英語版?日本語版?
平素より当店のこらむをご愛読いただきありがとうございます。
現在、店主多忙につき、『店主の非日常3』の執筆が停滞しております。
そのため、店主が書き溜めていた別こらむを掲載いたします。
投稿を楽しみにしてくださっている読者の皆様、大変申し訳ございません。
これからも当店のこらむをよろしくお願いいたします。
スタッフ一同
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ツイッター質問箱でこのような質問をいただいた。
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Serraさんに質問です。
MTGのカードを揃えるあたり、日本語版と英語版のメリット?・デメリット?はあるのでしょうか!?
競技レベルで活躍している方々は、英語で統一して揃える人が多い気がしますが、
単に競技人口や共通語の関係で英語にされているのかなと…
国際大会は英語のカードじゃないとダメとかってあるんでしょうか?
自分は、日本語だと稀に誤植があったりして、
今後は英語に切り替えていこうかなと思いますが、
Serraさんは、個人的にはどちらが好みとか、揃えてるとかありますか?
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おおむねは質問者の方の言葉の通り。
国際大会は英語版でなければいけないという事はない。
先に自分の回答を出しておくと、
基本的には英語版。
日本語版はデメリットがかなり多い。
その一番大きいものは誤植。
「今出ているカードにトーナメントレベルのカードの誤植無いから、
そんな事気にしなくていいだろ。」
などと言う事は出来ない。
今後いつどこでトーナメントカードに誤植をやらかされるかわからない。
英語版はこれが基本という位置付けであるため、
英語版でミスをやらかしたケースもあるが、
(ビジョンズの《衝動/Impulse》は英語版も間違い。)
このような場合、英語版以外でも同様のミスになっている。
あとは最近はフォントが読めるものになったので、
それほど気にならないが、
ウルザズ・サーガ以降随分と使われたフォントがひどかった。
時々読み方を間違えそうになる字があった。
日本なんだから日本語だろ!という人の気持ちはわかるが、
ここは英語版を推したい。
このゲームはコミュニケーションゲームなので、
外国人ともプレイする事がある。
その時に一番通じやすい言語は英語版。
英語版が読めない日本人もかなり多いと感じるけれども、
MTG英語というものは難しいものではない。
同じ単語がよく出てくるので、
特定の単語を覚えてしまえばそれほど苦労はない。
コミュニケーションを大切にするならば、
英語版を読めるようにしておいて損は無い。
多言語コレクターさんには申し訳ないが、
多言語だらけのデッキにすればするほど、
ゲームの進行に支障が生じやすい。
これが英語版だと起きにくい。
そして、もう1つ。
このゲームの初期のセットには、
英語版しか存在しないセットがいくつかある。
デッキを1つの言語で統一するほうが綺麗だと考えると、
英語版以外の言語での構築は不可能な事もある。
その最たるものは純正オールドスクール。
チャネルファイアボールルールだと、
・イラストが同じなら再録されたものでOK。
という事に加えて、
言語についての指定を言及されていない。
しかし、オールドスクールの初期は
「英語版オンリー。
The DarkとLegendsにイタリア語あるけど不可。
再録もアンリミまで。
Revisedなんて認めるものか。」
という鬼のルールがあった。
貴族を通り越して、天上人の遊びだ。
このルールはチャネルファイアボールルールが出来た事で、
一般的な人もオールドスクールに入る事が出来るようにはなったが、
やはりディープユーザーというものはそれでも諦めない。
「純正」
の単語に憧れるものなのだ。
(もちろん店主もその一人だ。)
オールドスクールをやるという事は、
ディープユーザーにとっては、
「英語版以外の言語は使わない。」
という事になる。
こういう理由からも英語版が一番になる。
まとめると、
・英語版以外は誤植があった時に面倒が起きる。
・国際的観点でのコミュニケーション手段として英語版が最良。
・デッキを1つの言語で統一するならば英語版しかない。
・オールドスクールを純正にする事を考慮しても英語版が良い。
オマケで書いておくと、
最近日本語版のカードもPSA鑑定出来るようになってきているが、
全言語を鑑定出来るわけではない。
これもコレクション時のデメリットと言えばデメリットだ。
英語版ならばこんな事は起きない。
英語版こそが王道のコレクションである事は間違いない。
一部のカードはその言語にしかないカードがあったりするが、
例えば、
中国語版ポータルの《星明かりの天使/Starlit Angel》は、
中国語版ポータルだけが違う絵。
あとはMTG展の時に配布された《セラの天使/Serra Angel》は、
日本語版しか存在しない。
こういうカードを挙げていくとキリがないほどあるが、
英語版にしかないカードのほうが圧倒的に多い。
グルランド
APACランド
アリーナランド
ユーロランド
などのプロモカードの基本土地は多くが英語版だ。
特に、大人気かつ高額なグルランド、
このカードの美しさは疑いようもないと言っても良いと思う。
グルランドは当然英語版しかないし、
これから先で別の言語で発行されるとも思えない。
こういう最高峰のコレクションに目を向けると、
どうしても行き着く言語は英語版になるだろうと思う。
そして最初に書いた通り、
店主のコレクションは基本的に英語版。
多言語のカードも持っているし、
日本語版のカードで持っているものもある。
けれども、
デッキは可能な限り英語版で完全統一するように心がけている。
それと、自分だけかもしれないが、もう1つ理由がある。
「日本語版のカードでプレイをする時、
カード名を日本語名でプレイするのは魔法使いのイメージが削がれる。
英語版でスマートに言えたほうが魔法使いっぽい。」
というもの。
簡単な話、
この画像のカードを、
「たいこうじゅもん!」
と言うよりも、
「カウンタースペル!」
と言えたほうが呪文を唱えているイメージがある。
プレイヤーは魔法使いになってゲームをするのだから、
こういうイメージの観点も大切だと思っている。
日常的に英語版を使っていると、
勝手に英語版の名前を覚えていくので、
基本的に英語版でプレイするようにしている。
そして、
こういう所から英単語を覚えていくと、
洋画を字幕で見るようになった時に、
「あ、知っている単語が。」
なんて事も起きる。
これはこれで案外と楽しい事の1つだ。
というわけで様々な理由で英語版をオススメ。
ではまた。








