EDHデッキ紹介その244(大賢者、テラ)
皆さん、こんにちはワムです。
ファイナルファンタジー×マジック・ザ・ギャザリング――
その夢のコラボの中で、FFIVのキャラクター「テラ」をモチーフにした統率者《大賢者、テラ》が登場したのでデッキを作成しました。
ジェネラル紹介

《大賢者、テラ/Tellah, Great Sage》
コスト:3青赤
伝説のクリーチャー 人間(Human)・ウィザード(Wizard)
あなたがクリーチャーでない呪文1つを唱えるたび、無色の1/1の英雄(Hero)クリーチャー・トークン1体を生成する。その呪文を唱えるために4点以上のマナが支払われていたなら、カード2枚を引く。その呪文を唱えるために8点以上のマナが支払われていたなら、これを生け贄に捧げ、これは各対戦相手にそれぞれ、その点数に等しい点数のダメージを与える。
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デッキリスト
ジェネラル:《大賢者、テラ/Tellah, Great Sage》
-クリーチャー2枚-
《船砕きの怪物/Hullbreaker Horror》
《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》
-インスタント26枚-
《否定の契約/Pact of Negation》
《断れない提案/An Offer You Can’t Refuse》
《狼狽の嵐/Flusterstorm》
《神秘の教示者/Mystical Tutor》
《急速混成/Rapid Hybridization》
《白鳥の歌/Swan Song》
《風に運ばれて/Borne Upon a Wind》
《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
《感電の反復/Galvanic Iteration》
《マナ吸収/Mana Drain》
《交錯の混乱/Muddle the Mixture》
《双つ術/Twincast》
《偏向はたき/Deflecting Swat》
《ディレイド・ブラスト・ファイアーボール/Delayed Blast Fireball》
《激情の後見/Fierce Guardianship》
《否定の力/Force of Negation》
《直観/Intuition》
《朦朧への没入/Sink into Stupor》
《大勝ち/Big Score》
《けちな贈り物/Gifts Ungiven》
《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
《予想外の授かり物/Unexpected Windfall》
《ケイオスの変異/Chaos Mutation》
《意志の力/Force of Will》
《分岐変容/Divergent Transformations》
《運命のきずな/Nexus of Fate》
-ソーサリー9枚-
《回想/Recall》
《汚損破/Vandalblast》
《髑髏砕きの一撃/Shatterskull Smashing》
《方程式の求解/Solve the Equation》
《変身/Polymorph》
《現実混ぜ/Reality Scramble》
《異形化/Transmogrify》
《海門修復/Sea Gate Restoration》
《星の揺らぎ/Sway of the Stars》
-エンチャント2枚-
《神秘的負荷/Mystic Remora》
《リスティックの研究/Rhystic Study》
-アーティファクト33枚-
《霊体のヤギ角/Astral Cornucopia》
《金属モックス/Chrome Mox》
《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice》
《Jeweled Amulet》
《水蓮の花びら/Lotus Petal》
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
《オパールのモックス/Mox Opal》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《頭蓋骨絞め/Skullclamp》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《秘儀の印鑑/Arcane Signet》
《友なる石/Fellwar Stone》
《厳かなモノリス/Grim Monolith》
《模倣メカ/Imposter Mech》
《イゼットの印鑑/Izzet Signet》
《液鋼の首飾り/Liquimetal Torque》
《精神石/Mind Stone》
《虹色のレンズ/Prismatic Lens》
《独創のタリスマン/Talisman of Creativity》
《思考の器/Thought Vessel》
《アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar》
《伝説の秘宝/Relic of Legends》
《スカイクレイブの秘宝/Skyclave Relic》
《イスの遠眼鏡、クリスタル・スカル/Crystal Skull, Isu Spyglass》
