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α40交流会参戦記2025

記事作成日:2025/11/12 執筆:加藤英宝

今回は2025年開催のα40交流会「深淵杯」参戦記。

α40とは、
各種あるMTGの遊び方の中でも、
「神々の遊び」とか「貴族の頂点」のような表現をされる世界。

大会ルール

ルールは至ってシンプルで、

・デッキは全部α版で40枚。
・サイドボードはない。
・マリガンもない。
・枚数制限もない。4枚制限すらない。
・禁止カードはアンティカードだけ。
・ゲーム開始時にライブラリーのトップ1枚追放。
・先手ドローあり。

これだけだとあまりに厳しいから緩和ルールを独自設けたのが、
CSSルールというもの(後述にリンク有り)がある。
あまりに厳しいというのも、
「αのカードがあんまり出回らないから、
 デッキを作りにくい。」
という話。
そのため、この世界は、
「盆栽を育てるようなデッキ構築」
である。
生涯をMTGに捧げる人として、
いつかはたどり着きたい遊び方の1つ
と考えて差し支えない。
普通の60枚構築とは違い、
40枚という少なさも面白い。

また、このα40という遊び方は、
「MTGの一番最初の遊び方」
である。
つまり、
「原点にして頂点」
という事になる。

さて、今回で三度目となる深淵杯。
主催も変わらずNigredさん(Twitter:https://x.com/Nigred2)

今回のルールはこちら。

CSSルール-2025年版

CSSルール-2025年版

以前より少し縛りを入れたルールへ変更。
去年の大会ルールが無法地帯だったので、
(IE、CEまで含めて使ってOKだった)
Nigredさんとお話してルールを少し更新。

単純に書くと

①デッキには最低1枚のα版カードを含めること
②加藤英宝は純正でなければならない
③Unlimitedおよびβ版の使用は可(IE版とCE版は使用不可)
④禁止カードはアンティ関連のみ
 
③については以下のルールがある。
Unlimited版のカードは最大5種、各1枚まで。
ただし基本土地は例外で好きなだけどうぞ。

これだけ。
「Unlimitedについては最大でもパワー9のうち5種1枚ずつまで」
とも読み替えられるかな。

個人的にはNigredさんの提唱した、
「αのカードを最低1枚入れて!」
というのは最高に良いルールだと思っている。
「最初の一歩だけは踏み出してね!」
という主催者の気持ちがこもっていて素晴らしい。
基本土地でも構わないというのが優しい。

また、主催のNigredさんに

「自分のデッキは異次元過ぎるので、
 相手がチャネルファイアボールを2回
 やらない限り、高確率で勝ってしまう。
 自分は優勝賞品の辞退をしたほうが・・・。」

と申し出たものの、
Nigredさんからは

「みんなそれでも魔王に挑みたいんですよ。
 三冠したら考えます(笑)」

とのお返事。
そう言われてはそのまま挑むしかない。

使用デッキについて

自分のデッキはというと、
去年とほぼ変わらず。
盆栽を育てるような世界ゆえ、
1年経っても変わらない時もある。
それがα40。

ちなみに、
去年に《Plateau》のみからスタートし、

初手《Plateau》セットエンドから、
2ターン目「ディスカードエンド」
3ターン目「ディスカードエンド」
手札は真っ青。

という地獄を味わったので、
Plateau》さんを解雇して、
島/Island》を純粋に採用。
白マナに困る事はあまりないし、
赤マナなんて《分解/Disintegrate》しか使わない。
このα40の世界には《Volcanic Island》がないので、
そこが痛い。

知らない人がいそうなので説明しておくと、
αはミスにより、
黒の防御円/Circle of Protection: Black
Volcanic Island
が印刷されていない。
この2つはα版がない。
αにはデュアルランドが9種しかない。
そのため青赤のデッキは人気はあるのに、
「αの世界では構築しにくい2色の組み合わせ」
になっている。

デッキの内容的には、

セラの天使/Serra Angel
巨大戦車/Juggernaut
分解/Disintegrate
をフィニッシャーに、
解呪/Disenchant
天秤/Balance
で相手の場を破壊、
あとはドローエンジンとマナだけ。

