ロチェスタードラフト

前回のドラフトの話題に引き続き、
ロチェスタードラフトが今回のお題。

ロチェスタードラフトというのは、
基本はブースタードラフトと同じく、
3パック&8人、席を決めて座ります。

1-2-3-4
8-7-6-5

と座った場合、1の人が1パック目を開封。
全てのプレイヤーに15枚のカードを見せます。
1の人はその中から1枚をとります。
次に2の人が1枚をとります。

8まで行ったら折り返し。
8の人は連続でカードをとります。
1パック15枚なので2の人で終了します。

次に2の人が2パック目を開封。
今度は1の人が折り返し。
3の人で終了するので次は③の人がパックを開封。
以下繰り返し&折り返しで24パック全て終了するまで続ける。

追記としては、とったカードのうち、
一番最後にとったものだけが公開情報になります。
24パック全て終了するとやはり手元には45枚のカード。

あとはブースタードラフトと同じようにデッキを作りデュエル。
ロチェスターでは自分のとっている色(カード)、他人のとっている色(カード)がわかるので、
自分の使う色が左右両隣のプレイヤーとはかぶらないようにドラフトするのが基本です。

上記のテーブル位置の場合、
1の人は2と8の人とは色がかぶらないようにしたい、という事です。

また、座る位置としては3、4が有利という話もあります。
1からパック開封するので、
3~4の人は3~4回連続で序盤の枚数の多いところから好きなカードを選べます。
そうすると初期段階で色を決めにいくことができます。

また、7の人が一番色を決めるのに困難な位置と言われています。
その席に座ったからと言って負けるわけではないのですが。
あくまで1つの参考データだと思ってください。

ロチェスターはブースタードラフトとは違って、他人のとるものがわかるので、
他人の考え方、ドラフトの仕方、構築の仕方など、いろんなものが参考になります。
ブースタードラフトに慣れてきたら一度はやってみると新しい発見があります。

カジュアルにプレイするのであれば、
1パック開くたびに卓の人たちと話をしながらドラフト、
という感じで遊べば、非常に楽しいパーティゲームにもなります。
公認大会としてロチェスターをしている場合は終始無言がルールです。

このロチェスタードラフトは、
PT,GPでは初日抜けしたあとや決勝戦で多く行われます。
ブースタードラフトに比べると時間はかかるものの、
パックから出た全てのカードが公開情報となるため、
より実力が反映されると言われています。
(記憶力勝負の面もありますが)

ですので、GP上位及びPTを狙う人は必ずロチェの練習をしておきましょう。
ブースタードラフトの場合はファーストピック(15枚から選ぶ最初の1枚)が、
確実に非公開情報になり、14枚以降も「誰が何をとったのか」は確実な情報ではありません。
しかし、上記のような席順による色の決定等の有利性は無いので、まさに一長一短です。
全てが公開情報のほうが面白いという人もいれば、
秘匿された面も存在したほうが面白いという人もいるでしょう。

ただ、どちらのドラフトも面白いので、
一度やると病みつきになってしまう魅力があります。
マジックの楽しみ方は人それぞれですが、
ドラフトはその中でも筆者が最高にオススメしたい楽しみ方です。

基本的なルールだけで長くなってしまったので、
いずれドラフトの戦略論等を別で書いてみたいと思います。

追記:現在ほとんどのGPやPTでロチェスタードラフトは行われなくなりました。
理由は不明です。
座る位置を除けば全てが公開情報というルールは、
非常に公平なルールのようにも感じるのですが。
公式ではそれほどおこなわれないとしても、
遊び方としては一度確立されたものなので、
機会があれば遊んでみて損無しの遊び方です。

ではまた。

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