EDHデッキ紹介その27(Edric, Spymaster of Trest/トレストの密偵長、エドリック)

今回のEDHデッキ紹介は《トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest》。
このジェネラルもお客様からの要望。
統率者デッキセットが初出の伝説生物でデッキを紹介するのも、
これで4度目。

《Edric, Spymaster of Trest/トレストの密偵長、エドリック》
コスト:1緑青
伝説のクリーチャー エルフ(Elf) ならず者(Rogue)
いずれかのクリーチャーがあなたの対戦相手の1人に戦闘ダメージを与えるたび、
それのコントローラーはカードを1枚引いてもよい。
2/2

無理やりな言い方をすると、
沿岸の海賊行為/Coastal Piracy》がついているクリーチャー。
単体でも能力は生かされるものの、
数が並ぶと恐ろしいドロー能力。
エドリックの能力は対戦相手のクリーチャーにも影響するため、
リスクは十分にあるカードだが、
対戦相手が他を殴りに行ってくれる事が多い。
能力が完全にリスクというわけではない。
なお、1対1だとリスク無し。

忘れがちだが、エドリックはエルフ、ならず者なので、
これが案外と役に立つ。
クリーチャータイプも含めてとても優秀なジェネラル。

デッキは以下。

クリーチャー29枚
東屋のエルフ/Arbor Elf
ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
Fyndhorn Elves
ボリアルのドルイド/Boreal Druid
桜族の斥候/Sakura-Tribe Scout
スカイシュラウドのレインジャー/Skyshroud Ranger
ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeaker
クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger
ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote
銅角笛の斥候/Copperhorn Scout
金粉のドレイク/Gilded Drake
フェアリーの大群/Cloud of Faeries
水蓮のコブラ/Lotus Cobra
ティタニアの僧侶/Priest of Titania
瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage
永遠の証人/Eternal Witness
粗石の魔道士/Trinket Mage
花を手入れする者/Bloom Tender
スクリブのレインジャー/Scryb Ranger
奪い取り屋、サーダ・アデール/Thada Adel, Acquisitor
呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite
幻影の像/Phantasmal Image
コー追われの物あさり/Looter il-Kor
遺産のドルイド/Heritage Druid
やっかい児/Pestermite
とぐろ巻きの巫女/Coiling Oracle
樺の知識のレインジャー/Birchlore Rangers
極楽鳥/Birds of Paradise
エルフの幻想家/Elvish Visionary

インスタント17枚
サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift
輪作/Crop Rotation
有毒の蘇生/Noxious Revival
神秘の教示者/Mystical Tutor
Arcane Denial
遅延/Delay
Force of Will
誤った指図/Misdirection
水没/Submerge
呪文貫き/Spell Pierce
差し戻し/Remand
断絶/Snap
大あわての捜索/Frantic Search
記憶の欠落/Memory Lapse
自然の要求/Nature’s Claim
Mana Drain
否定の契約/Pact of Negation

ソーサリー14枚
時間のねじれ/Time Warp
時間操作/Temporal Manipulation
荊州占拠/Capture of Jingzhou
永劫での歩み/Walk the Aeons
時間の伸長/Time Stretch
時間の熟達/Temporal Mastery
明日の標/Beacom of Tomorrow
時のらせん/Time Spiral
知識の搾取/Knowledge Exploitation
悪名高き群れ/Notorious Throng
Timetwister
新たな芽吹き/Regrowth
緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith
森の占術/Sylvan Scrying

エンチャント2枚
森の知恵/Sylvan Library
気流の言葉/Words of Wind

アーティファクト5枚
太陽の指輪/Sol Ring
Mana Crypt
金属モックス/Chrome Mox
師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
稲妻のすね当て/Lightning Greaves

