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FFについて語ろう

記事作成日:2025/06/06 執筆:加藤英宝

MTGとファイナルファンタジーがコラボするという事で、
今回は好き勝手にFFを語ろうと思う。

★FFシリーズ

まず、FFシリーズの中で大好きな作品ベスト5。

5位:FFタクティクス
4位:FF7
3位:FF3
2位:FF4
1位:FF5

FF8好きな人には申し訳ないが、
やっぱFF8はだめだ。
「敵にボコられながらモンスターから魔法をドロー」
という謎行動が意味不明過ぎてアカン。
あとダンジョンとかにいるのに、
突然チャリーンって音とともに給料入るのがアホっぽい。

なんだかんだでゲームシステムは8より前で完成されている。

世の中って

売れるゲーム=面白いゲーム

ではないからね。

売れるゲームは正義であるのが資本主義。
面白いゲーム=売れるゲームは理想でしかない事が多い。

話題とブランドがあればだいたい売れてしまうのが世の中ってもんよ。

それはさておき。
何から話そうかな。

FF4からにしよう。

★FF4


FF4は思い出深い。
人生で一番最初に買ったCDが
「ファイナルファンタジー4オリジナル・サウンドトラック」
で、
一体何回聴いたのかわからないくらいだ。

SFC版、PS版、DSリメイクなど繰り返しプレイしているが、
DSリメイク、お前は許さん。
一応一周したけど全く違うゲームじゃないか。
うちの妹が言っていたぞ。

「私みたいなクソゲー好きはいける。
 一般人にはオススメしない。
 バックアタック喰らった時に心折れるよ」

天下のファイナルファンタジー様に言わせていい台詞じゃないぞ。
知らない人のために書いておくと、
シナリオに大きく変化はないものの、
戦闘システムが大幅に変更、
そして敵の強さがかなり変わっている。
中盤以降にバックアタック(後ろからの不意打ち)を喰らった場合、
そこそこのレベルに育っている状況でも、
敵の全体魔法を連続で喰らうと高確率でパーティに死者が出る。
対処方法は無く、
「バックアタックされない事を祈る」
以外に道はない。
ある程度のプレイヤーなら回復アイテムもしっかり持ってダンジョンに入るだろうが、
間違って回復アイテムが尽きてしまうと詰む場合もある。

なお、SFC版が出た当初も「比較的難しいRPG」と言われていたのに、
何故かDS版で異様な難易度でリメイクするという謎である。
SFC版には「FF4イージータイプ」という親切設計初心者用FF4まで出たというのに。
とはいえ、SFC版が難しいRPGだったのではなく、
「ただ単純にゲームへの説明があんまりなくて、
 システムを理解しないまま進めると案外難しく感じるかも」
程度であり、
そもそも当時はスクウェア、現在のスクウェア・エニックスのゲームは、
根本的にユーザーインターフェースが不親切な事などザラで、
これを難しいとか文句言うのはただの甘えである。
が、
それを踏まえてもFF4DSリメイクは許されるものではなかった。
さすがはうちの妹に「私みたいなクソゲー好きならいける」と言わしめるだけの事はある。

・・・なんかDSリメイクの事ばっか書いてるな。
いやね、いいゲームなのよ、SFC版やPS版は。
音楽もハッキリ言ってDSリメイクより、SFC版のままのほうがいいし。
ああ、DSリメイクでもう1つ許せないのがあったんだよ。
曲名「赤い翼」がリメイク版で「赤き翼」になってるのあれなんだよ!
リメイクだからって曲名まで変えんなよ、コンチクショウ。

でも、
愛のテーマ(ローザが出てくる時の曲)に歌詞が入ったのは良い。
あれは許す。
カラオケでたまに歌う。
それにしてもなんでSFC版よりも後に出たDS版のほうが曲が劣化してるのか不思議。

このFF4、へんてこなシステムを知っていた人とそうでない人で、
ゲームの進め方が後半に変わるんだよね。
そのシステムというのは、
Lv70まではパラメータの上がりが全員決まってるんだ。
しかしそこからLv99までは特定パターンがそれぞれのキャラに決まっていて、
いわゆる「ステータス吟味」や「リセマラ」というやつをやる事で、
かなりパラメータを育てる事が出来る。
これをしっかりやりこむと魔法キャラで脆弱なはずのリディアですら、
Lv99で力99、素早さ99にまで育つ。
なんでこんな事知っているのかって?
もちろんやったからだ。
アダマンアーマーを取るのなんてやりこみですらない。
あれは「取って当たり前」の物体である。

