加藤英宝の #今年お世話になったカード 2023
記事作成日:2023/12/25 執筆:加藤英宝
Xのハッシュタグで見かけた #今年お世話になったカードを紹介する。
お気に入りカード
《統率の塔/Command Tower》
EDHプレイヤーならお約束なこの1枚。
単色以外では相当な確率で採用されるであろう土地。
当然の事ながらこの1年お世話になりました。
《太陽の指輪/Sol Ring》
以下略!
と言いたいところだけど《統率の塔》と違って、オールドスクール、ヴィンテージでも活躍出来る最高な1枚。
普通の人はやらない(やれない)アルファ40でもお世話になった1枚。
《魔力の墓所/Mana Crypt》
《太陽の指輪》と同じで以下略!
と言いたいカードの1つ。
クリプト死なんて滅多に起きない。
この1年一度も無かった。
《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》
今年も随分と使ったオム君。
一番気合の入ったEDHデッキのジェネラルとして、今年もたくさんの人にクソカードとお褒め?いただきまして。
来年も楽しく使おう、オム君。
《ゴアガッツ団の親分、ラッガドラッガ/Raggadragga, Goreguts Boss》
オム君に続くお気に入りジェネラル。
「・・・そこから・・・全員死ぬの?」
という反応を皆に与える事が出来たおもしろジェネラル。
オム君同様使っていてとても楽しい。
《ナズグルの首領/Lord of the Nazgul》
今年新しく作ったEDHのジェネラルの1つ。
なかなかにパワフルで面白い能力。
来年も使い続けてもう少し練りあげたい。
《パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun》
今年1年も随分使った。
出しさえすればほぼ負けない頼もしいジェネラル。
ピッチスペルや軽い呪文連打で、状況を捌く時のプレイングの難しさがたまらなく好き。
《ギャレンブリグの領主、ヨルヴォ/Yorvo, Lord of Garenbrig》
使った回数は他のジェネラルより少ないものの、今年もかなりの数のヨルヴォ君のEDHデッキを人にプレゼントした。
そして友達からは
「どうぞ!」
と何枚ものヨルヴォ君をもらう。
もらうたびに人にあげる用EDHデッキを作ったりしている。
《サウロンの破滅、フロド/Frodo, Sauron’s Bane》
新しい《触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable》みたいな生物。
むしろフェイジより条件がちょっとユルいような感じの生物。
実はこれでEDHのデッキを組んでみた。
3人倒すのがちょっとキツい。
《生ける卒論、オクタヴィア/Octavia, Living Thesis》
随分と使った卒論君。
店主はかなり強いジェネラルだと思うのだけれども、誰一人として使っているのを見た事がない生物。
《秘儀の否定/Arcane Denial》
指定コスト青1つで確定カウンターの優秀な呪文。
EDH専用に等しいとはいえ、なんとも頼もしい1枚。
今年も何度もお世話になった。
《氷河跨ぎのワーム/Panglacial Wurm》
ハァ?と思われそうなこの1枚。
効果もわけわからんであろう1枚。
この1年、このカードからの流れに倒された人は多い。
気になる人は店主をEDHに誘おう。
土地
《Tropical Island》
今年一番多くタップしたデュアルランド。
レガシー、EDHの両方でよく使った。
色としてもかなりお気に入りカラー。
《Volcanic Island》
今年二番目に多くタップしたデュアルランド。
EDHがメインだったかな。
《Taiga》
今年三番目に多くタップしたデュアルランド。
綺麗に青と赤と緑のからみがトップ3。
自分がEDHでどのあたりの色を好んでいるかよくわかる。
全部オムナス君のデッキで使っている色でもあるし。
《霧深い雨林/Misty Rainforest》
今年一番使ったフェッチランド。
青と緑好んで使っていりゃ当然っちゃ当然。
他のフェッチランドも色々使ったものの、なんだかんだで
ギルドランド40枚
デュアルランド40枚
フェッチランド40枚
これ揃えてると当たり前のように毎年使うよねっていう。
《Mishra’s Workshop》
今年もありがとうございましたワクショ様。
オールドスクール、ヴィンテージの両方で大活躍でございました。
今年は《一つの指輪/The One Ring》というクソカード(褒め言葉)のおかげで、貴方様の株がさらに上がる結果となりました。
日本一ワクショをタップしているであろう男として、非常に誇らしい気持ちでございます。
今後ともよろしくお願い致します。
青いカード
《Ancestral Recall》
オールドスクール、ヴィンテージ、そしてアルファ40で大活躍。
今年の初めにこれのアルファ版を買うと目標を立て、アルファ版を1枚買う事が出来た。
《Timetwister》
今年も何度撃っただろう。
最低でも50発くらいは撃ったな。
アルファ40のデッキで27戦して1戦につき最低2回は撃ったから50発じゃ足りない?
