EDHデッキ紹介その1(Kami of the Crescent Moon/三日月の神)

前回のこらむにて、
ジェネラルをヤンキームーミンにした、
エルダードラゴンハイランダー(以下EDH)のデッキレシピが見たいという声があったので。
まずはデッキレシピ。

ジェネラル:《三日月の神/Kami of the Crescent Moon》ことヤンキームーミン。

クリーチャー17枚
ラクァタス大使/Ambassador Laquatus
クローン/Clone
夢生まれの詩神/Dreamborn Muse
ヴィダルケンの幻惑者/Vedalken Entrancer
空民の精神浚い/Soratami Mindsweeper
騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor
無神経な抑圧者/Callous Oppressor
粗石の魔道士/Trinket Mage
ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique
技鋸の徒党/Knacksaw Clique
秘密を溺れさせる者/Downer of Secrets
塩水の精霊/Brine Elemental
大クラゲ/Man-o’-War
知識の仲買人/Lore Broker
呪文書の盗人/Grimoire Thief
ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter

インスタント9枚
否定の契約/Pact of Negation
Arcane Denial
神秘の教示者/Mystical Tutor
神話送り/Spin into Myth
Force of Will
対抗呪文/Counter Spell
徴用/Commandeer
転覆/Capsize
邪魔/Hinder

ソーサリー10枚
心の傷跡/Traumatize
テレミンの演技/Telemin Performance
意外な授かり物/Windfall
空中文字/Skyscribing
露骨な窃盗/Blatant Thievery
視野狭窄/Tunnel Vision
権謀術数/Wheel and Deed
知識の搾取/Knowledge Exploitation
復習/Releran
繁栄/Prosperity

エンチャント7枚
占有/Take Possession
プロパガンダ/Propaganda
精神力/Mind Over Matter
気流の言葉/Words of Wind
無理強いた成果/Forced Fruition
行き詰まり/Standstill
Copy Artifact

プレインズウォーカー2枚
求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker
ジェイス ベレレン/Jace Beleren

アーティファクト18枚
Sol Ring
大祖始の遺産/Relic of Progenitus
ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace
師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
吠えたける鉱山/Howling Mine
ボガーダンの金床/Anvil of Bogardan
サファイアの大メダル/Sapphire Medalion
巻物棚/Scroll Rack
彫り込み鋼/Sculpting Steel
ブライトハースの指輪/Ring of Brighthearth
研磨石/Whetstone
悩みの数珠/Worry Beads
世界のるつぼ/Crucible of Worlds
スランの発電機/Thran Dynamo
神話の水盆/Font of Mythos
真面目な身代わり/Solemn Simulacrum
ごみ引きずり/Junktroller
記憶の壷/Memory Jar

土地36枚
教議会の座席/Seat of the Synod
ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel
不毛の大地/Wasteland
露天鉱床/Strip Mine
水辺の学舎、水面院/Minamo,School at Water’s Edge
海の中心、御心/Mikokoro,Center of the Sea
Maze of Ith
地形形成装置/Terrain Generator
聖遺の塔/Reliquary Tower
ウルザの工廠/Urza’s Factory
セファリッドの円形闘技場/Cephalid Coliseum
トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy
24《島/Island

以上がデッキ内容。
Maze of Ith》がはいっているため、実際のランド枚数は35と考えてもいい。
前述のこらむのとおり、
青マナが2個出るならキープ出来るデッキである。
あとはムーミン大先生のドローに頼れば土地は引ける。
他のジェネラルと違って、
出しても殴れないに近いが、ドローだけは安定する。
もちろん対戦相手もなのだが。

ジェイス・ベレレン》の能力はシンプルに毎ターン全員でカードを引く。
誰の恨みも買わないプレイ。
後半で10以上が貯まっても、ひたすら全員でカードを引くで問題無し。
狙いがライブラリーアウトである事もそうだが、
へたに3つ目の能力を使うよりも、
ずっと1つ目の能力を起動しているほうが、
プレイヤーが安全という見方もあるため。

