EDHデッキ紹介その46(Sliver Queen/スリヴァーの女王)
先日のGP名古屋でお客様より、
「プレインズウォーカーだらけのEDHデッキは今どうなっていますか?」
とのお声をいただいたので、
現在のプレインズウォーカーEDHデッキのをここに紹介。
この強いとはとても思えないデッキは、
どういうわけかは知らないが、
多くの方から好まれる人気がある。
ハマらないと強くないデッキだが、
プレインズウォーカーをいっぱい置いて順番に使っているのはとても楽しい。
ジェネラルも以前と変わらずで、
《スリヴァーの女王/Sliver Queen》
がメイン。

《Sliver Queen/スリヴァーの女王》
コスト:白青黒赤緑
伝説のクリーチャー スリヴァー(Sliver)
(2):無色の1/1のスリヴァー(Sliver)・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
7/7
レア
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他のものを使う事もあったが、大半はこの女王様。
やっぱり5マナで7/7、そしてトークンを出せるという能力はかなり強い。
《大祖始/Progenitus》も強いのだが、
どうしても10マナは重い。
《スリヴァーの女王》であれば、
ジェネラルダメージを狙えるだけでなく、
能力で出したスリヴァー・トークンがプレインズウォーカーの能力とからむ場合もある。
そうなると場の制圧力がかなり高くなり、
飛行クリーチャー以外はほとんど怖いもの知らずとなる。
デッキは以下。
ジェネラル:《スリヴァーの女王/Sliver Queen》
クリーチャー0枚
インスタント0枚
ソーサリー13枚
《Timetwister》
《時間のねじれ/Time Warp》
《時間操作/Temporal Manipulation》
《荊州占拠/Capture of Jingzhou》
《永劫での歩み/Walk the Aeons》
《時間の伸長/Time Stretch》
《時のらせん/Time Spiral》
《悪魔の教示者/Demonic Tutor》
《Wheel of Fortune》
《呪文ねじり/Spelltwine》
《時間の熟達/Temporal Mastery》
《瞬間の味わい/Savor the Moment》
《Eureka》
エンチャント2枚
《全知/Omniscience》
《倍増の季節/Doubling Season》
アーティファクト17枚
《Mana Crypt》
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
《金属モックス/Chome Mox》
《オパールのモックス/Mox Opal》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《ラクドスの印鑑/Rakdos Signet》
《ゴルガリの印鑑/Golgari Signet》
《セレズニアの印鑑/Selesnya Signet》
《オルゾフの印鑑/Orzhov Signet》
《ボロスの印鑑/Boros Signet》
《グルールの印鑑/Gruul Signet》
《ディミーアの印鑑/Dimir Signet》
《シミックの印鑑/Simic Signet》
《イゼットの印鑑/Izzet Signet》
《アゾリウスの印鑑/Azorius Signet》
プレインズウォーカー33枚
《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane》
《復讐のアジャニ/Ajani Vengeant》
《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth Knight-Errant》
《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》
《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》
《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》
《精神を刻む者、ジェイス/Jace the Mind Sculptor》
《記憶の熟達者、ジェイス/Jace, Memory Adept》
《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》
《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》
《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》
《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage》
《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess》
《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
《闇の領域のリリアナ/Liliana of the Dark Realms》
《ソリン・マルコフ/Sorin Markov》
《イニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistrad》
《燃え立つチャンドラ/Chandra Ablaze》
《炬火のチャンドラ/Chandra, the Firebrand》
《紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster》
《槌のコス/Koth of the Hammer》
《野生語りのガラク/Garruk WildSpeaker》
《原初の狩人、ガラク/Garruk, Primal Hunter》
《サルカン・ヴォル/Sarkan Vol》
《狂乱のサルカン/Sarkan the Mad》
《滞留者ヴェンセール/Venser,the Sojourner》
《プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Planeswalker》
《英雄の導師、アジャニ/Ajani, Mentor of Heroes》
《ラル・ザレック/Ral Zarek》
《歓楽者ゼナゴス/Xenagos, the Reveler》
《悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver》
《荒ぶる波濤、キオーラ/Kiora, the Crashing Wave》
《解放された者、カーン/Karn Liberated》
土地34枚
《Tundra》
《Savannah》
《Plateau》
《Scrubland》
《Underground Sea》
《Volcanic Island》
《Tropical Island》
《Badlands》
《Bayou》
《Taiga》
