《Ormacar, Relic Wraith》
今回のお題は新しいHeros of the Realmのお話。
今回お題に挙げる「Heroes of the Realm」は、
WotCが1年間の従業員の功績を称えるために製作したカード群。
詳しくはこらむ「Heroes of the Realmとは」を参照してほしい。
《Ormacar, Relic Wraith》について
何やらこんなカードが出たそうな。

《Ormacar, Relic Wraith》
コスト:1青黒
伝説のクリーチャー エルフ・(Elf)レイス(Wraith)
警戒、威迫、絆魂
Precious
(クリーチャーでない伝説のアーティファクトを、
2つ目のジェネラルとして使用出来る。)
あなたがPreciousをコントロールしているなら、
Ormacarは+X/+Xの修整を受ける。
XはPreciousの点数で見たマナコストである。
1/1
レアリティ:Heros of the realm
Preciousのルールは、このカード独自のルール。
いくつかわかりやすく書くと、
・ジェネラルの選定であるので、青や黒でなくてもよい。
・Preciousはルール的には共闘と同じ扱い。
・「クリーチャーでない伝説アーティファクト」だけなので機体はOK。
・仮にそのアーティファクトがクリーチャー化して殴った場合、
それはそれでジェネラルダメージが入るし、21点で相手は敗北条件になる。
という感じだ。
ざっと調べただけで、
伝説のアーティファクトは現時点で200種くらいある。
とはいえ、
このクリーチャーはおそらく、
指輪物語を作ったチームに配られたものと思われる。
その理由としては、
パワータフネス表示が、
001/001
(《一つの指輪/The One Ring》のシリアルナンバーカードを意識している)
になっているところや、
クリーチャータイプがエルフとレイスである事などから伺える。
一つの指輪
実際に伝説のアーティファクトをジェネラルにするとしたら、
《一つの指輪》にしてみたいという人は多いだろう。
《一つの指輪》を出しておけば、
このOrmacarは基本スペックが5/5になり、
殴るジェネラルとしてそこそこの数値になる。
3マナで5/5警戒、威迫、絆魂なら確かに強い。
しかも絆魂のおかげで《一つの指輪》のライフ損失はかなり防げる。
あと、EDHにおいて《一つの指輪》を仮に潰せたとしても、
ジェネラル領域に置かれて再度プレイ出来る《一つの指輪》とかインチキだ。
というか初手に必ず《一つの指輪》があるのってかなり心強いな。
《Mishra’s Workshop》があれば2ターン目にすら着地しかねない。
(それがベストプレイかどうかは別として。)
いいなぁ。
めちゃくちゃ夢のあるカードだ。
だいたいヴィンテージですら使われ、
勝率も低くないデッキとして《一つの指輪》は使われている。
それが初手に必ずあるという保証のある状況は強い。
時には殴ってくるデッキ相手に死にかけたら、
いつでも
「俺、1ターン無敵な。」
と言えるのも強みだ。
デッキをもし作るのなら、
いつでも指輪を剥がせる手段や手札に戻す手段を入れておくのも面白そうだ。
・・・そう言いながらも、
どうせこの色ってデモコンタッサ出来ちゃう色だし、
《一つの指輪》でドロー加速させてタッサ決めたほうが強いんだろうけどね。
とはいえ、
青や黒でないアーティファクトでも良いので、
カラーマーカー的には白、赤、緑のからむものを選ぶも一興。
共闘ルールに関して
共闘ルールって好きではないけれどもね。
何度も書いているけれども、
100枚のハイランダーデッキ構築において、
99:1
98:2
の差は純粋に1%分の枚数がズレるわけで、
試行回数が増えた時に98枚構築のほうが強いに決まっている。
強いカードをより引ける確率が変わる事はそれほどに大きい。
「デザインに失敗している」
と言わざるを得ない。
こういうHeros出しちゃってる時点で、
なかなかそうも行かないんだろうけどさ、
EDHにおいて、
・勝利条件カード全面禁止
・ダンジョン、ステッカー、アトラクション等、
ゲーム外を参照するカード全面禁止
・共闘禁止
これを施行するだけで、
環境って結構良い方向になると思うのよな。
あと、ただでさえ時間を食いやすいプレイの中で、
「あれこれと道具を用意する挙動にとられる時間」
が無くなるから、
本当にダンジョンだのステッカーだのはいらないと思う。
デッキ、トークン、ライフカウンター、ダイス
せいぜい用意するのはこの程度でお手軽にゲームさせてくれ。
それがMTGの魅力ってもんだろうに。
極論中の極論、
デッキだけあれば遊べるのも魅力だったのではないの?MTGって。
あれこれ道具とルールを増やす事って、
ユーザーにとってマイナスしかないんだとWotCは理解してほしい。
・・・とついつい愚痴を書いてしまった。
Ormacarの話なのに(笑)
Herosのカードはあれこれと夢があるのが良い。

