【お題】最近のパックどうよ?
記事作成日:2024/03/16 執筆:加藤英宝
Twitterでお題いただきました第一号。

「プレイブースターとかラヴニカやドミナリアのリマスターをどう思うとかどうでしょう?」

「mtgは最近のコラボ関連の考察などはどうでしょうか?」

「最近のアンシリーズってどうよ?」
などなど。
総じて
「最近のMTGの新商品どうよ?」
というまとめた質問として。
最初から声を大にして言いたい。
WotC、自身の作っているものに矜持というものがないのか!!
恥を知れ!!
と。
これがもう結論。
コラボについてはこちらの記事でも書いているので是非。
【質問】MTGのコラボってどうよ?
ちょっと別の角度からお話いいかな。
ポケカ。
ポケカの事なんて知らないという人もいるだろう。
だが、心配はいらない。
知識のいらない話をするだけだから。
ポケモンは他とのコラボなんてしていない。
ポケモンはわけのわからんデザインなんて作らない。
ポケモンはシークレットレイアーなんていう本社に直接お金が入る課金コンテンツなんてしていない。
これだけ。
次、別の角度でいいかな。
FGO。
これも知識別にいらない。
何なら店主も全然わかんない。
FGOは他とのコラボなんてしていない。
FGOは絵やシステムがひどいと言われていながらも変えない姿勢。
これだけ。
このポケモンとFGOにはある共通点がある。
それは、
「自社コンテンツを他へ輸出する方のコラボをする事はあるが、FGOないしはポケモンの世界に何かとコラボして、世界観をぶち壊しにするという事はしない。」
という事。
これが自社の作品への矜持というものであり、顧客を大切にしている事への繋がりだと店主は考える。
それに多少の例外があったとしても、
今のMTGのような世界観の壊し方をしていない。
かたや世界最強とも言える人気コンテンツ、
かたやスマホゲームのセルラン上位常連、
さすがと呼ぶより他はない。
大切な事は
「ブレない姿勢」
である。
ハッキリと言ってWotCは情けない。
シークレットレイアーで集金活動の権化と化し、
視認性の悪いデザインのカードも気にせず刷り、
印刷は相変わらず初期傷が多く、
挙句の果てにはシリアルナンバー、
裏がMTGではないカード、
A30、
世界観ぶち壊しのコラボ製品、、、、
ロクでもないものを挙げていけばキリがない。
(一応書いておくと、コラボが何もかもダメだと言っているのではない。)
枠やフォントに関してはTCGゲーム史上、
「こんなにカードの枠やフォントを狂ったデザインにしたTCGは存在しない」
という汚名しかない。
FGOは単純な企業の姿勢における対比に出しただけだが、ポケモンの場合はカードゲームがある以上、完全な対比がしやすい。
ポケカは
デッキ
ダメージカウンター(通称ダメカン)
状態異常カウンター
ダイス
を必要とする。
MTGは
デッキ
ライフカウンター
ダイス
ステッカー(使う場合だけ)
使うトークン(何種類あんの?これ)
ダンジョンカード(使う場合だけ)
イニシアチブ用のダンジョンカード(使う場合だけ)
紋章カード(使う場合だけ)
+1とかのカウンター
・・・”使う場合だけ”が多すぎる。
しかもそれが混乱する程多い。
キーワード能力もどんどん増やし、
ルールをどんどんややこしくさせ、
ゲームに必要な道具は年を重ねるごとに増えていく。
「デッキ、ダイス少量、ライフカウンター」
この3種だけでゲームをさせろと言いたい。
そこに加えてくだらないコラボが多く、そのたびに印刷、デザインもフォントも荒れていく。
これがカードゲームの始祖のやる事だろうか。
全くもって情けない。
ライバルとも言えるポケカがこれだけブレていないのに対し、MTGがこんなブレ方をしていたら勝てるものも勝てなくなるだろう。
MTGの基本は、始まりは「剣と魔法のファンタジー」のはずなのに、何故にこんなにもブレてしまったのだろう。
で、その話の中にアンシリーズの話が入る。
たまーにこういうセットがある事を否定はしない。
むしろ面白い。
でもね、
「アンシリーズの中にヴィンテージやEDHで使ってOKのカード出すからね!」
は本当にダメ。
これな、その最たるクソ。
レガシー、ヴィンテージの競技シーンですら見る事になってしまった。
知らない人はわからないカードだと思うのだが、この名無しのゴブリンはアンシリーズにあるステッカーというものを使う必要があるカード。
ステッカーシートというものを10種(ステッカーは10種以上ある)用意し、それをランダムに使用するというもの。

