EDHデッキ紹介その15(Riku of Two Reflections/二つ反射のリクー)
お客様からのメールより、
「《精霊の魂、アニマー》か《二つ反射のリクー》で、
カードプールや予算の制限は無しとして、
Serraさんならばどんなデッキを作りますか?」
とのお声をいただきました。
というわけで今回のデッキ紹介は《二つ反射のリクー/Riku of Two Reflections》。

《二つ反射のリクー/Riku of Two Reflections》
コスト:2青赤緑
伝説のクリーチャー 人間(Human)・ウィザード(Wizard)
あなたがインスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを唱えるたび、
あなたは青赤を支払ってもよい。そうした場合、その呪文をコピーする。
あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。
他のトークンでないクリーチャーがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、
あなたは緑青を支払ってもよい。そうした場合、
そのクリーチャーのコピーであるトークンを1体戦場に出す。
2/2
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前回のデッキ紹介といい、今回といい、
「コピー」と書いたカードで戦うデッキであることや、
このデッキは青赤緑、ニヴ=ミゼットは青赤のため、
今までに紹介したものとデッキの一定部分が似通ってしまうのはご容赦を。
デッキは以下。
クリーチャー18枚
《パリンクロン/Palinchron》
《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
《永遠の証人/Eternal Witness》
《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》
《粗石の魔道士/Trinket Mage》
《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》
《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya》
《幻影の像/Phantasmal Image》
《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》
《詐欺師の総督/Deceiver Exarch》
《やっかい児/Pestermite》
《記憶の壁/Mnemonic Wall》
《荒廃鋼の巨像/Brightsteel Colossus》
《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth》
《原始のタイタン/Primeval Titan》
《熟考漂い/Mulldrifter》
《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
インスタント11枚
《Arcane Denial》
《Force of Will》
《Mana Drain》
《否定の契約/Pact of Negation》
《神秘の教示者/Mystical Tutor》
《双つ術/Twincast》
《渦まく知識/Brainstorm》
《青の太陽の頂点/Blue Sun’s Zenith》
《クローサの掌握/Krosan Grip》
《排撃/Repulse》
《拭い捨て/Wipe Away》
ソーサリー13枚
《時間のねじれ/Time Warp》
《時間操作/Temporal Manipulation》
《荊州占拠/Capture of Jingzhou》
《永劫での歩み/Walk the Aeon》
《時のらせん/Time Spiral》
《袖の下/Bribery》
《接収/Acquire》
《Timetwister》
《Wheel of Fortune》
《新たな芽吹き/Regrowth》
《時間の伸長/Time Stretch》
《歯と爪/Tooth and Nail》
《喚起/Recollect》
エンチャント3枚
《適者生存/Survival of the Fittest》
《欠片の双子/Splinter Twin》
《騙し討ち/Sneak Attack》
プレインズウォーカー5枚
《炬火のチャンドラ/Chandra, the Firebrand》
《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》
《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》
《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》
アーティファクト14枚
《グルールの印鑑/Gruul Signet》
《イゼットの印鑑/Izzet Signet》
《シミックの印鑑/Simic Signet》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《ダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingot》
《金粉の水蓮/Gilded Lotus》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《スランの発電機/Thran Dynamo》
《水晶の破片/Crystal Shard》
《Mana Crypt》
《オパールのモックス/Mox Opal》
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
《虹色のレンズ/Prismatic Lens》
土地35枚
《統率の塔/Command Tower》
《Tropical Island》
《Volcanic Island》
《Taiga》
《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
《霧深い雨林/Msity Rainforest》
《蒸気孔/Steam Vents》
《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
《繁殖池/Breeding Pool》
《教義会の座席/Seat of the Synod》
《大焼炉/Great Furnace》
《伝承の樹/Tree of Tales》
《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
《イゼットの煮沸場/Izzet Boilerworks》
《グルールの芝地/Gruul Turf》
《シミックの成長室/Simic Growth Chamber》
