せらの店主のこれだけは持っとけ!#4(アラビアンナイト編)
#3までがカードセットとしては同じ内容なので、
実際にはある意味でこれが#2のような感じ。
店主の大好きなセット、アラビアンナイト。
●アラビアンナイト(1993年12月17日発売)
最初期のエキスパンションだけあって、
ハードルの高いものが並んでしまう。
その中の4大カードと言えばまずはこの4つ。
《Library of Alexandria》
《Juzam Djinn》
《Bazaar of Baghdad》
《City in a Bottle》
これらもエンドコンテンツ側。
この中で1つだけしっかりカード効果を紹介しておきたいのが、
《City in a Bottle》というカード。

《City in a Bottle》
コスト:2
アーティファクト
もともとArabian Nightsエキスパンションにて印刷された名前のトークンでない他のパーマネントが1つ以上戦場にあるたび、
それらのコントローラーはそれぞれそれらを生け贄に捧げる。
プレイヤーは、もともとArabian Nightsエキスパンションにて印刷された名前の呪文を唱えたり土地をプレイしたりできない。
アンコモン2
元のテキストと若干の変更がされていて、
わかりやすく説明をすると、
「アラビアンナイトに収録されているカード名と同じカードはトークン以外全て生け贄。
プレイヤーはそれらをプレイする事も出来ない。」
ということ。
絵柄が変わっていようと再録されたカード達含めて、
最初にアラビアンナイトで作られたカードは全部封殺するぞ、というカード。
例えば《砂漠/Desert》はタイムシフト版であろうと、
場にあったら全部生け贄で、セットも出来ない。
乱暴に言うと、
「これ、思ったより強え」
という事。
EDH用だと思うなら《Bazaar of Baghdad》1枚だけというのもアリ。

《Bazaar of Baghdad》
土地
(T):カードを2枚引き、その後カードを3枚捨てる。
アンコモン3
このカードは唯一無二の最高に面白いカード。
《Bazaar of Baghdad》の良さは他にもあり、
「これ4枚だけでいいから買い揃え、
あとは誤差範囲のお金を突っ込むとヴィンテージデビュー可能。」
という強み。
決して安いカードではないものの、
パワー9を1枚ずつ揃えるよりも余程楽という事と、
バザーデッキの多様性が近年で一気に増えている事が大きい。
ちょいと前まではバザーデッキと言えば2~3種だったのだが、
マイナーなものまで含めると10種近いところまで増えた。
今後も墓地を使えるカードや捨ててナンボのカードが出るたびに、
バザーデッキの多様性がさらに広がっていくと考えると、
「このカードは買い。」
と言って良いと思う。
このカードの良いところは挙げていくと他にもあるが、
それは希望があったら別でのんびり書くとして他のカードにも触れていこう。
前述4つ以外では
《Ifh-Biff Efreet》
《King Suleiman》
《Shahrazad》
を1枚ずつオススメしたい。

《Ifh-Biff Efreet》
コスト:2緑緑
クリーチャー イフリート(Efreet)
飛行
(緑):Ifh-Biff Efreetはすべての飛行を持つクリーチャーとすべてのプレイヤーに1点のダメージを与える。
この能力はどのプレイヤーも起動してよい。
3/3
アンコモン2
《Ifh-Biff Efreet》はオールドスクールのフィニッシャーにもなるし、
能力も唯一無二に等しい不思議な能力。
緑で4マナ3/3飛行のスペックも十分。
マナさえあれば一瞬で10点ダメージ以上も叩き出せる能力は侮れない。

《King Suleiman》
コスト:1白
クリーチャー 人間(Human)・貴族(Noble)
(T):ジン(Djinn)1つかイフリート(Efreet)1つを対象とし、それを破壊する。
1/1
アンコモン2
知らない人が多いけれども、
このカードは発音の違いでわかりにくいだけで
「ソロモン王」
だ。
MTGではSuleimanはスレイマンと訳されているが、
一般的にはソロモン。
能力も伝承にちなんだ能力で、
魔神(ジンやイフリート)を封殺する事の出来る能力持ち。
ストーリー的に見ても面白いだけでなく、
オールドスクールではサイドボードに忍ばせておく、
またはメインに1枚採用なんて事もあるカード。
倒す先は
《アーナム・ジン/Erhnam Djinn》
《Juzam Djinn》
《セレンディブのイフリート/Serendib Efreet》
の3大魔神。

《Shahrazad》
コスト:白白
ソーサリー
プレイヤーは、それぞれのライブラリーを自分のデッキとしてマジックのサブゲームをプレイする。
そのサブゲームに勝利できなかったプレイヤーはそれぞれ、自分のライフの端数を切り上げた半分を失う。
アンコモン2
過去のこらむで紹介している通り、
このカードの名は人名。
ほとんどのレギュレーションで使えないカードだが、
アラビアンナイトを語る際に最も大切な1枚と言える。
能力も決して弱いわけではなく、
2ターン目に相手のライフを半分にする可能性を持つ。
アラビアンナイトの世界観を知ったら持ちたくなる魅力たっぷりのカード。
アラビアンナイトは世界観としては面白いので、
ある意味でコンプリートセットを持ちたい感じもあるけれども、
プレイの視点で見ると必要なカードは限られている。
オールドスクールの真・純正を狙いたい人は、
《セレンディブのイフリート/Serendib Efreet》
《アーナム・ジン/Erhnam Djinn》
《密林の猿人/Kird Ape》
《真鍮の都/City of Brass》
あたりをどうぞ。
この4種は単純に4枚持っていて損無し。
オールドスクール真・純正は修羅の道。
楽しいか楽しくないかで言えば楽しい。
でも修羅の道。
お次はアンティキティ。
ではまた。








