時には昔の話をその2

この記事は2021年1月23日にnoteで掲載された記事をこらむに移行したものです。

これを読んでいる方がまずやった事がないであろうMTGの遊び方。

アーティスト限定構築。

昔、これをやった事がある。もう何年も前のお話。

その当時の友人達に提案してみたら、
何故かみんな乗ってくれた。
が、
さすがに難しかった。

「基本土地まで統一するのは無理だろ!」

という話になり、

「じゃあ、みんな基本土地以外は特定アーティスト限定でデッキ組もう。
別に制限設けないから好きにしていいよ。
俺だけハンデで基本土地も特定アーティストで組むよ。」

という事に。
たしか1枚制限カードや禁止は設けなかった。
(アンティに関するカードだけ禁止。)
というより設ける必要が無かった。
仮にDan Frazierさんを選んでも、
モックスを大量に持っている人などいなかったから。
(ちなみに今組んだら制限無しDan Frazier限定デッキは相当強い。)
アーティスト限定かつ大昔とあらば、コンボもプレインズウォーカーも無い。
みんなそれぞれ好きなアーティスト選ぶか、
持っているカードから一番デッキになりそうな絵師を選ぶしかない。

Douglas Shuler

もちろん自分は《セラの天使/Serra Angel》を使うために、
アーティストはDouglas Shulerさんを選択。

セラの天使》の作者であるDouglas Shulerさんは結構すごい。
なんと全種の基本土地を描いている。

・《森/Forest》テンペスト
・《島/Island》第6版、ミラージュ
・《山/Mountain》α~第4版
・《平地/Plains》第6版、ポータル1
・《沼/Swamp》第6版、アイス・エイジ
・《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》アイス・エイジ

とあるので頑張ればどんな色でも行ける。
平地》描いていなかったら別の絵師を選ぶしか無かったので助かった。

そして、《セラの天使》以外にエース級がいる。

・《トリスケリオン/Triskelion
・《惑乱の死霊/Hypnotic Specter


の2つだ。
特に《トリスケリオン》は重たいとはいえ、
どの色でも使えるのは大きい。
指定コストの事は考えずに白黒選択。
あと、色さえ合えば馬鹿に出来ない生物。

・《北の聖騎士/Northern Paladin
・《南の聖騎士/Southern Paladin


の2種。
4マナ3/3で能力持ちなので、それなりに使える南北の聖騎士殿。

デッキレシピ

-クリーチャー21枚-
4セラの天使/Serra Angel
4惑乱の死霊/Hypnotic Specter
4《ベナリアの勇士/Benalish Hero
3《ダブナントの射手/D’Avenant Archer
2北の聖騎士/Northern Paladin
2南の聖騎士/Southern Paladin
2トリスケリオン/Triskelion

-インスタント2枚-
2《影封じ/Shadowbane

-ソーサリー6枚-
3《精神腐敗/Mind Rot
2《生命吸収/Drain Life
1《悪魔の教示者/Demonic Tutor

-エンチャント6枚-
2《土牢/Oubliette
2《衰弱/Weakness
2《邪悪なる力/Unholy Strength

-アーティファクト2枚-
2《氷の干渉器/Icy Manipulator
1《Ring of Renewal

-土地22枚-
11《平地/Plains
11《沼/Swamp

-サイドボード15枚-
2北の聖騎士/Northern Paladin
2南の聖騎士/Southern Paladin
2《影封じ/Shadowbane
2《白の防御円/Circle of Protection: White
2《衰弱/Weakness
4《死者の代弁者/Death Speakers
1《精神腐敗/Mind Rot

一応攻め手と除去がしっかりとあるものの、
白白の指定コストと黒黒の指定コストが、
マナアーティファクトも特殊土地も無しで同居。
加えて、《生命吸収》や南と北の聖騎士の起動コスト、
色々なところで指定コストだらけ。
なんというバランスの悪いデッキ。
ただの紙束と呼ばれそうな弱いデッキだ。
うん、今思い返すと、
よくこんな事やろうと思ったなとしか思えない。
そして皆よく乗ってくれたなと。

沢山のカードが出た今ならともかく、
第6版が最新の基本セットだった時代で、
こんなわけのわからん企画をするのは正気の沙汰とは思えない。

でも10人以上がこれに乗ってくれたというのだから驚き。
しっかりとトーナメントをやった。
みんなデッキバランス悪くて面白かった。

大会結果

決勝は

Douglas Shuler VS Mark Tedin

Mark Tedinは
ネビニラルの円盤/Nevinyrral’s Disk
魔力の櫃/Mana Vault
火の玉/Fireball

をデッキに入れられる強い絵師。
さすが、勝ち上がってくるだけの事はある。

最終的には《惑乱の死霊》が強くて勝利。
セラの天使》も強かったけれども、
やっぱりコストが低くて手札も破壊する死霊さんは強かった。

最後に

今、こういう遊びをやったらもっと選択肢があって面白そう。
友人間でこんな遊びをやってみるのも一興かもしれない。
ちなみに今まで見た一番気合の入っている人では、
大人気画家Rebecca Guay限定のEDHデッキを作っている人を見た事がある。
ジェネラルは《聖なる報復者アズマイラ/Asmira, Holy Avenger》だった。
Rebecca Guayさんも実は全基本土地を描いている。
やろうと思えばどの色も選択可能だが、
伝説の生物は白、緑、白緑の3つからしか選べない。
ついでに調べてみたが、
Douglas Shuler限定EDHだと赤単しか組めない。
ジェネラルは
・《Joven
・《Chandler

この2種から選べるが、
選択肢と言えるほどのものでもない。
そしてライブラリーの80枚くらい《》になる。
さすがにこれは戦えない。
いつか白含めで組める日が来る日を待とう。

ではまた。

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