《硫黄の滝/Sulfur Falls》
《内陸の湾港/Hinterland Harbor》
《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
《火の灯る茂み/Fire-Lit Thicket》
《シヴの浅瀬/Shivan Reef》
《モスファイアの谷/Mossfire Valley》
《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
《溢れかえる果樹園/Flooded Grove》
《滝の断崖/Cascade Bluffs》
5《島/Island》
3《森/Forrest》
2《山/Mountain》
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リクーは非常に危ないジェネラルである。
マナさえあればクリーチャーも呪文も常に2倍。
クリーチャーや呪文のカードがアドバンテージをくれるカードであれば、
それらがすべて2倍になっていくので能力は高い。
問題は5マナであること、タフネスが2であること、指定コストが多いことの3点。
リクーは場に出したターンに、
そのままクリーチャーや呪文をコピーできるような状況は後半ばかりだ。
序盤ではそんな事ができるマナは揃わない。
となれば、場に出して次ターンがまわってこなければいけない。
コストの低いカウンター呪文で守るか、
《Force of Will》のようなピッチ系呪文で守るかしかない。
他の方法では、EDHの多くのデッキの御用達カードと言われる、
《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》
《速足のブーツ/Swiftfoot Boots》
の2つをデッキに採用する事だろう。
今回のデッキではこの2つの装備品は抜いて構築した。
確かにリクーを守るには適しているのだが、
リクーは別に召喚酔いをしていようがしていまいが能力には関係ない。
他のクリーチャーもそこまで速攻を持つ事にメリットがないため、
(コジレックなども入っているので無駄にはならないが。)
お手軽ではあるが、この2つをデッキから外した。
このデッキの《パリンクロン/Palinchron》は無限マナ発生装置。
土地6枚以上で《騙し討ち/Sneak Attack》で出すと、
土地が最大7枚アンタップ、全部マナを出して、
《パリンクロン》の能力起動で手札に戻る。
繰り返し、《騙し討ち》で《パリンクロン》を出して土地アンタップで無限マナ。
これと同じような事をリクーでも出来る。
リクーが出ている状況で、《パリンクロン》をプレイ。
リクーの能力で《パリンクロン》をコピー。
「土地を最大7枚アンタップ」
が2度スタックに乗る。
2度目のアンタップが起きるところで7マナ出す。
2度目のアンタップが終わったところで7マナ出す。
合計14マナ。
《パリンクロン》の能力起動で手札に戻る。
残り10マナ。
《パリンクロン》をプレイ、リクーでコピー。
残り1マナ。
以下繰り返しで無限マナ、無限ストーム。
このデッキにはストーム呪文は1枚も入っていないが、
ストーム呪文で瞬殺したい場合は1枚入れておこう。
上記コンボはどちらもラヴニカブロックの優秀コモンである、
《イゼットの煮沸場/Izzet Boilerworks》
《グルールの芝地/Gruul Turf》
《シミックの成長室/Simic Growth Chamber》
通称おかえりランドと呼ばれる、
この2マナ出る土地があると、ちょっとだけ簡単に決まる。
このランドはタップ状態で出る事や、
破壊された時や手札に戻された時の痛さから、
敬遠する人もいるが、《野生語りのガラク》や《時のらせん》とも相性が良く、
十分に採用しても良いカードと評価している。
上記の他にも、リクーで結構な無限コンボが決まる。
例えば、
《永遠の証人》or《記憶の壁》
リクー
《精神を刻む者、ジェイス》
追加ターンカード
これで無限ターン。
リクーの能力で追加ターン呪文をコピー。
リクーの能力で《永遠の証人》をコピー。
追加ターン+何かを回収。
《精神を刻む者、ジェイス》の-1能力で《永遠の証人》を戻す。
次の追加ターンで《精神を刻む者、ジェイス》は+2能力起動。
リクーの能力で手札に戻した追加ターン呪文をコピー。
リクーの能力で手札に戻した《永遠の証人》をコピー。
これで無限ターン完成。
また、無限ではないが、非常に面白いカードが2つ。
《袖の下/Bribery》
《接収/Acquire》
この2つはリクーの能力をフルに使える。
リクーの能力で《袖の下》をコピーした場合、
対戦相手のライブラリーからクリーチャーを2体出せる。
この時に出た2体をさらにコピーした場合、
《袖の下》で2種のクリーチャーが2体ずつ出る。
《接収》の場合はアーティファクトクリーチャー限定だが同様の事が可能。
コピーコストまで考えると11マナ(3青青+青赤+青緑+青緑)かかるが、
対戦相手のライブラリーから2種合計4体ものクリーチャーを出せば、
選択次第では完全に場を制圧出来る。
1度は決めてみたい面白いコンボ要員だろう。
《歯と爪/Tooth and Nail》
の場合だと最大4種8体も出せる。
ただし、キッカー込みで7緑緑と、
コピーコスト青赤+青緑+青緑と合計15マナもかかる。
もっとも、キキジキコンボのカードさえ出してしまえば瞬殺なので、
滅多な事ではやらないだろう。
デッキは上記のような構成だが、
他のカードの候補を挙げるとすれば、
《精神力/Mind Over Matter》
《寺院の鐘/Temple Bell》
《無限に巡るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre》
《誤った指図/Misdirection》
《夢の破れ目/Dream Fracture》
《除外/Exclude》
《記憶の熟達者、ジェイス/Jace, Memory Adept》
《燃え立つチャンドラ/Chandra Ablaze》
《ウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutan》
《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》
《飢餓の声、ヴォリンクレックス/Vorinclex, Voice of Hunger》
《テラストドン/Terastodon》
《原初の命令/Primal Command》
など。
リクーでコピーする事を前提では、
《転覆/Capsize》
《乱動への突入/Into the Roil》
《残響する真実/Echoing Truth》
のようなパーマネントを手札に戻す呪文も強い。
この3色はコンボ要員やドローサポートなどが豊富にあり、
自分の趣味に合わせて組み替えてみるとより一層EDHが楽しめるだろう。
ではまた。








