ドラフトのコツ
最近あんまりプレイされない遊び方、ドラフト。
または地方によってしか盛り上がらない遊び方、ドラフト。
ドラフトは本来、MTGの遊び方としては最高級の面白さを誇る遊び方。
この遊び方のおける1つのコツでもあり、
強くなる方法の1個でもある。
知ってるよ、という人には何も意味の無いお話。
本当にとてもシンプル。
MTG歴が四半世紀を超えている店主は、
これを結構な人に教えてきたのだが、
何故か9割以上の人がこれが出来ない。
何かと言うと、
「ドラフトでデッキを作る時に、
デッキに採用すると決めたカードからスリーブに入れろ。」
ただこれだけ。
聞いたら
「なんだそんな事かよ。」
と言われそうな単純なお話。
けれども出来る人が全然いない。
ドラフトのカードというのは、
3パック使って最大で45枚のカードが手元に残る。
(パックによって中の枚数が違う事があるからあえて最大45枚という言い方)
んで、
デッキは基本40枚。
だいたい土地16~18枚くらいだ。
つまり22~24枚くらいが取ったカードを採用という事。
言い方を変えれば取ったカードの半分くらいは使わない。
ドラフトというのは当然ながら、
最初の1~3順目あたりに取ったカードが強いのが普通。
3パックやれば最大9枚くらいの1~3順の間にとった強いカードがある。
途中で色変更したのなら仕方無いが、
そうでないのならこの9枚はだいたい採用側のカードのはず。
そこからさっさとデッキを確定させていけばいいのだ。
ここから先は消去法。
土地が仮に17枚としておこう。
呪文と生物が23枚必要という事だ。
そのうち、前述の9枚が確定したのなら、
残り14枚を選び出せばいいという事になる。
45枚のカードから9枚は既に選び出されている。
残りは36枚から14枚を選び出せという事になる。
ここでさらに考えてみよう。
4~6順目あたりに取ったカードも中堅どころの強さがある。
これもだいたい9枚前後のカードになる。
全部採用とまでは行かなくても、
採用率はそれなりの高さになるはずだ。
最初の9枚+ここで6枚~8採用だったとしても、
最低15枚程度が確定する。
この15枚程度をさっさとスリーブに入れれば良い。
で、これがそんなに難しいか?
と言われるとそんな事はない。
とったカード全てがデッキの色やコンセプトに合っているなんて事はまず無いからだ。
明らかに不要なカードは即座にわかる。
あくまでおおむねではあるが、
11~15順目あたりに回ってくるカードに強いカードなんてまず無い。
そのあたりでとったカードはもう色がズレていたり、
ドラフトで採用されない弱いカード達というのが定番だ。
と、ここまで書いたところで、
「なんでスリーブに入れんだ?」
という話の理屈も書いておこう。
「スリーブに入れたカード=デッキコンセプトの根幹」
として認識しやすくなり、
残りのカードの選定は、
・デッキのバランス調整
・コンセプトの特化
といった事に集約されていく。
この際に限られた時間で構築するわけだから、
その限られた時間には余裕があったほうが良い。
そのためにさっさとスリーブに入れて完成に近づけたほうが良い。
だいたい
「俺様のこのデッキ、リミテ最強だぜ!」
なんて言えるデッキを組める事なんて滅多にない。
思った通りのデッキが組める事はほとんどないのだから、
失敗のほうが前提だと思うくらいでいい。
それゆえに反省点がわかるようにさっさとコンセプトを確定させ、
余った時間でのんびりと悩んでみるのが一番。
ついでに土地についても同じだ。
仮に黒緑のデッキを組んだとして、
土地比率が
沼3枚:森14枚
なんて事にはなりにくい。
こんな比率だったら
「緑単タッチ黒じゃねえか!」
という話だ。
平常で考えられる範囲で言えば、
沼:5枚
森:5枚
までは採用されるはず。
残りは黒と緑のバランスで決まるのはわかる。
つまりはこの確定してるだろうと思われる10枚も
スリーブに入れてしまえばいい。
こうやって確定枠を埋めていく事で、
デッキを素早く構築する事は案外と実力の向上に繋がっていく。
こうやってスリーブに入れるという作業を並行するだけで、
メイン:15枚
土地:10枚
が確定したのなら、
残りは
メイン:あと7~9枚
土地:あと6~8枚
のあと合計15枚というところまで来る。
40枚全部を悩んだりするよりかなり効率が良い。
本当にこれだけ。
これだけをやるだけで強くなるための速度は実は格段に上がる。
経験のための時間短縮はとても重要。
さっさとデッキを組み、
さっさと思考出来る時間を増やし、
時にそれで失敗に気づいて直す。
「ドラフトは決断力が命。
失敗は次のドラフトに活かせ。」
これを忘れない姿勢であれば少しずつ必ず強くなっていく。
というわけで、
ドラフトをやるときにその決断力を作るために、
まずは「さっさとスリーブに入れる。」と心がけてみよう。
ではまた。








