お泊まりまじっく2017冬-前編

お泊まりまじっく2017冬の開催場所は、
2017夏で使った場所と同じ。
エアコンがあるとわかっているだけに気温は多分大丈夫。
過去に使った他の会場も、
今は改装してエアコンは入れている場所も多いようだ。
さすがに利用者が熱中症で倒れたという話なぞ出たら、
利用者数が減る事を懸念しているからだろう。

何にしても会場にはエアコンはあるし、
ヒーターもこちらで持って行ったので大丈夫だろうと思っていた。

が、日本でも有数の暖かさを誇る静岡でも、
このお泊まりの数日はとても冷え込んだ。
会場が山のほうにある事もあって、
思った以上に寒い。
ヒーターを持ってきて良かった。

お泊まりまじっくはまず最初のイベントはレアドラフト。
こらむを読んでいる方ならばもう説明不要のイベントだろう。

今回は人数の問題に加えて、
店主は頚椎症性神経根症という病のため、
MTGが出来る時間が少ないので不参加。
本当にこの頚椎症性神経根症という病は厄介だ。
同じ姿勢でずっと過ごしていると、
腕と首に激痛が走り、
他の事は一切出来なくなってしまう。
他人に伝染るようなものではないので、
参加者に迷惑をかける事は無いものの、
こうしてイベントへの参加や司会進行等で支障が出てしまうのは非常に痛い。
何よりもMTGを全力で出来る時間が少ない状態は、
このイベントだからこそつらい。

友人「全力で戦えないって、
 なんだか漫画のキャラクターみたいですね。」

店主「ああ、敵側にいる最強キャラみたいなやつね。
 全力で戦えるのが15分くらいしかなくて、
 だいたい漫画でその時間オーバーしちゃう感じの。」

友人「で、敵側のヒロインみたいな人が、
 『ダメッ!それ以上戦ったら・・・あなたの身体はっ!』
 とか言い出しちゃう・・・。」

店主「で、本人が、
 『く・・・来てしまったか・・・。時間が・・・。
 だが、この戦いに全てを・・・賭けるッ!!』
 だろ。」

友人「セラさんラスボス感はあるけど、
 こんなんで倒れられても困りますよ。」

というマヌケな会話をしていた。
ここまで切羽詰まってはいないものの、
結構両腕と首が痛い事は間違いない。

というわけでレアドラフトをお休みして、
裏方でお客様への対応や準備に。

レアドラフト後は夕食、お風呂。
多くの参加者はその隙間の時間も全力でMTG。
何も言わなくても勝手に卓を囲んでくれ、
1人の人(初参加者)がいても、
そういう人も声をかけてくれて、
一緒になって遊んでくれる人ばかりで、
主催者側としてもとても嬉しい光景だ。

楽しい時間は即座に過ぎるのか、
始まって間もない気がするのだが、
時間は既に夜の宴会タイム。

「体力尽きるまで楽しんで下さい。
 ドリンク、お菓子等はご用意してありますので、
 どうぞご自由に。」
なだけなのだが、
そこでお客様からの提案と差し入れが突発的に。

差し入れは結構普段からもいただいている事が多いのだが、
今回もお菓子からお酒まで色々といただいた。
特に果実酒、焼酎は人にも振る舞いやすく、
個人的にもとても好きなお酒なのでかなり嬉しい。

お酒ではないものの差し入れの中に、
とても真っ赤な色をしたとても危険な感じのするペヤングがあった。
mottokarai

真っ赤なパッケージで「もっと激辛」
と書いてある。
この見た目からして危ないニオイしかしない。
せっかくの宴席なので当然作る。
強烈である。
ニオイからして辛い。
同じ漢字を使うのだけども、
辛い(つらい)と言っても差し支え無い。
というかニオイを嗅いで危険だと思った辛さは初めてかもしれない。
そのくらい強烈な辛さを感じさせる。

もちろんの事、食べないなどという選択肢はありえない。
差し入れてもらったものでもある。
芸人みたいなカード屋の店主とさえ言われる男が、
ここで引く事など出来ないが、
明らかに危ないと脳が告げている。

でも一口。

「痛い!からいじゃなくて痛い!

