EDHデッキ紹介その9(Sliver Queen/スリヴァーの女王)
お客様からのメールより、
「新しいセットが出て、PWも増えたので、
現在のEDHのPWコントロールデッキを知りたい。」
とのお声をいただきました。
前回のデッキ紹介から極端には変わっていないものの、
再度EDH、PWコントロールデッキの紹介を。
なお、デッキはハッキリ言ってしまうとそれほど強くなっていない。
新チャンドラはかなりの強化になったものの、
片っ端からプレインズウォーカーを入れていき、
デッキからまずプレインズウォーカーを抜かない。
(単色専用機のニッサとコスは別。)
プレインズウォーカーが増えた分だけ、
通常呪文カードがなんらかのかたちで抜けていく。
それなりにはしっかりと構築し、
それなりには勝ちに行く構成にはなっているが、
「4~8ターンで全員倒すためのデッキ」
ではない。
真面目にある程度勝ちに行きたい場合は、
あまりに使わないPWをデッキから抜く必要がある。
そのあたりを了承の上でデッキリストを眺めてもらえたら嬉しい。
ジェネラルは《スリヴァーの女王/Sliver Queen》。
《Sliver Queen/スリヴァーの女王》
コスト:白青黒赤緑
伝説のクリーチャー スリヴァー(Sliver)
(2):無色の1/1のスリヴァー(Sliver)・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
7/7
レア
マジックの史上で一番最初にセットに入った5色のカード。
なお、ジェネラルは《大祖始/Progenitus》でも良い。
たまに出すものの、
ほとんどは色選びのためのジェネラル。
とはいえ、
パワーが7もあるので、
3発殴ると相手を沈められる。
《大祖始/Progenitus》のほうもパワー1強化出来れば、
(強化する方法は限らているが。)
2発で相手が沈むのであなどれない。
デッキは以下。
ジェネラル:《スリヴァーの女王/Sliver Queen》
クリーチャー3枚
《造物の学者ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》
《永遠の証人/Eternal Witness》
《ムルダヤの巫女/Oracle of Mul Daya》
インスタント6枚
《Arcane Denial》
《Mana Drain》
《Force of Will》
《否定の契約/Pact of Negation》
《神秘の教示者/Mystical Tutor》
《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
ソーサリー15枚
《神の怒り/Wrath of God》
《質素な命令/Austere Command》
《カタストロフィ/Catastrophe》
《Timetwister》
《時間のねじれ/Time Warp》
《時間操作/Temporal Manipulation》
《荊州占拠/Capture of Jingzhou》
《永劫の歩み/Walk the Aeons》
《時間の伸長/Time Stretch》
《瞬間の味わい/Savor the Moment》
《時のらせん/Time Spiral》
《悪魔の教示者/Demonic Tutor》
《Wheel of Fortune》
《新たな芽吹き/Regrowth》
《喚起/Recollect》
エンチャント1枚
《踏査 / Exploration》
アーティファクト16枚
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
《金属モックス/Chome Mox》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《友なる石/Fellwar Stone》
《ダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingot》
《連合の秘宝/Coalition Relic》
《ラクドスの印鑑/Rakdos Signet》
《ゴルガリの印鑑/Golgari Signet》
《セレズニアの印鑑/Selesnya Signet》
《オルゾフの印鑑/Orzhov Signet》
《ボロスの印鑑/Boros Signet》
《グルールの印鑑/Gruul Signet》
《寺院の鐘/Temple Bell》
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《金粉の水蓮/Gilded Lotus》
プレインズウォーカー22枚
《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane》
《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
《エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel》
