EDHデッキ紹介その234(迷える黒魔道士、ビビ)

今回のEDHデッキ紹介は《迷える黒魔道士、ビビ/Vivi Ornitier》。

FFで開幕一番話題になったジェネラルと言っても過言ではないカード。
EDHだけでない人気を持ち、FFのプレイブースターの現状最大の当たりレア。

ジェネラル紹介


迷える黒魔道士、ビビ/Vivi Ornitier
コスト:1青赤
伝説のクリーチャー ウィザード(Wizard)
(0):(青)や(赤)合わせてX点のマナを加える。Xは、迷える黒魔道士、ビビのパワーに等しい。あなたのターンの間にのみ、毎ターン1回しか起動できない。
あなたがクリーチャーでない呪文1つを唱えるたび、迷える黒魔道士、ビビの上に+1/+1カウンター1個を置き、これは各対戦相手にそれぞれ1点のダメージを与える。
0/3
神話レア

「自分のターンにしかマナが出せないとはいえ、
何故タップがいらないんだろうか?」
と誰もが思うようなスペック。

土地やアーティファクトから呪文を唱え、
最終的にビビ本体からマナを出してさらに呪文を唱え、
殴りにもいけるという謎の強さ。

コンボで瞬殺がメインの戦い方であろうとも、
何故か殴り倒すルートも見える魔道士らしからぬ魔道士。

FF9の中でもビビが物理的に殴るというイメージが何も沸かないが、
どういうわけかMTGのビビは殴り倒すルートが存在しえる。
やろうと思えばステゴロEDH用ビビも構築可能だろう。
ただ、間違えると相手を焼いてしまいそうだが。

デッキリスト

ジェネラル: 《迷える黒魔道士、ビビ/Vivi Ornitier
 
-クリーチャー9枚-
エーテリウムの彫刻家/Etherium Sculptor
現実チップ/The Reality Chip
調和の神童/Harmonic Prodigy
熱心なメカ乗り/Enthusiastic Mechanaut
二人組の見張り番/Tandem Lookout
粗石の魔道士/Trinket Mage
語りの神、ビルギ/Birgi, God of Storytelling
水銀の精霊/Quicksilver Elemental
船砕きの怪物/Hullbreaker Horror
 
-インスタント18枚-
急速混成/Rapid Hybridization
猿術/Pongify
渦まく知識/Brainstorm
神秘の教示者/Mystical Tutor
断れない提案/An Offer You Can’t Refuse
精神的つまづき/Mental Misstep
紅蓮破/Pyroblast
秘儀の否定/Arcane Denial
差し戻し/Remand
サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift
応じ返し/Snapback
大あわての捜索/Frantic Search
朦朧への没入/Sink into Stupor
激情の後見/Fierce Guardianship
偏向はたき/Deflecting Swat
意志の力/Force of Will
水没/Submerge
運命のきずな/Nexus of Fate
 
-ソーサリー21枚-
思案/Ponder
定業/Preordain
ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe
入念な研究/Careful Study
炎の儀式/Rite of Flame
信仰無き物あさり/Faithless Looting
商人の巻物/Merchant Scroll
表現の反復/Expressive Iteration
Timetwister
意外な授かり物/Windfall
食糧補充/Stock Up
瞬間の味わい/Savor the Moment
加工/Fabricate
Wheel of Fortune
時間のねじれ/Time Warp
時間操作/Temporal Manipulation
荊州占拠/Capture of Jingzhou
永劫での歩み/Walk the Aeons
カーンの経時隔離/Karn’s Temporal Sundering
精神の願望/Mind’s Desire
呪文ねじり/Spelltwine
 
-エンチャント2枚-
好奇心/Curiosity
知恵の蛇の眼/Ophidian Eye
 
-アーティファクト19枚-
モックス・ダイアモンド/Mox Diamond
オパールのモックス/Mox Opal
金属モックス/Chrome Mox
モックス・アンバー/Mox Amber
水蓮の花びら/Lotus Petal
Jeweled Amulet
ウルザのガラクタ/Urza’s Bauble
ミシュラのガラクタ/Mishra’s Bauble
魔力の櫃/Mana Vault
太陽の指輪/Sol Ring
師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
通電式キー/Voltaic Key
多用途の鍵/Manifold Key
秘儀の印鑑/Arcane Signet
独創のタリスマン/Talisman of Creativity
イゼットの印鑑/Izzet Signet
覚醒の兜/Helm of Awakening
イスの遠眼鏡、クリスタル・スカル/Crystal Skull, Isu Spyglass
神秘の炉/Mystic Forge
 
-土地30枚-
統率の塔/Command Tower
Volcanic Island
蒸気孔/Steam Vents
溢れかえる岸辺/Flooded Strand
汚染された三角州/Polluted Delta
血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
樹木茂る山麓/Wooded Foothills
沸騰する小湖/Scalding Tarn
乾燥台地/Arid Mesa
霧深い雨林/Misty Rainforest
虹色の眺望/Prismatic Vista
訓練施設/Training Center
轟音の滝/Thundering Falls
硫黄の滝/Sulfur Falls
シヴの浅瀬/Shivan Reef
焦熱島嶼域/Fiery Islet
蝕む池/Ferrous Lake
滝の断崖/Cascade Bluffs
天上都市、大田原/Otawara, Soaring City
神秘の聖域/Mystic Sanctuary
教議会の座席/Seat of the Synod
魂の洞窟/Cavern of Souls
ウルザの物語/Urza’s Saga
Mishra’s Workshop
古えの墳墓/Ancient Tomb
山/Mountain
4《島/Island