という内容。

大会の勝敗

さて大会の勝敗をば。

●第一回戦目-青赤
何故か前回の第一回戦目の人と同じ人に当たる。
お互いに「去年と同じ」と笑い合う。

一戦目、先手とって1ターンキル。

二戦目、青マナと無色マナと白いカードのみで4ターン経過。
さすがはマリガンの許されない世界。
ライフを8まで削られるが、
5ターン目の《Timetwister》ツモから勝ち。
Timetwister》ってやっぱり強い。
一発で盤面をひっくり返せるチャンスがもらえる。
多分あと1ターンそのままだったら負けていた。

●第二回戦目-赤緑
一戦目、後手2キル。
二戦目、後手4キル。

シンプル。
よっぽど変な手札じゃない限り、
2ターンか3ターン生きていると、
相手に対応が出来るのがこのデッキの強み。
Timetwister》からの7ドローで瞬殺につながるか、
天秤》と《解呪》での対応か。

●第三回戦目-赤緑
一戦目、先手2キル。
二戦目、相手が先手でチャネルファイアボール。

三戦目、《天秤/Balance》連打して時間を稼ぎ、
置物に《解呪/Disenchant》を打ち時間を稼ぎ、
最後は《セラの天使/Serra Angel》と《巨大戦車/Juggernaut》で押し切る。
結構いい戦いと言える感じ。
シンプルにチャネルファイアボールも食らっている。
一戦目に先手取られていたら危なかったかも。

●第四回戦目-青単
決勝戦。
対戦相手は
「英宝さんをぶっ倒すために一年頑張ってきました。」
と言いながらの3勝0敗の人。
良い。
強さからなのか、コレクションからなのか、
両方からなのかわからないが、
MTG界の魔王と言われる者として、
こういう言葉を言われるのは嬉しい。

一戦目、先手1キル。
二戦目、後手2キル。

最初のドローで青マナツモのおかげでぶん回り。

4勝0敗にて、
深淵杯三連覇達成!

デッキの動き

プレイミスはおそらくしていないとはいえ、
デッキが異様に強いというのはある。
当たり前の話ではあるのだけれども、
Timetwister》がデッキに2枚以上あると、
Timetwister》を撃って、
墓地にある《Timetwister》がライブラリーに戻るので、
基本的にいつまでも《Timetwister》が回り続ける。
デッキに3枚以上になるとこれが確実性を増し、
パーマネントが並べば並ぶほど、
ライブラリーの中が圧縮され、
ソーサリーとインスタントを引く確率が上がる。

・ソーサリー
天秤/Balance
Timetwister
Time Walk
分解/Disintegrate

・インスタント
解呪/Disenchant
Ancestral Recall

なので、
どれかのドローエンジンから、
どれかに繋がり、
マナが枯渇する前に《Time Walk》出来ればいいので、
回りだしたらまず負けない。
時にはクリーチャーは展開せず、
分解/Disintegrate》!
Timetwister》!
Time Walk》!
もう一回《分解/Disintegrate》!
で終わる事も。
実際に何度かこれをやっているので、
次にパワーカードが手に入ったら、
そろそろ《巨大戦車/Juggernaut》がデッキから抜ける可能性も。
セラの天使/Serra Angel》は最後まで残したい。

最後に

そして三冠したので、
前述のお話通り、優勝賞品は来年から辞退予定。
来年からの大会に出ないわけではないけれども、
優勝賞品は誰か他の方へという方針。
そのへんは大会主催のNigredさんと相談する事になると思う。
「英宝さんが出ると出ないでは違う。」
とも言われているので、
予定が狂わなければ出る予定だし、
来年は東京で開催予定。
関西が好きな自分だけれども、
立地的には東京開催は近くてありがたい。

また、今回のCSSルールは受け入れやすかったのか、
関西主催で来られないという人がいただけで、
大会へのモチベーション下がっている感じが無いとNigredさんが判断し、
来年も同ルールで行われる予定となっている。

単純に言って、

Unlimitedのちょっと強いカード5種
Unlimitedの基本土地
可能な限りのαとβのカード(最低1枚α)
で40枚の束を作ればいい
ので、
やろうと思えば参加は出来る人はいるのではないかと。

参加者もそれぞれで、

・とりあえずCSSルールでデッキ用意している派
・CSSルールで勝ちに行きたい派
・純正で構築したい派
・純正かつ勝ちに行きたい派

など様々。
まずは飛び込んでみてはいかが?

来年は東京開催で11月1日を予定しているそうだ。
開催についてはNigredさんのTwitterにて。

ではまた。



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