 なにこれ!?むり!」


辛いものには滅法強い自信はあったが、
これは無理だった。
一人でこれ全部食べるのは無理だ。
結局、興味を持った猛者達が一口ずつ食べた後、
その一口食べたほぼ全員が投了。
持ってきた本人が
「大丈夫、これなら食える。」
と食べ切った。
この人の舌は鋼鉄とかチタンで出来ているのだろう。

そんな地獄の辛さのペヤングが終わった後に、
お客様からの突発的提案。

お客様「マスターズだけでドラフトがしたいです。
 人を集めてもらえないでしょうか。」

店主「マスターズだけという言い方だと、
 モダマスだけじゃないという事?」

お客様「そうです。マスターズと名のついたものなら、
 どんなマスターズでもいいから3つ買ってドラフトしたいんです。」

店主「おお、それは面白そう!自分もやりたい!」

という事で、お泊まりの参加者の方々に声をかけてみた。
一瞬にして8人が簡単に揃う。
「どうせ8人なんて揃わないから、
 俺、参加出来るな。」
などと思っていた店主は参加出来ず(笑)

プレイヤーは各々好き放題に開封したいマスターズを買ってドラフト。
参加した人は、
「こんな面白い企画乗らないわけに行かないですよ。」
「こんな機会じゃなきゃこんなパック開けないから遊びたい!」
「普段MTG出来ないからこういう時にぶっ放したい!」
「ここで乗らなきゃ、普段何のために仕事してるかわかんねえ。」
「一度でいいからマスターズだけで遊んでみたかった。」
と、色々なコメントを。
まさか突発的にお客様からの提案で、
こんなにも面白そうなイベントが発生するとは思わなかった。
お客様からの提案という事そのものも嬉しい。

ルールはお客様の決めたもので、

・マスターズとついたパックを3種類買う事。
・同名のマスターズは購入2つ以上出来ない。
・どのパックから開けてもOK。
・取り切り。
・全てのパックは最初のピックだけ2枚取る。
(レアとFOILを取り切る事を可能にするための措置。)


そして、面白い企画をお客様から提供していただいたので、
Cardshop Serraからはイクサランのパック等を優勝賞品に。

人数の問題で参加出来なかったものの、
観戦しているだけでもこのドラフトは面白い。

店主は参加者のHN:七式の後ろで観戦。
台湾旅行こらむでおなじみの七式さんだ。
電話で「そろそろ台湾行く?」と言うと、
「勝手に日決めてください。日程どうにかしますんで。」
とグレートな返事をほぼ毎回くれる七式さんだ。

その彼のファーストピック。
nanashiki-fow

店主「これ、当然とるけど、
 同時にドラフトでとってもぶっ放してみたいカードだよね。」

七式「台湾行ってドラフトした時のセラさんと同じ気分ですわ。
 もう元はとった!負けても構わん!
 2巡目からが本当のドラフトだ!」

店主「個人的には七式がカスレア引くほうが、
 お酒が美味しくなるからこの光景嬉しくないんだけど。」

七式「なにサラッとひどい事言ってんですか!(笑)」

店主「一緒にドラフトやってる他の7人の人もそう思ってるってば(笑)」

七式「そりゃそうですよね、同卓の人の当たりレアなんて嬉しい人いませんよ(笑)」

当たり前の話と言えば当たり前の話なのだが、
マスターズシリーズはドラフトでやるにはカードパワーの強いものが案外とあるので、
ドラフトするたびにみんな大騒ぎである。
レアドラフト以外でこんなに盛り上がるドラフトを見るのは珍しい。
そのくらいにみんな楽しそうだ。

なお、《意志の力/Force of Will》引いた七式さんが
青赤のデッキで優勝。

このマスターズドラフトに参加しなかった方々は、
EDHの卓を囲んだり、お菓子とドリンクでおしゃべりだけの人もいたり、
様々に楽しんでいるようだった。
マスターズドラフトやってみたかったなぁ。

あとは体力が尽きた人から順番にばたんきゅー。
1日目終了。

続く。

ではまた。



記事作成日:2018/01/08