EDHデッキ紹介その41(Child of Alara/アラーラの子)

今回のデッキは自作のものではなく、
EDHデッキ紹介その8(Kemba, Kha Regent/王の摂政、ケンバ)
で、とても漢らしいデッキを作った七式のデッキ。
以前にケンバのデッキを紹介した時は、
「EDHでこの構成はかっこいい。」
「自分もやってみたくなった。」
「漢らしい。」
という感想をいただいた。

今回もそんな彼が、
漢らしさを見せてくれるデッキを作ってくれたので、
Cardshop Serraのこらむでご紹介。


アラーラの子/Child of Alara
コスト:白青黒赤緑
伝説のクリーチャー アバター(Avatar)
トランプル
アラーラの子が死亡したとき、
すべての土地でないパーマネントを破壊する。
それらは再生できない。
6/6
神話レア

リセット内蔵の5色生物。
5マナで6/6だと4回殴らないとジェネラルダメージ21点以上に到達しないので、
少々物足りない感はあるものの、
そもそもパワーの数値よりもリセット能力に期待されているカード。

注意点が1つ。
戦場から墓地に行く際に、
ジェネラル領域に置いた場合はリセット能力が誘発しない。
これは、
「ジェネラルがいずれかの領域から墓地または追放領域に置かれる場合、
そのオーナーは代わりにジェネラルをジェネラル領域に置くことを選んでもよい。
これは置換効果である。」
というルールのため、
「墓地に置きます。」
と宣言し、ジェネラル領域に置かない事を選び、墓地に置かないと、
リセット能力が誘発しない。
とても融通が効かない子である。

デッキは以下。

ジェネラル:
アラーラの子/Child of Alara

クリーチャー32枚
飢餓の声、ヴォリンクレックス/Vorinclex, Voice of Hunger
ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
貴族の教主/Noble Hierarch
アヴァシンの巡礼者/Avacyn’s Pilgrim
極楽鳥/Birds of Paradise
ボリアルのドルイド/Boreal Druid
東屋のエルフ/Arbor Elf
ジェイスの文書管理人/Jace’s Archivist
エルフの神秘家/Elvish Mystic
見えざる者の生き残り/Survivor of the Unseen
とぐろ巻きの巫女/Coiling Oracle
森滅ぼしの最長老/Woodfall Primus
クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage
粗石の魔道士/Trinket Mage
激情の共感者/Fierce Empath
アカデミーの学長/Academy Rector
ルーン傷の悪魔/Rune-Scarred Demon
ウッド・エルフ/Wood Elves
ヤヴィマヤのドライアド/Yavimaya Dryad
森林の始源体/Sylvan Primordial
真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth
鋸歯のアビ/Sawtooth Loon
熟考漂い/Mulldrifter
研究室の偏執狂/Laboratory Maniac
金粉のドレイク/Gilded Drake
修復の天使/Restoration Angel
永遠の証人/Eternal Witness
映し身人形/Duplicant
造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant
吸収するウェルク/Draining Whelk
神秘の蛇/Mystic Snake
エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage

インスタント0枚

ソーサリー1枚
原初のうねり/Primal Surge

エンチャント11枚
動く死体/Animate Dead
ネクロマンシー/Necromancy
忘却の輪/Oblivion Ring
苦行主義/Asceticism
静寂の命令/Decree of Silence
全知/Omniscience
拘留の宝球/Detention Sphere
森の知恵/Sylvan Library
Copy Artifact
精神力/Mind Over Matter
適者生存/Survival of the Fittest

アーティファクト14枚
出産の殻/Birthing Pod
寺院の鐘/Temple Bell
通電式キー/Voltaic Key
師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
三つの願いの指輪/Ring of Three Wishes
金粉の水蓮/Gilded Lotus
彩色の灯籠/Chromatic Lantern
厳かなモノリス/Grim Monolith
友なる石/Fellwar Stone
魔力の櫃/Mana Vault
太陽の指輪/Sol Ring
モックス・ダイアモンド/Mox Diamond
金属モックス/Chrome Mox
Mana Crypt

プレインズウォーカー6枚
求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker
歓楽者ゼナゴス/Xenagos, the Reveler
精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor
ラル・ザレック/Ral Zarek
野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker
リリアナ・ヴェス/Liliana Vess

