ブラケットよりこだわるべきこと。
ブラケットがいかに馬鹿げているか。
そして、ブラケットなんかよりこだわるべきことについて、
ネットで行われているくだらない論争とは違った角度でお話をしよう。
思考実験
それは
ブラケット3の上級者
ブラケット3の初心者
ブラケット3の中級者
ブラケット3の中級者
で対戦したらどうなるかという思考実験。
条件的に
・デッキ相性は無いものとする
・それぞれのデッキを交換しあう
・それぞれのデッキを100回は使う
・3人が上級者を集中的に狙う事はしないで公平にゲームを行う
というもの付け加えよう。
結果なんて言うまでもない。
「上級者が一番勝利数が多い」
に決まっている。
これは何を言いたいのかというと、
「んじゃあブラケット意味ねえじゃん!」
なんだよね。
あ、もちろんね、
自分はブラケットとはこういう指針のためだってのは理解しているんだよ。
ただ、結果としてこうなるという事は意味がないんだよって話をしている。
だから前回の記事にも書いた通りなわけだ。
「弘法筆を選ばず」
になった人相手にはこういった条件では勝てないんだって話。
デッキの強さ、プレイの強さ
これに近い話で、
自分はとあるデッキをステゴロEDHで使っていて、
(ステゴロ:無限コンボ、勝利条件など一切無しで純粋に戦闘ダメージで倒すEDH)
現状勝率だけなら100%というデッキがある。
これは、
イベント:ステゴロEDH
ステゴロEDHのイベント中のフリー対戦
ステゴロEDH系デッキ同士のフリー対戦
を全て含めて完全に100%だ。
(ついでに普通にコンボ等相手でも勝率かなりある)
しかも全対戦において、
「ジェネラル1枚で全プレイヤーを殴り倒す」
をやっている。
漁夫の利を拾う事は一切していない。
完全に全員を殴り倒している。
このデッキの前身体のジェネラルもあるのだが、
そっちも勝率は約80%あり、
「ジェネラルとジェネラルの能力のみで全プレイヤーを殴り倒す」
という条件で全員を殴り倒す事に成功している。
4人対戦というものは、
「基本勝率だけなら25%。
75%は負けるもの」
という麻雀と同じ事が言える。
その基本からも大きく外れてこの勝率を叩き出している。
が、別にこのデッキは異様な強さを持っているのではない。
そして、
このデッキを使っている時に自分はほとんど「交渉」をしない。
たまに一切の対処手段がなく、
「すみません、あのコンボを現状の自分は止められません」
と言う程度のことはある。
ちなみにステゴロと書いたけれども、
別に普段でもそこそこ使っているデッキなのだが、
このデッキの勝率はかなり高い。
ある程度どんなデッキ相手でも戦えるデッキではある。
ただただプレイングだけを要求される超難易度の高いデッキなだけだ。
(同じジェネラルを使っている人ほとんど見た事もない)
この例は極端だけれども、
本当に強い人というものは構築とプレイの両方が上手なのだ。
そういう人とEDHをする時にブラケットも糞もあったものではない。
10戦程度でも素人の勝率は20%を切るだろう。
こういう事が根本的な前提なのだから、
ブラケットには欠片も意味がない。
ついでに書いておこうか。
この記事を書くにあたってブラケット3の条件とやらを再確認してみた。
ゲームチェンジャーとかいう糞なリストも確認した。
上記の勝率のデッキはブラケット3に準じる事が出来るデッキだったぞ。
そういうブラケットどうこうを言ってくる奴と対戦したら、
「それはブラケット4だろ!」
って怒られるんだろうけどな。
全くもってくだらねえ。
で、
対戦する前に相手が上級者かどうかなんてわかるわけでもない。
そして自分の力量がどの程度であるかを正確に把握しているわけでもない。
さらにEDHプレイヤーは結構複数のデッキを持っている。
1つだけという人もいるが、3つ4つくらい持っている人はざらにいる。
3つ4つ持っている人が全部同じくらいの強さのデッキである事も少ない。
そしてブラケットの基準は主観が混じっていて曖昧にしかならないゴミだ。
本当にこだわるべきこと
ここで言いたい事として、
「論争やブラケットを気にしてのデッキ調整は時間の無駄」
「ブラケットなんて気にせずに強い相手から学ぶ事のほうが大切」
「デッキレベルを合わせたところで強い人にはトータルで勝てない」
というのを言いたい。
これを読んでいる人が八百比丘尼だったり、
神龍から永遠の生を叶えてもらってたり、
実は貴方は人間ではなく群体生物で半永久的に生きられたり、
既にサイボーグだったり、AIだったりするなら別だ。
人間の平均寿命の時間を超えて、
ブラケット論争を100年程やっていればいい。
貴方が人間である以上、寿命に限りがある。
その時間をくだらない議論と考察に費やすくらいなら、
さっさと対戦1回する時間に費やすほうが有意義だと言っているだけだ。
限りある生の中の残された時間の楽しい趣味の時間だ。
より強く、より楽しく、より多くの経験こそが珠玉の価値だ。
ブラケットにこだわっているヤツ程つまらない人生だ。
言い方が辛口だが、これは本当の事だ。
落ち着いて考えてみよう。
これ前回も似たような事書いたんだけどね。
強いカードいっぱい持っていたら誰だって使いたいんだよ。
持ってないからあれこれ文句言うんだよ。
勝てないからあれこれ文句言うんだよ。
そこでブラケットだのマッチングの指針だのと言う前にやるべき事がある。
1つは「黙って稼げ」だ。
1つは「どうしたら強くなるかを試行錯誤しろ」だ。
1つは「未来を見据えて、無駄な買い物をするな」だ。
この3つは他責には出来ない。
全ては自分の行動にかかっているものだ。
「趣味の世界で自身の不遇を他責にする事は出来ない」
(不慮の事故や他者から受けた傷害などは除く)
ということ。
政府の悪口を言ったり、
隣国の国民性に文句を言ったりするのは構わない。
それは貴方に全責任がないから。
でも、
趣味は自分の選んだもの。
その趣味と自分の未来を良くするために遊び、学び、試行錯誤するから楽しい。
そのためにブラケットがどうとか言うのって意味ある?
