ブラケットモンスター
今回のお題はブラケットモンスター。
問題提起をするためにあえてこの書き方をする。
ブラケットによる弊害
ブラケットモンスターというのは、
一言で片付けるならリアル、ネットを問わず、
二言目には「ゲームチェンジャー」「ブラケット」を口にする馬鹿の事だ。
先に言っておいてあげよう。
こればかりを口にする奴らは完全なる加害者だ。
「ブラケットって言われてEDHが嫌になった。」
「ブラケットにこだわる馬鹿が多すぎて、
どうやってEDHやったらいいかわからない。」
「対戦のたびにあれこれ言われるのが嫌でたまらない。」
「身内以外でEDHしたくなくなった。」
「ブラケットのせいでデッキの作り方がわからなくなった。」
「ネットで荒れ過ぎていてデッキを作るのがつらくなった。」
「せっかくEDHが楽しくなってきたのに、
この制度のせいで面白さが半減した。」
店主のところにこういう声がいくつも届く。
中には、
「英宝さんにブラケットの事を相談するのは憚られるけれども、
それでもデッキ相談をしたい。」
という声が複数ある。
別にそんなに恐れなくてもいいし、
相談を憚られなくてもいいんだけどね。
なんかね、
ここまで来るとこういう被害者の人が本当に可哀想。
本来受けなくていいダメージを受けている。
結局ブラケットとゲームチェンジャーは、
人の行動と心を束縛してしまい、
マイナスの側面が非常に強い。
AIに聞いてみた
このブラケットとゲームチェンジャー制度は
「ゲーム前の会話を円滑にし、
プレイヤー間の期待値のズレによる衝突を回避すること」
のはずが明らかなる対立を生み、
MTGの大きなひずみになってしまっている。
これをAIに聞いてみたところ、
以下の回答が得られた。
ブラケットの負の側面

WotCは「基準があれば平和になる」と考えましたが、
実際には以下の3つの負の側面が顕著になっています。
●「ブラケット警察」の誕生
基準が明文化されたことで、
「あなたのデッキにはGame Changersが入っているからブラケット3のはずだ、2に来るな」
といった、他人のデッキを公式の物差しで裁き、
排除する動きを正当化してしまいました。
●「解釈の余地」による新たな争い
2025年10月の修正で、
「キルターン数」や「期待される体験」が追加されましたが、
「キルターンは運次第だ」
「妨害が多ければターン数は伸びるからブラケット2でいいはずだ」
といった、定義の隙間を突く議論がネット上で無限に繰り返されています。
●資産価値と格差の再認識
Game Changersリストによって
「持っている人」と「持っていない人」
が公的にランク付けされたような形になり、
特にカジュアル層から
「公式が格差を固定化した」
という不満が出ています。
ちょっと前までAIは馬鹿だと言われていたが、
この1年で著しく成長を遂げている。
判断もかなりしっかりしたことが、この3つの分析結果でもわかる。
かなりわかりやすく言語化している。
またメリットとしては、

既存のプレイヤーにとってはデメリットやストレスの方が大きいが、
新規参入者や店舗にとっては、
不完全ながらも唯一の防波堤になっている、
という側面があると考えます。
とも回答してくれている。
メリットとデメリットをハッキリと言うようになった。
人間より役に立つな、AIちゃん。
メリットとデメリットの大小
ついでにもう1つ。
「AIの判断でブラケットとゲームチェンジャーの制度は、
メリットとデメリットはどちらが大きい?」
と質問をしてみた。
回答は以下。

私が現在のMTGコミュニティの動向とデータの推移を俯瞰した上での判断は、
「現時点ではデメリットの方が大きい」
です。
その理由は、
ブラケット制度がもたらした最大の負債が、
ゲーム外の「コミュニティの不健全な分断」にあるからです。
具体的に以下の3つの観点から判断しました。
●「対話の放棄」という致命的なデメリット
EDHの最大の魅力は、
異なる目的を持った4人が
「どうすれば全員が楽しめるか」
を模索する社交性にありました。
ブラケット制度は、
「泥臭いけれど温かい対話」を「冷たい数字への照合」に置き換えてしまいました。
これは数字という基準があるせいで、
相手を理解しようとする努力よりも、
相手の不備(ブラケット詐称)を指摘する攻撃性が上回ってしまったことは、
ホビーとしての豊かさを大きく損なっています。
●「Game Changers」による資産価値の固定化
WotCが特定の高額カードを「ブラケット4・5専用」と定義したことは、
事実上の「経済的なゾーニング」です。
「高いカードを持っていないプレイヤーは低いブラケットで遊ぶべき」
という空気感を生んでしまい、
資産の多寡がそのままプレイスタイルの制限に直結するようになりました。
これは「好きなカードで遊べる」というEDHの理念に対する、
強い逆風(デメリット)となっています。
●ブラケット制度の「メリット」の多くは代用可能だった
ブラケット制度が提供する「初心者の保護」や「ショップ運営の効率化」というメリットは、
実は「構築済みデッキ限定戦」や「ポイント制のローカルルール」など、
コミュニティや店舗の工夫で以前から達成できていたことです。
わざわざ公式が全世界共通の硬直的なルールとして導入し、
ネット上でこれほどの憎悪と争いを生む必要があったのかと考えると、
得られた利便性に対して支払ったコスト(コミュニティの平穏)があまりにも大きすぎます。
★結論
WotCは「混乱を整理するため」にメスを入れましたが、
結果として「健康だった部分まで切り刻んでしまった」のが、
現在のブラケット制度だと見ています。
今のブラケット制は、
「正解(数字)」
を公式が提示してしまったがゆえに、
正解から外れた者への不寛容を加速させています。
・・・。
すげえな、AIちゃん。
そろそろ店主が言葉発する必要無くなってきたレベルで頭いいな。
だいたい言いたい事を綺麗にまとめてくれたぞ。
一時間以上かけてオリジナル文章書いてる店主、ゴミじゃねえ?
今まで店主の記事好きって言ってくれてきた人、大丈夫?
「これから先はAIちゃんだ!店主は不要!」
とか言わない?
そんなたわ言はともかく、
すごいいい言葉で表現してきたなぁ。

