店主の非日常その3
2019年新年一発目のこらむでございます。
今年もCardshop Serraをよろしくおねがいします。
MTG展について&店主の非日常その1、店主の非日常その2の続き。
屈指のコレクターの条件のこらむをアップしてから一ヶ月以上経ったある日の事。
お客様でもあり友人でもある人と話していた。
友人「英宝さんの言う通りになりましたね。」
店主「ん?」
友人「屈指のコレクターの条件のこらむを書いた時はそうでも無かったと思いますが、
あれからGuruランドの値段かなり上がりましたよ。」
店主「え?」
友人「知らなかったんですか?今Guruランドかなり高くなりましたよ。」
店主「そうなの?」
友人「英宝さんらしい反応ですが、本当ですよ(笑)」
店主「コレクションの値段の上げ下げなんてあまり気にしてないからね。」
友人「そういう次元でものを考えていないですよね(笑)」
価格をチェックしてみた。
Guruの《島/Island》がNMで10万円を超えていた。
店主「え?なにこの値段。」
友人「だから上がってるんですって。」
店主「ずいぶんと上がったものだなぁ。」
友人「書いた時は思わなかったかもしれませんが、
もうGuru5種1セット持っているだけで一財産ですよ。」
店主「うーん、勝手にそうなっちゃったね。」
友人「入手の難しさもありますけど、十分に屈指のコレクターの条件になってますね。」
店主「話題の中に基本土地も入れたかっただけなんだけどね。」
友人「やっぱ英宝さんは先見の明があるんでしょうね。」
店主「無い無い。自分に先見の明があったら《Black Lotus》を100枚は買ってたよ(笑)」
友人「たしかにそれは(笑)」
店主「あの屈指のコレクターの条件書いた時に、誰か忘れたけれども、
『他の条件をちょいちょい満たせるけど、グル持ってなかった。』
という人がいたのを覚えてる。」
友人「そういう点でも意味のあるチョイスだったと思いますよ。」
店主「質問者の方への回答と思ったからこそ書いたとはいえ、
開幕の第1問目で全プレイヤーの99%をふるい落とす質問で良かったのかと・・・。」
友人「ぬるい質問してもしょうがないですし、
あれで良かったと思いますよ。」
という会話をした後、
店主「そういえば…。」
友人「どうかしたんですか?」
店主「ちょっと席を外すよ。」
15分ほどして。
店主「面白い事になったかも。」
友人「一部聞こえましたがなんかすごい会話してましたね。」
店主「まだ確定じゃないけどね。」
そこから何日かした後。
MTG展にスタッフの一人と一緒に行った。
あるところまで来た時にそのスタッフに言った。
店主「この絵、よーく見ておくといいよ。」
スタッフ「??はい。見ておきます。」
この日から三日後。
店主「ちょっと来てごらん。」
スタッフ「なんですかー?」
店主「面白いもの見せてあげるよ。」
スタッフ「え?!これって・・・?!」
店主「覚えがあるだろ?」
スタッフ「あのMTG展の時に『よく見ておくといい。』って言ってた絵のデザインと同じ・・・。」
店主「お、しっかり覚えていたか。」
スタッフ「どういう事なんですか?!」
店主「面白いでしょ。」
もちろんリトグラフではない。
この3枚はGuruランドの原画である。
MTG展には《平地/Plains》の原画が飾られていたが、
こちらは《島/Island》《沼/Swamp》《山/Mountain》の3つ。
基本土地人気ランキングをやったら、
トップを争えるであろうGuruランドの原画のうち、
半分以上がここに揃った。
先日のMTG展のこらむの時に、
一人MTG展が出来ると言った最大の理由はこの3つ。
さすがに展示出来る原画の枚数は一人だったら少ないが、
それでもこの3枚がある事は小さくないだろう。
これを譲ってくれた人は前回でも登場したミューさん。
さすがにこの3枚は無料ではない。
しっかりとミューさんの言い値で購入。
大昔、
「ミューさんに相談して手に入らないMTGカードは、
日本の誰にも手に入れられない。」
と勝手に思っていた。
魔王(褒め言葉)である。