《生体融合外骨格/Grafted Exoskeleton》
《機械神の肖像/Machine God’s Effigy》
《黄金の玉座/The Golden Throne》
《一つの指輪/The One Ring》
《スランの発電機/Thran Dynamo》
《金粉の水蓮/Gilded Lotus》
《エルドレインの玉座/Throne of Eldraine》
《彩色の宇宙儀/Chromatic Orrery》
-プレインズウォーカー1枚-
《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》
-土地26枚-
《古えの墳墓/Ancient Tomb》
《滝の断崖/Cascade Bluffs》
《真鍮の都/City of Brass》
《統率の塔/Command Tower》
《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water’s Edge》
《焦熱島嶼域/Fiery Islet》
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《空僻地/Glimmervoid》
《マナの合流点/Mana Confluence》
《霧深い雨林/Misty Rainforest》
《天上都市、大田原/Otawara, Soaring City》
《汚染された三角州/Polluted Delta》
《激浪の研究室/Riptide Laboratory》
《河川滑りの小道/Riverglide Pathway》
《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
《教議会の座席/Seat of the Synod》
《シヴの浅瀬/Shivan Reef》
《産業の塔/Spire of Industry》
《蒸気孔/Steam Vents》
《訓練施設/Training Center》
《ウルザの物語/Urza’s Saga》
《Volcanic Island》
3《島/Island》
1《山/Mountain》
デッキの使い方
このデッキコンセプトは、FFの魔法体系をMTGの呪文で再現しながら、
しっかりと勝利に直結するコンボも備えた構築となっています。
本稿では、「FFの呪文見立て」と「必殺コンボ」、そして「テラの能力と物語的背景」を中心に紹介します。
●《大賢者、テラ》の能力とその物語的背景
このカードの3つの能力は、すべてFFIVのテラを象徴する要素に基づいています。
① 英雄トークンの生成 ~「パロムとポロム」~
無色の1/1英雄トークンを生み出す能力は、物語に登場する双子の魔道士「パロムとポロム」を想起させます。
テラの呪文詠唱に呼応して立ち上がる若き英雄たち。
今回のデッキは「パロムとポロム」が成長した姿を含めたコンボを採用しているため非常に重要な能力になります。
② カードを2枚引く能力 ~「思い出す」~
「思い出す」は、年老いたテラがかつての魔法を一時的に思い出して使用する特技。
本デッキではその再現として、土地以外の4マナ以上のクリーチャーでない呪文の割合を約3割に調整。
これはゲーム中、約30%の確率で「覚えていない呪文」を思い出す動きになることを意識した構築です。
テラの“記憶”から呼び戻される魔法たちが、戦局を動かしていきます。
③ 自爆的全体ダメージ ~「命を賭したメテオ」~
物語終盤、テラは命を代償に本来唱えられない最強魔法「メテオ」を発動する。
この能力はその再現であり、8マナ以上の呪文を唱えることで自らを犠牲にし、全体に大ダメージを与える。
自らの最期に世界を託す…テラらしい悲壮的なテキストです。
●FF魔法への見立て
本デッキでは、さまざまなカードをFFシリーズの魔法に見立てて構成しています。
その一部を紹介します。
ポイズン(生体融合外骨格):テラに装備し、10マナ以上の呪文で感染ダメージ10を与え即死させます。FFの呪文より凶悪な呪文となっています。
ファイラ/ファイジャ(ディレイド・ブラスト・ファイアーボール):通常3マナでファイラ、予顕後に6マナでファイジャ級全体火力に変化。
ブリザド/ブリザジャ(サイクロンの裂け目):単体バウンスでブリザド、超過で全体バウンスに進化してブリザジャの範囲攻撃を再現。
サンダラ/サンダジャ(汚損破):通常は1体破壊でサンダラ、超過で全アーティファクト破壊によるサンダジャを再現。
トード(急速混成):対象をカエルに変える、変身系の呪文。是非ともFFで出てほしかったが残念ながら公式では出なかったので投入。
リフレク(偏向はたき):呪文を別の対象に反射する。FFでも呪文を防ぎつつ反射する。こちらも別名再録をしてほしかった1枚を投入。
テレポ/デジョン(激浪の研究室):テラはマナコストが重いため除去がつらい…そんな時に安全に手札へテレポすることができる1枚。
レイズ(回想):墓地からカードを呼び戻す。テラはレイズを使うことができるため採用。X=2以上でテラの思い出すによって2枚引いた後に好きな手配にすることもできるためかなり相性がいい1枚。
ヘイスト(大勝ち・予想外の授かり物):マナ加速とドローによって展開速度を高める。テラが場にいるとドロー枚数が増えるため選択肢も広がり、次のターンにコンボを決めることも可能です!
