EDHデッキ紹介その34(大渦の放浪者/Maelstrom Wanderer)
今回のデッキ紹介は《大渦の放浪者/Maelstrom Wanderer》。
お客様からのご指名ジェネラル。

《Maelstrom Wanderer / 大渦の放浪者》
コスト:5青赤緑
伝説のクリーチャー エレメンタル(Elemental)
あなたがコントロールするクリーチャーは速攻を持つ。
続唱、続唱
(あなたがこの呪文を唱えたとき、
あなたのライブラリーの一番上のカードを、
コストがより低い土地でないカードが追放されるまで追放する。
あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
追放されたカードを一番下に無作為の順番で置く。
その後、それをもう一度行う。)
7/5
プレーンチェイス2012とCommander’s Arsenalにしか存在しない、
稀有な伝説生物。
コスト8で続唱が2回ついていて、《熱情/Fever》付き。
続唱の能力のおかげで、
こいつがカウンターされようとも、
続唱の2回は誘発するので、
必ず何かしらのアドバンテージがもらえる優秀な奴。
そしてパワーが7なので3発でジェネラルダメージ21点。
速攻持ちである事も手伝って、
なかなかの強ジェネラルと言っていい。
何よりも、
「死んで再プレイでまた続唱2回」
がとてもおいしい。
対戦相手からすれば、
「再プレイされてまたアドバンテージをとられる」
となるだけに下手に倒したくない。
この部分が非常に強力である。
デッキは以下。
-クリーチャー21枚-
《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》
《花を手入れする者/Bloom Tender》
《金粉のドレイク/Gilded Drake》
《粗石の魔道士/Trinket Mage》
《クローン/Clone》
《永遠の証人/Eternal Witness》
《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
《煙束ね/Smokebraider》
《業火のタイタン/Inferno Titan》
《ソンバーワルドの賢者/Somberwald Sage》
《熟考漂い/Mulldrifter》
《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》
《鋳塊かじり/Ingot Chewer》
《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》
《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts》
《森林の始源体/Sylvan Primordial》
《氾濫の始源体/Diluvian Primordial》
《幻影の像/Phantasmal Image》
《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》
《断片無き工作員/Shardless Agent》
-インスタント5枚-
《俗世の教示者/Worldly Tutor》
《神秘の教示者/Mystical Tutor》
《渦まく知識/Brainstorm》
《自然の要求/Nature’s Claim》
《有毒の蘇生/Noxious Revival》
-ソーサリー15枚-
《知識の搾取/Knowledge Exploitation》
《意外な授かり物/Windfall》
《Wheel of Fortune》
《ジョークルホープス/Jokulhaups》
《新たな芽吹き/Regrowth》
《袖の下/Bribery》
《時間のねじれ/Time Warp》
《時間操作/Temporal Manipulation》
《荊州占拠/Capture of Jingzhou》
《永劫での歩み/Walk the Aeons》
《時のらせん/Time Spiral》
《時間の熟達/Temporal Mastery》
《壊滅/Devastation》
《露骨な窃盗/Blatant Thievery》
《Timetwister》
-エンチャント3枚-
《Copy Artifact》
《森の知恵/Sylvan Library》
《食物連鎖/Food Chain》
-アーティファクト17枚-
《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
《Mana Crypt》
《魔力の櫃/Mana Vault
《太陽の指輪/Sol Ring》
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《通電式キー/Voltaic Key》
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
《友なる石/Fellwar Stone》
《イゼットの印鑑/Izzet Signet》
《グルールの印鑑/Gruul Signet》
《シミックの印鑑/Simic Signet》
《厳かなモノリス/Grim Monolith》
《オパールのモックス/Mox Opal》
《連合の秘宝/Coalition Relic》
《スランの発電機/Thran Dynamo》
《金粉の水蓮/Gilded Lotus》
《ダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingot》
-プレインズウォーカー3枚-
《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》
《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》
-土地35枚-
《Tropical Island》
《Volcanic Island》
《Taiga》
《繁殖池/Breeding Pool》
《蒸気孔/Steam Vents》
《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
《内陸の湾港/Hinterland Harbor》
《硫黄の滝/Sulfur Falls》
《根縛りの岩山/Rootbound Crag》
《シヴの浅瀬/Shivan Reef》
《カープルーザンの森/Karplusan Forest》
《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
《溢れかえる果樹園/Flooded Grove》
