FF5のお話
記事作成日:2025/07/24 執筆:加藤英宝
FF5のお話。
最初はTwitterで話題になったFF5について語ろう。
大元としては、
「今回のMTG-FFって相当不遇の扱いを受けている作品が多いよね。
ある作品は100枚も収録されているのに、
ある作品は30枚未満。
差が激しいうえに収録カードにも不満が・・・」
というのがネットに上がってきたから。
それでその不遇の扱いを受けているFF5について好き放題お話を展開しようというのが今回のお題。
FF5について

FF5は未だ人気のあるナンバリングタイトル。
現スクエニがまだスクウェアだった頃のFINAL FANTASY。
確かにその後もっと売れたタイトルはあったし、
オンラインゲームになったものついては、さらに売上の出たものもあるだろう。
ただ、
その根底にはFF1~5の礎あってこそ。
これらの中では
最も完成されたシステムと言われているのがFF5
なのだから、
そこをもっと掘り下げて欲しかった。
冒頭で述べておこう。
以前にも書いた通常版カードの収録とタイトル。
FF1:11枚
FF2:10枚
FF3:12枚
FF4:15枚
FF5:16枚
FF6:108枚
FF7:129枚
FF8:21枚
FF9:26枚
FF10:108枚
FF11:12枚
FF12:11枚
FF13:16枚
FF14:125枚
FF15:20枚
FF16:13枚
バランス悪すぎでしょ。
少ない方が10~20枚程度、
多い方が100枚超えって。
よくこのバランスで通したなと思うような枚数バランス。
今回はFF5のみ語るのでそこにだけ焦点当てて話そう。
ネームドキャラについて
FF5から登場しているネームドは、
《バッツとボコ/Bartz and Boko》
《親衛隊長、ギルガメッシュ/Gilgamesh, Master-at-Arms》
《「無」の暗黒魔道士、エクスデス/Exdeath, Void Warlock》
《独創的な革新者、シド/Cid, Timeless Artificer》←例外でもいいが。
再録組(継承史)
《バッツ・クラウザー/Bartz Klauser》
《武人ギルガメッシュ/Gilgamesh, Weapon Collector》
あと、気付いていない人が多いが、
《クルル・バルデシオン/Krile Baldesion》はFF5からではないらしい。
あと、クルルってフルネーム、
「クルル・マイア・バルデシオン」
だったような。
ミドルネームは最初から無視したのかもしれんが。
・・・何にしてもネームドがたったこれだけってひどいな。
他の作品も全部同じカードの効果のシドを除くと、
バッツ
ギルガメッシュ
エクスデス
しかいない。
しかも、ラスボスなのにエクスデスがアンコモン。
エクスデスの配下なのにギルガメッシュはレア。
なんなんだこのエクスデスの悲しい扱いは。
世の中にある数多のRPGの中でも、
「魔道士」がラスボスの超珍しいキャラだぞ。
しかも裏っ返しになってもタフネスが3のままって。
そういうキャラじゃないだろ、エクスデス。
エクスデスからネオエクスデスに変化した時って、
身体が4つになって、全部倒さないといけないんだぞ。
タフネス3のわけないだろ。
あと「宇宙の 法則が 乱れる!」のテイストがどこにも無いじゃないか。
悲しすぎるだろ、このラスボスの扱い。
で、メインキャラクターの
レナ
ガラフ
ファリス
クルル
がおらず、
ストーリー中重要な召喚獣、シルドラもいないときた。
個人的には
暁の4戦士版ガラフ
記憶喪失ガラフ
の2パターンがあったうえで、
残りの暁の4戦士の3人、ドルガン、ゼザ、ケルガーも出して欲しかった。
あと、敵として出てくる、
すべてをしるもの
オメガ
しんりゅう
アトモス
ネクロフォビア
雑魚敵からは、
32ページ
64ページ
128ページ
256ページ
ガルキマセラ
スティングレイ
スローニン
しょうたいふめい
キングベヒーモス
プロトタイプ
あたりを出して欲しかった。
特にページシリーズ!