※アダマンアーマーはゲーム中最強の鎧で、
最終パーティの誰でも装備可能のむちゃくちゃな防具。
入手がちょっと困難で、
最終ダンジョンのある部屋にしか出ない敵、
プリンプリンセスからドロップするアイテムで入手可能。
普通の人はこれの入手だけでも心が折れる事があるという。

FF4は変わった試みいっぱいあって面白かった。
召喚:ゴブリンとか召喚:コカトリスとか、
敵からレアドロップしたアイテムで召喚魔法を覚えられるという、
ちょっと変わったものものあった。
もう1回やり直したい気持ちになってきたな。

お次ー。

★FFタクティクス


ファミ通の攻略本に騙されるまでがFFタクティクスです。
これは、
FFTの最高装備品といわれる、源氏シリーズ所持者のエルムドアに対し、
「アビリティ『盗む』をエルムドアに行うと、
 0%と表示されるが小数点以下の確率で盗むことが可能」

と攻略本に書いてあるのだが、
これが全くのウソ。
いくらやっても盗めない。
そして、このFFTの攻略本の発行元であるファミ通(エンターブレイン社)は
ゲーム攻略本のキャッチコピーで

「大丈夫。ファミ通の攻略本だよ。」
というキャッチコピーをよく使っていたが、
これを
「大丈夫?ファミ通の攻略本だよ?」
と言わしめたのがFFタクティクスの攻略本である。
世界のFFTプレイヤーの時間を何時間ドブに捨てさせたのかわからない、
当時の友人や現在のMTG仲間などに聞いてみたところ、
全員がエルムドアに「盗む」はかましていた。
誰もが当時この攻略本の情報を信じていたという事だ。
罪深い情報であった。

なお、自分はこれがガセだと知らないまま、
エルムドアに「盗む」を実行し続け、
途中で心が折れてしまった。
エルムドアはボスキャラなので、
「盗めないまま進むのが嫌」
となって、そこでシナリオがストップ。
その後、プレイを再開出来ないまま終わってしまったのだ。

結局リメイクされたあたりでこの情報を知り、
リメイク版で一周しておしまい。

このゲームとFF8あたりの時代で、

「レベル上げが無意味」

という謎のゲームシステムが出来上がったよね。
(FF8とFFTでは味方キャラのレベルが上がれば敵のレベルも上がる)
RPGのレベリングの楽しみが潰された感じで悲しかったな。
当時はこの情報に気づかずにレベル上げまくって、
雑魚敵(主にチョコボ)に苦戦してたな。
最終的にFF8やFFTは
「低レベルクリアのほうが楽」
という結論にすら至るのはいかがなものかと。
でも、
曲は良い。
あとFFTはキャラが良かった。
ガフガリオン、シド、アグリアスなどの魅力的なキャラが多かった。
マラーク&ラファの兄妹の話はするな。
あとは台詞まわしが良かったな。

「家畜に神はいないッ!!」
の台詞は物語を印象付ける名シーンだ。
この一言を思いついたシナリオライターを称賛したい。

そういえば今回のMTG-FFコラボでFFT等の派生作品は対象じゃなかったんだよね。
いつかの未来にあるのかな。
大半の人が知らないもので言うと、
「ファイナルファンタジーUSA-ミスティッククエスト」
というゲームもあったんだぜ。
マイナー過ぎてリメイクすらされていない。
あと、今は完全に別ブランドになっているものの、
サガシリーズも初期作品は国外では
「Final Fantasy Legend」
と呼ばれていた。
聖剣伝説シリーズも最初は
「聖剣伝説~ファイナルファンタジー外伝~」
だった。
これらがMTGで登場する日は来るのだろうか。
さすがに
「ファイナルファンタジーUSA-ミスティッククエスト」
は来ないだろう。

さて次。

★FF3


店主と同じくらいの世代の人だとプレイした人は多いものの、
これ、クリアした事がある人の数になると結構減る。
理由は最後のセーブポイントからラスボスまでが無駄に長いから。
あほみたいにレベル上げてあると余裕なんだけどね。

