PSAノススメ

今回のお題はPSAについてのお話。
以前からもPSAについてのこらむを書いているが、
今回は読んでいる方にPSAをオススメしたいというお話。

予備知識として、
PSA
のこらむを読んでおいてくれるとありがたい。

PSAのお話をするにあたって、
おさらいしておきたい事が2つと紹介したいニュースが1つ。
それは、
このMagic the Gatheringという素晴らしいゲームは、
既に20年を超える歴史を持っているという事。
そして、このMTGの媒体は紙である事。

紹介したいニュースは以下。
————————————

2012年7月
アメリカ、オハイオ州の民家の屋根裏部屋から、
100年以上前の野球カードが見つかり、
最大で約300万ドル相当の価値があると注目を集めている。
伝説の大投手サイ・ヤングを描いたものなど約700枚で、
これまで見つかっている同年代のカードと異なり新品同様。
発見者は「屋根裏部屋からモナリザを見つけたようだ」と大興奮で話している。
古ぼけた段ボール箱から出てきたカードは、想像を絶するお宝だった。
見つかったカードは、
1910年ごろにキャラメルのおまけとして発売されたシリーズ。
大リーグが現在の2リーグ制になって約10年後で、
投手にとって最高栄誉の賞に名を残すサイ・ヤングのほか、
3度の打率4割など通算4189安打で「球聖」と呼ばれるタイ・カッブや、
首位打者に8回輝いた最初の殿堂入り選手ホーナス・ワグナーら、伝説の選手が描かれている。
現存するこの年代のカードは擦り切れて絵が不鮮明になっているなど保存状態の悪いものが大半だが、
専門家は「これほど状態のいいものは二度と出てこないかも」と貴重さに太鼓判を押す。
発見したのはカール・キスナーさん(51)。
民家の住人だった親類の女性が昨年10月亡くなり、
権利を引き継いだ親族約20人とともに民家を掃除していたときにお宝を発掘した。
カードは女性の前の家主でキスナーさんの祖父、カール・ヘンチさんが集めたものという。
「祖父は肉屋を営んでいて、お客さんに配る販促目的で集めたものを忘れて放置していたのでは」
とキスナーさん。
発見当初は価値が分からず、
約700枚のうちから8枚をオークション会社の鑑定にかけたところ
「オーマイゴッド!こいつは凄いものだ」
との回答を得た。キスナーさんはあわててカードを銀行の金庫に保管した。
まず最も価値の高いと思われる37枚が8月2日に競売にかけられ、
落札予想価格は50万ドルという。
競売を手掛けるヘリテージ・オークションズ社は値崩れを防ぐため、
2、3年かけてじっくり競売にかける予定という。
落札金は親類20人で山分け。
100年前のおまけが生んだ思わぬ巨万の富にキスナーさんは
「子供6人の学費に充てる」
と喜びを語っている。
————————————
お祖父ちゃん、狙ってそうしたわけではないにせよ、
孫に凄まじい遺産をのこしたものだ。

この野球カードはオークションにかけられる前に、
PSA鑑定にかけられている。
状態の悪いものではPSA2だったそうだが、
良いものではPSA8~PSA10がつくものもあったという。
100年前のカードをスリーブも無しで保存したものとしては、
これほどのものは早々出てこないだろう。

このニュースからわかる事としては下記のような事が挙げられる。

・トレーディングカードの歴史は100年以上あるということ。
・トレーディングカードの歴史は簡単には滅びないということ。
・トレーディングカードのコレクションの市場はかなり大きいということ。
・紙という媒体は強いようで弱く、弱いようで強い。
そして、
・こういった時、信用ある鑑定はPSAである。
という事も付け加えられるだろう。

さらにもう1つ。
MTGプレイヤーの多くが話題にした事があるであろう、

MTGはいつまで続くのか?

というもの。
それとほぼ同じ話題として、

今から100年した時、MTGは滅びているか?