また、《ヴェズーヴァの多相の戦士
塩水の精霊
の2枚でセミロック、
精神力
トレイリアのアカデミー》or《スランの発電機
繁栄》or《空中文字
の3枚の組み合わせで3人全員倒せるコンボ、
などを仕組んであるものの、
簡単に決めさせてくれるとは思えないので、
「決まったら運がいい」
程度に思っている事。

手札にさえ入れば決められる一人だけ倒せるコンボとしては、
視野狭窄》+
神話送り》or《ごみ引きずり》or《邪魔》or《ヴェンディリオン三人衆
の2枚の組み合わせで決められる瞬殺コンボ。
ライブラリが一瞬にして残り1枚になり、
場にヤンキームーミンさえ出ていれば次のドローステップに必ず1人倒せる。
視野狭窄》が無い状態でも、
神秘の教示者》を握っていれば、
どれか1つパーツが揃った瞬間に1人倒せるのが強みだ。

ただ、このデッキは脆弱であることには変わりが無い。
・押しの強い攻撃的なデッキには弱い。
・ストーム系コンボデッキには弱い。
・ネタがばれていると最初に殺される可能性がある。
などの欠点もある。

面白味がある点としては、
・ライブラリアウト狙うプレイヤーはあまりいない事。
・ヤンキームーミン等のドロー増加カードで多くの人が手札を使いきれない事が多い。
・突然に1人倒せた時の相手の驚きが楽しめる。
・ヤンキームーミンでドローが増えるだけで、事故率が減るので、
デュエルが素直に楽しめる。

EDHはガチガチに勝負に行くことも出来る面はあるものの、
対戦相手が3人もいると、そんなガチガチデッキでも予想外に勝てない事も多い。
60枚の構築環境はヴィンテージであろうと、レガシーであろうと、スタンダードであろうと、
流行りのデッキが存在し、そういうデッキはある程度の勝率を誇る事が出来る。
身もふたもない言い方をしてしまうと、
よほど使い方が下手糞でない限りはある程度勝てる。
同デッキ同士が当たればあとは偏って引いたら負けるか、偏って引いて勝つかだ。
このEDHはそういったものが無い。
99枚のデッキから何が起きるかは時に使用者もわからない。
しかもオリジナリティが生きる。
自分のやり方で楽しみを作り出せる。
自分にEDHを薦めてくれた人が「セミ・オフィシャルのゲームルールだ。」と言っていた。
確かに4人同時対戦で長引く形式なので、オフィシャルにはなりにくい。
しかし、マジックのファンタジーの世界を活かし、
「魔道士VS魔道士」らしい戦いになる。
魔道士1人1人が、自分の決めた使い魔(ジェネラル)を使役し、
対戦相手を自らの魔法と使い魔で倒しに行く。
本来あるマジックの世界として、とても適切な感じがして自分はとても好きだ。
流行りデッキを使い、勝ちを狙う競技的な面も大好きな自分だが、
マジックの基本部分であるファンタジーや神話、歴史が好きなだけに、
このEDHがとても好きになった。
どちらにも素晴らしい楽しみ方がある。
「EDHしかやったことない」というMTGプレイヤーは普通いないと思うので、
下記の言い方になる。
競技だけでない楽しみ方を多くの人が知って欲しい。
そしてその手段の1つとしてEDHがある。

ささやかに1パック程度の賭けをしながら、※
みんなで笑ったり騒いだりのデュエルは非常に楽しい。
お酒があれば言うことなしだ。

※:賭けを推奨しているのではなく、
グランプリ等の公式サイドイベントでEDHをやった際に、
「とどめをさしたプレイヤーが、
さされたプレイヤーから1チケットをとる。
チケットは後でパックに交換。」
というルールに基づいて行われた。
これを採用して楽しむのも悪くない。
EDHの卓を囲む際に、全員の了承を得て楽しむならば有りと思えるルール。
1位と2位が、3位と4位から1パックもらえるというルールでも可。

ではまた。

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