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EDHのマナー

記事作成日:2024/08/12 執筆:加藤英宝

先日Twitterでこんな事があった。

まずある人が、

”この間EDHのカジュアル卓にデモコンタッサのプレイヤーが混ざってきて、
自分を含む合計三人は皆土地を置いてコンボキル決められるだけのお寒い状態になった。
さすがにデモコンタッサの人に他のデッキでプレイしてほしいと頼んだら
「このデッキしかない。カジュアルの構築ルールは明文化されてないから問題ない」
と反論してきた。やんわり自分のデッキ貸そうか打診するも拒否された。”

といういきさつ。
(原文ママではなく、状況がわかりやすくなるような文に変えてあります。)
これに店主が引用RTし、

「このデモコンタッサの人は本当に最悪だと思います。
言っている事が
「法律を犯さなければ何をしてもいい」
という理屈を展開するのと同じです。
ルールの手前にマナーがある事を知らないようです。
何処にでもマナーはあります。
ハッキリと言います。この人にEDHをプレイする資格はありません。」

と言ったら、文句を言ってくる輩が何人もいた。
半分はEDHすらやった事の無い奴で、
「だったら話に乗るな。」
と言いたくなる感じだったけれども。
理解出来ない範囲から他人と環境を批判するなと。

自分が絶対というわけでもないのだけども、EDHのマナーについて少々。

まずはマナーという言葉に対して。

「ルールの手前にマナーがある事」

これが理解出来ない奴はMTG以前の問題。
法律(ルール)は守らなければいけないが、法律(ルール)に違反していなければ何をしてもいいという話はない。
これと同じだ。

料理店でお金を払い、料理が不味いから苦手だから残すというならわかる。
しかし、シェフやウェイターに暴言を吐いてもいいわけではない。
下品な食べ方をしていいわけでもない。
が、
暴言や下品な食べ方は法律で禁じられているわけではない。
(一応書いておくと暴言は度が過ぎたら法に触れる事がある。)

ルール(ここではEDHの構築ルール)を守っていれば、マナー(ここでは人との和)を無視していい理由はない。
ルールもマナーも大切にしてこそだ。
そんな当たり前がわからないのなら、やる資格はないと言われて当然。

次はレベル帯云々について。

これは完全にWotCが悪い。
曖昧なレベル帯を設けた事で完全に不要なトラブルを招いたと言って過言ではない。
とはいえ、これを使っている人もいるのも否定出来ない。
公式がEDHに乗り出したから環境が悪化した事は間違いない。
実際にデモコンタッサをやるデッキは共闘デッキが多く、
(あとは実質がカラーマーカーになっているカード)
共闘がそもそもの環境を荒らしているので、本当に公式が悪いとしか言えない。

が、レベル帯の話はハッキリ言ってしまうとしないのがベストではある。
マナーの問題で言えば最低限話を合わせるべきとも言えなくもないが、本当にもめる元になってしまっているので、自分のデッキの強さに合わせて、
「私はその席にはいるべきではなさそうなので。」
と言わなければいけない事もあるかもしれない。

ただ、大切な事はその逆だ。

各プレイヤーが「受け入れる姿勢」を持つ事が大切。
前述のお話だったとしたら、デモコンタッサのプレイヤーが100:0で悪い。
残りの3人の人は最初は受け入れたのだから。
その上で
「サンドバッグは勘弁してほしい。」
「別のデッキを貸すから楽しくやらないか?」
という提案もしている。
それを断った挙げ句、卓には残り、
「自分はルール違反はしていない。」
とのたまい、なおも3人をサンドバッグにした。
この人には受け入れる姿勢が皆無だったと言えるだろう。

で、
このテの話をすると
「ゲームというのは勝者と敗者が決まるのが当然であって、勝ちを目指して何が悪い!」
というような理屈が当然出てくる。

その通りだ。
全然間違っていない。
勝ちを目指す事をしない奴にゲームをする資格は無い。
「場を荒らすスペルばかりを突っ込んで勝ちに向かわないデッキ」
なんてものは、勝ちしか見ていないデッキとは比べようもない程にたちが悪い。
それは間違いない。
勝ち負けを決めるゲームなのだから当然である。

ここで問題になるのはそこではない。
EDHは競技性があるのか。
大会も行われるくらいだから、あるかないかで言えばある。
で、
EDHでデモコンタッサのようなガッチガチのデッキを持つのならデッキに十数万は突っ込んでいるはずだ。
Underground Sea》1枚だけで高額なのだから。
そういう人は心とデッキの両方に余裕を持つべきなのだ。
それをマナーと呼びたい。

どういう事か。
「負けてもいい。楽しめばいい。
皆と楽しむための脳筋デッキを、
余ったカードや予算で組もう。」
この姿勢を持てばトラブルは多く回避出来る。

「すみません、一度はガチのデッキをプレイさせてください。
少しだけ自分のデッキの調整をさせてください。
終わったら脳筋デッキに変えますから。」

こんな一言でもあれば相手側も

「はい、楽しくやりましょう。」

で何の問題も起きない。

これに対し
「競技のための時間がもったいない。」
などと思う輩は、だったらなんでEDHやってんの?に近い。
レガシー、ヴィンテージ、モダン、パイオニア・・・
いくらでも競技レギュレーションはある。
競技の事ばっか見てるならそっちやっていればいいのだ。

それにどの世界でも協調性無くしては対戦相手と調整相手を失う。

ちょっとカタイ言い方ばかりをしてしまっているし、ものによっては不快になる人もいる表現を書いたが、もっとユルい言い方をしよう。

EDHというものは、
修学旅行で男子生徒が好きな女の子言い合うくらいの気持ちで遊ぶものだ!
お互いの好きなジェネラル見せあって、
そこにどんだけ愛情突っ込んでいるかを見せつけ合うだけだ!
君から見たらブスでも、
俺から見たら世界一かわいい子なんだ!
たまに好きなジェネラルがかぶる相手もいるだろう。
好きな女の子取り合うくらいの勢いでいいだろ!
「俺のがあの子の事真剣なんだよ!」
くらいの勢いでな。

ここでもマナーの話をするならな、
修学旅行で好きな女の子言い合ったら、
それ好きな女の子に勝手に伝えるのは無粋ってもんだろう。
野郎同士で秘密を共有しあって口外しないようにするのもマナーってもんだ。
(男という生き物は馬鹿なのでたまにバレるんだけどね。)
マナー守ってバカやるから楽しいんだ。

ああ、それでも最後に言っておきたいところがあるねえ。

面倒事が起きるから《タッサの神託者》を禁止にしたほうがいい。
この話題でプレイヤーのいざこざが起きているだけで、もうすでにこのカードは存在が害悪だ。
海外でもこの話題でトラブルがある。
ずっと書いてきているんだけども、EDHの禁止を決めている人達は、

・《合同勝利
・《タッサの神託者》と《研究室の偏執狂》と《神秘を操る者、ジェイス

どっちが勝利条件満たすの難しいか考えてくれ。
後者を禁止にするか、《Demonic Consultation》と《汚れた契約》禁止にしてくれって思う。

強すぎる事が問題なのではなくて、レガシーで《師範の占い独楽》が禁止になる理由のようなもので、コミュニケーション上の問題が世界的に多すぎる事はよろしくない。

ではまた。



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