土地35枚
統率の塔/Command Tower
高級市場/High Market
嘆きの井戸、未練/Miren, the Moaning Well
古えの墳墓/Ancient Tomb
すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All
孤立した礼拝堂/Isolated Chapel
硫黄の滝/Sulfur Falls
森林の墓地/Woodland Cemetery
断崖の避難所/Clifftop Retreat
内陸の湾港/Hinterland Harbor
氷河の城砦/Glacial Fortress
水没した地下墓地/Drowned Catacomb
竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit
根縛りの岩山/Rootbound Crag
陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove
聖なる鋳造所/Sacred Foundry
湿った墓/Watery Grave
草むした墓/Overgrown Tomb
寺院の庭/Temple Garden
踏み鳴らされる地/Stomping Ground
蒸気孔/Steam Vents
神無き祭殿/Godless Shrine
神聖なる泉/Hallowed Fountain
血の墓所/Blood Crypt
繁殖池/Breeding Pool
Tundra
Underground Sea
Badlands
Taiga
Savannah
Scrubland
Bayou
Tropical Island
Volcanic Island
Plateau


——————————–
おわかりだろうか。
デッキレシピだけさらっと流して見るだけでは、
デッキの漢らしさはわからないかもしれない。

このデッキは呪文カードが1枚だけである。
原初のうねり/Primal Surge
のみ。
このカードの効果は、

原初のうねり/Primal Surge
コスト:8緑緑
ソーサリー
あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する。
それがパーマネント・カードである場合、
あなたはそれを戦場に出してもよい。そうした場合、この手順を繰り返す。
神話レア

という効果だ。
もうおわかりだろう。
この呪文さえ撃てば、ライブラリーをひっくり返して
「全部場に出ます。」
と言えばいいのである。

そして、
研究室の偏執狂/Laboratory Maniac
寺院の鐘/Temple Bell》(もしくは《熟考漂い/Mulldrifter》の出た時の能力)
の2枚で勝利。
寺院の鐘》起動に対応して、
研究室の偏執狂》を除去しようとした場合は
精神力》で《寺院の鐘》をアンタップ&再起動でOK。
仮に、《研究室の偏執狂》が墓地にあっても、
動く死体/Animate Dead》か《ネクロマンシー/Necromancy》で問題解決。
手札に《研究室の偏執狂》があった場合でも、
原初のうねり》で《全知》や全ての土地が出るので、
普通にプレイすれば良い。
一応《苦行主義》があるので、
滅多に除去される事は無いのだが。

まちがって
原初のうねり》を撃つ前に
研究室の偏執狂》が追放された場合は、
お約束の
精神力》+《寺院の鐘》コンボで勝てば良い。
どちらも潰されるような状況は滅多に無いはずだ。
もっともこのデッキは、
一度ネタバレすると
「《原初のうねり/Primal Surge》をどうやって撃たせないか」
という事にのみ対戦相手が気を配るため、
カウンターを持っている相手などは、
きっちり常にカウンターを握り続ける事もしばしば。
この場合、《すべてを護るもの、母聖樹》頼りになってしまう。
このあたりは一撃必殺狙いの宿命と言えば宿命。

ネタバレの弱点をともかくとして、
それ以外に弱点はもう2つ。
それは決定的にインスタントが少ないという事。
正確な言い方ではインスタント呪文は0。
インスタントで動けるカードが少ないという事。
相手への対応力にどうしてもマナがかかってしまったり、
完全に無防備であったりと、
どうしても防御力に不安がある。
かといってエルフデッキのような爆発的な速度は無いので、
ここはとても厳しい。
いわゆるガチデッキ相手では勝ち目が薄い。

それ以外の弱点はシンプル。
それは、
月の大魔術師/Magus of the Moon
血染めの月/Blood Moon
破滅/Ruination
をはじめとする、基本地形以外のいじめるカード群。
とくに《血染めの月/Blood Moon》を置かれて剥がせない場合は、
手札をカーネルサンダースに預けて、
チキンでも食べているといい。

特化したデッキは総じて決定的な弱点が付き物なので、
こういった弱点は「気にしない」or「諦める」べきであり、
気にしていたらデッキは作れない。
弱点はともあれ、
原初のうねり》撃ったらライブラリーをひっくり返して、
「全部出ます」
の一言のシンプルさは非常に面白い。
デッキの構成も柔軟性があり、飽きにくい構成になっている。
自分もこのデッキを借りて使ったことがあるが、
とても楽しくいいデッキだった。
このデッキリストを見た方で、
このデッキに漢を感じたなら、是非とも使っていただきたい。

ではまた。

ブログに戻る