《疲労の呪い》

今回のお題は、《疲労の呪い/Curse of Exhaustion》。

Curse of Exhaustion
Curse of Exhaustion/疲労の呪い
コスト:2白白
エンチャント オーラ(Aura) 呪い(Curse)
エンチャント(プレイヤー)
エンチャントされているプレイヤーは、各ターンに1つしか呪文を唱えられない。
アンコモン

エンチャントした人にだけ《法の定め/Rule of Law》状態。
そしてカードの効果とこらむの内容は全然関係が無い。
店主に起きたとある出来事が無かったら、
このカードのタイトルのこらむは存在しなかっただろう。

ワタクシ、セラの店主にはとある友人がいる。
その男のハンドルネームはりっちー。
黒が大好きな邪悪な魔道士。
ハンドルネームもネクロマンサーのリッチから来ているらしい。
MTG歴も相当長い《沼/Swamp》と《暗黒の儀式/Dark Ritual》を愛する男。
どうしてなのかはわからないが、
最初に会った時からお互いに敬語も無しで打ち解けた。
そういえば年齢も同じか近かったような。
それと、
全く話には関係がないが、
りっちーは「マイ唐辛子」と称して、
常に七味唐辛子(一味だったかもしれない。)を持ち歩いているのを見た事がある。
自他ともに認める激辛大好き野郎である。
店主はマイ唐辛子を持つ人を人生で二人見たことがある。
一人はりっちー。
もう一人は法政大学を首席で卒業した優秀な女性だった。
この女性は、
「私、暴君ハバネロとか激辛なものいっぱい食べて、
 それでお腹痛いー!ってなるの好きなんですよ。
 なんかそういう時って、
 『ああ、私生きてるぅー!』
 って感じしません?」

と言っていた。
店主はノータイムで
「しねえ。」
と回答した。
あと、この女性は美人だったが、
店主は絶対にこの人の彼氏にはなれないだろうと思った。
マイ唐辛子って一般的なんだろうか?

さて、お話をりっちーに戻そう。
りっちーは多少離れているところに住んでいるので、
たまにしか会えないが、
会うなり、

りっちー「よう、クソ店主、まだ潰れてねえのかい?」
店主「おう、お前が死ぬまでは潰せねえなあ。」
りっちー「相変わらず口の減らない店主だな。」
店主「減らず口より舌が二枚あるヤツのほうが問題じゃないかい?」

とお互いに軽口を叩ける間柄である。


そんなりっちーと共通の友人の間では、

「りっちー被害者の会」

というものを作っている。
主な活動は

・りっちーに会ったら全力をもっておもてなしをする事。
(どういうおもてなしであるかは想像に任せる。)


・EDHで対戦する際は「一番最初に狙って差し上げなさい。」と皆に言う事。

・りっちーとお酒を飲む時は彼がいかに邪悪であるかを語る事。

おわかりだろうか。
愛されキャラである。
(どういう愛され方であるかは想像に任せる。)

そんな邪悪なる魔道士りっちーから、
聖なる魔道士セラ店主宛に大きな発泡スチロールの箱が届いた。
(お前も邪悪な魔道士だろ、という意見は全力で却下する。)
《病めるもの》1のこらむをアップした少し後の頃だ。

「あれ?彼から送られてくるものなんてあったかな?
 しかも冷凍されているもの?」

開けてみた。

一番上に1枚のカードが置かれている。
りっちー


「《疲労の呪い》・・・。」

瞬時に理解した。

「《病めるもの》の事で、
 お前にはコレがエンチャントされているんだ。
 ぐへへ。」
と言いたいのだろう。

全く、彼らしいと言えば彼らしい。
疲労の呪い》を冷凍した人は世界でもりっちーだけじゃないだろうか。
こんなシャレのきいたカードの下には
大量の冷凍されたお魚。

鮭やホッケ、
名前のわからないお魚までとにかく沢山。
何kgぐらいあるんだろう、これ。

即座に電話をしてお礼を。
あとは互いの近況をべらべらと30分以上。
その会話の中で、

りっちー「最近GPの参加費もひどいけど、
 何より仕事の休みがとれなくて。」

と。
確かに最近のGPの参加費はちょっと高い。
参加費でプレミア焼酎が買えちゃう値段はちょっと困る。
もっともGPの参加よりも焼酎よりも、
まず自分の身体が元に戻らなければならない店主で、
財布の中身が消えていく大半の理由が医療費という。
医療費だけで《Underground Sea》が3枚分くらい消えただろうか。
医療費の3割負担でこれだからきつい。
保険に入ってなかったら・・・とか、
アメリカに住んでいたら・・・とか考えるとちょっと恐ろしい金額だ。
(アメリカは医療費が異様な程高く、
 保険に入っていてもお財布に厳しい。)
余裕があれば紙きれにお金を突っ込みたいダメ人間としては、
この出費は痛くてたまらない。
ダメ人間の自覚はあるが、
健康を害してまで紙きれに突っ込むのはちょっと難しい。
最近はコレクションの充実のために動けないのは、
お財布的にも精神的にもとってもつらい。

ちなみにこれを書いている今も、
腕と首が痛いままで、
それほど無理が出来る身体ではない状態。
そんな自分を心配してくれて、
お魚を送ってきてくれてありがとう、りっちー。
この場でもお礼を言いたい。
静岡県駿河湾産のお魚を日常的に食べられる自分でも、
「おおお、この味は今まで食べたことがない!」
と言える程、送ってきてくれたお魚は美味しかった。
次に会える時までになんとか健康体に戻り、
気楽にお酒が飲める状態になりたい。

最後に。
誰か《疲労の呪い》を《解呪/Disenchant》してくれ。
店主に《至福の休息/Recumbent Bliss》を。

ではまた。



記事作成日:2018/03/01



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