【お題】人種差別等で禁止を受けたカードについて
記事作成日:2025/01/09 執筆:加藤英宝
前回のお題の続き。
Twitterでお題いただきました第十九号。

禁止カードについて
《Invoke Prejudice》
《Cleanse》
《Stone-Throwing Devils》
《プラデッシュの漂泊民》
《Jihad》
《Imprison》
《十字軍》
※禁止理由
6月11日発表 禁止改定について(店主の過去note)
日本は基本的にこういう差別を考えない国なので、
(もちろん良い意味で)
なんで?となるのは至極普通だろう。
実際に自分もそう思っている。
そんなに目くじら立てないでもいいじゃないかと思ってしまう。
ポリコレへの配慮
それにね、思うんだよね。
作品というものがいちいちポリコレに配慮していたら良いものなんて作れないって。
こんなとこで言うのもなんだけど、
整形しまくった韓国人がミスコンで上位に入るのはいいの?
アレただの作りモノじゃないか。
ポリコレ配慮して白人以外がミスコン優勝するより問題だと思うんだけども。
素のその人の美じゃないぞ。
素の美を競うのがミスコンじゃないんかい。
作りモノでも上位に行けるのなら、
2次元キャラやプラモデルも出場OKにしたら?(笑)
ドラクエ3リメイクだってもう異常だよ。
ポリコレに配慮して
男→ルックスA
女→ルックスB
という呼び名に変更って。
ドラクエ生みの親の堀井雄二さんですら
「なにこれ?」
って言ったらしいじゃないか。
だいたい何をどうすっ転んでもさ、
基本的な動物の基本的な性別は二つしかないの。
三つ目の性別はないし、
何よりもドラクエの世界はただのゲームの世界だよ。
もっと言うとロールプレイングという言葉の意味を考えろよな。
役割(Role)
演じる(Playing)
を組み合わせた言葉だぞ。
自分がLGBTQだろうが、
RPGの世界では「男or女を演じろ」ってんだよ。
純粋な作品
ただしこういうものに真っ向から勝負した作品もある。
例えばスーパーマリオムービー。
内容を見るとポリコレだとかLGBTQも何も考えず、
ただ純粋なマリオの作品だ。
そして面白い。
「変な配慮とか気にせずにマリオを映画にしたぞ。」
というだけだ。
それで素直に受け入れられたんだから、
そもそもこういうのってあまり気にしないほうがいいんじゃないかな。
誤解なく受け取って欲しいのだけれども、
一番いけない事はこういった事に対し、
「差別意識を過剰にもったうえで、
それを周囲も意識しすぎて、
表現の自由が奪われる事」
だったり、
「意識するからこそ差別が生まれている現状」
だったり、
「意識しすぎて誤解を生んだり、捻じ曲がった作品が生まれる事」
だと思う。
特に昨今はマイノリティ(少数派)の意見を配慮しすぎて、
マジョリティ(多数派)のほうが弾圧されている傾向が強い。
「そんじゃあ何喋ったらいいんだよ!」
「何作ったらいいんだよ!」
なんだよね。
少年向けマンガなんかもいい例で、
いつの頃からか死人はほとんど出ないマンガだらけ、
(店主が嫌いな展開の1つは死んだと思ったキャラが生きていたパターンだ。)
殺人のシーンや女性の裸のシーンはとにかく規制され、
リアリティが失われたマンガばかりだ。
「配慮をしすぎて作品がつまらなくなったら誰も得をしない。」
という事にいい加減気づいて欲しいところだ。
禁止カードを非公式フォーマットで使うことの是非
・・・といろいろ書いてみたが、
MTGに話を戻そう。
実際にこの「無かった事にされたカード達」は使ってはいけないのか?
一応ヴィンテージの公式大会などではダメらしいのだが、
EDHだったら?オールドスクールだったら?
