、

溢れかえる岸辺
汚染された三角州
吹きさらしの荒野
湿地の干潟
沸騰する小湖
霧深い雨林
乾燥台地

虹色の眺望

最大で8枚のフェッチランドが入る。
この中で《虹色の眺望》はちょっと話題に関係ないので7枚のほうで話を続けたい。

この7枚で持って来る事が出来る実用レベルは

Tundra
神聖なる泉
行き届いた書庫
平地
冠雪の平地

冠雪の島
神秘の聖域

このあたり。

フェッチランドが7枚あると、
これらのカードへのアクセスが容易になる。

プレイの幅を広げられるのは非常に大きい。
その選択肢の最上の品を持つ事はとても意味がある。
プレイのモチベーションも変わるし、
適切なプレイが出来た時の気持ちも違う。

で、構築をしっかり考えるに、
(二色のデッキの偏りにもよる)

溢れかえる岸辺
汚染された三角州
吹きさらしの荒野
湿地の干潟
沸騰する小湖
霧深い雨林
乾燥台地
虹色の眺望

まずこれで8枚。

Tundra
神聖なる泉
行き届いた書庫
神秘の聖域

前述の話から最低でも4枚採用。
そして、

秘教の門
広漠なるスカイクラウド
氷河の城砦
雲海
アダーカー荒原

あたりを採用。
ここで合計17枚。
ついでに
灌漑農地
マナの合流点
真鍮の都
も採用しておこうか。
これで20枚。

以前の記事でだいたい35枚くらいは採用しろという話なので、

参考こらむ:【お題】EDHにおけるマナバランスその1(土地編)

残り15枚ほどの選択を見ておこう。

平地》または《冠雪の平地》7枚
》または《冠雪の島》8枚

これはデッキに冠雪で意味をもたせるかどうかによる。
もっと特殊地形を採用する事もあるだろう。

ひとまずこれで合計35枚。
露天鉱床》《不毛の大地》《イス卿の迷路
ダークスティールの城塞》《教議会の座席》《古えの居住地
などの選択肢もあるだろうけれども、戦略と戦術次第。
粗石の魔道士》採用なら後者3種の採用が考えられる。

ある程度の積みたい理想的な土地というのはざっくりこんな感じ。
これだけの土地を採用すると、
当然1回1回のセットランド、
そこからプレイすべき先々の選択肢が大きく変わる。
渦まく知識》《思案》などの軽いドローから、
ロリアンの発見》の島サイクリング、
コスト3以上のドロースペル、
様々なプレイに土地が影響してくる。
その選択肢の先にデュアルランドがある安心感はとても大きい。
いくらEDHでライフ40点スタートとはいえ、
ライフを投げ捨てるようにプレイしていいものではない。
バランスよく適切にプレイしてこそ勝率は高まるもの。

フェッチランドで何を持ってくる?

例えば、フェッチランドがある時に

・ここは基本土地の《》でいいだろう
・指定コストが必要だから《Tundra》だが、
 右のプレイヤーのエンドだったらタップインの別カード(例えば《灌漑農地》)でもいい。
・白マナが重要なデッキだし、まずは安定の《平地》が欲しい。
・白白も青青のマナも欲しいからノータイムで《Tundra》だ。
・相手に特殊土地を咎めるカードがあるから基本土地優先。
・墓地にあるドロー呪文を拾いたくなったから《神秘の聖域》。
・そもそも《神秘の聖域》の条件揃えるために《》にしておこう。
・手札の事を考えたらここはフェッチを切らないが正解。

と色々な話が出てくるわけだ。
その中で必要時にベストなプレイを過不足無く出来るのはやはりデュアルランド。
正確にはその安心感が大きいとも言える。

これはプレイの外でも同じで、
仮にデュアルランドを10種全て1枚ずつ持っていたら、
EDHを組む時に心の余裕が生まれる。
「俺はなんでも組めるぞ!」
に近い気持ちになる。
持っている人だけがわかる気持ちじゃなかろうか。

店主の場合、10種4枚の合計40枚があるので、
「うん、ホントに何でも組めるな。」
と思っているし、
持っていないという焦りもない。
値段が下がろうが上がろうが気にした事もない。
どうでもよくなってしまっている。
とても気楽に自由にMTGがプレイ出来る。

この余裕は強い。
本当に強い。

ついでに

フェッチランド
諜報ランド
ギルドランド(ショックランドと呼ぶ人もいる)
ダメージランド
デュアルランド

この5系統各40枚・・・も多分いらないんだろうけど、
各40枚の合計200枚を持っていると、
めちゃくちゃに余裕が出る。
諜報ランドだけはさすがに2枚ずつでもいいか。

デュアルランドは強い?

余談になるが、
結構前にEDHのデッキを人に貸してプレイしてもらった事があった。
使い終わってデッキを返してもらう際に、
「使ってみてどうだった?」
と聞いてみたら、
「デュアルランド、強かった。」
と返ってきた。
「え?なんで?」
と瞬時に返事。
店主にはわからなかった。
EDHを始めた時からデュアルランド40枚を持っていた状態の人にとって、
デッキに入れるのが当たり前で強さを意識していた事が無かった。
逆に借りた人はデュアルランドを持っていない人だったから、
人から借りたデッキでデュアルランドの強さを実感したのだった。

その人は自分と同じジェネラルのデッキを持っていたのだが、
「同ジェネラルの最強版みたいなものをプレイしてみて、その快適さが違う。
 その中でもフェッチ切ってデュアルランドは強く感じた。」
と言っていた。
言われてみないとわからない感覚だ。
その人からは、
「あと、自分のデッキの目指すべき理想、
 教科書を見れた気がしてすごく嬉しかった。」

とも言われた。
これは嬉しかった。
誰かの教科書になれたというのは嬉しい。

使ってみて初めて実感する強さもデュアルランドにはあるよ、というお話。
自分の場合はもう感覚が無くなっている。

最後に

デュアルランドはオールドスクールの世界でも役に立つ。
レガシー、ヴィンテージは言わずもがな。
α40は・・・やる人も少ないし、
あの世界のデュアルランドは持つハードルが高いけれども、
とにかくデュアルランドは「腐らない」ランドだ。
この大EDH時代、
楽しくMTGをプレイするなら少しの背伸びをおすすめしたい。
10種全部は無理でも好きなジェネラルの色だけでも!と思う気持ちで、
デュアルランドの購入を考えてみてはいかが?

ではまた。



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