この魔王様はGuruの原画を一人で3枚所有していた。
MTGのコレクションについて一線を退いてもなお、
そんじょそこらのコレクターよりも遥か上の資産を持っていた。
ミューさんからは、
「Guruの原画はセラちゃんに譲らないのであれば、
自分は他の誰にも売らず、自分で持っていると思う。」
と言ってくれた。
このお店とこの人がいなかったら、
自分のコレクションはこれほど充実していなかったと言える程お世話になった。
そして、
3回にわたって書いてきた「店主の非日常」の件で、さらにお世話になった。
ミューさんの方へ足を向けて寝られないというくらいの状態だ。
これらの取引が全て完了した時、
ミューさん「なんだか気持ちがスッキリしたよ。
そして、セラちゃんは多分これで日本一じゃないかな?」
店主「いやいや、世の中、上には上がいると思いますよ。」
ミューさん「《セラの天使》に関して言えばこれで日本一確定だよ。
だってβプルーフ5枚と原画でしょ?多分誰も追いつかない。」
店主「《セラの天使》限定であれば日本一は名乗れそうですね。」
ミューさん「でも、グルとセラの原画ってある意味誰も勝てないでしょ。
世界に1枚の原画のトップ人気を争える絵の5枚だよ、5枚。
他のコレクション込み込みで日本一狙えると思うなぁ。」
店主「残りのグルランドの原画2枚が揃ったら日本一名乗ります(笑)」
ミューさん「そうだねえ、揃えたいよね、ここまで来ると。」
店主「そうですね、頑張りたいです。
5枚並んだ写真撮りたいですよね。」
ミューさん「日本国内にある事は間違いないんだし、
いつかはチャンスが来るかもしれないよ。」
店主「そうですね、気長に待ってみようと思います。」
店主「それにしても、このコレクション量、
一線を退いた人の持ち物とは思えないですよ(笑)」
ミューさん「自分でも調べて『まだこんなに残ってたのか。』って思ったよ。」
店主「そういえば、アリーナのアンカットシートってまだあと1枚持ってますよね。」
ミューさん「ああ、あるよ、あのすごいやつが。」
店主「ええ、覚えていますよ。以前に集まったメンバーで記念に落書きしたアレですよね?」
ミューさん「そう。」
店主「あれは最高の思い出の1つですよ。
今でも忘れません。
『本当にこれに書いていいのだろうか?』
って思いながら書きました。」
ミューさん「複数枚あった事とみんなで集まった思い出作りたかったからね。
それでも普通やらないよね、あれ。」
店主「ええ、普通はやらないですよ(笑)
そして普通の人はアリーナアンカットを複数枚持ってませんよ(笑)」
ミューさん「あはは、言われてみれば(笑)」
店主「あの落書きしたアンカットはそのままミューさんに持っていて欲しいですね。
あの頃の思い出の1つとして、
当時のボスが持っている感じのほうがこちらも嬉しい気持ちです。
もし何らかの理由で手放す日が来た時は私が引き取ってお部屋に飾ります(笑)」
ミューさん「そうだね、自分もそうしようと思って手元に残したよ。」
こんなお話をして取引が終わった。
一線を退いてなお、
《Time Walk》のプルーフ
アリーナアンカット(落書き入り)
などを残しているミューさん。
言葉では言い尽くせないほどお世話になり、
黎明期のMTGを大きく盛り上げてくれた人であり、
面白いイベントもやってくれるだけでなく、
知識面でもかなりお世話になった人だった。
そして、
MTGから離れてもまだこんなにもMTGが好きでいてくれる人だった。
そんな人から、
これだけの品を引き継ぐ事が出来た事は、
自分のMTG歴の中でも最高と言えるほどの喜びだった。
ミューさん、数々のコレクションをお譲り頂きありがとうございます。
この場にて再度お礼申し上げます。
コレクション、大切にいたします。
ちなみに、このこらむのアップより先に、
晴れる屋の齋藤友晴さんの動画で原画が公開されていたりする。
興味のある方はそちらもどうぞ。
【仰天】EIHO MAGIC COLLECTION 2018【マジック】(リンク先はYouTube動画)
ではまた。