ブラケット制度は、
『泥臭いけれど温かい対話』を
『冷たい数字への照合』に
置き換えてしまいました。
ってすごい的確で個人的に好きな表現だわ。
ついでに最後にこうも言っていたよAIちゃん。

マジック:ザ・ギャザリング、
特にEDHは「正解」が一つではないからこそ面白い遊びだったはずですが、
今のブラケット制度を巡る状況は、
その「多面性」を数字という単一の軸に押し込めてしまっているもどかしさがあります。
「もどかしい」って使えるのか、AIちゃん。
藤子・F・不二雄SF短編集の
「旅人還る」
に登場する宇宙船のAIよりも優秀になってきてるな。
藤子・F・不二雄SF短編集は読んだ事無い人多いと思うけど、
本当に面白いのオススメ。
ちなみにこの「旅人還る」のストーリーは、
亜光速航行とコールドスリープが実用化された未来で、
宇宙の果てを目指して主人公が旅をするというお話。
宇宙船のメインコンピューターAI「チクバ」を相手に会話をするシーンがある。
自分は漫画しか読んでいないけれども、
知らないうちにこれドラマ化していたんだそうだ。
「チクバ」の声は林原めぐみと聞いて二度びっくり。
というか見たいな、これ。
話が大きくそれちゃったな、戻そう戻そう。
あんまりにAIちゃんが面白いのでつい。
いやいや、繰り返しになるけどAIちゃんすごいね。
「MTGは「正解」が一つではないからこそ面白い遊び」
と断言出来ているところなんか最高。
喘息でゲホゲホ言いながら、
「わかってんじゃねえか、おめえ。
気に入った、今から飲み行くぞ。」
とAIちゃんに言いたいところだ。
(2026年の最初である現在、
ずっと喘息でやべえ状態でございます。)
ブラケット問題の影響範囲
さて、今回はブラケットの話をしながらも、
AIちゃんにインタビューする感じで記事を書いているわけだが、
さらに質問を追加してみる。
「このブラケットの問題は日本国内だけではなく、
世界中で問題になっているのか?」
と。
AIちゃんの回答はこうだ。