独特のFF5ならでは敵なのでイイ感じに出して欲しかった。
あとウォルス城で初見殺ししてくるガルキマセラ。

最初に出会った途端に
「え?なにこれ?倒せない」
となるあの強さ。
全属性吸収+回避50+即死耐性あり、
有効な状態異常はスロウ(+かけて意味がないリフレク)しかない。
しかも、倒しても経験値無し、ABP無し、獲得ギル1。
倒す意味が全く無い雑魚モンスターにして、
第一世界でほぼ最強のモンスター。
低レベルクリア以外で一切用がない。
(低レベルクリアではこいつをまじゅうつかいのとらえるでとらえる必要がある)
せいぜいあおまほうの「つきのふえ」ラーニングのためくらいしかやる事がない。
(つきのふえは別の敵からもラーニング可能なので実質無意味)
オメガはなんかよくわからん別のオメガが出ているが、
あれはなんか残念デザイン過ぎる。
スペックがまるで足りていない。
オメガとしんりゅうは異様な強さで出して欲しかった。
この2つは当時、
「え?これラスボスより強くない?」
と言われた2つだった事から、
のちのRPGでの裏ボス要素の金字塔ともなったキャラクター。
これを収録しなかったのは痛い。

しんりゅうは開幕タイダルウェイブを対策していないと即死。
だいたいの人はさんごのゆびわで対策していくのがお約束。
やりこみの要素が極まってくると、
「まさむね」「じくう」「そせい」
「ちょうごう」「かくれる」「うたう」
あたりの武器やスキルで対応しはじめる。
ま、最終的にはおおむね竜特効の武器で殴るんだけども。

オメガはオメガで下手なレベルとスキルで突っ込むと、
おおむねは全滅させられるなかなかの凶悪ぶり。
常時リフレク、常時シェル状態で、
防御力、魔法防御力、回避などの全てが高く、
並の状態では1ダメージも入らないか回避される。
当時も
「しんりゅうとオメガはどっちが強いのか論争」
があったくらい。
こいつもだいたいの人は
まほうけん:サンダガ
まほうけん:フレア
のどっちかで倒した人が多いだろう。
やりこみ要素が激しい人はだいたい竜特効武器で倒す。
なお、真のキ◯ガイ(褒め言葉)は、
オメガをバーサーカー4人で倒すらしい。
FF5やった事がない人だとこの難易度はわからないと思う。
バーサーカーというジョブにすると、
「操作不能」になるのだ。
「たたかう」とか「アイテム」とかのコマンドが一切使えない。
常時「たたかう」しか選択しない。
もっと言うと、
4人全員バーサーカーになると、
「にげる」ができなくなる。
SFC版だとLボタンとRボタンを同時押しで逃げるになるのだが、
4人全員バーサーカーになるとそれを受け付けなくなる。
「何故このジョブを作ったんだ?」
とツッコミたくなるジョブだが、
これがまたFF5が愛される所以の一つともなるのだから世の中わからない。

バーサーカーのジョブは、
「オールバーサーカー」
「オールバーサーカー+低レベルクリア」
「バーサーカー一人旅」
など聞いているだけで、
「おかしいだろそれは・・・」
と思うような事をしてクリアしようとする猛者がいる。
店主の
「バッツ一人旅ジョブチェンジ禁止」
なんて甘っちょろいのがよくわかる。
どうでもいいんだけども、
全員バーサーカーって、戦闘が一切コマンド受け付けないんだから、
ゲームが半分くらいただの観客状態だよね。
なお、オールバーサーカーは、
「ボス撃破」をメインに考えているもので、
バーサーカージョブを入手した直後から、
全員をバーサーカーにして雑魚敵まで倒しながらクリアではないと思われる。
さすがにアビリティ無しでクリア出来る程甘くはないだろう。
(バーサーカーでもパッシブスキルは有効なので習得して装備するのが基本)
オメガの語りからバーサーカーになってしまったが、
このバーサーカーもカードとして出して欲しかったものの1つだ。
見た目もなかなかに人気があり、
「ジョブ選択」のキーワードがあった以上、出して欲しかった。
むしろFF5のジョブは全部出すべきだろ。
あとな、ものまねしゴゴの初出はFF5だぞ。
なんでFF6で出すんだよ。
伝統を重んじてくれ。
装備品と土地について
で、敵キャラやメインキャラクターだけでなく、
結構重要点はやっぱり装備品と土地。
土地は
古代図書館
ロンカ遺跡
船の墓場
バル城
ムーアの大森林
蜃気楼の町
次元城
ラストフロア
くらいは全部、特殊土地で出して欲しいよ!
装備については
チキンナイフ
ブレイブブレイド
伝説の12の武器
源氏シリーズ(小手以外ね)
せめてこれくらいは欲しかった。
欲を言えば、
あめのむらくも
ひりゅうのやり
さばきのつえ
エルメスのくつ
あたりも。
ブラッドソードはFF2に譲り、
こおりのロッド、ほのおのロッド、いかずちのロッドはFF3かFF4に譲ろう。
チキンナイフとブレイブブレイドは是非とも出して欲しかった。
これも知らない人が多いので書いておこうか。
チキンナイフとブレイブブレイドは作中でどちらかしか入手出来ない。

