EDHデッキ紹介その16(Karrthus, Tyrant of Jund/ジャンドの暴君、カーサス)

お客様からのメールより、
「よく青絡みのデッキをアップしてるので、たまには青くないのが見たいです!
友達がカーサスで作っているので、何か参考になるネタが見れたら幸いです。」
とのお声をいただきました。

というわけで今回のデッキ紹介は《ジャンドの暴君、カーサス/Karrthus, Tyrant of Jund》。


ジャンドの暴君、カーサス/Karrthus, Tyrant of Jund
コスト:4黒赤緑
伝説のクリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行、速攻
ジャンドの暴君、カーサスが戦場に出たとき、
すべてのドラゴン(Dragon)のコントロールを得るとともに、
その後すべてのドラゴンをアンタップする。
あなたがコントロールする他のドラゴン・クリーチャーは速攻を持つ。
7/7

数多のラフィーク》や《荒廃のドラゴン、スキジリクス》と並ぶ、
「3発殴れば相手が倒せるジェネラル」
というやつなので、一応強ジェネラルと言っていいだろう。
ラフィークやスキジリクスに比べてコストは重いが、
速攻持ちなので多少はそれも緩和されている。
同色で1コスト少ない、
点火するものデアリガズ》の立場を消し飛ばした奴。
そもそもの打点が違いすぎる。
デアリガズは4発殴らないとジェネラルダメージが21を超えない。
カーサスは3発でOKなうえに速攻持ち。
6マナでデアリガズを出して殴れるのは次のターンだった場合、
7マナで速攻のカーサスとほぼ同等と見ても、
パワーが1違うだけでジェネラルダメージに大きく差が出てしまう。
両方持っている人が、デアリガズをジェネラルにする事は無いだろう。

Serra店主の勝手なあだ名では、
「カーちゃん」
と呼んでいる。
殴られた時は、
「カーちゃん勘弁!」
と、剛田雑貨店の跡取り息子のような単語を吐きつつ、
除去魔法の1つも撃ってあげると良い。
もっとも、カーちゃんのほうが、
「おまえのものは俺のもの、俺のものは俺のもの」
という能力を持っている不思議。
骨川家長男のラジコンを借りたまま返さない感じ。
借りるのはラジコンじゃなくドラゴンですけれども。

冗談はさておき、
デッキの紹介をば。

ジェネラル:《ジャンドの暴君、カーサス/Karrthus, Tyrant of Jund

クリーチャー13枚
永遠の証人/Eternal Witness
真面目な身代わり/Solemn Simulacrum
桜族の長老/Sakura-Tribe Elder
ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya
原始のタイタン/Primeval Titan
肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder
世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon
シヴのヘルカイト/Shivan Hellkite
ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite
業火のタイタン/Inferno Titan
くぐつ師の徒党/Puppeteer Clique
血の贈与の悪魔/Bloodgift Demon
墓生まれの詩神/Graveborn Muse

インスタント5枚
スマッシュ/Smash
吸血の教示者/Vampiric Tutor
納墓/Emtomb
終止/Terminate
喉首狙い/Go for the Throat

ソーサリー16枚
悪魔の教示者/Demonic Tutor
Wheel of Fortune
新たな芽吹き/Regrowth
壊滅/Devastation
ジョークルホープス/Jokulhaups
抹消/Obliterate
死の雲/Death Cloud
滅殺の命令/Decree of Anihilation
滅び/Damnation
夜の囁き/Night’s Whisper
生+死/Life+Death
壌土からの生命/Life from the Loam
生き埋め/Buried Alive
血の署名/Sign in Blood
耕作/Cultivate
木霊の手の内/Kodama’s Reach

エンチャント8枚
動く死体/Animate Dead
ネクロマンシー/Necromancy
ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena
追い討ち/Aggravated Assault
森の知恵/Syvan Library
適者生存/Survival of the Fittest
Dance of the Dead
目覚めの領域/Awakening Zone