全く無いよ。
それよりも、
頑張って稼ぎ、強くなるために試行錯誤し、未来を見据えた行動をする、
この3つのが正しいに決まっている。
①「黙って稼げ」
これはなんか他に言いようがないよね。
お金のかからない趣味も多少はあるよ。
けれども、TCGはそうはいかない。
ゴルフ、野球、釣り、旅行、ライブ、
車、酒、美食、ゲーム、料理・・・
こういったものが全部無料で出来る事はない。
お金はかかるものだ。
なら楽しくやるためには稼ぐしかない。
②「どうしたら強くなるかを試行錯誤しろ」
デッキは他人のデッキをコピーしたら強いものは用意出来なくはない。
でも使い方までコピーは出来ない。
それにコピーするためには前述のようにお金が必要だ。
タダというわけにはいかない。
自分の現在の力量で試行錯誤する事はどちらにしても避けられない。
限られた時間、限られたお金、限られた才能でどうにかしなければいけない。
③「未来を見据えて、無駄な買い物をするな」
これは「言うは易く行うは難し」ではある。
ポイントとしては何をしたいか、に集約される。
EDHやりたいんだったらさスタンダードやめりゃいいんだ。
新しいものにホイホイ飛びつきたい気持ちはわかるが、
そこでお金突っ込んじゃうからマイナスになりやすいの。
あれもこれも手にしようと思わないほうがいいってだけなんだけどね。
・長く使えるカードを買うこと
・新しいもの好きにならないこと
・サプライにお金をかけすぎないこと
・他の趣味とのバランスも考えること
これに尽きる。
一例として、
昔の自分は過去の記事で、こんな事を書いていた。
面白いねぇ。

2ジェイス=《Timetwister》
なんて時代があり、
その時代に《Timetwister》買ったって書いてある。
当時の1ジェイスは1万~1万3000円。
現在の《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》は高くても3000円
現在の《Timetwister》は安くても70万円前後。
この記事が書かれたのは今から約15年前。
これは
「未来を見据えて、無駄な買い物をせず、
どうしたら強くなるかを試行錯誤し、
長く使えるカードをよく考えて買い、
新しいものにホイホイと飛びつかなかった結果」
である。
仮に3万円前後として、
25倍くらいになったのかな。
この15年の時間で300回以上《Timetwister》撃ったと思うよ。
減価償却考えたらなんてリーズナブル。
こんだけの回数使って原価の25倍。
なんて素晴らしい。
しかし同じ事が出来た人が何人いるのか、という話だ。
15年前に1枚のカードに3万円、確かになかなか払えなかったかもしれない。
しかし、この現代では5万円、10万円が飛ぶように売れる時代だ。
《Timetwister》程ではないにせよ、
今から10年、20年という時間が経過した時、
高額になっているカードを探す努力はしておいてもいいはず。
んでね、
②と③についてなんだけどね、
「変な枠のカードとかシークレットレイアーとか無理に買うな」
がそこに入るからね。
強くなりたきゃいちいち高額に手を出さないのも大事だよ。
最低限、最低限でいいんだ。
気持ちはわかるよ。
自分のデッキの中身を特別なバージョンにしたい気持ち。
でも強くなるためにはそこは我慢しとこう。
まずデッキを強くして楽しめたほうがいい。
まずは使えるだけでいい。
こだわるのはそのもっともっと後。
これも理由がある。
「デッキを改変している間に不要になったカードにお金をかけていた場合、
そのお金がそっくりそのまま無駄になる」
というしっかりとした理由が。
お金かけて特別ver.買ったのにデッキから抜けたらもったいない。
コレクションだと割り切れるならいいけど、
それは経済力に余裕あってナンボの話。
デッキの形が
「これだ!」
と固まるまではゆっくり構築していこう。
何も「絶対にこだわりを持つんじゃねえ!」なんて言ってるんじゃない。
構成が固定化出来てからでいいでしょって話なだけ。
そうでないなら、①だ。
金にモノを言わせられる財力があるならこんなものは関係がない。
好きなもんを好きなだけ買えばいい。
そんな人は1万人に1人くらいだろうけどね(笑)
ま、そんなわけでこんなくだらない事でデッキの幅を狭める必要はない。
好きにデッキ組んで楽しくやろう。
ただそんだけよ。
ではまた。