自分の持つ《Treizeci, Sun of Serra》は
「令和のセラマゲドン」
が出来るだけではなく、
相棒ルールとして構築すれば、
どんなジェネラルとでもデッキを組める。
(相棒条件厳しいけどね)
他のHerosでもデッキバリエーションを考えやすいものがいくつもあり、
生涯の間に使ってみたいカードがいくつかある。
が、さすがにHerosの2枚目の入手はお金的にもキツいものがある。
そっちよりはα40のデッキ強くするほうを目指してしまう。
Preciousにする伝説のアーティファクト
このOrmacarはおそらく手にした人は、
真っ先に《一つの指輪》との構築を考えると思う。
が、それ以外も本当に面白そうだ。
例えば

《エデンの剣、エクスカリバー/Excalibur, Sword of Eden》
コスト:12
伝説のアーティファクト 装備品(Equipment)
この呪文を唱えるためのコストは(X)少なくなる。
Xは、あなたがコントロールしているすべての歴史的なパーマネントのマナ総量の合計に等しい。
(歴史的とは、アーティファクトや伝説や英雄譚(Saga)のことである。)
装備しているクリーチャーは+10/+0の修整を受け警戒を持つ。
伝説のクリーチャーに装備(2)
レア
これとか。
多分アーティファクトいっぱい並べるので、
12マナくらいさっさと軽減させるはずで、
0マナでプレイ、2で装備、
Ormacarは基本が13/13で+10/+0修整の23点パンチが基本となる。
しかも本体が
警戒、威迫、絆魂なので、攻撃も通りやすく、防御面も強いときた。
完全なるステゴロ仕様タイプのOrmacarも構築可能という事だ。
似たようなものだと《永遠の大釜/The Cauldron of Eternity》がある。

《永遠の大釜/The Cauldron of Eternity》
コスト:10黒黒
伝説のアーティファクト
この呪文を唱えるためのコストは、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚につき(2)少なくなる。
あなたがコントロールしているクリーチャーが1体死亡するたび、それをオーナーのライブラリーの一番下に置く。
(2)(黒),(T),2点のライフを支払う:あなたの墓地からクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。起動はソーサリーとしてのみ行う。
神話レア
こちらはエクスカリバーのように一撃必殺とまではいかないが、
2パンチで相手を沈められる強み+別の方法でのアドバンテージが稼げる。
Ormacarのコストが3、
あと9コスト分下げられればエクスカリバーは0。
印鑑やら他の伝説適当に並べれば合計コスト6~9は出せるはず。
十分に実用範囲と言えよう。
開き直った構築なら、
親和(アーティファクト)と書かれた置物を適当に採用し、
《Copy Artifact》のようなものを大量投入するという方法も。
これだけですぐにエクスカリバーは出せるようになる。
《永遠の大釜》のタイプは《納墓/Entomb》系を増やす形になるだろうけど、
こっちはそのままそれで悪さしそうな気がしてしまうな。
《永遠の大釜》をジェネラルに出来る強みを活かす形になるだろう。
Ormacarがパワー11になるので十分強い。
誰か一人くらいは2パンチで沈めていそうだ。
また、面白い方向に舵切りするのなら、これ。

《内なる太陽、チミル/Chimil, the Inner Sun》
コスト:6
伝説のアーティファクト
あなたがコントロールしている呪文は打ち消されない。
あなたの終了ステップの開始時に、発見5を行う。
(マナ総量が5以下であり土地でないカード1枚が追放されるまで、
あなたのライブラリーの一番上から1枚ずつ追放していく。
それをそのマナ・コストを支払うことなく唱えるか、
あなたの手札に加える。
残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。)
神話レア
毎ターンガチャする装置。
Ormacarが7/7になるので、
Ormacarは3パンチで相手を沈められる。
殴りつつもアドバンテージを広げられる面白いアーティファクトだ。
そのうえでOrmacarを7/7に出来るのはなかなかの強み。
似たような事は《ワン・シー・トンのプラネタリウム/Planetarium of Wan Shi Tong》でも出来る。
単純安定なら《不滅の太陽/The Immortal Sun》かな。
コンボ寄りで悪い事するなら《ボーラスの城塞/Bolas’s Citadel》。
《ボーラスの城塞》のライフをジェネラルで賄えるのが強み。
最後に
そういえばこのOrmacarというカード、
一度だけ「買わない?」って話が来たんだった。
さすがに高くて諦めたけれども。
ちなみに他のHerosもいくつか「買わない?」って話が来たりするので、
Herosを買いたいと思った人は是非店主までお問い合わせを。
いつかHerosだけでのEDHの卓を一緒にやりましょ。
その時は動画撮影だけでなく、
それぞれのデッキをそれぞれが使うという、
他の誰もが出来ない経験を一緒に。
Herosを持つ者だけの特別なEDHを、
それぞれのデッキを使う事でさらなる経験に!
《Treizeci, Sun of Serra》を持つ店主と、
《Heros of Kamigawa》を持つある人は、皆様の決断をお待ちしておりますぞ。
ではまた。