というものの答えはこれで出たようなものだろう。
100年経った時にWotC社は無いかもしれないが、
MTGという素晴らしいゲームのシステムは残り、カードも残る。
つまりはコレクターもプレイヤーも残る。
もっとも、
このこらむを読んでいる人で100年後に生きている人はいないだろう。
(もし100年後まで生きていたら、その人は100年後もMTGプレイヤーであってほしい)

さて、前述のとおり
MTGは20年を超える歴史を持っている。
そして、このMTGの媒体は紙である。
今、このこらむを読んでいる人の持っているカードは、
今はミントクラスの綺麗なカードかもしれない。
ここから10年、20年という時間が経った時はどうだろう?
自分のコレクションは経年劣化してしまう事は否めない。
カードの状態が悪くなる条件は沢山ある。

・カードをデッキに入れて使う事。
・スリーブ、アルバムに入れずに放置する事。
・光の当たる場所に置く事。
・湿気。

などが挙げられる。
この中で最も劣化してしまうのは言うまでもなくデッキに入れて使う事だが、
(言うまでもないが、スリーブ無しでカードをプレイする行為は論外。)
コレクションをしている人にはあまり関係がないだろう。
コレクションをしている人の多くは、

・そもそもデッキを作らない。
・コレクション用とデッキで使う用を分けてカードを持っている。

のどちらかである事が多い。
スリーブやアルバムは簡単にどうにかなるものであり、
光の当たらない場所に置く事もそれほど難しくない。
残る問題は湿気である。
このこらむを読んでいる大半の人は、
湿気大国日本に住んでいるはずだ。
湿気というものは非常に厄介で、
スリーブやアルバムでは防ぎきれない。
上記のニュースは湿気の少ない土地だったからカードが無事だったのだと思われる。
少なくとも日本だったら同じ保存状態では無かっただろう。

となれば、
大切なコレクションを守る方法はPSAである。
PSAで鑑定してもらうと、
プラスチックのケースに入れてもらえるので、
空気が隙間から入るという事はなくなる。
FOILカードが曲がってしまうという事もない。
あとは暗室に保管しておけば、
よほどの事が無い限り、良好な保存状態に出来る。

PSA鑑定された品は、
・デッキに入れる事が出来ない。
・取り出すと「鑑定されていない状態」になる。
という事はあるが、
メリットのほうが大きい。
メリットは、
・鑑定された品は、それ以上状態がほぼ変化しない。
・PSA8以上がつけば価値が増加する。
・PSA10がついた場合は価値が数倍~数十倍になる。
・湿気に強い。
・鑑定された品の状態は個人の主観が入らないため、信用がある。
・臭いからも守れる。

最後に書いた、臭いも重要なポイントだ。
臭いとはカードそのものの劣化とはまた別のものではあるが、
喫煙者の所有するカードには煙草の臭いが染み付いている事が多々ある。
湿気ほどではないがスリーブで防ぎきれない事もある。
極端な話だが、
あなたがもし、
大金をはたいて《Black Lotus》を購入して、
臭いを嗅いだら煙草の臭いが染み付いていたら、
ガッカリしないだろうか?
臭いは時間が経てば確かに飛ぶのだが、
その後に別の臭いが付着しないとも限らない。
湿気と臭いの両方を防ぐ手段として、
PSA鑑定という密閉状態保存は非常に良い手段なのだ。

また、PSAのプラスチックのケース(ホルダー)は
UVカット(紫外線を防ぐ)のプラスチックとなっているため、
光による劣化も防ぐことができる。
ただし、透明プラスチックのため紫外線を100%防ぐものではない。
直射日光などには当てないほうが無難。
最高の保存状態を願うのであれば、
やはり暗室に置く事が望まれる。

余談になるが、
最近はEDHのジェネラルを鑑定したい!という方も少なくない。
ジェネラルを鑑定される方は普段は鑑定版を使い、
ライブラリーの中に入れるようなカードを使われた場合、
別でジェネラルのカードを用意しておくなどの準備が必要。
ジェネラルを鑑定される方は、

「1枚しかないFOILは状態を良好なままにしておきたい。」
「お気に入りのジェネラルなので鑑定品が欲しい。」
「他者とは違う逸品にしておきたい。」

など、理由は様々だ。
こういった背景からも、
EDH用のジェネラルをPSA鑑定、
または自分のコレクションをPSA鑑定してみてはいかがだろう。
自分の大切なカードを守る手段として、
PSA鑑定はとてもいい選択ではないだろうか。

ではまた。



お知らせ:
カードショップ・セラでは、PSAの鑑定代行も行っております。

通常鑑定:サービス概要
  • 依頼が入りしだい、すぐに鑑定を行います。
  • 一度に鑑定する枚数が多いほどお安くなります。
  • 廉価版:サービス概要
  • 1枚からご利用いただけます。
  • スピードは遅いですが、お値段のお安いサービスとなっています。
  • 鑑定に要する期間は2~3ヶ月となります。

  • PSA鑑定についてご質問、ご不明な点等がございましたら、お気軽に問い合わせフォームよりお問い合わせください。



    記事作成日:2014/06/04



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