FFリーグ参戦記。
記事作成日:2025/08/04 執筆:加藤英宝
MTG-FFが出てから公式も色々とイベントを打ち出したのに加え、
FFのリミテッドは結構面白いのでFFのリーグにも参加。
『FINAL FANTASY』マジック・リーグについて
リーグのルールは以下のようなルールのようだ。
・最初にスターターキットか6パック買ってスタート
・一本勝負(BO1)
・一戦終わるごとにパック追加で買ってよい。
・一ヶ月半くらいそのカードプールで戦え。
とのこと。
スターターキットでいいって鬼のようなルールだな。
あれ60枚デッキが2つ入ってたような。
その120枚使って、
40枚のデッキ組んで戦うのって、
「強くてニューゲーム」
じゃないか?
ま、決まったカードプールでやるのより、
何が出るかわからない6パック選んでプレイするけどね。
初期カードプール
というわけで6パック買ってスタート。
6パックからあれだけ出なかった《エアリス・ゲインズブール/Aerith Gainsborough》降臨。
(プレリで大量のティファを引いて、エアリスは出なかった)
よし、リーグはエアリスとともに。
エアリス原理主義(過激派)として、
45日間をエアリスと戦い抜こう。
しかも最初の時点で結構いいカードプールだ。
《プルート隊隊長、スタイナー/Adelbert Steiner》
《バトルメニュー/Battle Menu》
《スコール・レオンハート/Squall Leonhart》(模範となる者、ダニサ・キャパシェン/Danitha Capashen, Paragon)
《ホープ・エストハイム/Hope Estheim》
《チュートリアルバトル/Combat Tutorial》
《「白魔術士」の杖/White Mage’s Staff》
《「ナイト」の装備/Paladin’s Arms》
《竜騎士の飛竜/Dragoon’s Wyvern》
《アイスプリン/Ice Flan》
《光の一閃/Slash of Light》
《クアール/Coeurl》
《「賢者」の賢具/Sage’s Nouliths》
がある。
これは白青で行けるカードプール。
FFのカードプールの中でも
《プルート隊隊長、スタイナー》
《バトルメニュー》
の2つはかなり強い。

《Adelbert Steiner/プルート隊隊長、プルート隊隊長、スタイナー》
コスト:1白
伝説のクリーチャー 人間(Human) 騎士(Knight)
絆魂
プルート隊隊長、スタイナーは、
あなたがコントロールしている装備品(Equipment)1つにつき+1/+1の修整を受ける。
2/1
アンコモン
ジョブ選択型の装備品がどの色にあるので、
スタイナーは安定して3/2、4/3になるスペック。
それが絆魂持ちなので凶悪。
《「ナイト」の装備》あたりを装備すると手がつけられない強さになる。
FFのトップクラスアンコモンと言って差し支えない。
2マナなのにフィニッシャーになりえる。
ドラフトでレアにロクなもんが無くて、
こいつがアンコモンにいたら迷わず取れってくらい強い。