という話をしたら、
ま、だいたいOKだ。
非公式なのもそうだけれども、
たぶんだいたいの人が思ってる。
「ゲームだし別にいいじゃん。」
と。
さっき書いたやつだよ。
意識しすぎる事で起きる問題であって、
意識しなければそれほど問題がある事じゃない。
もっと言えば、
これらを使ったら被害に遭う人はいるのか?という話だ。
オールドスクール大会でのできごと
ここでちょっと自分の経験をば。
2年前にラスベガスのイベントに行った際に、
オールドスクールの大会に出場した。
その中に1人だけ基本土地がアングルードのプレイヤーがいた。
オールドスクールの世界では基本土地であろうと過去絵で無ければダメ。
(絵柄的にはα~第四版までの基本土地の絵ということ。)
だが、
誰一人としてそのプレイヤーに注意もしないし、
ジャッジも呼ばない。
そんなもんなのだ。
「楽しきゃいいんだよ!」
くらいで誰もが紳士的にジャッジも呼ばないし注意もしなかっただけだ。
ここ、いちいち言い出したら嫌なもんだよね。
もし誰かがジャッジを通して注意を入れさせたら、
注意された人はそれが理由で二度とオールドスクールをやらないかもしれない。
いざこざが起きてプレイヤーもいい気分しないかもしれない。
それらを防ぐマナーがその時のオールドスクールプレイヤー全員にあったわけだ。
ルール的には✕でも、マナー的に◯。
これどっちが正しいか難しい問題だよね。
でも、見た人全員がスルー出来た事って良い事だったと思う。
結果論で言っちゃうけども、
これで良かったんだよ、このイベント、このフォーマット。
このオールドスクールの大会で《十字軍》プレイしたからって、
気にした人なんていなかったと思うよ。
みんな
「オールドスクールやりてえからここ来たんだよ!」
というだけの人だろうし。
一言で表現するなら、
「気にすんな。」
だ。
日本国内は少なくとも白人にも黒人にも差別する意識はない。
たまに差別する考えの人はいるだろうけどそれこそ少数派。
この国の人は宗教観も「原理主義」みたいな危ない人はこれまた多くない。
人種にも宗教にも
「好きにすれば?」
「勝手にどうぞ。」
「なんも思わん。」
と思う人のほうが多いんじゃないかな。
だいたいにおいて、
うちらアジア人の事を
「黄色人種」
って言い出したのだって差別だって言い出したら差別だよ。
うちらアジア人は気にしてないだけだよ。
ま、それに失礼な話だよね。
「Yellow Monkey(黄色い猿)」
なんてあだ名まで作ってくれちゃってさ。
この言葉も白人至上主義から生まれた言葉で、
だいたい19世紀後半~20世紀前半に生まれている。
キレようと思えばキレられる話だよ。
「てめえ!なんだ黄色って!
肌色だろうが!!
で、言うに事かいて黄色い猿だと?
差別にも程がある!」
って誰かが言い出したら「黄色い猿」も規制されるんだろうね。
うちら黄色い猿はそんな文句言ってないんだぞ。
それだけ差別してないんだよ、黄色いお猿さん達は。
白じゃなきゃ人でないのなら猿で結構。
なんなら猿以下でもいいよ。
うちらはたまごかけごはんを食べ、
フグだろうが納豆だろうがナマコだろうが口にして、
楽しく生きていくから。
ただね、
これだけは思う。
白も黒も黄色も無いんだよ。
ただの人だよ。
それが原初であって結論。
大切なのは相手を一人の人として扱って普通にしている事だよ。
そういやあどっかの宗教の奴が言ってたな。
「汝の隣人を愛せ。」
だっけか。
この宗教、2000年くらい戦争ばっかやってるねえ。
少しはその汝の隣人を人扱いしてみたらどうだ?その宗教の国々よ。
汝の隣人を人扱いして愛していたらもうちょっと戦争は起きないんじゃないのかい?
店主は隣人を愛している自信は無いけど、
人扱いはしているぜ。
で、話を戻すと、
日本国内でこの禁止カード使って良いかどうかで文句言う人いない。
外国でもほとんど無いと思うよ。
それにね、
オールドスクールは現状オフィシャルルールじゃない。
α40もEDHもね。
だからいいんだよ。
EDHはWotC社が管理するって言ってるけどさ、
そんなの気にする事ないって。
MTGを純粋に楽しもう。
MTGの世界、考えてみてよ。
人外の生き物いっぱい出てくるんだよ。
差別なんて馬鹿馬鹿しくなってくる世界じゃないの?
貴方はその中で
役割(Role)を演じる(Playing)ゲーム(Game)をしているんだから。
気楽に遊ぼう。
最後に
というわけで、
オールドスクール、α40、EDHの世界では、
これらのカードを気にせず使ってしまえ。
差別だの宗教だのという考えは最初から捨てよう。
MTGを純粋に楽しむ。
これが全てだ。
ではまた。