土地32枚
ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle
Tropical Island
繁殖池/Breeding Pool
溢れかえる岸辺/Flooded Strand
沸騰する小湖/Scalding Tarn
霧深い雨林/Misty Rainforest
樹木茂る山麓/Wooded Foothills
吹きさらしの荒野/Windswept Heath
溢れかえる果樹園/Flooded Grove
内陸の湾港/Hinterland Harbor
統率の塔/Command Tower
真鍮の都/City of Brass
古えの墳墓/Ancient Tomb
露天鉱床/Strip Mine
ペンデルヘイヴン/Pendelhaven
教議会の座席/Seat of Synod
伝承の樹/Tree of Tales
ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast
ドライアドの東屋/Dryad Arbor
魂の洞窟/Cavern of Souls
7《島/Island
5《森/Forest


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デッキは、
ムーミンこと《三日月の神》のEDHデッキと、
背教の主導者、エズーリ》のEDHデッキを足して2で割ったような構成。
無限ターンあり、無限マナありの非常にスピードあるデッキ。

無限マナは、
永遠の証人》+《断絶》+《》+《ガイアの揺籃の地》(5マナ以上出る事)
この条件のみで緑の無限マナ。
1:《ガイアの揺籃の地》から緑5つ、《》から青1つのマナを出して、断絶をプレイ。
2:《永遠の証人》を戻して、《断絶》の効果で《ガイアの揺籃の地》と《》がアンタップ。
3:残りマナは緑4つなので、《永遠の証人》をプレイして、《断絶》を回収。
4:残りマナは緑1つ。《ガイアの揺籃の地》と《》からマナを出して、《断絶》をプレイ。
以下繰り返しで緑マナが無限。
もう1枚青マナを出すランドがあれば、青マナも無限。
緑マナを1億マナほど出した後に、
断絶》でアンタップする土地を《》2枚などにすれば青が1ずつ余っていき、
1億マナほどある緑マナが減っていくというやり方。

無限ターンは、
気流の言葉》+《永遠の証人》+追加ターン呪文
というシンプルな条件。
エドリックでドロー加速出来る状況で、
これが決まれば文句なしに全員を倒しきれる。

また、無限とは違うものの、
決まればほぼ勝ちというコンボが1つ。
気流の言葉》+エドリックのドロー能力+追加ターン

気流の言葉》は、
気流の言葉/Words of Wind
コスト:2青
エンチャント
(1):このターン、次にあなたがカードを引く代わりに、
プレイヤーはそれぞれ自分がコントロールするパーマネントを1つ、オーナーの手札に戻す。

という能力であるため、
被覆を持つパーマネントであろうと、
プロテクション青を持つパーマネントであろうと手札に戻る。
対戦相手3人に各々に効果があるため、
1回の起動ごとに自分を含めて4枚のパーマネントが戻る事になる。
自分はメインフェイズで戻したカードなり他のカードをプレイしなおし、追加ターン。
追加ターンでも《気流の言葉》を何度か起動すると、
状況次第では対戦相手全てのパーマネントが戻せる事も。

Timetwister》や《時のらせん》との組み合わせも強く、
永遠の証人》でなくても十分に能力を発揮する。
師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》や《森の知恵》との組み合わせも強い。

ムーミン(《三日月の神》)のデッキとかなり違う点としては、
知識の搾取
悪名高き群れ
の2枚。
この2枚は部族ソーサリーならず者(Rogue)、徘徊コストがあるカード。
エドリック本人のクリーチャータイプがならず者(Rogue)。
さらに、
奪い取り屋、サーダ・アデール
やっかい児
コー追われの物あさり
の3枚もならず者(Rogue)。
エドリックは回避能力無しではあるが、
後者の3つは島渡り、飛行、シャドーをそれぞれ持っていて、
攻撃があっさりと通る事が多い。
この2枚の部族ソーサリーを徘徊コストで撃てる事は多い。

悪名高き群れ》は単純に追加ターンが強いだけでなく、
打点も上がっていくというメリット。
回収して撃てた場合はほぼ負けないと言っていい。
この1枚の分だけムーミンデッキよりも優秀な追加ターンカードが搭載される。
全く、ムーミンなど見た目はどうみてもならず者だと言うのに…。