《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》
《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》
《精神を刻む者、ジェイス/Jace the Mind Sculptor》
《記憶の熟達者、ジェイス/Jace, Memory Adept》
《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》
《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess》
《ソリン・マルコフ/Sorin Markov》
《チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar》
《燃え立つチャンドラ/Chandra Ablaze》
《炬火のチャンドラ/Chandra, the Firebrand》
《野生語りのガラク/Garruk WildSpeaker》
《原初の狩人、ガラク/Garruk, Primal Hunter》
《復讐のアジャニ/Ajani Vengeant》
《サルカン・ヴォル/Sarkan Vol》
《狂ったサルカン/Sarkhan the Mad》
《滞留者ヴェンセール/Venser,the Sojourner》
《プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Planeswalker》
《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》
《解放された者、カーン/Karn Liberated》
土地36枚
《広漠なるスカイクラウド/Skycloud Expanse》
《ダークウォーターの地下墓地/Darkwater Catacombs》
《シャドーブラッドの尾根/Shadowblood Ridge》
《モスファイアの谷/Mossfire Valley》
《サングラスの大草原/Sungrass Prairie》
《秘教の門/Mystic Gate》
《沈んだ廃墟/Sunken Ruins》
《滝の断崖/Cascade Bluffs》
《溢れかえる果樹園/Flooded Grove》
《ディミーアの水路/Dimir Aqueduct》
《イゼットの煮沸場/Izzet Boilerworks》
《シミックの成長室/Simic Growth Chamber》
《アゾリウスの大法官庁/Azorius Chancery》
《海辺の城塞/Seaside Citadel》
《秘儀の聖域/Arcane Sanctum》
《崩れゆく死滅都市/Crumbling Necropolis》
《野蛮な地/Savage Lands》
《ジャングルの祭殿/Jungle Shrine》
《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
《アダーカー荒原/Adarkar Wastes》
《地底の大河/Underground River》
《氷河の城砦/Glacial Fortress》
《反射池/Reflecting Pool》
《風変わりな果樹園/Exotic Orchard》
《統率の塔/Command Tower》
11《島/Island》
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相変わらず《隔離するタイタン/Sundering Titan》で壊滅するのは困るので、
ギルドランドとデュアルランドは入れていない。
このあたりを気にしないならば、
デュアルランド10種とギルドランド10種はデッキに入れてもいいだろう。
この2つを入れるならば、当然フェッチランドも入る事になる。
下記はデッキに入っている22種のPWと入らない残り2種の個人的な個別評価。
点数はこのデッキにおける10点満点の個人的採点。
あくまで「このデッキにおける採点」なので、
全体としてのPW評価とはもちろん違っているので注意。
デッキの参考になるかもしれないので、
興味のある人は読んでみてほしい。
白
・《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane》
6点。
基本はヘイト低め。
大半は毎ターン2ライフ回復装置。
クリーチャーを並べて-1を使えれば活躍。
6~7まで貯まると危険視される。
個人的な記録では出したアバタートークンが220/220になった事がある。
・《エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel》
5点。
奥義で他のPWを置いていると綺麗にお掃除してしまうので、
状況次第では結構役に立たない。
白アジャニさんと同じく、
ただのライフ回復装置になっている事もしばしば。
5色PWでは無いデッキではデッキ次第とはいえ、
リセットボタンがあるのは悪くない。