《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
《湿った墓/Watery Grave》
《血の墓所/Blood Crypt》
《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
《寺院の庭/Temple Garden》
《神無き祭殿/Godless Shrine》
《草むした墓/Overgrown Tomb》
《繁殖池/Breeding Pool》
《蒸気孔/Steam Vents》
《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
《霧深い雨林/Misty Rainforest》
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《汚染された三角州/Polluted Delta》
《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
《乾燥台地/Arid Mesa》
《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
《反射池/Reflecting Pool》
《統率の塔/Command Tower》
1《森/Forest》
3《島/Island》
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以前との大きな変更点は、
・インスタントが一切無くなった。
・ソーサリーを増やした。
・クビになったプレインズウォーカーがいる。
の3つ。
クビになったプレインズウォーカーは
《群れの統率者アジャニ/Ajani, Caller of the Pride》
《ドムリ・ラーデ/Domri Rade》
《チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar》
《正義の勇者ギデオン/Gideon, Champion of Justice》
《エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel》
《悪鬼の血脈、ティボルト/Tibalt, the Fiend-Blooded》
《見えざる者、ヴラスカ/Vraska the Unseen》
の7人。
もともと採用されていないものが、
《情け知らずのガラク/Garruk Relentless》
《獣の統率者、ガラク/Garruk, Caller of Beasts》
《ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane》
の3人。
プレインズウォーカーはニクスへの旅が発売した時点で総勢43名。
昨今のアイドルグループのように、
メインを張れるメンバーと、
そうでないメンバーに別れるほどの数である。
ただでさえインスタントを0枚にしているので、
戦力外のメンバーはデッキからはサヨナラしていただくしかない。
なお、どこぞのアイドルグループと違って、
センターが変わる事だけはない。
センターは常に《精神を刻む者、ジェイス》だ。
知っての通り、プレインズウォーカーはコストが重いカードばかり。
仮にプレインズウォーカーがどんなに無駄カードでも全部入れたとしたら、
プレインズウォーカーで43枚。
その場合最低でも土地36枚は必要として、
合計で79枚。
残りの枠をこのデッキの構成のアーティファクト17枚にしたら96枚なので、
残りの枠はたった3枚。
どうみても5マナの追加ターン3種を採用したら99枚。
こんなマヌケな構成にして戦えるわけがない。
デッキリストを書くのは楽だ。
・5マナ追加ターン3種
・印鑑10種
・印鑑以外の強いアーティファクト7種
・プレインズウォーカー43種
・デュアルランド10種
・ギルドランド10種
・フェッチランド10種
・それ以外の土地6枚
これで終わりなのだから。
さて、戦力外通告されたメンバーの理由を書くよりも、
面白い1枚に注目してもらいたい。
その1枚とは下記のカードだ。

《Eureka》
コスト:2緑緑
ソーサリー
あなたから始めて、
各プレイヤーは自分手札にあるパーマネント・カード1枚を戦場に出してもよい。
この手順を誰も戦場にカードを出さなくなるまで続ける。
レア
これである。
読んだだけで気付いた事だろう。
プレインズウォーカー出し放題である。
先に書いておくと、
《超起源/Hypergenesis》
《実物提示教育/Show and Tell》
の2枚ではこれが出来ない。
何故ならこの2枚は
「アーティファクト・カードかクリーチャー・カードかエンチャント・カードか土地カードを」
という記述だ。
この《Eureka》はそんな不器用な事は書いていない。
プレインズウォーカーを含む“パーマネントカード”という記述だ。
手札からどんな重いプレインズウォーカーだろうと出し放題である。
3~4ターン目に撃って《プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス》だろうが、
《解放された者、カーン》だろうが着地してくれる。
このデッキの最大のロマン砲は
《全知》からの《倍増の季節》、
そして大量のプレインズウォーカーという楽しい技だが、
そこにさらなるロマン砲として、この《Eureka》である。
《Eureka》の良いところはその呪文コストと能力にある。
《Eureka》は4マナ
《全知》は10マナ
と大きく差が開いている。
《Eureka》は単発でやりたい放題&他人もやりたい放題、
《全知》はずっと自分だけやりたい放題+呪文もやりたい放題、
違いはあれど、6マナの差は大きい。
さらには、
《Eureka》で《全知》を出してしまう事も出来るので、
相性も良いという事になる。
ある程度序盤に撃てた場合を想定してみよう。
手札7枚スタートの2ターン目セットランドから印鑑プレイ。
3ターン目にセットランドから《Eureka》を撃った場合、
残りの自分の手札は5枚。
他人もパーマネントを出してくるリスクはあれど、
プレインズウォーカーを出し放題の状況としては面白い。
対戦相手にエルフデッキやゴブリンデッキでもいたら危ないが、
全プレイヤーの全手札のカードがパーマネントカードだという事は、
滅多な事では起きないだろう。
となれば、プレインズウォーカーを数枚置ける事はとても強い。
なにせデッキがデッキなのだ。
インスタント0。
勝ち手段はプレインズウォーカーか《スリヴァーの女王》のみ。
他人のターンに出来る事などほとんどない。
開き直って《Eureka》するほうが面白い。
また、コストはかかるが、
追加ターン呪文→《Eureka》→プレインズウォーカー並べまくり
という動きも狙える事が面白い。
7ドロー呪文の先に《Eureka》があった場合などは、
全員から何が飛んでくるかわかったものではないが、
ロマン砲として撃たない理由もないだろう。
楽しんでこそMTG、笑ってこそEDHである。
レッツプレイ《Eureka》。
さて、次はもう少し戦えるプレインズウォーカーデッキを作ってみたい。
ではまた。