《バトルメニュー/Battle Menu》
コスト:1白
インスタント
以下から1つを選ぶ。
・たたかう ― 白の2/2の騎士(Knight)クリーチャー・トークン1体を生成する。
・オリジナルコマンド ― クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+0/+4の修整を受ける。
・まほう ― パワーが4以上であるクリーチャー1体を対象とする。それを破壊する。
・アイテム ― 4点のライフを得る。
アンコモン
柔軟性が凄まじい。
4点ライフは滅多に選ばないだろう・・・
というより、これ普通パワー4以上を張り倒すために使う。
ただ奇襲的ブロックで2/2を出せるのも強み。
2マナで隙の無い動きのしやすさが心強い。
《エアリス・ゲインズブール》を引いているデッキでは、
「4点ライフ=エアリスに+1/+1カウンターを乗せる」
という使い方も見える。
FFのリミテッドの環境について
FFのリミテッドの環境は自分が何度かやってみて思った。
白は強いカラー。
絆魂生物と《「白魔術士」の杖》のおかげで、
ライフが5以下からでも20まで戻る事もある。
とにかく耐えられるうえに、
《光の一閃》が滅法強い。
ジョブ選択型の装備品が出るだけで2ダメージ出る。
状況によってはタフネス8でも落とせるなんて事もある。
除去もそれなりに充実している。
青はバランスが良い。
《竜騎士の飛竜》は環境的に飛行が少ない事で、
かなり良いアタッカーになる。
《「賢者」の賢具》
《サハギン族/Sahagin》
《ガードスコーピオン/Scorpion Sentinel》
と2マナの範囲も悪くないものがある。
《チュートリアルバトル》もかなり使いやすい。
《アイスプリン》は最高。
黒はちょっとクセがある。
除去はあれこれと種類があるものの、
クリーチャーの質が少し低い感がある。
《アーリマン/Ahriman》と《モルボル/Malboro》が無いとつらい。
《更に闘う者達/Fight On!》は基本土地をサイクリング出来る生物と相性が良く、
序盤でサイクリングして、あとで回収を狙うと状況が安定しやすい。
除去については
コスト2:《ヴェインの鬼謀/Vayne’s Treachery》
コスト3:《黒魔道士の襲撃/Cornered by Black Mages》
コスト4:《セフィロスの介入/Sephiroth’s Intervention》
とコモンだけでもコスト順に1つずつあるのは強い。
赤も若干クセがある。
《メテオストライク/Suplex》
《雷魔法/Thunder Magic》
があれば良いが、この2つが無かったら除去がかなりきつくなる。
《世界を引き裂く光/Light of Judgment》だと少々重たい。
弱くはないんだけどね。
装備品+生物を同時に処理出来るのは十分に強みではあるし。
クリーチャーもクセがあり、
《「赤魔術士」のレイピア/Red Mage’s Rapier》がきつい。
素の状態で+修整がないので他のジョブ選択装備品より見劣りする。
アンコモンで《「侍」の刀/Samurai’s Katana》でもあると一変する。
緑はかなり面白い。
多色カードが多いセットかつ、
コモンの街土地で多色が作りやすく、
緑は土地サーチ系が充実している。
緑メインの多色デッキも考慮できるのが良い。
森サイクリングの生物《バラムのアルケオダイノス/Balamb T-Rexaur》は、
トランプルあり、場に出て3ライフありの6/6で、
サイクリングして良し、場に出て良しの高性能。
前述の黒の《更に闘う者達》との組み合わせでもバランス良し。
ジョブ選択のコモン《「吟遊詩人」の弓/Bard’s Bow》も、
3マナ3/3と強い。
装備しなおしが6マナと重たいが、安定力のあるカード。
「原作の吟遊詩人、こんなに強くないだろ!」
とツッコミたくなるくらい強い。
FFリーグ 参戦!
FFリーグのお話に戻ろう。
とりあえずお店のスタッフの二人とともに、
「我々3人は最低50戦がノルマな!」
と決めた。
そしてノルマは決めていないけれども、
FFリーグに付き合ってくれる店長。
みんな6パックスタート。
あとは個々の裁量でパックの購入はお任せ。
お客様も結構参加してくれてそれなりに盛況だ。
自分は最初は調子良かったが、
当たり前の話で周囲がパックを買い始めると、
デッキの強さが上がってくるので、
それなりにこちらも買い足す必要が出てくる。
白は基本的に何引いてもそこそこ使い道があるし、
青も柔軟性があるカードが多いので、
少々の買い足しで案外強くなっていく。
前述の
《チュートリアルバトル》
《「白魔術士」の杖》
《「ナイト」の装備》
《竜騎士の飛竜》
《アイスプリン》
《光の一閃》
《クアール》
の他に、
《雲海のモーグリ族/Cloudbound Moogle》
《天陽の繭の最期/Fate of the Sun-Cryst》
《ゲイラキャット/Gaelicat》
《白聖石/White Auracite》
《武器屋/Weapons Vendor》
《氷魔法/Ice Magic》
《幻獣を奪取せよ/Retrieve the Esper》
《サハギン族》
《ガードスコーピオン》
など、ある程度どれを引いても使い道があるのがありがたい。
何戦もして勝率はかなり良いのだが、
何故か店長に3連敗。
彼のデッキにだけ一度も勝っていない(笑)
《恐れなきルシ、ファング/Fang, Fearless l’Cie》
と
《陽気なルシ、ヴァニラ/Vanille, Cheerful l’Cie》
が合体して、
《神聖なる救済者、ラグナロク/Ragnarok, Divine Deliverance》
になるの1戦で2回やられた。
得心がいかぬわ。
いろいろな戦いの中、
この白青で何度かライブラリーアウトに成功。

やり方はレア2種が揃う必要があるので、
そもそもリミテッドでは奇跡的なのだが、
の2つ。
前者は別にエアリスである必要性はあまりないが、
一番効率の良いやり方はエアリス。
スタイナー君でも結構いける。
絆魂生物でライフを得て、
ホープ君でライブラリーアウト狙い。
ちなみにこれをスポットライト千葉でもやった。
(その時はホープ&スタイナー)
そういえばスポットライト千葉の時のリミテッドでもエアリス引いてた。
嬉しいねえ、自分の好きなキャラクターがここぞという時に出てくれると。
そのわりに3勝0敗2分けという戦績で終わっちゃったんだけどね。
耐える力があるだけに負けないので1勝1敗で時間切れになりがちだった。
FFの白はそういう意味でも強いは強い。
とにかく耐えられる。
エアリスだけに限らず、ライフが40超える事もままある。
ライフを0にならないよう耐えながら、
飛行やブロックされない生物(主に青の飛行かサハギン)で殴る、
という戦略が安定して成り立ちやすい。
最終的なフィニッシャーまたは防御手段に《アイスプリン》もある。
個人的にFFのリミテッドはこの白青の構築はかなり好みだ。
FFリーグはちょっと特殊なリミテッドではあるので、
必ずしもこの戦略が通用するわけではないが、
少なくともうちのお店のFFリーグでは、
スターターキットでゲームをスタートした人はいなかったので、
皆、各々にプレイブースターを買い足して楽しむ範囲でおさまっていた。
参加された人の中には面白い人もいて、
参加して二日目にして、
《戒律王、ゾディアーク/Zodiark, Umbral God》を3枚引いている人もいた。