そしてこれがFF4と同じでリメイクが酷い。
同じニンテンドーDSでのリメイクがとにかく酷い。
ゲームバランスは崩壊しているし、
宝箱などで入手出来るアイテムまで変わっている。
入手アイテムのズレの影響で、
「4人全員が同じジョブ」
が序盤から中盤に出来ないに等しい。
(無理やりやれば出来るんだけどね)
あと、初期ジョブであるたまねぎ剣士がファミコン版だと魔法が使えないのに、
リメイクでは使えるようになってしまい、
完全に万能ジョブになってしまっている。
しかもLv99+オニオン装備になると手がつけられない強さに変わり、
最強装備が

右手:オニオンシールド
左手:オニオンシールド
頭:オニオンヘルム
胴:オニオンアーマー
手:オニオレット

という、オニオンソードが不要になってしまうのだ。
オニオンシールドを両手に持って、
どんな攻撃も意に介さない状態にして、
素手(盾二刀流)の状態でぶん殴るか魔法で全ての敵を倒せてしまう。
ここまでのレベルになると、
オニオンソードでも素手(盾二刀流)でも9999ダメージが出る。
9999以上のダメージがゲーム上出ないので
(限界突破などのスキルはない)
どうせ9999出せるのなら防御力があほみたいに高いほうが最強になるということ。
リメイク版にだけ存在する裏ボスの鉄巨人もこれで楽々。
シナリオがほぼ同じの別ゲーである。
FF3といいFF4といい、原版のほうが100倍面白いという問題である。

とりあえずスクエニさんはリメイク商法するのは構わんのだが、
ゲームバランスを当時のままにしてくれ。
全くの別ゲーにするのは悲しいだけや。

ちなみに店主はゲームでは縛りプレイが結構好きで、
ファミコン版のFF3においては
「白魔道師4人縛り」
というしょうもない縛りプレイをした事がある。
FF3のジョブは下位ジョブと上位ジョブがあり、
白魔道師の上位には導師と賢者がいる。
もちろん上位ジョブへのジョブチェンジは禁止だ。

誰かやってみて。
ゲロ吐く程つらいから、これ。

FF3は
「レベルアップ時のジョブの体力値で、
 最大HPが上昇する」
(他作品とは違ってジョブチェンジ後でも最大HPは固定される)
という設定がある。
つまり効率だけ見たら、
レベルアップ手前で体力値の高いジョブに転職し、
レベルを上げるというプレイがベストになる。
が、
最初のジョブ入手から白魔道師に転職後、
そこから二度とジョブチェンジしないという縛りなため、
白魔道師という体力値の低いジョブで進めなければいけない。

しかも白魔道師はLv7までの白魔法しか使えないため、
Lv8の白魔法のトルネド、アレイズ、ホーリーは使えない。
導師、賢者に比べてパラメータの伸びも当然悪い。

参考までに


白魔道師Lv99
力:50
体力:50
素早さ:50
知性:25
精神:75


導師Lv99
力:50
体力:75
素早さ:75
知性:50
精神:99


賢者Lv99
力:50
体力:75
素早さ:75
知性:99
精神:99

白魔道師は使える魔法が少なく、HP低い、パラメータも低い。
加えて、魔法職と物理職の違いもあるから仕方ないのだが、
装備出来る最強の武器の攻撃力はわずか20である。
(ルーンのつえ:攻撃力20)
後半の物理用武器は100を超えて来る中でこの数字は色々な意味で厳しい。
FF3では白魔法に「エアロ」「エアロラ」「エアロガ」があるので、
これが重要な攻撃手段となる。

普通の人はやらない縛りプレイ。

そういえばピクセルリマスター版が出ているけれども、
あっちは調べていないな。
ゲームバランスとかどうなってるんだろう。
ファミコン版のままならもっかいやってもいいな。

次ー。

★FF7


私はエアリス原理主義(過激派)でございます。

あとFFと全然関係ありませんが、
ビアンカ原理主義(過激派)でもあります。
ティファ派の方への理解はありますが、
フローラ派は見たら狩ります。
対戦よろしくお願いします。

で、いきなりろくでもない話を始めるんだけど、
サガフロワープって知ってる?
FF7の話じゃねえじゃんって思う人もいるかもしれないけど、
安心?して、FF7の話してるから。
一般的には知らないよね、サガフロワープ

