今持っているデッキ2025
記事作成日:2025/05/08 執筆:加藤英宝
お客様から時々使っているデッキのレシピを・・・と言われたり、
過去のデッキの今のVer.を教えて・・・と言われたりがあるので、
2025年の4月、とりあえず持っているデッキを書いてみる。
もし中身を知りたい人がいたらお問い合わせ等でお気軽にどうぞー。
レガシー
エルドラージ
ちょっと前まで青黒リアニメイトだったのだけれども、
ついに《カザド=ドゥームのトロール》さんまでお亡くなりに。
すごい話よね。
コモンカードがデザイン側の予想に反して禁止になるって。
しかもレガシーで。
またしても「デザインに失敗」ですかー?
と突っ込みたくなる。
ま、それはともかく、
青黒をやめてエルドラージを今は持っている。
オールドスクール
黒単
適当にそのへんにあったパーツだけで組んだ。
なので
《Black Lotus》
《Mox Jet》
《Juzam Djinn》
は入っていない。
《Juzam Djinn》の代わりに《巨大戦車》が採用されている。
あんまし変わらんからね、これでも。
「お安くオールドスクールをやるなら黒単だよー」
と布教出来るように用意してあるもの。
気楽に組めてカードプールが変わらない世界は素晴らしい。
赤緑
前述の黒単とほぼ同じ。
《Black Lotus》
《Mox Ruby》
《Mox Emerald》
は入っていない。
赤緑なんてものは、
《アーナム・ジン》
《稲妻》
《ラノワールのエルフ》
があればいいのである。
・・・半分テキトーな事を言っているけれども、
この赤緑や黒単は
「MTGの基礎が詰まっている」
と言えるものなので、
プレイングがものを言う。
《Black Lotus》や《Mox Emerald》が無くとも、
戦えるものなのだ。
青茶
前述の2つに限らず、
大半のデッキをなぎ倒す事が出来るデッキ。
ほとんど負け知らず。
多分オールドスクールで一番お金のかかるデッキ。
理由は言うまでもない。
パワー9が全部+《Mishra’s Workshop》4枚が入っているから。
この世界では《Bazaar of Baghdad》は一般的ではないので、
おそらくこのデッキより高額になるデッキはあまりない。
ディスクトロールを可能な限りβにしたら超えてくるかな?
インベイジョン・限定構築
白青赤
以前に一度作ってそのまま持ちっぱなし。
楽しいよ、インベ限定構築。
なにせカードが安い!
全部純正(インベイジョン+プレーンシフト+アポカリプス)で組んでも安い。
再録アリで組んだら多分もっと安い。
しかも他デッキを持っていても基本的にカードが被らないので、
持ちっぱなしにしておいても問題が起きない。
なので持ちっぱなし状態。
いつでも対戦出来る。
ヴィンテージ
オース
《虚空の力線》がメインに4枚入っている怪しいデッキ。
大会の前日に勢いだけで組んだわりに3勝0敗で優勝出来た。
近々崩してしまうと思う。
バージョンを変えるだけでもかなりプレイング変わるので、
作り直してもいいかもと思っている。
EDH
《巻物の君、あざみ/Azami, Lady of Scrolls》
まず殴らないデッキ。
知らない人が初見殺しされる事がままある。
殴らないのにどうやって勝つの?という話になるだろうけれども、
ある程度知識がある人はすぐ気付くだろう。
勝利条件カードだ。
身も蓋も無い事を言うとつまらないデッキ。
思い付きでやってみたらそこそこの勝率は誇れたのだが、
ステゴロEDHのようなイベントに持って行くわけにも行かず放置してある。
ステゴロEDHに持って行ったら逆に笑ってくれそうだけどね。
「なんでこのイベントにそれ持ってきてんだよ!
自ら咎人になって行くスタイルか!」
って主催者に言われる気がする。
《甦りし悪夢、ブレイズ/Braids, Arisen Nightmare》
「普段あんまり黒単組まないなー」
と思って持っていたデッキ。
最近《陰謀団の先手ブレイズ》のほうが解禁された事もあり、解体予定。
何か面白そうな黒単があればそっちを作るのもあり。
そういえばゾンビデッキって一度も自分で組んだ事ないかもしれない。
《先見者、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Visionary》
《火想者ニヴ=ミゼット》
↓
《パルン、ニヴ=ミゼット》
↓
《先見者、ニヴ=ミゼット》
という変遷をしてきたデッキ。
《宝石の睡蓮》が禁止をくらったのもあり、
パルンから先見者に変更。
他のデッキを組むためにそろそろ解体予定。
《歩哨竜、ミーリム/Miirym, Sentinel Wyrm》
遊び半分で作ってあるので普段一切使わないデッキ。
ただドラゴンをひたすら並べてぶん殴るだけのロマンデッキ。
余りのカードだけで組んであるので、
「売って」
と言われたらその場でデッキごと売れるデッキの1つ。
大艦巨砲主義の人はこのデッキ好きだと思う。
《巡礼者アシュリング/Ashling the Pilgrim》
これまたミーリム同様余りのカードで組んである。
EDHの初期の頃から言われる、
に毛を生やしたようなものだと思えばよろし。
「売って」
と言われたらその場でデッキごと売れるデッキの1つ。
あ、一応言っておくと土地35枚だったかな。
残りはアーティファクトや呪文をそれなりに積んである。
ガチ目のデッキには敵わないが、
そこそこに戦えるデッキだと思う。
《パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun》
余りのカードで(以下略
「売って」
と言われたらその場で(以下略
兇悪なカードは入っていないけれども、
最低限は戦えるんだよ、最低限は。
このジェネラルは《好奇心》1枚で瞬殺可能なのが強み。