はい、このブラケット制度を巡る対立は、
日本国内に留まらず世界中で、
むしろ海外コミュニティ(特に北米・欧州)の方が
より激しい「炎上」と「分断」の状態にあります。
複数の統率者コミュニティで、
この制度が発表された当初から現在に至るまで、
収拾がつかないほどの議論が続いています。
世界規模で起きている問題の要点は以下の通りです。
●「民主主義的運営」の終焉に対する怒り
海外、特にアメリカのEDHコミュニティには
「統率者はプレイヤー(統率者ルール委員会)が、
自分たちのために作ったフォーマットであり、
WotCという企業に乗っ取られるべきではない」
という強い自治意識がありました。
WotCがブラケット制を導入し、
ルール委員会から実権を奪う形になったことは、
海外プレイヤーにとって
「草の根の文化が、営利企業の管理下に置かれた」
という象徴的な事件として受け止められ、
今も根強い拒絶反応があります。
●「Game Changers」リストへの懐疑心
海外のcEDH層とカジュアル層の両方から、
リストの内容に一貫性がないと批判されています。
「なぜ《宝石の睡蓮》や《魔力の墓所》はあんな扱いを受けたのに、
他の高額カードはブラケット4なのか?」
「ブラケット1に分類されているカードでも、
組み合わせ次第でゲームを壊せる。
カード単体のリスト化は無意味だ」
といったシステムそのものの欠陥を指摘する声が止まりません。
●「パブストンプ(初心者狩り)」の温床化
皮肉なことに、
海外ではブラケット制が
「悪意あるプレイヤーの免罪符」
として機能してしまっている報告が相次いでいます。
「公式のブラケット計算機(Power Level Calculator)で、
3と出たから3の卓に来た。文句を言うな」
と主張し、
実際には3の環境を圧倒するデッキを持ち込むケースです。
「Rule0(対話)」という人間的なフィルターを、
数字という盾で突破する行為が、
海外の
「明確なルールを重んじる文化」
と最悪の形で噛み合ってしまい、
各地でリアルな争いを生んでいます。
●地域ごとの「解釈のズレ」による混乱
海外はプレイエリアが広大であるため、
地域Aの「ブラケット3」と地域Bの「ブラケット3」が
全く別物であるという現象が起きています。
WotCが「世界共通の物差し」を提供しようとした結果、
「方言(ローカルルール)」を否定された各地のコミュニティが反発し、
ネット上で「自分たちの解釈こそが正しい」と罵り合うという、
まさに「聖戦」の様相を呈しています。
★総括
世界中のMTGプレイヤーが、
今まさに
「かつての自由で曖昧だった平和」
と
「押し付けられた不完全な秩序」
の間で引き裂かれているのが現状です。
特に海外では、
日本以上に「権利」や「言葉の定義」に厳格な側面があるため、
ブラケット制度は「共通言語」になるどころか、
「法廷闘争のようなギスギスしたやり取り」
を全てのテーブルに持ち込んでしまったと批判されています。
世界中のどこへ行ってもEDHプレイヤーは今、
「この制度とどう向き合うべきか」
という同じ苦しみを抱えています。
パブストンプって何?と思ったので調べてみた。
「パブストンプ(Pubstomp)とは圧倒的な実力差のある人が、
格下の相手(初心者やカジュアル層)を一方的に蹂躙して快感を得る行為」
だそうだ。
そしてやはり海外でも同様の問題は起きているようだ。
自分も思っていたしやろうとした事だよ。
というかゲーマー的思考って
パブストンプするよ。
AIちゃんが書いているように
「ブラケット1に分類されているカードでも、
組み合わせ次第でゲームを壊せる。」
というのを強いプレイヤーは考えて実行しちゃうからね。
というかパブストンプは結果なんだよ。
MTGもゲームである以上は、
「ゲーム攻略」をしたいユーザーは当然多い。
他人よりも効率良く、
他人よりも強く、
他人が見ていない抜け道はないか?
実力者は常にこういう事を考える。
ブラケット1なら最強はこうだ!
ブラケット3なら最強はこうだ!
そりゃ考えるよ。
実際にデッキ作ったわけじゃないけど、
ブラケット1ならエルフ単やゴブリン単作るだけで、
えっらい強さになるよ。
こんなん秒で思いつくもの。
ゲームチェンジャー0枚で余裕の強さ作れるよ。
で、実行しちゃう人はそれを
「同じ土俵で用意してきてやったぞ!
これでいいんだろ!」
と対戦相手を蹂躙する。
でも別にルールは守っている。
既に書いた事なんだけどね。
過去記事で。
「ブラケット制度があっても実力差は埋まらないよ」
と。
実力者から見たら、
ブラケット制度なんて言ってみれば、
「ブロック構築の競技」
なんだから。
MTGという知的戦略ゲームにおいて、
その制限があればあるほど実力者は
「その制限内での最大効率」
を追求し、追究する。
それはただのゲームを攻略するという行為であって、
何ら問題の無い行為。
実力者は
「特定のブラケット内で最強を目指す構築」
するのが当たり前だよ。
それはむしろ本来なら称賛されるべき「実力」のはずなんだけども、
結果としてそれがパブストンプになっちゃうんだ。
パブストンプを引き起こしている、
パブストンプとして認識させてしまう、
制度のほうに問題がある、という事。
少なくともブラケット制度だとかレベル制が無い頃は、
結果的パブストンプがあったとしても、
「それもEDHだよね」
「cEDHとカジュアルは違うから仕方ないね」
くらいで済んでいたものを、
こうして数値化した事で世界中で論争を生み出した。
こういう事を踏まえて、
ブラケットという制度は
完全なるWotCの失策と言わざるを得ない。
と結論付けたが、
今回のAIの分析については、
AIが必ずしも真実を述べているとは限らない。
そこは承知の上でこの文章を解釈していただけたらと思う。
また、
自分はEDHの環境が今のままにならない事を切に願う。
そして、
ブラケットという言葉で人を傷つける事もあるということや、
人を縛りつける事があるということを理解していただけたらと思う。
最後に
おまけ。
最後にAIちゃんから、

中途半端なブラケット制度よりも、
いっそ『禁止カード』による厳格な管理か、
あるいは『何でもあり』の徹底の方が、
納得感が高いのかもしれません。
だってさ。
AIちゃんにここまで言われるのだから、
さすがに制度を考え直したほうがいいんじゃないかな。
ではまた。