まず必要なもの。

・PS本体
・FF7のゲームソフト
・FF7の飛空艇を手に入れたデータ
サガ・フロンティアのゲームソフト

これだけだ。
何言い出しているのかさっぱりわからないと思うが、
とりあえず黙って聞いてくれ。

まず、FF7で飛空艇に乗った状態にする。
次にPSのディスク開閉ボタンを押してFF7ディスクを取り出す。
その後、サガ・フロンティアのディスクを入れて再開する。
画面がバグる。
これにより、普通行けない場所に行けるようになり、
行きたい場所にある程度行けるようになる。
目的地に到着後、ディスクをFF7に戻す。
そして一度戦闘を終了させるとマップが元に戻る。

どういう仕組みなのかまでは知らないが、
サガ・フロンティアのゲームソフトでなければいけない。
(正確には例外が1つある)
他のゲームソフトのディスクでは出来ない。

このバグ技の事を一般的?には
「サガフロワープ」
と呼ばれている。
試した事がある人は少ないだろう。

というか、このバグ、一体誰が発見したんだよ。
普通ゲーム中のディスクを別のゲームソフトにするなんて試さないだろ。
しかもサガ・フロンティア限定だよ。

FF7発売日
1997年1月31日
国内売上本数:400万本

サガ・フロンティア発売日
1997年7月11日
国内売上本数:100万本

どちらもミリオン超えの大ヒット作である。

この半年程の差でサガ・フロンティアが発売され、
誰が、いつ、どんな状況で
「FF7のゲーム中にディスクをサガフロに交換しよう」
と考えるに至るんだ。

どうみても頭おかしいとしか思えない行動により、
この謎のバグ技が発見された。

店主はこのサガフロワープの発見者は誰なのか探してみたが、
結局わからず仕舞いだった。
一体誰なのだろう、こんなものを見つけた変人(褒め言葉)は。

このサガフロワープを知っている人達の間では、
「サガフロはFF7のためにある」
と揶揄されるネタでもある。

わかるかね、諸君。
サガ・フロンティアのディスクはエアリスのために必要なのだよ。
(エアリスがセフィロスに急襲されるシーンをぶっ飛ばす事が可能)
しっかり冒頭に話を戻したぞ。
私はエアリス原理主義(過激派)だと言っただろう。
FF7とエアリスを語るにサガフロワープは欠かせないのだよ。
え?
頭おかしいって?
ハハッそれを知ってこのこらむ読んでいるんだろ?
今更気付いたなどとは言わせませんよ、お客様。

さて、FF7と言えばリメイク商法が・・・
いや、その話はやめよう。
リメイクの話ばっかりしててもつまんないしな。
FF7は各スクエニのゲーム等のコラボイベントでは、
「キラーコンテンツ」として扱われている。

例えば
FFBE幻影戦争というスマホゲームでは、
わざわざFF7コラボとFF7ACを別々にして、
FF7版のティファ、クラウド、セフィロス
FF7AC版のティファ、クラウド、セフィロス
の6キャラをそれぞれ実装している。

「これ出せば売れる」
と会社側も思っているという事だ。
そうなんだけどね。
FF7ACとは
FF7アドベント・チルドレンという、
ゲームではない映像作品。
FF7の世界から2年後の世界のお話。
2005年に発売した作品。
ゲームの発売から8年後。
当時としては異例のフルCG作品だった。
作品の出来は非常に良く、
当時も今も高評価だ。

個人的にはクラウドなどの戦闘シーンよりも、
ティファの戦闘シーンが一番かっこいいと思っている。
寂れた教会でティファとロッズが戦うシーン最高。
いい味出しているのはレノとルード。
あと神羅のルーファウス社長か。

FF7のストーリー理解したうえで、
アドベント・チルドレンは見ておくといいぞ。

さ、そろそろラストといこう。

★FF5


FF史上最高作品。
ゲームバランス、音楽、ストーリー、
キャラクター、やりこみ要素など、
全てにおいて素晴らしい作品。

低レベルクリアというやりこみ要素においても、
FF5は非常に特殊で、
「ボス敵からは経験値が入らない」
という仕様があり、

バッツLv2
レナLv2
ガラフLv2
ファリスLv3
の型と

バッツLv2
レナLv1
ガラフLv1
ファリスLv4

の型との2通りでクリア可能。
バッツ:初期での強制戦闘でLv2には必ずなる。
レナとガラフ:Lv1のままに出来る。
ファリス:仲間になる段階で初期Lv3。
の状態から、
序盤のカルナック城の強制戦闘の経験値を、
ファリスに集中させるか、
全員に割り振るかでこの2パターンに分かれる。