この人のカードプールがあまりに面白かったのと、
この人が黒を使っていなかったので、
「ちょっとこの黒のカードプール借りてデッキ組んでいい?」
と許可をもらったうえで、黒単を構築。
対戦してみたら、
「だめだ、このデッキ勝てねえ(笑)」
と皆が言う程強いデッキが出来上がった。
デッキの内容はこんな感じ。
4《モルボル/Malboro》
3《ヴェインの鬼謀/Vayne’s Treachery》
3《黒魔道士の襲撃/Cornered by Black Mages》
2《戒律王、ゾディアーク/Zodiark, Umbral God》
2《召喚:蛮神オーディン/Summon: Primal Odin》
2《更に闘う者達/Fight On!》
2《セフィロスの介入/Sephiroth’s Intervention》
2《地下水路のウェアラット/Undercity Dire Rat》
2《アーリマン/Ahriman》
1《闇のクリスタル/The Darkness Crystal》
1《永遠の闇/Darkness of Eternity》(暗黒の儀式/Dark Ritual)
16《沼/Swamp》
ひたすら除去を撃ち、《モルボル》をサイクリング。
フィニッシュはゾディアークとオーディン、
それと《更に闘う者達》で回収する《モルボル》の3種。
何度か使わせてもらったが、一切負けなかった。
自分のデッキも結構強い自信はあったが、
このデッキには勝てる気がしなかった。
ちなみに自分のデッキの最終日の状態では、


2《エアリス・ゲインズブール/Aerith Gainsborough》
2《プルート隊隊長、スタイナー/Adelbert Steiner》
2《バトルメニュー/Battle Menu》
2《「ナイト」の装備/Paladin’s Arms》
2《竜騎士の飛竜/Dragoon’s Wyvern》
1《スコール・レオンハート/Squall Leonhart》
1《ホープ・エストハイム/Hope Estheim》
1《アイスプリン/Ice Flan》
1《キスティス・トゥリープ/Quistis Trepe》
1《ロザリアの心、アンブロシア/Ambrosia Whiteheart》
1《天陽の繭の最期/Fate of the Sun-Cryst》
2《チュートリアルバトル/Combat Tutorial》
2《光の一閃/Slash of Light》
4《「白魔術士」の杖/White Mage’s Staff》
4《知の都、シャーレアン/Sharlayan, Nation of Scholars》
4《島/Island》
8《平地/Plains》
というデッキ。
ライフの最高値は60を超えた日もあった。
対戦相手に除去されなければエアリスの猛攻は止まらない。
エアリスは基本はただの2/2なのだが、
「ライフを得る」
というイベントが発生するたびに+1されるわけで、
《「白魔術士」の杖》を装備したクリーチャーが殴ると、
攻撃した段階でライフ1点を得られる。
するとエアリスがすぐに+1されて3/3になる。
《「白魔術士」の杖》を装備したクリーチャーが2体の場合、
ライフを得るというイベントは当然2度発生しているので、4/4になる。
他にも《スコール・レオンハート》は先制攻撃、絆魂持ちなので、
まず先制攻撃でダメージを与え、絆魂でライフを得る。
エアリスが戦闘ダメージを与えるタイミングには+1される。
そしてエアリスが自身でダメージを与えれば当然自身で強化される。
こんな事が続くとすぐに12/12くらいまで育つ。
トランプルが無いのでチャンプブロックで終わる事が多々あると、
20/20にもなってしまう事がある。
《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》すら倒せるエアリス。
対戦相手に何度も
「あのエアリス、ゴリラ過ぎる」
と言わしめた。
店主の推しをゴリラ呼ばわりするとは。
おぬし、エアリスに殴り倒されたいようだな。
エアリス
余談になるが、
お会いするお客様達からもエアリスを様々にプレゼントされ、
中には
・拡張版サージFOILをプレゼントしてくれる方
・通常版FOILをプレゼントしてくれる方
・台湾からプレリFOILを送って来てくれる方
・拡張版FOILをプレゼントしてくれる方
様々にいただいた。
これだけもらったら今後も集め続ける&EDHデッキ組まないといかんなぁ!
と思い、EDHデッキも構築。
EDHのほうでも
「あのエアリス、ゴリラ過ぎる」
と言わしめた。
店主の推しをゴリラ呼ばわりするとは。
おぬし、エアリスに殴り倒されたいようだな。
最後に
そしてこれを書いている今日、FFリーグ最後の日、
100戦完走!
勝敗は
81勝 19敗!
対戦してくれた数々の方ありがとうー。
来月もあるらしいのでもう一回やろう。
ではまた。