さらに面倒かつ混乱させるのが、
「デッキリスト登録の際にはステッカーを欄外(メインとサイドボード以外の場所)に書かなければならない」
というのもオマケでついてくる。
馬鹿げている。
競技に混乱を招くからやめろと。
以前に《師範の占い独楽》を
「トーナメントのプレイを遅滞させるから」
という理由で禁止した事があるのに、こんなものをトーナメントリーガルにするのはおかしい。
ダンジョン系も同じ。
イニシアチブも通常ダンジョンカードもレガシーやヴィンテージで見る。
いちいちルールを確認したり、されたりで時間を食いすぎる。
いらない事を増やすから、プレイヤーは混乱するし、覚えなければいけない事も増やすからユーザー離れを起こす。
そんな事をいつまで続けるつもりなんだろうか。
今のWotCの開発陣には、本当に「良いゲームを作る」という事に対する矜持がない。
MTGが伝統あるカードゲームであり、始祖であるという事に対する矜持もない。
ただただお金のために刷っているだけだ。
アメリカでもこれは大きく問題になっており、
「あいつらを調子に乗らせないために出来る事は、カードを買わない事だけだ。」
「WotCはお金の奴隷と化している。良いゲームを作る努力をしていない。」
「我々は昔のままのカードを愛するだけでいい。」
と声高に言われている程だ。
それでも暴走機関車は止まらない。
売上を出してしまっているからだ。
で、
最近のパック事情に関しても同じだ。
ユーザーは振り回されているだけ。
パック事情というか「未開封品」というカテゴリで話すんだけども、
コレクターブースター
セットブースター
プレイブースター
シークレットレイアー(種類大量)
統率者デッキなどの構築済みデッキ
JUMPSTARTのような謎のパック(最近だとクルードもここに該当)
なんかもうあれこれと出過ぎているうえに、時々1パックの金額が5000円を超える高額商品を出してくる。
2000円でも高いと思う人が多いのに。
おっと、30th Anniversary Edition ブースター(以下30A)とかいう、1パック4万円超えの愚かなパックもあったな。
誰向けに商品開発してんだよ。
大昔のコレクターズ・エディション(インターナショナル・エディション)は、コンプリートしている状態でもっと安かったんだぞ。
A30の事はともかく、
(A30なんてほとんどの人買わないしね。)
「何買ったらいいのかわかんねえ。」
になっている人もたくさんいる。
店主もだ。
(店主はシークレットレイアーが多すぎて把握しきれていない。)
統率者シリーズや構築済み系の商品も同じ。
「何買ったらいいのかわかんねえ。」
スタンダードのパックにスタンダードで使えないカードがあったり、
異常な数のシークレットレイアーがあったり、
何から何まで「何を買ったらいいのかわかんねえ。」になっている。
で、今度はモダンホライゾン3統率者デッキセットのカードは、
「モダンでは使えません!」
だと?
何を言っているんだお前は。
冠しているセット名から何を出しているのか考えろ。
モダンのためのセットなのか、EDHのためのセットなのかサッパリわからん。
今のモダンは何が使えて何が使えないのか。
ユーザーにわかりにくくてたまらない状態になっている。
初心者の人から見たら、
(2023年の話だが)
「最新セットなのに指輪物語はスタンダードで使えないの?」
となるだろうし、
そういうセットは他にもあるし、
困った事に
「スタンダードのパックにスタンダードで使えないカードが出てくる」
もありえる。
ユーザーがEDHに走る理由はここにもある。
「何していいのかわかんねえ、
とりあえずアン・シリーズ以外全部使えるはずだし、
全部1枚でいいんだからEDHやるか。」
となりやすい。
「レガシーはキツいし、モダンはわからん!
スタンダードやパイオニアはついていけないし、
パウパーもカードプールがわかりにくい!
ヴィンテージ?レガシーもできないんだから無理無理!」
こんな人がMTGやるならEDHしか無くなってしまう。
(オールドスクールやドラフト、シールドもあるけどね。)
みんながみんな60枚の構築やる気がないわけじゃないし、こんなプレイヤーだけがMTGプレイヤーなわけでもない。
ただ、
混乱しやすい商品内容であり、
混乱しやすい発売速度であり、
混乱しやすい商品価格である事は間違いない。
とにかく、
「わからなくなる程商品が乱発される事」
「ついていけない気持ちにさせられる事」
「高額で手が出せない状況になる事」
に消費者である我々は辟易している。
確かに刺激は必要だ。
新しいカードが出続ける事は大切だ。
本社もお金が必要だ。
だが、だからといってやっていい事とそうでない事がある。
乱発するシークレットレイアー
視認性が悪く、トーナメントに支障をきたすようなカードデザイン
世界観を壊すコラボ
人を混乱させるほどのルール追加
こういったものはMTGのブランドを著しく傷つけている。
スマホゲームでは
「集金活動を始めたらそのゲームは終わり。」
「インフレが酷くなったらサービス終了は間近。」
といった話がよくある。
今のWotCはまさにこんな状態だ。
スマホゲームとカードゲームでは違いはあるし、MTGがサービス終了とまではいかないだろう。
(サービス終了されても困る。)
ただ、どこかでは目をさましてくれ。
こんなやり方をいつまでも続けているべきではない。
ではまた。