もうここから先はさらに意味不明・・・というか、
まぁ普通の人には縁の無い世界よ。

低レベルクリアのために第一世界での用意は、

・氷、炎、雷のロッドを買い込む
・さんごの指輪、ほのおの指輪を買う
・ガルキマセラを3体は捕らえておく

などが必要になる
もう3つ目に至ってはなにそれ?のレベルだろう。
ガルキマセラはビッグブリッヂで使うのだ。
ビッグブリッヂではいくら頑張って避けても、
一度だけザコと強制戦闘が入る。
ここでガルキマセラを「はなつ」と経験値が入るのを回避出来る。
そのために第一世界から準備しなければならないという、
普通の人は考えないイカレたプレイだ。
このビッグブリッヂさえ抜けてしまえば、
後は経験値の入るバトルはない。

ちなみに店主はこのLv2.2.2.3パターンと
Lv2.1.1.4パターンの両方をクリアしている。
低レベルクリアをやらない人にはにわかには信じがたいだろうが、
このレベルでもオメガとしんりゅうも倒せる。

それ以外にも、
「バッツ一人旅・ジョブチェンジ禁止」
という縛りプレイもやった事がある。
(フォークタワーなどのバッツ以外が必要な時だけは生き返らせるが、
 他キャラもジョブチェンジは禁止かつ初期レベルのまま)

低レベルクリアをやったと書いた後に書いてもインパクトがないが、
「どうぶつ」と「ちけい」だけでラスボスを倒すとか、
「どうぶつ」だけでラスボスを倒すなんてあほな事もやっている。
そういえばバーサーカー縛りはやらなかったな。

なお、頭のおかC人のやりこみになると
低レベルクリアだけでなく、
「宝箱開封禁止、全てのお店入店禁止、飲む&歌禁止」
などという意味不明なハードレベルを課してクリアする人もいる。
全てのお店入店禁止縛りは魔法を手に入れる事すら出来ない。
(メテオとフレアとホーリーだけ後半に入手出来る)
・・・ってよく考えたらあんまり気にする必要無いな。
低レベルクリアに魔法あんま必要なかった。
お店入店禁止のほうがキツいな。

こんなふうに書いてみるだけでも、
わかってもらえるかと思う。
FF5は考え込むと色々な方法でクリアが可能で、
それでいて普通にゲームをしても楽しい素晴らしいRPG
なのだ。
あまりに完成されたシステムゆえか、
発売から何年もしたある日、
とあるFF5ファンが、

「FF5r」

なるものを作り出してしまう。
このFF5rとは、

「難易度ナイトメアモードのFF5」

である。
FF5の全てのボスモンスターを書き換え、
FF4やFF6のボスモンスターを登場させるというとんでもない代物。
もちろんFF4やFF6のボスモンスターはFF4やFF6のボス曲になる。
そして難易度ナイトメアなので常にボスは初見殺しを狙ってくる仕様。
異様な難しさになってはいるものの、
決してクリア出来ないようなものではなく、
「通常のFF5のシステムを理解していればクリア可能」
な範囲にバランス調整している。
いかにFF5が愛されているかがわかるだろう。

このFF5rでも低レベルクリアをチャレンジする変人もいたとか。
このFF5rではFF5序盤にある初心者の館に置いてある宝箱から、
「カイザードラゴン」
が出てくる。

知らない人が多いと思うけど、FF6の没モンスターで、
FF6アドバンスで裏ボスとして存在している。
FF5r版のカイザードラゴンは絵はFF6のもので、
強さはFF6など比較にならない程強い。
全然初心者の館じゃない。
なお、この宝箱の隣にいるおじいさんから、
「この宝箱は絶対に開けるなよ」
と言われるのだが、
それは「開けろ」と言っているのと同じだろ。
このカイザードラゴンは
・FF5r版のネオエクスデス
・FF5r版のしんりゅう
・FF5r版のオメガ
よりも強い。
この3種もやたらに強化されているというのに。
この話からもわかると思うが、
カイザードラゴンは第一世界で倒す事はほぼ不可能。

・・・と変な方向に色々語ってしまったが、
店主にFF5を語らせると一晩くらい喋るほど好きなのだ。
FF5はSFC版から始まり、PS版やアドバンス版もやった。
アドバンス版は新ジョブ等が若干の蛇足感はあれども、
追加要素として決して悪くないものとも言える。
知らない人が多い話ばかりだが、