トータル100発くらい撃ったかもしれない。
EDHで唯一使えるパワー9。
今ではヴィンテージ、EDH、オールドスクール、そしてアルファ40で活躍するエース中のエース。
今年もいっぱい使って楽しかった。
ありがとうTimetwister。
いろんなカード
《セラの天使/Serra Angel》
このカード使う事あるの?
と言われそうなものではあるのだが、アルファ40のフィニッシャーとして大活躍。
12月に行われたアルファ40のイベントで何度もプレイしたフィニッシャー。
さすがは我がお店の看板娘。
とても強かった。
今年は原画を世間にお披露目する年でもあった。
《巨大戦車/Juggernaut》
オールドスクールとアルファ40のフィニッシャー。
店主からは愛をこめて「ジャガーさん」の愛称で親しまれている。
(カタカナ読みのジャガーノート[圧倒的破壊力]から)
もし店主がアイドル事務所作るならジャガーズ事務所にするネ。
おっと話題が今年の話題としてはセンシティブ過ぎたな。
《逆説的な結果/Paradoxical Outcome》
ヴィンテージのマストカウンターカード。
撃たれたらだいたい4枚以上ドローされる。
ラスベガスでこれを2ターン目に撃ったら投了された事も。
なお、ほとんどヴィンテージ以外で活躍する事はない特殊なカード。
《露天鉱床/Strip Mine》
オールドスクールで4枚使えるという特殊なカード。
オールドスクールでの活躍もさる事ながら、実はEDHでかなりの活躍をした。
オムナス君のデッキは
・墓地からセットランド出来るカード
・1ターンに複数セットランド出来るカード
が多いので、盤面をぺんぺん草一本生えない状況まで更地にする事も。
《天秤/Balance》
このカードを店主に撃たれて叫び声を上げた人は数知れず。
だいたいアルファ40でぶっ放すカード。
撃っていて最高の呪文。
使って思う事は
「これはEDHでは解禁されるわけがないな。」
白い呪文で一番好きな呪文。
《神の怒り/Wrath of God》
《ハルマゲドン/Armageddon》
《精神錯乱/Mind Twist》
を1枚でやってのけるカードに近いのがすごい。
《The Tabernacle at Pendrell Vale》
ラスベガスで突然当日にサイドインを決定した1枚。
バザーデッキ相手にこれ一発で一瞬でひっくり返ったのは最高だった。
ちなみにEDHでも結構使っているカードでもある。
EDHだと「え?」ってなる事が多く、面白い形で場が崩壊する事があるのが面白い。
《厳かなモノリス/Grim Monolith》
久しぶりに引っ張り出してヴィンテージで使用。
1枚制限されていないだけあって枚数積めるのは強い。
値段調べてちょっとびっくり。
案外上がっていたんだね、君。
《森/Forest》
今年一番タップした基本土地。
青いデッキのほうが多いくせに、
タップした回数は《森》のほうが上。
理由はデッキに入っている(場に並べる)枚数。
《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》
テフェリー君置くとだいたい負けない。
EDHでもヴィンテージでも。
能力的にほとんどマストカウンターなカード。
着地した後に相手のカウンターを気にしなくていいのは本当に強い。
《Wheel of Fortune》
赤いEDHデッキにならほぼ確定の採用カード。
よく考えてみたら持っている赤がらみのEDHデッキ全てに採用していた。
何度も撃ったわけだ。
《Timetwister》は無理でも、このカードは持っておきたいEDHの1枚という感じがある。
なお、絵がとても好き。
《応じ返し/Snapback》
ピッチの《送還/Unsummon》。
ヴィンテージ、EDHで想像以上に活躍する。
青にだけこんなコモンで強いピッチ用意するのずるいってくらい使い勝手が良い。
《意志の力/Force of Will》
青の邪悪さの象徴。
「撃たれると気分が悪くなり、自分が撃つ分には良いカード。」
まさに強いカードってこういうカードだよねぇっていう1枚。
よくないよねぇ、このカード。
全力で使うけれども!!