アーティファクト15枚
モックス・ダイアモンド/Mox Diamond
金属モックス/Chrome Mox
太陽の指輪/Sol Ring
魔力の櫃/Mana Vault
友なる石/Fellwar Stone
ダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingot
連合の秘宝/Coalition Relic
ラクドスの印鑑/Rakdos Signet
ゴルガリの印鑑/Golgari Signet
グルールの印鑑/Gruul Signet
師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
金粉の水蓮/Gilded Lotus
スランの発電機/Thran Dynamo
世界のるつぼ/Crucible of World
Mana Crypt

プレインズウォーカー7枚
狂乱のサルカン/Sarkan the Mad
燃え立つチャンドラ/Chandra Ablaze
炬火のチャンドラ/Chandra, the Firebrand
野生語りのガラク/Garruk WildSpeaker
リリアナ・ヴェス/Liliana Vess
ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
ソリン・マルコフ/Sorin Markov

土地35枚
統率の塔/Command Tower
Taiga
Badlands
Bayou
血の墓所/Blood Crypt
草むした墓/Overgrown Tomb
踏み鳴らされる地/Stomping Ground
新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
樹木茂る山麓/Wooded Foothills
森林の墓地/Woodland Cemetery
根縛りの岩山/Rootbound Crag
竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit
ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel
ボジューカの沼/Bojuka Bog
モスファイアの谷/Mossfire Valley
シャドーブラッドの尾根/Shadowblood Ridge
火の灯る茂み/Fire-Lit Thicket
黄昏のぬかるみ/Twilight Mire
偶像の石塚/Graven Cairns
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth
グルールの芝地/Gruul Turf
ゴルガリの腐敗農場/Golgari Rot Farm
ラクドスの肉儀場/Rakdos Carnarium
4《
4《
3《


—————————————-

お約束というか、《生き埋め》+《動く死体》系エンチャントで一撃で決まる、
世界喰らいのドラゴン》のコンボを仕込みつつ、
その他は基本的にはリセット呪文でアドバンテージを稼ぐデッキ。
コンボにこだわらない場合は《納墓》と《適者生存》は抜いてもいい。
実践での使った感想でも無理はしなくても戦えた感があった。
この2枚ないしは他を優秀なインスタントに変更しておくほうが、
高速デッキ相手には対応しやすい。

カーサスはジェネラルのコストも含めて、高速デッキには仕上げにくい。
理想的にはプレインズウォーカー1~2枚並べてのリセット。
サイクリング出来るランドを入れると、《壌土からの生命》が生きてくるが、
個人的にはタップ状態で出るランドはラヴニカブロックのおかえりランドだけが好み。

滅多に決まらないが、
生+死/Life+Death》(生のほう)
追い討ち/Aggravated Assault
それと土地6枚以上で無限マナ、無限攻撃が可能。
おかえりランドがあれば6枚未満でも成立。
プロテクション(+飛行)に引っかからない限り、
カーサスのジェネラルダメージで全員倒せるという事。

今回のデッキには入れていないが、
この色は結構コンボ満載カラー。
そのいくつかを紹介。
好みや資産に合わせて入れ替えるのがベスト。

1つ目。
大地の知識/Earthcraft
リスの巣/Squirrel Nest
ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment
これで無限トークン&無限ダメージ。

2つ目。
墓地に
つまみ食い貯め/Morselhoarder
献身のドルイド/Devoted Druid
場に
壊死のウーズ/Necrotic Ooze
で無限マナ。
墓地に《羽軸トゲ/Quillspike
があるとウーズ無限パワー。
墓地に《シヴのヘルカイト/Shivan Hellkite
があると無限ダメージ。

3つ目。
墓地に
Phyrexian Devourer
トリスケリオン/Triskelion
場に
壊死のウーズ/Necrotic Ooze
で無限ダメージではないが、
3人全員倒せるくらいのダメージが可能。
こちらは黒単でも出来る。

4つ目。
ヘルカイトの突撃者/Hellkite Charger
饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine
この2枚で無限アタック。
こちらは赤単でも出来る。
デッキに搭載している
追い討ち/Aggravated Assault

饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine
でも同じ事が出来る。

5つ目。
どんな色でも問わない無限コンボ、
Basalt Monolith
ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth
で、無色の無限マナが可能、
あとはX火力系の呪文があればOK。
最高は《彗星の嵐/Comet Storm》。
自分以外全員を倒せる。
黙示録のハイドラ/Apocalypse Hydra
始源のハイドラ/Primordial Hydra
あたりをこれで出すと、
ファンタスティックなパワーとタフネスを持つ生き物が登場する。
Basalt Monolith》は単体でも弱くないカードで、
3ターン目に置き、次ターンにセットランドから7マナにアクセス可能な強みもある。
このデッキでは4ターン目にカーサスが走る可能性が上がる。
お手軽でそれなりの強さもあり、高くないカードなので、
無限マナを考えなくても入れて良い1枚。

6つ目。
森滅ぼしの最長老/Woodfall Primus
シルヴォクののけ者、メリーラ/Melira, Sylvok Outcast
+クリーチャー生贄にする方法。
で無限頑強。
対戦相手のクリーチャーでないパーマネントの枚数分繰り返すだけでほぼ勝てる。
クリーチャー生贄方法は
ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment
ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar
アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar
の3つが使いやすい。
場にダークスティールの鋳塊があれば無限ダメージや無限マナ。
緑単色でも決まるため、他の色でも出来る。

また、無限コンボとは違うが、
汚染/Contamination

苦花/Bitterblossom
目覚めの領域/Awakening Zone
のどちらかで黒以外の相手を苦しめる事も可能。
時に自分の首を絞める事もあるので注意。
マナアーティファクトがあれば一定量回避可能だが。

これも無限コンボではないが、
サディストの催眠術師/Sadistic Hypnotist
光り葉のナース/Nath of the Gilt-Leaf
生贄用クリーチャー1体
の3枚で対戦相手の手札を全て0に出来る。
EDHではなかなかに有用。
もちろん《光り葉のナース》をジェネラルにした時は安定力が増す。

この3色は案外とコンボ要素が多く、
他にもいくつもの組み合わせが出来るのが面白い。
コンボをあまり意識せずとも、
「場に出たら◯◯する」
と書いてあるクリーチャーを片っ端から入れ、
墓地から釣ってくる呪文を入れておくだけでも戦える色。
案外と万能な一面を持っている。
コンボを極端に意識しない場合、
もしくは資産的に一部のカードがデッキに入れられない場合、
下記のカードを候補にしてみてはいかがだろう。
安価で手に入るカードでアドバンテージのとれるものが多い。

叫び大口/Shriekmaw
ネクラタル/Nekrataal
大物狙い/Big Game Hunter
リリアナの死霊/Liliana’s Specter
テラストドン/Terastodon
鋳塊かじり/Ingot Chewer
躁の蛮人/Manic Vandal
ウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutan
ヴィリジアンの堕落者/Viridian Corrupter
ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman
ヴィーアシーノの異端者/Viashino Heretic
火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu
炎のインプ/Fire Imp
酸のスライム/Acidic Slime
踏み吠えインドリク/Indrik Stomphowler
無政府主義者/Anarchist
グレイブディガー/Gravedigger
地図作り/Cartographer
貪欲なるヒヒ/Ravenous Baboons
ウッド・エルフ/Wood Elves
激情の共感者/Fierce Empath
騒がしいネズミ/Chittering Rats
護民官の道探し/Civic Wayfinder
耕すツリーフォーク/Tilling Treefolk
国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger
森のレインジャー/Sylvan Ranger
映し身人形/Duplicant
ヤヴィマヤの古老/Yavimaya Elder
クローサの大牙獣/Krosan Tusker
ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman

上記以外にも優秀なカードはいくつもある。
とにかく「場に出たら何かが出来る」がポイント。
しかし、それでもこれだけは手に入れておくべきカードというものもある。

太陽の指輪/Sol Ring
永遠の証人/Eternal Witness
真面目な身代わり/Solemn Simulacrum
新たな芽吹き
Wheel of Fortune
悪魔の教示者/Demonic Tutor

この6枚。
他のカードではほぼ代用が効かないため、
優先的に入手してデッキに入れたい。
特に下の3枚。
日本語版が存在しないほど昔のカードだが、
それほど高額でもないわりに、
無茶苦茶な強さを持っている。
非常にオススメ。

2011年のこらむはこれが最後。
Cardshop Serraのこらむを読んでくださった方、
1年間ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。

ではまた。

ブログに戻る