EDHデッキ紹介その58(Daretti, Scrap Savant/屑鉄の学者、ダレッティ)

2015年最初のこらむ。

今回のデッキ紹介は、
統率者2014で登場した、
「統率者として使用出来る」
と書かれたプレインズウォーカー、《屑鉄の学者、ダレッティ/Daretti, Scrap Savant》。


Daretti, Scrap Savant/屑鉄の学者、ダレッティ
コスト:3赤
プレインズウォーカー ダレッティ(Daretti)
[+2]:カードを最大2枚まで捨て、その後その枚数に等しい枚数のカードを引く。
[-2]:あなたの墓地にあるアーティファクト・カード1枚を対象とする。アーティファクトを1つ生け贄に捧げる。そうしたなら、対象としたカードを戦場に戻す。
[-10]:あなたは「アーティファクトが1つ戦場からあなたの墓地に置かれるたび、次の終了ステップの開始時に、そのカードを戦場に戻す。」を持つ紋章を得る。
屑鉄の学者、ダレッティは統率者として使用できる。

神話レア

ジェネラルに出来るという面白いプレインズウォーカーだが、
当然のことながらジェネラルダメージを与える方法はほぼ皆無。
やろうと思えば、
マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》でアーティファクト化させた後に、
銀のゴーレム、カーン/Karn, Silver Golem》でクリーチャー化させて攻撃すれば、
しっかりとジェネラルダメージとしてカウントされるが、
誰がそんな事をするのだろう。
屑鉄の学者、ダレッティ》の能力はアーティファクトに絡んでいるので、
上記2種をデッキに搭載する事は相性として問題はないが、
ジェネラルダメージを狙っての構成というわけではないだろう。

ジェネラルダメージはともかく、《屑鉄の学者、ダレッティ》の能力は面白い。
「赤のプレインズウォーカーにはロクな奴がいない。」
と世界中で言われてしまう中、
比較的マシな能力を持っている。
+2能力は1枚もカードを捨てないことを選んでもよいとはいえ、
引いてから捨てるではなく、先に捨てる事が条件。
融通がきいているのかきいていないのかは難しいところ。
赤らしいと言えば赤らしい。

-2能力は《屑鉄の学者、ダレッティ》が本領発揮をするところ。
墓地あるアーティファクト次第では相当なアドバンテージを得られる。
能力が《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder》に似ているが、
他者の墓地まで幅広くカバーする《ゴブリンの溶接工》とは、
若干の能力の違いがある。

-10能力は、《精神隷属器/Mindslaver》と組み合わせたい能力。
精神隷属器》と組み合わせた時は、
擬似無限ターンと言ってもいい状態になる。
しかし、いくらジェネラルに指定出来るとはいえ、
そんなに簡単にここまで到達させてもらえないだろう。
滅多なことでは起動出来ない。
出来たところで勝てるわけではないのも少々問題。
精神隷属器》と豊富なマナがあれば話は別だが。

プレインズウォーカーとして弱くはないのだが、
精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor
ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
の2種とどうしても比べてしまう。
この2つがあまりに強いので、
比べてはいけないとも言える。
他の赤のプレインズウォーカーと比べたら十分に強いのである。

デッキは以下。

-クリーチャー18枚-
ゴブリンの溶接工/Goblin Welder
猿人の指導霊/Simian Spirit Guide
躁の蛮人/Manic Vandal
炎のインプ/Fire Imp
火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu
背信のオーガ/Treasonous Ogre
鋳塊かじり/Ingot Chewer

マイアの回収者/Myr Retriever
ガラクタ潜り/Junk Diver
金属細工師/Metalworker
真面目な身代わり/Solemn Simulacrum
銀のゴーレム、カーン/Karn, Silver Golem

カルドーサの鍛冶場主/Kuldotha Forgemaster
鋼のヘルカイト/Steel Hellkite
ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine
映し身人形/Duplicant
トリスケリオン/Triskelion
マイアの戦闘球/Myr Battlesphere

-インスタント3枚-
赤霊破/Red Elemental Blast
紅蓮破/Pyroblast
混沌のねじれ/Chaos Warp

-ソーサリー9枚-
汚損破/Vandalblast
信仰無き物あさり/Faithless Looting
ギャンブル/Gamble
苦しめる声/Tormenting Voice
財宝発掘/Trash for Treasure
Wheel of Fortune
屑鉄の熟達/Scrap Mastery
ジョークルホープス/Jokulhaups
壊滅/Devastation