《活性の力/Force of Vigor》
「緑のフォース・オブ・ウィル」の異名すら持ちかねない強さを持つ。
これは本当にすごいカードをデザインしたなと思った。
一気に緑の立場を良くした1枚。
今年も大活躍。
《否定の力/Force of Negation》
5枚目以降の《意志の力》みたいなもん。
《誤った指図/Misdirection》とどっちにするかはメタ次第。
ただ、カウンター出来る幅の広さを見るとこっち選ぶ。
《Ancestral Recall》をこっちに向けられた時に強いのが《誤った指図》。
《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
君、いつもだいたいサイドボードにいるわりに、結構いい確率でサイドインするんだよねぇ。
時々「メインにぶっこんどいてもイケるんじゃないか?」
なんて思ってしまうくらいに役に立つ。
《Mox Sapphire》
そらもうヴィンテージ、オールドスクール、アルファ40、
これを使えるあらゆる遊び方でお世話になる1枚。
モックスシリーズ何もかもお世話になる中で、やっぱり青は別格。
《一つの指輪/The One Ring》
今年話題をかっさらっていったカードであり、
《オークの弓使い/Orcish Bowmasters》と並ぶ、
「2023年クソカードオブ・ザ・イヤー」
(強すぎる、バランスブレイカーという意味で)
のノミネート作品。
ラスベガスではお世話になり申した。
置けば必ず勝てるというほどの化け物カードだった。
・・・というより、このカードなんで作ったの?というくらい強い。
なお、2023年の間だけで言うと、店主はこれをプレイして負けた対戦はゼロ。
強すぎでしょ、このカード。
???
《Suica Viewクレジットカード》
静岡に住んでいながらとてもお世話になり申した。
これ1枚ありゃたいがいの行動は出来てしまう便利さ、
最高でござました。
《健康保険証》
これがあったからこそあの程度の医療費で済んだんだなと思う大事なカード。
人の心労を増やしまくった◯◯と◯◯と◯◯は地獄へ落ちろ!
お前らのせいで帯状疱疹と睡眠障害と喘息になったとしか思えん!
世の中が本当に「天網恢恢疎にして漏らさず」である事を祈る!
《パスポート》
これをカードと言っていいかちょっとわからんが、一応カードみたいなもんでしょ。
もうちょっとコンパクトサイズだとありがたいんだけども。
パスポートも半分くらい電子化進んでるんだし、データ的にはクレジットカードサイズに落とし込めそうな気するんだけどな。
今年はラスベガス、台湾に行く事が出来てよかった。
冗談を3発かました後、
ラストはやっぱりこの1枚。
《Black Lotus》
今年も何度も何度も使ってその強さを実感。
MTG30周年、自分はこのカードを手にして25年くらいかな。
手にした時は自分に過ぎた物かもしれないなんて思いながら使っていた。
あれから20年以上、少しはこれを持つに相応しい人になれたかな。
ありがとう、そして来年以降もよろしくね。
ではまた。