《滝の断崖/Cascade Bluffs》
《統率の塔/Command Tower》
《古えの墳墓/Ancient Tomb》
《モスファイアの谷/Mossfire Valley》
《教議会の座席/Seat of the Synod》
《大焼炉/Great Furnace》
《伝承の樹/Tree of Tales》
《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
《霧深い雨林/Misty Rainforest》
《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《乾燥台地/Arid Mesa》
《汚染された三角州/Polluted Delta》
《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
2 《森/Forest》
2 《島/Island》
1 《山/Mountain》
—————————
デッキはほとんど説明不要ではなかろうか。
《大渦の放浪者》をプレイして坊主めくりをするだけ。
デッキの構成も、
「何が何でも《大渦の放浪者》をプレイしやがれ」
という構成。
《大渦の放浪者》をプレイ出来ないと、
ただのへっぽこデッキである。
《大渦の放浪者》の全員速攻能力と、
めくれたカードでアドバンテージを稼ぎ、
何が何でも殴り倒す事がメイン戦略。
ジェネラルダメージを狙うだけでなく、
結構な確率で40点削りきりも狙う。
一応、
《鏡割りのキキジキ》&《士気溢れる徴集兵》のコンボはあるが、
チューターに乏しいこの構成では、
まずそろわないと言っていい。
追加ターンカードは各種入っているものの、
まず無限ターンにはならない。
《鏡割りのキキジキ》+《永遠の証人》が決まれば無限ターンも可能。
無限ターンを狙いたい人は、
《潮吹きの暴君》、《水晶の破片》、《移ろいの門》などの戻す手段と、
《記憶の壁》や《古術師》の採用、
それから《歯と爪》や《適者生存》、《出産の殻》を追加しておけば、
比較的狙いやすくなる。
使い方の注意点としては、
続唱という能力は、
《大渦の放浪者》をプレイした瞬間にいきなりスタックに乗る。
どういう事かと言うと、
1:《大渦の放浪者》をプレイする(まだ場には出ていない状態)
2:続唱1号の坊主めくりをする。
3:めくれたカードをプレイするかどうかの選択。
4:唱えるにしても唱えないにしても続唱1号の処理を終わらせる。
5:続唱2号の坊主めくりをする。
6:めくれたカードをプレイするかどうかの選択。
7:唱えるにしても唱えないにしても続唱2号の処理を終わらせる。
8:《大渦の放浪者》がカウンターされなければ戦場に着地。
という手順を踏む。
つまり、このデッキの場合、
続唱の1号か2号で《ジョークルホープス》がめくれると、
ほとんどのパーマネントが破壊された無人の荒野に、
《大渦の放浪者》が着地して、数ターンで全員殴り倒して終了、
なんて事を狙える。
《壊滅》も7マナなので、《大渦の放浪者》の続唱で撃てる。
これも《ジョークルホープス》ほどではないが、
似たような状況を狙える。
《壊滅》でアーティファクトが壊れない事をメリットとして使える構成にもしてある。
また、
《大渦の放浪者》をプレイした時、
他に何もスタックが存在しなければ、
処理順番として
1:続唱1号
2:続唱2号
3:《大渦の放浪者》
となる。
この時のどのタイミングにもスタックをさらに積めるので、
1:続唱1号→《Wheel of Fortune》
2:《Wheel of Fortune》で引いたカードに《神秘の教示者》があった。
3:続唱2号の坊主めくり前に《神秘の教示者》
4:《神秘の教示者》で《ジョークルホープス》をライブラリーのトップに。
5:続唱2号の坊主めくりで《ジョークルホープス》がめくれる。
6:《ジョークルホープス》をプレイ。
7:最後に《大渦の放浪者》が着地。
といったプレイの仕方が可能。
《渦まく知識》や《森の知恵》でライブラリーのトップを積み込み、
特定のカードを続唱させる事も出来る。
墓地にあるカードも《有毒の蘇生》で坊主めくり一発狙いがある。
もちろん対戦相手もスタックを積めるので、
この《ジョークルホープス》や《大渦の放浪者》をカウンターしてくるかもしれないし、
《ジョークルホープス》のプレイに対して白マナを出しておいて、
《大渦の放浪者》が着地したら《流刑への道》を撃ってくるなんて事もありえる。
とはいえ、
こういった盤上ひっくり返し技とジェネラルが噛み合っていると、
非常に心強い。
《大渦の放浪者》+リセット系呪文の組み合わせは、
どんな対戦相手にも効くと言っても過言ではないので、
こちらがお好みの人は、
《燎原の火》、《破壊的な力》の2種がおすすめ。
リセット系呪文よりスピードを重視したい人は、
クリーチャーでマナの出る生物たちを多めに入れたり、
《遥か見》、《自然の知識》などの土地サーチを入れるとよい。
いろいろな人と対戦をしてみた個人的感想としては、
リセットは1~2枚はさしておいて損無しと判断したため、
今回の構成になっている。
また、説明は不要かもしれないが、
このデッキの《食物連鎖》は最重要カードと言っても差し支えがない。
《大渦の放浪者》を《食物連鎖》で消し飛ばしてマナを出し、
《大渦の放浪者》はジェネラル領域に置き、再度プレイ、
続唱2回が終わったらさらに《食物連鎖》で…とやるだけで、
《大渦の放浪者》のコストは重たくなるが、
続唱を連発してアドバンテージを稼げる。
これが成立したらほとんど負けないだろう。
《霧虚ろのグリフィン/Misthollow Griffin》
を入れておけば、
食物連鎖+《霧虚ろのグリフィン》で、
100回だろうと200回だろうと《大渦の放浪者》がプレイできる。
イコール、ライブラリーの7マナ以下の呪文はすべて撃てるという状態に。
もっとも《霧虚ろのグリフィン》はそれ以外では全然活躍しないので、
調整している際にデッキから抜いてしまった。
最後に。
青赤緑という3色は、
《二つ反射のリクー/Riku of Two Reflections》
をデッキ紹介したことがあるだけでなく、
お客様のご要望で、
《精霊の魂、アニマー/Animar, Soul of Elements》
《夢見るものインテット/Intet, the Dreamer》
も作ったことがある。
4種とも能力が特化しているだけあって、
同じ色とは思えない戦略になる。
無限コンボもいくつも仕込める色であり、
戦い方は多種多様。
上記4種のどれか1つを作ったことがある人も、
是非残りのジェネラルも使ってみてほしい。
ではまた。