・《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
8点。
ヘイトが比較的高いが、
+1能力でトークンが出るため、守りやすさがある。
言うまでもなく8まで貯まると危険度さらにUP。
《スリヴァーの女王》様がジェネラルの場合、
+3/+3能力起動で殴りに行っても強い。
持っているなら入れておいて損無しの1枚。
・《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》
5点。
ヘイト低め。
全体的にアドバンテージをくれる能力として作られていないため、
危険視される事があまりない。
EDHでは6/6で殴っても大したことがない事があるので、
これまた重要視されない場面ばかり。
場に出して即、タップ状態のジェネラルを暗殺する事がある。
一番活躍するのはこの時だろう。
青
・《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》
8点。
コストの安さ、ヘイトの低さ、他の危ないジェイスを置かれない事、
色々なる面で結構な優秀さを誇る。
ライブラリーを削る能力はEDHではまず使わないので、
+2能力と-1能力だけのPWだが、充分に優秀。
・《記憶の熟達者、ジェイス/Jace, Memory Adept》
7点。
+1でカード1枚がデメリット無く引ける優秀さ。
0は滅多に使わない。
-7は「悪いなのび太!この奥義3人用なんだ!」と言いながら、
誰か一人を除いて自分+二人に20枚引かせて楽しむための技。
(しっかり勝ちたい時は自分だけ引きましょう。)
・《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
10点。
語る必要が無いほど強い。
ヘイト値MAXカード。
以前にも書いたが、
店主はEDHでこのカードをプレイして負けたことがない。
ヘイト値など無視して他者を張り倒す驚異的なPW。
ヘイトの高さゆえに、緻密なプレイングが要求されるので、
使いこなすのが最も難しいPWと言っても過言ではない。
採点としては10点でも足りないくらい強い。
・《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》
8点。
青いガラク…と言おうと思ったがガラクより強い。
《Sol Ring》や《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》を持って来られる強さ、
また、《Sol Ring》や《金粉の水蓮/Gilded Lotus》などの2マナ以上出るアーティファクトをアンタップで、
ガラク以上の能力を発揮する機会がある。
2つ目の能力を0起動でアーティファクトランドを出せるのも強い。
アーティファクトの並ぶ枚数次第では最終奥義で2人くらい倒す事も。
黒
・《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess》
8点。
手札破壊はそれほど強くないが、
-2の教示者能力がとにかく強い。
何かしらのドロー方法か、
3種のジェイス、黒赤サルカンのどれかが出ていれば、
即座にそのカードを手札に入れられるのも強い。
最終奥義までは到達しない事が多いだろう。
・《ソリン・マルコフ/Sorin Markov》
7点
ヘイト値は中の上。同点でもリリアナのほうが危険視される。
6マナ、対象のプレイヤーに30点のダメージを与える。
と書いてある場合が案外多い。
+2能力は雑魚掃討と他のPW掃討に使う事多し。
最終奥義はあまり使わないが危険視される要因。
赤
・《燃え立つチャンドラ/Chandra Ablaze》
7点。
EDHでは思った以上に-2能力が強い。
とはいえ、
+1がとにかく使いにくいのが泣けてくる上に、
最終奥義も5色ではほとんど使えない。
赤単なら必ず入れておけって言えるくらいには活躍。
7点はついているが、6マナと重いのは難点。
・《チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar》
5点。
出しても誰も気にしない事さえあるヘイト値の低さ。
最終奥義さえ起動出来てしまうほど誰にも相手にされない。
とはいえ最終奥義もプレイヤー1人にしか効果がないため、
EDHではそこまでの活躍が見込めない。
他のチャンドラを出させない方法にしかならない事も。
場に出してすぐに-6して死ぬ事もある。
・《炬火のチャンドラ/Chandra, the Firebrand》
8点。
最も柔軟性の高いチャンドラ。
+1能力がEDHでも雑魚除去になるので案外と活躍。
追加ターンを得られるカードと-2能力の組み合わせが邪悪。
《時間の伸長/Time Stretch》をコピーすると追加4ターンももらえるので、
これだけでゲームが決まる事がある。
最終奥義は滅多に使われないが能力は柔軟性がある。
8点ついているが、コピーする呪文あっての点数。
緑