・ブレイブブレイド
素の攻撃力150で、作中最強。
ただし、「にげる」と攻撃力が下がっていき、
一度下がったら戻る事はない。
つまり「にげる」を選択しすぎると攻撃力0になる。
しかもゲームスタートからカウントされているので、
ブレイブブレイドを取りたい人は最初から雑魚敵から逃げる事は許されない。
ブレイブブレイドは装備ボーナスで「ちから+5」もあるため、
基本的なスペックでは作中では最高の攻撃力を持つ。
ちなみにピクセルリマスター版では
「下がった攻撃力が戦闘で5回勝利すると1回復する」
という、太古の本(『ウラワザ大宝典’95』)に書いてあった嘘が、
数十年の時を経て実装されている。
・チキンナイフ
素の攻撃力0。
戦闘から逃げたら攻撃力が上がり、127で打ち止め。
もちろんゲームスタートからカウントされる。
しかも「たたかう」を選んでも25%の確率で「とんずら」をしてしまう。
(とんずら=逃げる事が可能な敵に対し、100%の確率で逃げられる)
チキンナイフは装備ボーナスで「すばやさ+5」がある。
・・・とここまでなら、
「なんだチキンナイフは使えない武器じゃないか」
と思われそうだが、
作中最強武器である。
この武器だけ物理ダメージを「ちから」と「すばやさ」の両方で計算するため、
他の武器のように「ちから」だけ参照する武器より圧倒的に火力を出す。
25%の「とんずら」に対しても、
アビリティで防ぐ事などが可能になっていて、
「たたかう」を選ばなければいいという対処法がある。
(もっと詳しい事を書くと、
二刀流で右手ツインランサー、左手チキンナイフだと、
たたかうでもとんずらは発動しない)
こういう面白い要素を盛り込んだRPGが他に無かったため、
FF5発売当時はこのチキンナイフ、ブレイブブレイドもおおいに話題になった。
その後もこういった変わった条件の装備はほとんどの作品でも出てこず、
FF5の唯一無二に等しい立ち位置を持っている装備品だ。
ただの隠しアイテムやレアアイテムは色々なRPGで出てくるが、
ここまで振り切ったアイテムはなかなかに珍しいだろう。
しかも「にげる」のほうが強いというのは面白い。
兵法の話になるが、
「三十六計逃げるに如かず」
を表現した装備なのかもしれない。
このチキンナイフとブレイブブレイドは、
FF5を愛する者ならカード化を望まないわけがないと言っていいだろう。
二周以上クリアする際に、
・ブレイブブレイドを取って逃げずのクリア
・チキンナイフを取って実質最強のクリア
の2パターンはFF5素人でもやるはずだ。
店主はトチ狂っているので、上の2つに加え
・低レベルクリア(バッツLv2、レナLv2、ガラフLv2、ファリスLv3)
・低レベルクリア(バッツLv2、レナLv1、ガラフLv1、ファリスLv4)
・バッツ一人旅ジョブチェンジ禁止
・SFC版(Lv99、アイテム可能な限り全てMAX)
・ゲームボーイアドバンス版(Lv99、アイテム可能な限り全てMAX)
・PS版(Lv99、アイテム可能な限り全てMAX)
といった縛りでもクリアしている。
アイテムの可能な限りMAXは
武器は8、防具は4、消費アイテムは99のこと。
ああ、それと書き忘れていた。
「あおまほう」もFF5が初出なんだから、
それも出して欲しかったな。
「アクアブレス」「マイティガード」「かえんほうしゃ」
「ホワイトウィンド」「つきのふえ」「しのルーレット」
あたりを出して欲しかったなぁ。
そういえば世の中には、
「青魔道士縛り」でクリアする人もいるらしい。
相変わらずFF5は縛りでクリアする猛者が多い。
愛されている証拠でもあり、
また、システムが完成されていて、
あらゆる工夫によって縛りプレイを楽しむ事が出来るゲームだという証左だろう。
本当はこれでもまだ足りないくらいFF5のカード出してほしいけれども、
とりあえず今日はこのへんで。
次回のFFのセットが出る日があるなら、
是非にこのへんのキャラ、装備、モンスター、アイテム、魔法を実装してほしい。
ではまた。