アスピル(マナ吸収):相手の呪文を打ち消し、マナを奪い取る禁呪。FFでは地味な呪文ですがMTGでは最強格の呪文に昇格。デッキが重いためこの呪文から一気に展開orコンボにつなぐことができます。
トルネド(星の揺らぎ):FF4で敵のHPを一桁にする魔法を模して、全員のライフを7に。
● 必殺コンボたち
テラとパロムとポロムが力を合わせたメテオコンボ(無限マナ → 無限ドロー→X無限呪文キャスト)
テラの能力で出した英雄トークンに対して《変身》や《現実混ぜ》を唱え、
《船砕きの怪物》または《潮吹きの暴君》を出す。
そこからよくある低コストマナ加速アーティファクトを経由して無限マナを生成し、
クリーチャーでない4マナ以上のパーマネントが盤面にあれば、
テラの「思い出す」能力で無限ドローへと発展。
知識と記憶が連鎖し、盤面が青い閃光に包まれる至福の瞬間。
そこから、X呪文を無限マナで唱えることでテラのメテオ能力によって対戦相手はメテオによって倒すことができます。
パロムとポロムは成長したらきっと《船砕きの怪物》《潮吹きの暴君》になってくれるのでしょう。
師匠と弟子によるメテオコンボによってゴルベーザもきっと腕1本も残らず消えてくれます!
●感染コンボ
テラに《生体融合外骨格》を装備し、10マナ以上の呪文を唱えることで、
能力で毒10点を一気に与え、即死させるコンボ。
対戦相手がどれだけライフを伸ばしていても、感染には無力――死が確定する一撃。
FFでポイズンによるじわじわとしたダメージがMTGでは必殺のコンボとして使うことができます。
●《星の揺らぎ》+コピー呪文による~メテオコンボ~
このコンボは、テラが物語の中で**命を代償に唱えた「メテオ」**を模した構成。
手順:
テラがいる状態で《感電の反復》や《双つ術》で《星の揺らぎ》をコピー。
1.コピーの《星の揺らぎ》で全プレイヤーのライフが7になる。
2.その後、テラの8マナ以上の呪文を唱えたときの誘発により、各対戦相手に10点のダメージ。
3.オリジナルの《星の揺らぎ》が解決する前に全員テラのメテオによって倒すことができるコンボです。
これは、決めるのが非常に難しいコンボですが最近解禁された《星の揺らぎ》をどうしても使いたい!
どうせ使うのであれば必殺のコンボとしたいという思いから投入しました。
メテオで勝つことができるためテラという人物を最も美しく表現する勝ち方といえるでしょう。
今回のレシピには不採用としましたが、よりコンボを強化したいということであればブリーチコンボを採用するのもいいかと思います。
安定性を無くす代わりに即死コンボを1つ搭載するのも1つの択かと思います。
■基本的な立ち回りについて
今回のデッキは一時的なマナ加速では不安定な動きになってしまうためできる限り安定したマナ供給をできるようにデッキ作成をおこないました。
1.まず序盤はマナアーティファクトによるマナ加速を行いましょう。
テラのテキストによるアドバンテージ確保をするべくできうる限りのマナ加速アーティファクトを積んでいますので序盤はマナ加速をしていきます。
2.中盤の動きとしてテラ+αで呪文が唱えられるようになってからテラを盤面に出しましょう。
マナ加速によってなくなってしまった手札をテラの能力で回復しつつ、徐々にトークンを増やして行けるとベストです。
《激浪の研究室》が起動できるような状態でテラを立たせておくと非常に安心して立ち回ることができます。
3.終盤は《大勝ち》《予想外の授かり物》《マナ吸収》などによるマナ加速から一気にコンボで立ち向かっていきます。
今回採用しているコンボはかなりスキが出てしまうビックアクションであるため打ち消しは2枚ほど構えてから動きたいところです。
■対戦相手に緑をタッチしているデッキがいる場合は
《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》を常に警戒して立ち回りましょう。
デッキの構成上アーティファクトが多いため、多少の破壊であれば立て直せますが、《溜め込み屋のアウフ》だけはデッキが機能不全となってしまうためそこだけは細心の注意が必要です。
出されたとしてもバウンスや破壊呪文が入っているため、対策札をサーチしてからコンボへつなげられるようにあきらめずにプレイすることが大事になります。
最後に:物語と勝利を両立するデッキ
このデッキは《大賢者、テラ》という人物の物語をベースに、魔法・演出・構成すべてに意味があるように作成をしたつもりでいます。
小さな英雄の支え(英雄トークン)
忘れかけた魔法の再来(思い出す)
命を削って放つ最終魔法(メテオ)
そして、数々のFF呪文が彩る戦場
FFファンにも、EDHプレイヤーにも喜んでもらえるようなデッキができていれば幸いです。
今日も大賢者、テラはどこかでメテオとともに消えていきます。