デッキについて

お手軽簡単無限ルートは、

師範の占い独楽

イスの遠眼鏡、クリスタル・スカル
神秘の炉
現実チップ


熱心なメカ乗り
エーテリウムの彫刻家

というルート。

未来予知
未来の大魔術師

雲の鍵
鋳造所の検査官
などもデッキの候補となりえるが、
重たいので抜いた。
高額カードが足りない人ならこのあたりを追加しておいてもよい。

お手軽別ルートでは、

水銀の精霊》だけだったり、
船砕きの怪物》だけだったり。

どっちもこれとビビ+なんらかのアクションで完結する。
水銀の精霊》ならそこからのフィニッシュ手段やドロー系の何かから繋げれば終わり。
船砕きの怪物》なら0マナアーティファクトを入れ替えているだけでビビで無限ダメージ。

また、
一発撃つだけで3回誘発する《呪文ねじり》は面白いけれども、
重たいので抜いてしまっても良いかも。
精神の願望》のほうはこれ撃てたらほぼ勝てるので入れておこう。

好奇心
知恵の蛇の眼
二人組の見張り番

は鬼のようなドローソース。
0マナアーティファクトをプレイするだけでEDHならば3ドロー。
ここから動き出すとかなりの勢いでドローが可能。
そのまま倒せなかったとしても、
得たアドバンテージだけで相当に有利になる。

間違いなく「見たら焼け」状態になるので、
もしビビが対戦相手側だったらこの状態になる前に対処したいところ。
青は説明不要のピッチスペルがいくつもあり、
赤には《偏向はたき/Deflecting Swat》がある。
ドローされればされるほどビビ側は対応力が増してくるので、
好奇心/Curiosity》系は本当に危ない。
使っている側では「張ったら勝ちかな」と思うくらい強い。

他ルートだと、

好奇心》(またはそれに相当するカード)
死の国からの脱出/Underworld Breach
ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond

からの《タッサの神託者》なんてルートもある。

好奇心/Curiosity》系のカードがビビについている状態で、
死の国からの脱出》と《ライオンの瞳のダイアモンド》があると、
ライオンの瞳のダイアモンド》をプレイしてビビが誘発して各対戦相手に1ダメージ投げつけてから3枚ドロー。
ライオンの瞳のダイアモンド》を生け贄でマナ出してさっきの引いた3枚全て追放して、
死の国からの脱出》で《ライオンの瞳のダイアモンド》の繰り返しで、
途中何かスペルを唱えても構わない。
なにせ《ライオンの瞳のダイアモンド》のおかげでマナがあるので。
最終的にライブラリーを枯らして《タッサの神託者》までつながればOKというルート。
途中で《タッサの神託者》を引いても《死の国からの脱出》で追放さえしなければ勝てる。

また、瞬間の味わい》はかなりこのビビのデッキでは光る1枚。
アンタップは出来ないが、ビビの能力はタップを必要としないため、
この軽い追加ターン呪文が相当に使える。
6マナ出して《瞬間の味わい》+3マナ範囲の呪文を唱えて、
追加ターンでドローステップ+ビビのマナでさらに動く、と出来るのはかなり大きい。

実際に戦ってみて思ったのは、
(このリスト以外にもいくつも試してみたカードが多いのでその経験も含め)

・思った以上に危ないジェネラルだと思われ過ぎていてとにかく狙われる。
・単体除去をカウンターしきれないで再度追加のマナを払って出してもやっぱり狙われる。
・7マナまではギリギリ再度プレイもいけるがそれ以上になると最早負け確に近い。
・動き出して派手に動くはいいが、決めきれない事もままある。
・たまに一人くらい殴り倒している。
・対戦相手がビビを警戒しすぎているためか、
ビビが場にいない=普通の対戦
ビビが出る=ビビをどう倒すか(ビビのプレイヤーをどう倒すか)
という空気にばかりなる。
・デッキの内容も動きもなんとなくニヴミゼットシリーズに似てくる。

(《火想者ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, the Firemind》や《パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun》)

強ジェネラルのさだめとも言えなくもない。
とはいえ、健全とも言える範囲かな。
個人的にはカラーマーカーにしかならない共闘ジェネラルのほうが100倍害悪だと思うので。

ビビは動き出したらかなり強いのは間違いないが、
誰も止められないというほどでもない。
1枚のバウンス呪文、除去呪文で簡単に止まりやすく、
ジェネラルありきで構築されるので、どうしても単体除去を連打されると、
その後の復帰は難しめになる。
そこを突かれて他のジェネラルに蹂躙・・・というのはよくある。

というより、
速度のあるジェネラルの出鼻をくじくと、
その下家にいるプレイヤーが勝つというのはEDHのお約束だ。
ビビはそれになりがちだなというのは使っていて感じた。

同色であるニヴミゼットシリーズだと、
デッキのジェネラル着地が遅いため、
どうしても動きがコントロール寄りになるおかげか、
そういうケースが少なく安定しやすい感じはある。

このあたりのジレンマはどうしようもないという感じはある。
・3マナと軽め
・とんでもない数のマナを出す
・フィニッシャーにもなる
・そもそも色が弱くない

と揃っていたら狙われて当然のジェネラル。

本当はこのデッキをFFの発売日直後にアップ予定だったが、
遅れに遅れてしまい今頃になってしまった。
ひとまず誰かの参考になれば幸い。

ではまた。

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