FF5(SFC)
FF5(PS1)
FF5アドバンス(GBA)
FF5ピクセルリマスター

それぞれで少しずつ内部設定が変わっていて、
全く同じゲームではない。
SFC版とPS1版はほぼ同じだが、
一部のバグ技が使えなくなっている。

FF5はほとんどの人が知らないバグ技があり、
(なんかこればっか言ってんな、自分)
装備している武器や盾が別のアイテムに変化するというバグ技がある。
通常プレイでは見つけられないバグ技なので、
通常プレイでは普通起きない。
なお、これを使うと1本しか入手出来ない武器や防具が2つ以上入手可能になる。
手間はかかるが、ラグナロク二刀流や全員まさむね装備なども可能になる。
この技はSFC版では出来たのを覚えているが、
それ以降のFF5で出来るのかどうかは知らない。
最初にやった頃は気合入れてLv99&全武器コンプリート!
なんて方向に行きたくなるものだが、
2回以上のプレイともなると、
どうしても縛りプレイをやりたくなる性分で、
アイテムコンプよりも頭脳勝負をやりまくってしまうため、
このバグ技があるかどうかはチェックしなかった。

とりあえず普通の事も話しておこう。
FF5はまずストーリーも良い。
主人公バッツが一人旅してたら、
突然隕石が降ってきてそこから様々な冒険に・・・
という王道なファンタジー感がたまらない。
泣かせるシーンもあり、
それでいて明るい部分もある。
さらには「暁の4戦士」という存在が、
ストーリーをより盛り上げてくれる。
隠し要素から何まで、
全てが完成している。
隠し要素と言えば、
このFF5には前述のFFTのような
「攻略本が間違い」
ではなく、
「攻略本にすら載っていない武器」
があったりもした。
これがまた変わっていて、
ボスのツインタニアからのレアドロップのみという武器、ティンカーベル。
こういう一面があるのも面白いところ。
「シンプルなのに面白い。
 シンプルなのに奥深い。」

これが出来ている素晴らしいゲームだ。

そして言うまでもない。
あの名曲「ビッグブリッヂの死闘」はこのFF5だ。
あのギルガメッシュというキャラの魅力、
この曲の良さ、
ここに惚れないなどありえないと言ってもいい。
ちなみに店主の大好きなFF5キャラは

・ギルガメッシュ
・エクスデス
・剣士ゼザ

の3つが順位を付けられないくらい好きだ。
わかる人にはわかる。
「ゼザ国王」ではなく「剣士ゼザ」である。

大人になったというか、社長になった今、
この気持ちがわかる。
「自分は『社長』という肩書とかどうでもいいんだ。
 やっぱミューさんを継いだ気持ちの『店主』がいいんだよ。」
というやつと一緒だ。

あとまだ言わせてくれ。
このゲームの刀がいいんだよ、刀
ゲームやらんとわからんあの魅力。
クリティカル出た時のエフェクトの良さ。
FF5の中で無条件にクリティカル率が設定されてるの刀だけなんだよな。
そしてゲームを理解するようになるとわかる「まさむね」の強さ
あれ、ゲーム中最強能力でしょ。
システム理解してたら真っ先に12の武器からアレ選ぶよね。
あ、そう、12の武器の設定も好きだった。
あれもファンタジー感あって最高。

「封印城クーザー」とかもう名前だけでもいい味出しているのに、
そこに封印されている武器を最初は入手出来ずにただ見るだけでおしまい。
後半になって少しずつ手に入れられるのがこれまたワクワクする。
この12の武器も案外どれもしっかり使い道があるのもすごい。
プレイに慣れると最初の3本が

・まさむね
・ウィザードロッド
・けんじゃのつえ

になるんだよ。
エクスカリバーとか後回し。
普通スルーしそうなウィザードロッドけんじゃのつえの強さに気づいているなら、
あなたはかなりFF5をやっている人だ。

一般人だと誰も使わなそうな「アポロンのハープ」なんかも、
実際はとんでもない使い道があったりするのが良い。
「アポロンのハープ」はホントはラスボスにすら使える武器なんだよ。
ラスボスどころかオメガやしんりゅう相手でもOK。

あと3万文字くらいはFF5だけで語れるけれども、
多分誰もついてこないうえにドン引きされるだけなのでやめておこう。
10回クリアしてもまだ楽しめるゲーム、それがFF5。
やっていない人、是非プレイしてほしいゲームだ。

