MTGへんてこデッキ紹介その2。

色々なレギュレーションのあやしいデッキを紹介。
今回のデッキはモダン。

画像にある2つのカードを使った変わったデッキ。

インスタント
4《信仰の見返り/Faith’s Reward
4《第二の日の出/Second Sunrise
2《沈黙/Silence

ソーサリー
1《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe
4《作り直し/Reshape
4《血清の幻視/Serum Visions
3《手練/Sleight of Hand

アーティファクト
4《彩色の宝球/Chromatic Sphere
4《彩色の星/Chromatic Star
4《妖術師のガラクタ/Conjurer’s Bauble
4《他所のフラスコ/Elsewhere Flask
4《睡蓮の花/Lotus Bloom
1《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb

土地
7《島/Island
1《平地/Plains
4《幽霊街/Ghost Quarter
1《神聖なる泉/Hallowed Fountain
2《霧深い雨林/Misty Rainforest
2《沸騰する小湖/Scalding Tarn

サイドボード
1《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage
1《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb
2《真髄の針/Pithing Needle
4《神聖の力線/Leyline of Sanctity
4《残響する真実/Echoing Truth
2《沈黙/Silence
1《ぶどう弾/Grapeshot

このデッキの作成依頼はコチラ
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クリーチャーは0で、
ダメージソースがたったの1枚。
「どうやって勝つの?コレ」
と疑問を持つ方も多そうなデッキだが、
これが2012年10月19日~10月21日のプロツアーで優勝というとんでもない成績を残している。

デッキの動きとしては、
1ターン目:1マナで出せるアーティファクトかソーサリーをプレイ。
睡蓮の花》があれば待機。
2ターン目:1ターン目にアーティファクト置いていて、
手札に《作り直し》があれば撃って《睡蓮の花》を持ってくる。
無い場合は1ターン目と同じく出せるものを出すか、
撃てるソーサリーをプレイ。

3ターン目:2ターン目に《睡蓮の花》を持ってきているのなら、
ここから動き出す場合もある。(動きは後述)
無い場合は1~2ターン目と同じ。
4ターン目:1ターン目に《睡蓮の花》を待機している場合は、
ここで《睡蓮の花》が出る。
睡蓮の花》がこのデッキの動きのカギとなる。
無いとかなりまわりにくい。

コンボスタートの手順はだいたい以下。
1:《信仰の見返り》か《第二の日の出》が手札にあるところからスタート。
2:《沈黙》があればを相手に撃っておく。

3:《睡蓮の花》を生け贄で3マナ出す。
幽霊街》がある場合は自分の土地を破壊してライブラリーから基本土地を持ってくる。
土地からマナを出せるだけ出す。
マナを出したら、
彩色の宝球》、《彩色の星》、《妖術師のガラクタ》、
他所のフラスコ》、《黄鉄の呪文爆弾
など、起動出来るアーティファクトを全て起動する。
ドローして引いたアーティファクトもかたっぱしからプレイして、
起動可能なものは起動しておく。
この時に3マナ(《第二の日の出》)ないしは4マナ(《信仰の見返り》)を残す。

4:動けるだけ動いたら、
第二の日の出》か《信仰の見返り》をプレイする。
呪文の効果で、
このターンに墓地に落ちた、先ほど起動したアーティファクトと、
幽霊街》と、《幽霊街》で壊した土地が戻ってくる。
作り直し》があれば撃って《睡蓮の花》を持ってくる。

5:手順3を行う。何枚ものドローが出来るので、
次の《第二の日の出》か《信仰の見返り》が高確率で来る。
6:4の手順を行う。
1発目の《第二の日の出》か《信仰の見返り》よりも多くのアーティファクトや土地が戻ってくる。
7:3~4の手順を繰り返すと、マナが余りつつ最終的にはライブラリーが0になる。

この状態になれば無限ダメージ確定。
妖術師のガラクタ》を起動して《第二の日の出》を戻して、即、《第二の日の出》を手札に入れて撃つ。
黄鉄の呪文爆弾》を対戦相手に投げてダメージを与える。
睡蓮の花》で《第二の日の出》のマナを出す。
もう1枚の《睡蓮の花》があれば赤マナを出して
黄鉄の呪文爆弾》を対戦相手に投げてダメージを与える。
妖術師のガラクタ》で《第二の日の出》を戻して、以下繰り返し。

ライブラリー0になる手前の時の《第二の日の出》か《信仰の見返り》を撃つ時だけは気をつけよう。
スタックの積み方さえ間違わなければ相手を先に倒せる。

これ以外の動きはほとんどない変わったデッキだ。
無限マナは出ても処理手段はこの手順のみ。
勝ち手段は《黄鉄の呪文爆弾》だけ。
非常に徹底している。
もっとも、やろうと思えば《妖術師のガラクタ》で呪文等を戻せばいいだけなので、
どんな勝ち手段でもだいたいは無限にまわせる。
デッキには不釣り合いだが、
道化の帽子/Jester’s Cap》や《苦々しい試練/Bitter Ordeal》を使って、
相手のライブラリーを全て追放するなんて事も可能だ。

とはいえ、
このデッキは、
虚空の力線/Leyline of the Void
神聖の力線/Leyline of Sanctity
安らかなる眠り/Rest in Peace
トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt
など、弱点をかなり持つ。
残響する真実/Echoing Truth》という対策がサイドボードに入っているものの、
一度知られてしまうと弱い部分もある。

このデッキ自身も入れているカードだが、
コンボ途中などで沈黙を撃たれるとこれまた止まる。
コンボ途中で《根絶/Extirpate》でもゲーム終了。
外科的摘出/Surgical Extraction》もきつい。
根絶》と違って、無理やりどうにかなる場合もあるが、
動きが一度止まったり、いいタイミングで《黄鉄の呪文爆弾》や《睡蓮の花》を消されるとアウト。
殺戮遊戯/Slaughter Games》や《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》のような呪文でもアウト。

このように結構な数の弱点があるので、
サイド後の戦いはとても気をつけないとならない。
プロツアーで優勝出来た背景には、
「このデッキがあるとは思っていないプレイヤーが多かった。」
という一面もあるだろう。

このデッキは、もともと《第二の日の出》だけで構築されるデッキだった。
最初の構成では、
オデッセイのアンコモンにある
スカイクラウドの卵/Skycloud Egg
サングラスの卵/Sungrass Egg
などの卵とついたマナを出すカードたちが採用されていた。
Magic2013に《信仰の見返り》が出たおかげでコンボが非常に安定するようになった。
原型はあれど、この形は出来たてのデッキ。
デッキの名前はサニー・サイド・アップ(目玉焼き)。
(由来は◯◯の卵と名のつくカード+《第二の日の出》(sun)の部分から)

マジックはこういった不思議なコンボデッキが出てくる事も魅力の1つ。
興味が湧いたら、是非このデッキをプレイしてみてほしい。

ではまた。

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