ドラフトの基礎1

筆者がブースタードラフトを始めてから早5年か6年。
数々のエキスパンションが出て、
4ヶ月(新しいエキスパンション発売)ごとにいろんなかたちでやってきたドラフト。

8thや7thオンリーのドラフトもあれば、
エキスパンションブロックのドラフト、
果てはアンヒンジドのドラフトなんてものまで、
ありとあらゆると言えるくらいドラフト。
あけてないブースターパックはαとβとUnlimitedとアラビアンナイト。
(βのスターターなら開封した事アリ)

戦略コラムも悪くないが、
なんだかんだでドラフトをやったことのない人、
まだやりなれてない人が多いのも現実。
なので、ドラフト中級以上の方には申し訳無いが、

今回はドラフト基礎論を説いてみようかと。

ドラフトのやり方がわからんと言う人は、
まず先にコラム「ドラフト」を読んでから。

ブースタードラフトと言っても、
神河ブロック、ミラディンブロック、オンスブロック、
オデッセイブロック、インベブロック・・・・
などなど、ブロックにだけでも戦略が違うので、
一概に「こうやれ!」と言いきるのは非常に難しい。
ここではあくまでドラフトにおける基本のみ。

一部の例外を除いて、
ドラフトでライブラリアウトで勝てるという事はあまりない。
(神河ブロックだと結構可能だが)
考えればすぐわかることだが、
カード全体からして「ライブラリを削ることができる」カードは、
そこまで多い種類が存在しない。
つまり、ドラフトでは20点ライフを削りきる戦い方が普通になり、
クリーチャー戦+火力が主となる。

ドラフト慣れしていないのなら、
パックを開封した15枚を見たら、まずクリーチャーから抜いてもいい。
デメリットの無い6マナ5/5や5マナ4/4をとったり、
なんらかのメリットを持つコストの低いクリーチャーをとるで構わない。
とにかくクリーチャー無しで戦うというのは、
上記例外以外では難しいのだ。

慣れないうちはまず、序盤から攻め手を手に入れておく事は悪くない。
極論だが、
クリーチャー24枚+土地16枚でも戦えないわけじゃない。
呪文24枚+土地16枚よりマシである。
最低でも殴りにいけるクリーチャーが15体くらいあると、
他のカードが多少乏しくてもなんとかなりやすい。
相手の2/2と自分の2/2が相撃ちになっていく分には、
除去をしているのとあまり変わらないので、
クリーチャーが多いに越した事は無い、と基本的には言える。

クリーチャーを選択する以外に重要なのは、色。
自分が好きな色だから、自分が好きなカードだからといって、
ズレた色をとってしまったがために、
デッキにならないなんて事をやってしまった人もいるのではなかろうか。
ドラフトで単色を組む事はあまりないが、

単色
単色+タッチ1色や2色デッキ
2色+タッチ1色

このぐらいで止めて、
それ以上の色に手を出す事はしないほうがいい。
デッキバランスを崩して戦いにくくなる事が多いので、
間違っても均等3色デッキなんて組むべきではない。

単純な例として、
初手15枚から、黒のクリーチャーをとり、
その後も黒のクリーチャーを4枚に、
黒の呪文を3枚とって、
残り7枚は青2枚、緑3枚、白1枚、赤1枚だったとする。
残り7枚のうち、使えそうなのは緑1枚、赤1枚、白1枚として、
2パック目の初手を見たら赤の強いクリーチャーを発見。

こうなったら黒赤デッキを作ろう、と決めこんでしまってもいいのだ。
へたにそこから青や緑をとろうとか考えず、
多少クリーチャーや呪文の質に問題があっても、
黒と赤のカードをしっかりとっていくほうが、
まともなデッキを作りやすくなる。
色の決めこみとクリーチャーをとることは、
ドラフトの基本中の基本。

これらに慣れてきたら、
次は除去カードの選択。
除去という言い方をするとどうしても黒や赤ばかりと思われがち。
赤の火力や黒のマイナス修正を与えるカードや一撃死呪文は、
非常に効果的な除去カードだが、
青や白、緑にも除去は立派に存在する。

白は軽減呪文、
青はパーマネントを手札に戻す呪文、
緑は巨大化系呪文。
これらはクリーチャー同士のぶつかり合いで除去として効果を発揮する。
2/2同士のぶつかり合いで、
「戦闘ダメージスタック後」に使用するだけで、
相手だけ一方的に倒す事が出来る状況はドラフトには多々ある。

他にも白なら、
攻撃に参加させないエンチャントクリーチャーや、
タップさせたままアンタップさせなくなるエンチャントクリーチャー、
クリーチャーをタップさせる効果を持つカード。

青なら、
呪文を打ち消すカード、
クリーチャーがアンタップしなくなるエンチャントクリーチャー、
相手のクリーチャーのコントロールを得るカード、

緑なら、
飛行クリーチャーにダメージを与えるカード、
ブロックを強要出来るクリーチャー

なども除去として使用可能なカードであり、
何も赤や黒だけが除去の色というわけではない。

ドラフトでは、除去カードと火力だけで相手のライフを削りきるなんてマネは、
よっぽどのパックと流れでないと出来ない。
過去にドラフトを何度やったかわからない筆者だが、
除去と火力だけで20点削りきったなんて事は数回あるかどうかだ。

スタンダード等の構築環境と違い、
限定環境では、限定環境でしか使われないカードが多々存在する。
構築環境で強いから限定環境でも強いとは限らない。
しかし、ドラフトに慣れてくると、
スタンダード等の構築のデュエルのプレイングは格段にレベルアップ出来る。
普段使わないカードを使う事、
限られたカードでデッキを構築する事、

限られた戦い方で相手を倒す工夫をする事などは、
マジックそのものへの理解につながり、
自分の実力そのものを鍛えるきっかけになる。

まだドラフト慣れしていない人、やったことの無い人は、
上記の事を念頭にやってみてはいかがだろう?
経験者は初心にかえって自分のスタイルを見直してみるだけでも、
多くの反省点が見つかるのではなかろうか。

上記以上のドラフトのコツやら戦い方を知りたい方は、
メールにてお問い合わせを。
筆者の答えられる限りでお答えします。

ではまた。

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