EDHデッキ紹介その72(Arcum Dagsson/アーカム・ダグソン)
今回のEDHデッキ紹介は
《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson》。
最初にこのデッキを作ったのは約6年前。
考えてみれば結構な時間も経っているし、
今までに随分な数のカードセットが発売されている。
《艦長シッセイ/Captain Sisay》のように、
新しいカードが出るたびに成長するタイプのカードだ。

《Arcum Dagsson/アーカム・ダグソン》
コスト:3青
伝説のクリーチャー 人間(Human) 工匠(Artificer)
(T):アーティファクト・クリーチャー1体を対象とする。
それのコントローラーはそれを生け贄に捧げる。
そのプレイヤーは自分のライブラリーからクリーチャーでないアーティファクト・カードを1枚探し、
それを戦場に出してもよい。
その後自分のライブラリーを切り直す。
2/2
レア
以前に紹介した《イズマグナスのミジックス/Mizzix of the Izmagnus》と同じで、
4マナ2/2というパワー&タフネス。
ジェネラルダメージ21点などほぼ100%やらない。
「殴ったら負けかなと思うジェネラル」
である。
「サーチアンドインプレイ」が悪い事をするというわかりやすい例の1つ。
サーチアンドインプレイとは、
「コストを払ってライブラリーの中から特定のカードを探しだし、
本来のコストを踏み倒して、その特定のカードを場に出す。」
という意味。
基本的にコストを踏み倒して、特定カードを場に出すカードというものは、
かなりの確率でろくな事をしないカードが多い。
EDHで使われるカードでは、
《歯と爪/Tooth and Nail》
《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
《自然の秩序/Natural Order》
などもわかりやすい例だ。
EDHで使われてその強さ故に禁止されたカードでは、
《修繕/Tinker》がある。
どのカードもトーナメントに登場し、
一時代を築き上げた実績を持つエースカードだ。
ジェネラル
《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson》
クリーチャー15枚
《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》
《メムナイト/Memnite》
《ファイレクシアの歩行機械/Phyrexian Walker》
《Shield Sphere》
《銀のマイア/Silver Myr》
《マイアの種父/Myr Sire》
《搭載歩行機械/Hangarback Walker》
《呪文滑り/Spellskite》
《エーテリウムの彫刻家/Etherium Sculptor》
《主任技師/Chief Engineer》
《疫病のマイア/Plague Myr》
《マイアの回収者/Myr Retriever》
《ガラクタ潜り/Junk Diver》
《粗石の魔道士/Trinket Mage》
《銀のゴーレム、カーン/Karn, Silver Golem》
インスタント7枚
《渦まく知識/Brainstorm》
《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
《秘儀の否定/Arcane Denial》
《精神的つまづき/Mental Misstep》
《再建/Rebuild》
《知識の渇望/Thirst for Knowledge》
《神秘の教示者/Mystical Tutor》
ソーサリー4枚
《Timetwister》
《加工/Fabricate》
《Transmute Artifact》
《時のらせん/Time Spiral》
エンチャント2枚
《Power Artifact》
《侵入警報/Intruder Alarm》
アーティファクト40枚
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
《水蓮の花びら/Lotus Petal》
《金属モックス/Chrome Mox》
《Mana Crypt》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《厳かなモノリス/Grim Monolith》
《取り憑かれた扉/Possessed Portal》
《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》
《探検の地図/Expedition Map》
《精神石/Mind Stone》
《巻き戻しの時計/Unwinding Clock》
《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》
《千年霊薬/Thousand-Year Elixir》
《ダークスティールの溶鉱炉/Darksteel Forge》
《マイアのタービン/Myr Turbine》
《イシュ・サーの背骨/Spine of Ish Sah》
《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》
《虹色のレンズ/Prismatic Lens》
《ニンの杖/Staff of Nin》
《精神隷属器/Mindslaver》
《威圧の杖/Staff of Domination》
《玄武岩のモノリス/Basalt Monolith》
《金粉の水蓮/Gilded Lotus》
《マナキン人形/Manakin》
《前兆の時計/Clock of Omens》
《記憶の壺/Memory Jar》
《Jeweled Amulet》
《友なる石/Fellwar Stone》
《召喚基地/Summoning Station》
《通電式キー/Voltaic Key》
《スランの発電機/Thran Dynamo》
《クラーク族の鉄工所/Krark-Clan Ironworks》
《ネビニラルの円盤/Nevinyrral’s Disk》
《速足のブーツ/Swiftfoot Boots》
《オパールのモックス/Mox Opal》
