EDHリストのみ紹介その130(Charix, the Raging Isle/怒り狂う島嶼、キャリクス-投稿デッキ)
今回のEDHリストのみ紹介は、EDHデッキ投稿より寄稿されたリストをご紹介。
今回のジェネラルはこちら。
《怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isle》
コスト: 2青青
伝説のクリーチャー リバイアサン(Leviathan) カニ(Crab)
対戦相手が怒り狂う島嶼、キャリクスを対象として呪文を唱えるためのコストは(2)多くなる。
(3):ターン終了時まで、怒り狂う島嶼、キャリクスは+X/-Xの修整を受ける。
Xは、あなたがコントロールしている島(Island)の総数に等しい。
0/17
レア
・製作者様ハンドルネーム:「包丁」様
・製作者様コメント:
「旬」の食べ物は旨い。
大事なことは季節に合わせた旬の食材を、新鮮なままに食べることである。
では、今が旬であり、最も新鮮な素材は何か…?
そう、”蟹”《怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isle》である。
このデッキを組むに際し、私は彼(彼女)のストーリー、能力を確認した。
「対戦相手が怒り狂う島嶼、キャリクスを対象として呪文を唱えるためのコストは(2)多くなる。」
なるほど、「旬」の蟹は旨いが値段は高くなる。手を出すのに懐具合は気になるところである。
(3):ターン終了時まで、怒り狂う島嶼、キャリクスは+X/-Xの修整を受ける。
Xは、あなたがコントロールしている島(Island)の総数に等しい。
ストーリーを読むと、キャリクスはマナを喰い成長する。フレーバーが活かされた素晴らしい能力である。
普通であれば、「アーティファクト」を大量に動員し、肥え太らせる発想になるだろう…
だが、あえて言いたい。
「Xは、あなたがコントロールしている島(Island)の総数に等しい。」
これは、つまり「島(天然)」こそが、キャリクスの旨味を最も引き立てるものである、と。
天然の「島」こそ、頂点である。
さて、ここで一つ問いかけたい。
この素晴らしい「蟹」を寿司屋で食すとする。
「蟹」だけでは飽きるのではないか?
ならば、他にも要素が欲しい…
寿司と言えば…「マグロ」である。
おわかりいただけただろうか?
「青単」「島」「マグロ」ここから連想される発想…。
そう、かつてMTG界に存在し、あらゆるフォーマットで構築を可能とするデッキ
「マグロブルー」である。
つまりは、こうだ。
ジェネラル:《怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isle》
-土地 99枚-
99《島》
完璧なリストである。
だが、いかに「天然物」と言えど、「飽き」が来ることは避けられない。
素材を活かしつつ、革新的な料理を作り出してこその料理人である
EDHの現環境最強コンボ…、
今どきは、タコがサッカーの占い(神託)をするらしい。
蟹ができても問題がないだろう。
そう、「オラクルコンボ」である。
「オラクルコンボ」は青黒(デモコン)、青赤(ブリッジストーム)の専売特許では!?
そんなことはない。
最高の「宝(食材)」を、大自然(デッキ99枚)の中から探し出そう。
「宝物探し」+「タッサの神託者」コンボである。
ルートは単純。
「宝物探し」⇒「タッサの神託者」⇒「神秘の聖域」⇒「宝物探し」⇒「タッサの神託者」である。
「土地単」であるが故の発想、「島」のみで戦える《怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isle》だからこそ使える至高の戦術。
このデッキの神髄は「マリガン」にある。
99枚ものデッキの中から「宝物探し」を引けるはずがない。おそらくそう思う者もいるだろう。
だが、ここEDHの利点が存在する。
初手に「宝物探し」が来る確率は、僅か7%ほど。
だが、我々は「フリーマリガン」を含めて、7回のマリガンを残している。(手札1枚あればいい。)
第7マリガン(手札1)までに宝物探しを引く確率は、なんと45%ほどにひきあがる!
しかし、そこまでマリガンをしてしまえば蟹の旨味など「カニカマ」にも等しいのではないか?
大丈夫。絞りに絞った最後に残った最後の手札、それが「宝物探し」であるならば、
それは、「カニカマ」ではなく「蟹みそ」のごとき濃厚さを発揮する。
初手、2ターン目で引くカードのほとんどは土地。宝物探しを唱えれば、手札はあふれかえる。
まさしく、「宝物」を探す気分でマリガンしよう。
ここに「島」以外の土地を加え、デッキの完成度を高めていく。
打ち消し対策「母聖樹」「魂の洞窟」
聖域サーチのフェッチランド(枚数に注意、多すぎるのもよくない。)
トップに置いた聖域を速度ドロー「サイクリングランド」
他にも、ドローや土地対策、リカバリー手段を加えて、最高の蟹デッキが仕上がった。
デッキ名「蟹island」刮目せよ!
追伸:このデッキ最速の動きは、
「3マリガン以降」
「ボトムの1つ上にオラクルを仕込み」(この時、シャッフル系の土地が使えない)
「2ターン目、宝物探し」
「3ターン目、最後のカードを引いて、オラクル」である。
デッキは以下。
ジェネラル: 《怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isle》
-クリーチャー 1枚-
《タッサの神託者/Thassa’s Oracle》
-ソーサリー 1枚-
《宝物探し/Treasure Hunt》
-土地 97枚-
《神秘の聖域/Mystic Sanctuary》 キー
《沸騰する小湖/Scalding Tarn》 サーチ
《汚染された三角州/Polluted Delta》 サーチ
《トレイリア西部/Tolaria West》 サーチ
《魂の洞窟/Cavern of Souls》 カウンター対策
《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All》 カウンター対策
《鏡の池/Mirrorpool》 宝物探しコピー
《石化した原野/Petrified Field》 リカバリー
《憑依された沼墓/Haunted Fengraf》 リカバリー
《荒廃した瀑布/Blighted Cataract》 ドロー
《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea》 ドロー
《周到の砂漠/Desert of the Mindful》 ドロー
《天才の記念像/Memorial to Genius》 ドロー
《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》 ドロー
《オラーズカの拱門/Arch of Orazca》 ドロー
《孤立した砂州/Lonely Sandbar》 ドロー
《離れ島/Remote Isle》 ドロー
《枯渇地帯/Blasted Landscape》 ドロー
《Soldevi Excavations》占術&聖域生け贄
《孤立した監視塔/Isolated Watchtower》 占術
《ヴァントレス城/Castle Vantress》 占術
《廃墟の地/Field of Ruin》 土地対策
《幽霊街/Ghost Quarter》 土地対策
《不毛の大地/Wasteland》 土地対策
《黄塵地帯/Dust Bowl》 土地対策
《暗黒の深部/Dark Depths》
《演劇の舞台/Thespian’s Stage》
《屍肉あさりの地/Scavenger Grounds》
《出現領域/Emergence Zone》
《家路/Homeward Path》
《地形形成装置/Terrain Generator》
《イプヌの細流/Ipnu Rivulet》
《イス卿の迷路/Maze of Ith》
《爆発域/Blast Zone》
《ならず者の道/Rogue’s Passage》
《七曲がりの峡谷/Winding Canyons》
《露天鉱床/Strip Mine》
60《島/Island》