エルダードラゴンハイランダーその2
エルダードラゴンハイランダー(EDH)について、
EDHのデッキを1つくらい紹介して欲しいという声があったので、
自分の使っているデッキの1つを紹介。
ジェネラルは《Gwendlyn Di Corci》というカード。
もうこの時点でそのカード何?!
って言われるレベル。
アルファベットのつづりからしても英語かどうかさえ疑わしいほどだが、
これで正式に英語版のカード名。
《Gwendlyn Di Corci》
コスト:青黒黒赤
伝説のクリーチャー 人間(Human)ならず者(Rogue)
(T):プレイヤー1人を対象とする。
そのプレイヤーは、カードを1枚無作為に選んで捨てる。
この能力は、あなたのターンの間にのみプレイできる。
3/5
レア
レジェンドの変な伝説生物のカード。
とはいえ、毎ターン誰かの手札をランダムに1枚壊せる強さは、
他に類を見ない強さと言っていい。
別にジェネラルにこだわらなくてもいいとも言えるので、
同じ青黒赤であれば、
《Tetsuo Umezawa》でもいいし、
《粛清するものクローシス/Crosis, the Purger》でも
《沼地の王ソルカナー/Sol’kanar the Swamp King》でもいい。
《裏切り者の王、セドリス/Sedris,the Traitor King》も悪くない。
デッキは下記。
ジェネラル:《Gwendlyn Di Corci》
クリーチャー26枚
《大クラゲ/Man-o’-War》
《ファイレクシアの発掘者/Phyrexian Delver》
《くぐつ師の徒党/Puppeteer Clique》
《骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampire》
《アンデッドの剣闘士/Undead Gladiator》
《戦慄をなす者ヴィザラ/Visara the Dreadful》
《悲哀の化身/Avatar of Woe》
《夜景学院の戦闘魔道士/Nightscape Battlemage》
《墓所の天使/Crypt Angel》
《ネクラタル/Nekrataal》
《叫び大口/Shriekmaw》
《墓生まれの詩神/Graveborn Muse》
《ドワーフ鉱夫/Dwarven Miner》
《ドワーフの爆風掘り/Dwarven Blastminer》
《火炎舌のカヴー/Flame Tongue Kavu》
《炎のインプ/Fire Imp》
《砕岩を食うもの/Detritivore》
《貪欲なるヒヒ/Ravenous Baboons》
《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》
《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》
《影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltrator》
《ディミーアのギルド魔道士/Dimir Guildmage》
《燃え立つ死霊/Blazing Specter》
《残忍なレッドキャップ/Murderous Redcap》
《無慈悲なる者ケアヴェク/Kaervek the Merciless》
《束縛の皇子/Prince of Thralls》
インスタント8枚
《排撃/Repulse》
《嘘か真か/Fact or Fiction》
《けちな贈り物/Gifts Ungiven》
《偽り/Jilt》
《クローシスの魔除け/Crosis’s Charm》
《グリクシスの魔除け/Grixis Charm》
《大釜のダンス/Cauldron Dance》
《終止/Terminate》
ソーサリー14枚
《やり込め/Unnerve》
《吸心/Syphon Mind》
《滅び/Damnation》
《死の雲/Death Cloud》
《復活/Recover》
《悪魔の教示者/Demonic Tutor》
《不敬の命令/Profane Command》
《ジョークルホープス/Jokulhaups》
《抹消/Obliterate》
《滅殺の命令/Decree of Annihilation》
《燎原の火/Wildfire》
《残酷な根本原理/Cruel Ultimatum》
《虚空/Void》
《Rise+Fall/隆盛+下落》
エンチャント4枚
《動く死体/Animate Dead》
《Dance of the Dead》
《ネクロマンシー/Necromancy》
《熱情/Fever》
アーティファクト6枚
《Sol Ring》
《ダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingot》
《ディミーア印鑑/Dimir Signet》
《イゼットの印鑑/Izzet Signet》
《ラクドスの印鑑/Rakdos Signet》
《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
プレインズウォーカー4枚
《プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Planeswalker》
《チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar》
《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》
《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess》
土地37枚
《ディミーアの水路/Dimir Aqueduct》(青黒おかえりランド)
《ラクドスの肉儀場/Rakdos Carnarium》(赤黒おかえりランド)
《イゼットの煮沸場/Izzet Boilerworks》(青赤おかえりランド)
《湿った墓/Watery Grave》(青黒ギルドランド)
《血の墓所/Blood Crypt》(赤黒ギルドランド)
《蒸気孔/Steam Vents》(青赤ギルドランド)
《地底の大河/Underground River》(青黒ダメージランド)
《硫黄泉/Sulfurrous Springs》(赤黒ダメージランド)
《シヴの浅瀬/Shivan Reef》(青赤ダメージランド)
《Underground Sea》(青黒デュアルランド)
《Badlands》(赤黒デュアルランド)
《Volcanic Island》(青赤デュアルランド)
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
《ヴォルラスの要塞/Volrath’s Stronghold》
《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
《露天鉱床/Strip Mine》
《不毛の大地/Wasteland》
《風変わりな果樹園/Exotic Orchard》
《ダークウォーターの地下墓地/Darkwater Catacombs》(OD版青黒フィルター)
《シャドーブラッドの尾根/Shadowblood Ridge》(OD版赤黒フィルター)
《偶像の石塚/Graven Cairns》(赤黒フィルターランド)
《滝の断崖/Cascade Bluffs》(青赤フィルターランド)
《クローシスの地下墓地/Crosis’s Catacomb》
《反射池/Reflecting Pool》
3《島/Island》
5《沼/Swamp》
5《山/Mountain》
以上、計99枚+ジェネラル。
土地破壊、手札破壊、クリーチャー破壊が中心
決まる時は、
《抹消》や《ジョークルホープス》で、
場にはプレインズウォーカーが残せる。
8マナか9マナ出して《ジョークルホープス》→《世界のるつぼ》→セットランドしてエンド。
という流れだと文句無し。
《ダークスティールの城塞》と《ダークスティールの鋳塊》はこんな時とても強い。
EDHでは基本地形以外のカードは絶対に1枚というルールのおかげで、
高いカードを4枚そろえる必要は無い。
そのため、高いカードでも1枚なら買ってみよう、トレードで手に入れようと思える。
これが非常に大きい。
それだけではなく、どちらかと言えば、
「コストが高くてもプレイすれば強いカード」
は評価されやすい。
「弱くはないんだよな、弱くは。でもコストが…」
なんて言われてきたカスレアたちにおおいに活躍の場がある。
カスレアに活躍の場を与えるという意味でも、
高いカードも1枚くらいなら手に入れようという考えでも、
非常にこのEDHは楽しめる環境にある。
自分にいたっては、
最近になってEDH用のデッキを4つも作ってしまった。
4つ作っても大して資産を使わないところが気楽でいい。
4つ作ってもスタンダードのデッキ1つ分くらいの値段なのだ。
一番高くて上記のデッキだ。
何故ならデュアルランドやニコルボーラスを使っているからで、
他のデッキにいたってはカスレアとアンコモン、コモンだけで組んでいる。
また、
上記のデッキのようにジェネラルを
《Tetsuo Umezawa》
《粛清するものクローシス》
《沼地の王ソルカナー》
《裏切り者の王、セドリス》
に差し替える事も出来る色選択ともなると、
ジェネラルを差し替えるだけでも全く違った戦い方が出来る。
これが面白味に拍車をかけていると言える。
まだEDHをやったことない方、
この遊び方は本当に面白いうえに、安く楽しめる。
是非プレイすることをお薦めしたい。
ではまた。