《生ける卒論、オクタヴィア/Octavia, Living Thesis》
余りのカードで(以下略
「売って」
と言われたらその場で(以下略
これ、持っているだけほぼ無駄。
まずプレイングが難しいうえに、
自分が本気で組んだらこのデッキは完全に違うものになる。
これ欲しい人いないかなぁ。
安く譲れるデッキなんだけども。
《ギャレンブリグの領主、ヨルヴォ/Yorvo, Lord of Garenbrig》
脳筋。
常に楽しくEDHを布教出来るように持ち続けている。
誰かにプレゼントするためのヨルヴォデッキをさらに別に1~2個ストックしている。
EDH布教用にデッキを常にストックしている変人は自分だけだろう。
友人達が無駄に《ギャレンブリグの領主、ヨルヴォ》をくれるので、
《ギャレンブリグの領主、ヨルヴォ》を100枚以上持っている。
コレクションしているわけでもないのに。
なお、
今までに他人にヨルヴォのデッキだけでも20個以上プレゼントした。
《岸無き海、エルージュ/Eluge, the Shoreless Sea》
なにこれ?って言われそうな青単デッキ。
《生ける卒論、オクタヴィア》の後に作った怪しいデッキ。
《生ける卒論、オクタヴィア》並みにプレイングは難しい。
これを使っているのを後ろで見ていた友人が、
「このデッキを使いこなせる気がしないし、
相手にするのも嫌だ」
という褒め言葉をいただいた素晴らしいコントロールデッキ。
この言葉を言ってもらえるのは青単冥利である。
《生ける卒論、オクタヴィア》も同じ事を言われている。
《岸無き海、エルージュ》をある程度使ったら、
一度《生ける卒論、オクタヴィア》に戻そうかと思っている。
《ゴアガッツ団の親分、ラッガドラッガ/Raggadragga, Goreguts Boss》
近年で一番飽きないデッキ。
友人達からの評価も高い。
「隙を見せると殺される」
「どのタイミングで死ぬのかわからない」
「大丈夫だと思っていたら死んだ」
という感想をよくいただける。
このデッキにおける最高の褒め言葉である。
《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》
《創造の座、オムナス》自身はテキストレス、
そしてデッキ内は可能な限り高額または原版にしてある。
《Timetwister》:β
《Wheel of Fortune》:β
フェッチランド全て:ゼンディカー・エクスペディション
ギルドランド全て:ゼンディカー・エクスペディション
といった感じに。
もうちょっと頑張って気合入れたデッキに出来そうなパーツがあるので、
時間をかけてさらに高額&兇悪デッキに仕上げたい。
《Treizeci, Sun of Serra》
世界中で自分以外にこのデッキを持っている人はいるのだろうか?
一人くらいいるかもしれないから、
とりあえず少し控えめに言っておこう。
日本で持っているのは自分だけ。
(他に誰かいたら名乗りをあげてほしい)
そして自分にはこのジェネラルが相応しい。
そういうカードであり、そういうデッキ。
これもオムナス君並に気合を入れて構築している。
が、ジェネラルの能力が能力なのでカードの選定が大変だ。
「あなたがnostalgicな呪文を唱えるたび、あなたは(2)を支払ってもよい。
そうしたなら、Treizeci, Sun of Serraの上に+1/+1カウンターを1個置き、
その後これの上にある+1/+1カウンターの数に等しい《セラの天使》トークンを生成する。」
ノスタルジック(nostalgic)の条件:旧枠or伝説orアーティファクト
「歴史的(historic)」のルールに似ている。
歴史的の条件:アーティファクトor伝説or英雄譚
なので、英雄譚か旧枠かの違いがある。
旧枠のほうが幅が広いので条件は満たしやすい。
例えば、
《孤独/Solitude》というカードは旧枠版とそうでないものがある。
このデッキでは旧枠版を採用しないと能力が誘発しないので、
必然的に旧枠版を買わねばならない。
もちろん可能な限り全てノスタルジック条件のデッキに仕上げている。
意味は全く無いのだが、
デッキの《平地》は全てβにしている。
今後の旧枠仕様再録や伝説、アーティファクトの登場で、
常に強化されていくデッキになるだろう。
最近では
《嵐の討伐者、エルズペス/Elspeth, Storm Slayer》
が採用。
能力が全て使えるという相性の良いPWだ。
オーバーサイズドデッキ
世界でこれを組める人が何人いるのだろう。
対戦相手がいないのでそもそも普段持ち歩くデッキですらない。
なお、どこにしまったか忘れた。
間違いなくデッキを崩していないのでデッキの形で残っている。
アルファ40
白青赤
一部の高額カード(《Treizeci, Sun of Serra》等)とともに、
普段は貸金庫に眠る。
持っているデッキの中の最強のデッキだろう。
値段も最高額だ。
たった40枚でも全部αなのだから高くて当たり前。
フィニッシャーは《セラの天使》と《分解》と《巨大戦車》。
最終的には《セラの天使》2枚以外フィニッシャー無しまでにしたい。
ただ、《分解》好きなので最後まで残しそうな気がする。
そして戦った相手に《天秤》の強さを思い知らしめ、トラウマを植え付けるデッキである。
アルファ40のデッキと対戦したい人は、
あらかじめ予約を入れてくださいませ。
そうでないとデッキを貸金庫から取り出せないので(笑)
《Treizeci, Sun of Serra》も本物見たい場合は予約必須。
普段は代用にしてプレイしている。
以上、合計20個デッキを持っていたようだ。
案外色々持っていたなぁ。
いつ売ってもいいデッキを除いても結構な数だ。
デッキの中身を知りたい人はお問い合わせにどうぞー。
ではまた。