★『マジック:ザ・ギャザリング——FINAL FANTASY』

さて、
今回のMTG-FFコラボ、
やはり伝説生物だらけになった事もあり、
一番盛り上がるのはEDHだろう。
全員FFキャラEDHは世界中で遊ばれる事だろう。

店主はMTG馬鹿なので発売日前にビビでデッキを組んでいた。

迷える黒魔道士、ビビ/Vivi Ornitier

ビビ自体は無いのでカラーコピーだけ用意し、
99枚のデッキ内容は全て現在発行されているカードだけを使用。
発売日後にはビビを本物にしつつ、
新しいセットのカードも入れていくという予定の仮組み。
何人かと対戦してみたが、かなり強かった。

あとは能力が面白そうなのでユウナを作るか、
エアリス原理主義(過激派)としてはエアリスを使うか。

エアリス・ゲインズブール/Aerith Gainsborough

ただ、エアリスの能力だけ見ると、
《Treizeci, Sun of Serra》のデッキに入れたほうが強そうだ。
(※《Treizeci, Sun of Serra》については『コレクター道24』『コレクター道25』『コレクター道26』を参照)
一応エアリスでも無限すぐに思いついたけどね。

エアリス・ゲインズブール/Aerith Gainsborough
アガサの魂の大釜/Agatha’s Soul Cauldron
歩行バリスタ/Walking Ballista

エアリスに「アガサ風バリスタ煮込み」を食べさせればOK。
これで無限ダメージ、無限ライフ。
悟りの教示者/Enlightened Tutor
護衛募集員/Recruiter of the Guard
がある白なら多少のサーチも可能だし、
セヴィンの再利用/Sevinne’s Reclamation
祖神の使徒、テシャール/Teshar, Ancestor’s Apostle
太陽のタイタン/Sun Titan
があるから、
墓地に落ちてもだいたい拾える。
頑張れば作れるかな?
作ってもいいけどEDHの白単二つになっちゃうのが難点。
ただでさえ《Treizeci, Sun of Serra》に気合入れているというのに。
《Treizeci, Sun of Serra》のデッキにエアリス採用は考えても良さそう。

あとは、
やはりギルガメッシュだろうか。

親衛隊長、ギルガメッシュ/Gilgamesh, Master-at-Arms

ギルガメッシュ捨てがたいんだよなぁ。
エクスデスはなんか弱く作られていたのでちょっとガッカリ。
なんでギルガメッシュがレアでエクスデスがアンコモンなんだよ。
上司のほうがレアリティ低くて弱いんかい。
剣士ゼザは最初から出してくれると思ってないけどさあ、
せめてエクスデスは強く作ってくれよ!
青黒あたりですんげえ邪悪な能力で作って欲しかったよ!
いや、わかるよ。
暗黒魔道士かつ元は精霊樹だからね、
黒緑になるのはわかる!
だけど、あのへっぽこ能力+アンコモンは許されんよ!
エクスデスに「タフネス3しかない要素」とかないよね。
ギルガメッシュはそれっぽい能力だったからまだ許す!
だが!
何故「エクスカリパー」を作ってくれなかったんだ!
(エクスカリパーはエクスカリバーの偽物でFF5で登場し、
 ギルガメッシュが持っている武器。
 必中+必ず1点ダメージが入る武器。
 表示上は攻撃力100。)
エクスカリパー出て欲しかったなぁ。

ちなみに、今回のFFコラボは、
FF1~FF16までのナンバリングから収録をしたのだそうだ。
ただしかなりの贔屓されたセットとそうでないセットの差がひどく、

通常版カードの収録とタイトルは

FF1:11枚
FF2:10枚
FF3:12枚
FF4:15枚
FF5:16枚
FF6:108枚
FF7:129枚

FF8:21枚
FF9:26枚
FF10:108枚
FF11:12枚
FF12:11枚
FF13:16枚
FF14:125枚
FF15:20枚
FF16:13枚

このようになっている。
FF6、7、10、14の4つが相当贔屓され、
それ以外が10枚~20枚代にとどまっている。
最低はFF2の10枚。
最高はFF7の129枚。
10倍以上の差はさすがに差をつけすぎでは?
と思うところでもある。

それとも何年かした時の「次」があるのだろうか。
もし次回があるのなら、
是非とも今回少なかったタイトルのところを増やしてほしい。

それでは皆様、
MTG-FFコラボを楽しもう。

ではまた。



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