《爆破基地/Blasting Station》
《彫り込み鋼/Sculpting Steel》
《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
土地31枚
《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
《霧深い雨林/Misty Rainforest》
《汚染された三角州/Polluted Delta》
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《ファイレクシアの核/Phyrexia’s Core》
《家路/Homeward Path》
《教議会の座席/Seat of the Synod》
《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
《Mishra’s Workshop》
《埋没した廃墟/Buried Ruin》
《古えの墳墓/Ancient Tomb》
《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》
《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》
《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》
《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》
《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water’s Edge》
15《島/Island》
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黙ってコンボだけ狙え!という構成。
他の事など一切しないに等しい。
メインコンボは
《マイコシンスの格子》+《爆破基地》+《召喚基地》
《マイコシンスの格子》+《ネビニラルの円盤》+《ダークスティールの溶鉱炉》
《取り憑かれた扉》+《巻き戻しの時計》+《マイアのタービン》または《召喚基地》
の3種。
どれも《アーカム・ダグソン》でサーチ可能の、
完全にジェネラルありきのデッキ構成。
《侵入警報》や《マイアのタービン》があると、
より高速にコンボが決まる。
このデッキも《イズマグナスのミジックス》同様、
上記コンボだけでは線が細いデッキになってしまうので、
他のコンボもや勝ちパターンもいくつか搭載。
瞬殺コンボではないが、
《アカデミーの廃墟》+《精神隷属器》
は回せる状態になると、
必ず誰か1人のターンを奪い続けられるので、
全体を自爆状態に持っていくようにプレイをすると、
1つの勝ちパターンとして成立する。
ただし、成立した瞬間に、
「ターンを奪われていないプレイヤー」から全力で狙われる。
これを「ターンを奪われたプレイヤー」を操作して張り倒す事が必要。
《アカデミーの廃墟》の起動が1青
《精神隷属器》のコストと起動で10
合計で12マナが必要とされるが、
決まるととても面白い。
《背信のオーガ/Treasonous Ogre》で全力でライフを支払ったり、
むちゃくちゃな攻撃でシステムクリーチャーを除去したり、
一瞬にして場を崩壊させる事もある。
言うまでもないが1対1ならば瞬殺コンボ。
無限系は
《Power Artifact》+《玄武岩のモノリス》or《厳かなモノリス》
の無限マナ。
フィニッシュは《威圧の杖》の無限ライフ+無限ドローからの全てのコンボ。
または、
《クラーク族の鉄工所》+《イシュ・サーの背骨》
で対戦相手のパーマネントを全て破壊。
無限マナに《マイコシンスの格子》があると、
《メムナーク/Memnarch》で全パーマネントを奪えるという技もあるが、
今回は《メムナーク》は不採用。
他の無限マナを出したい人は、
アーティファクトのコストを下げられる
《類似の金床/Semblance Anvil》
《覚醒の兜/Helm of Awakening》
《雲の鍵/Cloud Key》
等を採用し、
《アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar》or《クラーク族の鉄工所》
と
《マイアの回収者》+《ガラクタ潜り》
の方法も採用しよう。
どのカードも他のカードとも組み合わさりやすく、
デッキコンセプトの邪魔をしにくい。
《アーカム・ダグソン》のデッキはEDHを始めた頃に作ったが、
それから作り直す事が無いデッキだった。
理由は
「だいたいの構成が以前とそれほど大きくは変化せず、
やることもほとんど同じになるだろう。」
と答えが出ていた事だった。
最初に《アーカム・ダグソン》を作った時に比べて、
スピードをより上げて、
新しいカードやコンボも搭載したものの、
ジェネラルありきの構築内容は変化がない。
この数年でこのデッキに大きく影響があった新カードは
《搭載歩行機械》
《マイアのタービン》
の2枚だろう。
どちらも《アーカム・ダグソン》と非常に相性が良い。
《搭載歩行機械》に至っては、
ヴィンテージの世界でも採用される恐ろしい生物だ。
今回のデッキはスタッフSとともに
「お互いに《アーカム・ダグソン》で作って、
お互いのデッキを見せ合って間をとるような形でデッキ紹介しよう。」
と言ってデッキを作った。
2人で作ってもおおむねの構成に変化はなく、
スタッフSのデッキ:カウンター多め。
店主のデッキ:アドバンテージと継戦能力高め。
の差があった。
《アーカム・ダグソン》や《イズマグナスのミジックス》などは、
どうしてもジェネラルの個性が強い事もあり、
ジェネラル中心にデッキを組む事からも、
デッキそのものは個性が出ない構成になってしまうのかもしれない。
なお、このデッキも《イズマグナスのミジックス》のデッキも、
使い始めてすぐは「何すればいいかわからない。」となる人もいると思う。
使い慣れてくると簡単なパズルゲームに変化する。
どこが最速の勝ちパターンか?
という問題をひたすら追いかけるパズルゲームである。
どちらのデッキもパズルを楽しめるところまで使ってみていただけたらと思う。
ではまた。