知識の搾取》は、対戦相手に青がいれば、
ライブラリーから追加ターンを期待出来る。
もし無くても《時のらせん》や《Timetwister》など、ドロー系にも期待出来る。
黒なら《悪魔の教示者/Demonic Tutor》などのチューター系、
緑なら《新たな芽吹き》などの回収系
を狙えば良い。
赤と白相手には撃ってもあまり期待出来ないので、
撃たないほうが良い。
赤は良くても《Wheel of Fortune》。
白はおそらく何もない。
単体除去呪文などを相手のライブラリーから撃っても嬉しくない。

他カード候補としては、
呪文ねじり/Spelltwine
鋼の妨害/Steel Sabotage
原基の印章/Seal of Primordium
思い起こし/Call to Mind
水蓮の花びら/Lotus Petal
払拭/Dispel
喚起/Recollect
調和の中心/Concordant Crossroads
召喚士の契約/Summoner’s Pact
冷淡なセルキー/Cold-Eyed Selkie
三角エイの捕食者/Trygon Predator
ジェスの浸透者/Jhessian Infiltrator
断片無き工作員/Shardless Agent
シラナの岩礁渡り/Silhana Ledgewalker

など。
個人的には
ワイアウッドの共生虫》と
とぐろ巻きの巫女》、《エルフの幻想家》の組み合わせは悪くないので、
採用しているが、
エドリックでの攻撃を通す事とエルフ・ならず者である事から、
シラナの岩礁渡り》はお薦めの1枚。
呪文ねじり》は撃てれば強い。
対戦相手の墓地にあるカード次第。
喚起》や《思い起こし》で追加ターンカードを回収して撃つよりも、
コストが安くなる事を考えれば、
十分に採用するだけの価値はある。

デッキの弱点としては、
言うまでもなくリセット呪文に弱い。
神の怒り》系の呪文や《ジョークルホープス》のように全てを流すような呪文を食らうと、
復帰がとてもキツい。
このあたりの弱点はエズーリとほぼ同じ。
静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence》を出されると速度がガタ落ちし、
大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》を出されたらお通夜。
エドリックをカウンターされてもキツいし、
エドリックに単体除去が飛んできてもキツい。
稲妻のすね当て》くらいしか防御手段がないので、
森を護る者/Sylvan Safekeeper
大いなる玻璃紡ぎ、綺羅/Kira, Great Glass-Spinner
を入れてもいい。
単体除去への対策を考えるなら、
とぐろ巻きの巫女》、《エルフの幻想家》を抜いてこの2枚を採用。
ただし、どちらにしても全体呪文はカウンターしなければならない。
エドリックを1回潰される程度ならいいが、
2回目以降となるとコストが相当キツくなるので、
これまた勝率激減。

エズーリの場合は、エズーリを除去されても結構勝てるが、
このデッキはエドリックをきっちり除去されるととにかく弱い。
ムーミンはそういう点でも強さがケタ違いで、
アーティファクトを全部すっ飛ばされる時以外は、
だいたいどうにかなるというのが強み。
ムーミン除去されても3回目(6マナ)までなら、比較的簡単に出せるのも強み。
とはいえ、
エドリックは全体的にデッキの呪文コストが安めで、
軽快な動きとカウンターがバランス良く、
エズーリとは違ってかゆい所に手が届く事も多い。
このあたりは甲乙付けがたしと言ったところだろう。

なお、今まで作ってきたデッキを、
友人達が評価したところ、
ムーミン(《三日月の神》)《トレストの密偵長、エドリック
火想者ニヴ=ミゼット》《背教の主導者、エズーリ
艦長シッセイ》《巨大なるカーリア/Kaalia of the Vast
の6つが特に強いデッキだったという意見だった。
ムーミン、ニヴ、シッセイは
以前にこらむで紹介したものとは、
多少違うデッキ内容になっているので、
興味があるという方がいれば、
いずれこらむで。

ではまた。

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