The さまようもの

お客様のリクエスト。
さまようもの/Wandering Ones》。
神河物語のスーパーコモン。
ミスター戦力外。

さまようもの。

さまようもの。

さまようもの。


まさかこんなイキモノのこらむを書く事になろうとは。
2007年、最初に書くものがよりにもよってコレ。
Cardshop Serraの前途多難さを予兆するかのような気分です。
気分のほうがさまようものです。

しかしお客様の言葉です。
この時ばかりはNOとは言えない日本人。
いえ、書きたくないんじゃありません。
書かせてください、是非。
ええ、とても嬉しいです。
泣いてません。


Wandering Ones/さまようもの
コスト:青
クリーチャー ― スピリット(Spirit)
1/1
コモン
フレーバーテキスト:
子供のときに一度見ましただよ。
迷ったときには親御のとこまで連れてってくれただ。
なんで今は助けちゃくれねえだ?
なんで家まで連れ帰っちゃくれねえだ?
-名も無き物乞い
———————————-
…何故こんなイキモノを作った?
…何がしたかったんだ?
カード製作者を問い詰めてみたくなる1枚だ。
なにせカード名が全部ひらがな。
「彷徨う者」ではいけなかったのか。
漢字が入っているのと、
全部ひらがなのどっちがいいのかって?
そりゃあもちろん全部ひらがなだ。
それのほうがなんだか可愛い。

こやつ、
同じブロックに《涙の神/Teardrop Kami》と《夢捉え/Dreamcatcher》がいる。
(こいつらは青1マナ1/1能力付き、クリーチャータイプ・スピリット)
同じブロックに上位互換が2枚作られるカードなんて、
過去に存在したことがあるだろうか。
筆者が知る限りそんな涙を誘うカードはこれ1枚限りだ。

だいたい1マナ1/1で無能力、
ドラフトやシールドでさえ敬遠されがちのイキモノだ。
神河ブロック時代も当然何度もドラフトをしたが、
さまようものをデッキにわざわざ入れた事は一度も無い。

一応スピリットである事から、
「スピリット呪文か秘儀呪文を唱えたら~~」
と書いてあるカードとの相性を考えられる面は持つが、
それでもデッキに入れる人は普通ならいない。

しかし、ここまでへちょいカードともなると、
とても不思議に愛好家が生まれたりもする。
(そこ、間違っても変人などと言ってはいけない。)
事実、当店の「さまようもの-FOIL」は売切れている。

過去にFOILは5枚はあったが、
全て売り切った。
何故か売れた。
一人の人が買い占めたわけでもないのだ。
普通?に売れていったのだ。
(さすがにノーマル品はコモンなだけに注文来なかったが)
どこかの白ヒルとはえらい違いである。

あのな、白ヒル、

ちょっとは《さまようもの》を見習え。

いつまで不良在庫でいる気だ、おまいは。
それどころか、この《さまようもの》、
どこかの大会で平気でこれを入れて、
しかも上位に行ったという勇者がいると聞いた。
普通に《さまようもの》で殴っていたシーン(過激な暴力シーン)もあるという。
わざわざこの1マナ1/1を採用しようなんて、
通常の精神では考えられない。
お酒か手を出してはいけないオクチュリでもキメてデッキを構築をしたのではないだろうか。

そんな勇者様には、次は是非、
ヴィンテージの《ドルイドの誓い》デッキにさまようものを入れて出場していただきたい。
私が主催する大会でなら参加費を免除してもいい。

…それにしても・・・。
なんなんだ?このフレーバーテキスト。

どうじでなまっでるだ?

なんがおがじぐねえだが?

ではまた。




記事のカテゴリー

他の「カードこらむ」記事