・《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》
8点。
ヘイト値は少々高めだが、緑のデッキならほぼ入る優秀なPW。
能力も安定して使えるものが3つ揃っている。
文句なしに良いPW。
多色では2マナ出るおかえりランドとの相性が抜群に良い。
EDHでは土地アンタップを使う事が8割以上だろう。
・《原初の狩人、ガラク/Garruk, Primal Hunter》
7点。
エルズペスのように+能力でトークンが出るのが強み。
指定コストの厳しさはあるが弱くない。
-3でのドロー能力も悪くない。
最終奥義は弱くないわりにまず使わない。
これを使うくらいなら-3でドローしてしまうから。
店主はアジャニのアバタートークンを場に出して、
62枚ドローをした事がある。
無色・マルチ
・《復讐のアジャニ/Ajani Vengeant》
5点。
ヘイト低め。ちょっと他人の邪魔が出来るだけ。
-2能力で雑魚除去する事もある。
最終奥義がプレイヤー1人にしか効果がないため、
滅多に発動する事がない。
・《プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Planeswalker》
9点。
精神ジェイスと肩を並べる危ないPW。
場の制圧力、倒しにくい忠誠値、最終奥義の強さなど、
コストの重さと色の指定があるとはいえ、かなり使える。
追加ターンカードと組み合わさると他のPW以上に凶悪。
最終奥義も1人を完全封殺に近い状態に追い込むだけに、
かなりの強さを発揮する。
・《狂乱のサルカン/Sarkhan the Mad
6点。
+能力が無いのでヘイト値は低い。
一応ドローサポート能力なのであなどれないのだが。
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》があれば安定力がつく。
-2能力はどうしても除去しないとならないクリーチャーに使うだろう。
最終奥義は無いものとして扱う。
・《サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol》
6点。
デッキを選ぶPW。基本ヘイトは低め。
+1能力が活躍するのは数が並ぶ時や、
エルドラージのようなクリーチャーがいる時のみ。
-2能力がたまに面白い活躍をしてくれる。
最終奥義はEDHでも活躍出来るくらいの強さはある。
・《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》
5点。
単色テゼレットに比べて非常に弱い。ヘイト値も低め。
+1能力はライブラリーの枚数の多いEDHではヒットしない事も多々ある。
-1能力もたまに起動する程度。
よほどアーティファクトが並んでいれば別だが、
最終奥義はほとんどEDHでは使われないだろう。
・《滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojourner》
9点。
ヘイトの高さはニコル様、精神ジェイスに続いて第三位に近い。
《魔力の櫃/Mana Vault》や場に出ると何か出来る能力との相性が良い。
また、-能力を使ったPWを元の数値に戻せるので、
他のPWとの相性も非常に良い。
自身の-1能力はまず使わない。
最終奥義の危険性はニコル級。
《永遠の証人/Eternal Witness》と追加ターン呪文で、
簡単に無限ターンが実現してしまうのが魅力的。
・《解放された者、カーン/Karn Liberated》
8点。
無色なだけにどんな色のデッキにも入れられる唯一のPW。
能力はそれほど悪くないため、ヘイト値は高い。
無色からパーマネントに干渉出来る-3能力は使いやすいので優秀。
手札破壊も+4と、防御力が高くてこれまた優秀。
最終奥義は追放したカード次第とはいえ、
全員を投了に追い込む事も。
デッキに入らなかった2種のPW。
・《槌のコス/Koth of the Hammer》
5色PWデッキではデッキには入れていない。
単色専用機に近いPW。
赤単などで使われた場合はヘイトが高いだろう。
能力も単色ならばどれもそれほど弱くない。
デュアルランドやギルドランドを入れれば一応デッキに山が存在するので、
そうなれば使う事も出来るPW。
5色PWで使ったらさぞかし弱いだろうが。
あえて採点するなら4点。
・《ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane》
ヘイト値最低のPW。
今後もニッサよりもヘイトの低いPWは出ないだろう。
EDHではニッサに選ばれし者が1体しか出せない上に、
エルフの分だけライフをもらってもさほど影響しない。
最終奥義だけはデッキを選ぶとはいえ決まれば勝ちと言え無くもないが、
到達するまでに最低5ターンを要するので、
使い物にはならないだろう。
5色PWではデッキに1度だけ入れたのだが、
1デュエル後にデッキから抜けた。
あえて採点するなら2点。
ニッサだけは赤点決定の点数である。
ではまた。