-アーティファクト35枚-
Mana Crypt
金属モックス/Chrome Mox
モックス・ダイアモンド/Mox Diamond
オパールのモックス/Mox Opal
永遠溢れの杯/Everflowing Chalice
太陽の指輪/Sol Ring
魔力の櫃/Mana Vault
精神石/Mind Stone
覚醒の兜/Helm of Awakening
緋色のダイアモンド/Fire Diamond
厳かなモノリス/Grim Monolith
玄武岩のモノリス/Basalt Monolith
ダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingot
統率者の宝球/Commander’s Sphere
スランの発電機/Thran Dynamo
金粉の水蓮/Gilded Lotus
連合の秘宝/Coalition Relic
通電式キー/Voltaic Key
師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
屍賊の死のマント/Nim Deathmantle
稲妻のすね当て/Lightning Greaves
彫り込み鋼/Sculpting Steel
世界のるつぼ/Crucible of Worlds
ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth
威圧の杖/Staff of Domination
パーフォロスの槌/Hammer of Purphoros
クラーク族の鉄工所/Krark-Clan Ironworks
前兆の時計/Clock of Omens
交易所/Trading Post
記憶の壺/Memory Jar
ウギンのきずな/Ugin’s Nexus
伝染病エンジン/Contagion Engine
精神隷属器/Mindslaver
ニンの杖/Staff of Nin
イシュ・サーの背骨/Spine of Ish Sah

-土地34枚-
沸騰する小湖/Scalding Tarn
乾燥台地/Arid Mesa
血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
樹木茂る山麓/Wooded Foothills
不毛の大地/Wasteland
露天鉱床/Strip Mine
ミシュラの工廠/Mishra’s Factory
墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus
古えの墳墓/Ancient Tomb
Mishra’s Workshop
ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel
大焼炉/Great Furnace
22《山/Mountain


——————————
アーティファクトクリーチャー、
アーティファクトランドを含めると、
デッキの半分近くがアーティファクトという構成。
ジェネラルの能力で墓地と場を交換するのが前提のため、
アーティファクトは盛々の構成。
序盤はジェネラルの+2能力で手札を回転させつつ、墓地を肥やす。
有効的なアーティファクトを墓地に叩き落とせたら、
-能力でひっくり返して攻めに転じる。
基本の動きはこれだけ。
ジェネラルダメージや他の勝ち手段はあまり無いため、
基本部分はいたってシンプル。

とはいえ、
無限コンボもいくつかを搭載。
過去のこらむでも掲載した、
ブライトハースの指輪
玄武岩のモノリス
での無限マナ。
フィニッシュには《威圧の杖》がある。
その《威圧の杖》は、
金属細工師》との組み合わせでも無限マナエンジンとなり、
そのままフィニッシュを決める道具にもなる。

マイアの回収者
ガラクタ潜り
覚醒の兜
クラーク族の鉄工所
で無限マナ。
無限マナエンジンに《クラーク族の鉄工所》さえ絡めば、
イシュ・サーの背骨》で対戦相手の全パーマネント破壊も狙える。

また、
クラーク族の鉄工所
マイアの戦闘球
屍賊の死のマント
の3枚であれば、
無限マイアトークン、無限マナも成立。
ここに《ニンの杖》と《前兆の時計》があると無限ダメージ。
伝染病エンジン》と《前兆の時計》だと無限に増殖可能。
対戦相手に毒1つでもあろうものなら瞬殺。
トリスケリオン》があれば無限増殖して無限ロケットパンチを決められる。

このデッキの他のカード候補ならば、
Su-Chi
陰極器/Cathodion
スマッシュ/Smash
荒残/Rack and Ruin
電結の荒廃者/Arcbound Ravager
ゴブリンの修繕屋スロバッド/Slobad, Goblin Tinkerer
ペンタバス/Pentavus
テラリオン/Terrarion
彩色の星/Chromatic Star
ダークスティールの溶鉱炉/Darksteel Forge
などが挙げられる。
とくに、
Su-Chi
陰極器
ペンタバス
は、上記の
クラーク族の鉄工所
屍賊の死のマント
のコンボパーツにもなり、
無限マナ重視ならば入れておきたい。
また、アタッカーとしても悪くない。
ただ、これらまで放り込む構築であれば、
アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar
まで採用しておきたいところ。
ダークスティールの溶鉱炉》はあると無いとでは大違い。
墓地から早い段階で釣り出せている場合、
相当に有利な展開になりやすい。

このデッキの最大の弱点は1つ。
言うまでもなく墓地への対策カード。
普段の赤いデッキの特徴ならば、
墓地を消されてもそれほどの影響は受けないのだが、
墓地が肥えてナンボのデッキに仕上がっているので、
赤らしくなく墓地消しカードに弱い。
虚空の力線/Leyline of the Void》などゲーム開始時に置かれようものなら、
マジックの呪文を撃つのを諦めて席を立ってスタバに行き、
意味不明なトッピング呪文でも唱えているほうがマシである。
えっと・・・なんだっけ?
ベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドヤサイニンニクキャラメルエキストラホイップキャラメルソースアブラカラメモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノマシマシ?
なんかそんなやつ。
財布と健康には良くない感じ。

それと上記のカタカナ呪文読み飛ばした人、
正直に手をあげなさい。
先生怒らないから。

ではまた。

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