MTG のシングル通販・買取ならカードショップ セラ3,000円以上は送料無料!

EDHデッキ紹介 年末特大号 触れられざる者フェイジ 100枚解説

記事作成日:2023/12/09 執筆:ウィンター

皆さんこんにちは、ウィンターです。
今回は年末特別企画ということで、いつも使っているデッキの100枚解説になります!
最近のEDHの解説記事でちらほら見ましたので、流行りにのってみようと思った次第です!

テーマにするジェネラルはもちろんこのお方。

Phage the Untouchable
触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable
コスト:3黒黒黒黒
伝説のクリーチャー — アバター(Avatar) ミニオン(Minion)触れられざる者フェイジが戦場に出たとき、あなたがそれを自分の手札から唱えたのでない場合、あなたはゲームに敗北する。
触れられざる者フェイジがクリーチャーに戦闘ダメージを与えるたび、そのクリーチャーを破壊する。それは再生できない。
触れられざる者フェイジがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはゲームに敗北する。
4/4

僕が長年愛用しているジェネラルです。

能力は非常にユニークで、一度でもフェイジから戦闘ダメージを与えられたプレイヤーはゲームに敗北してしまうという非常に珍しい能力を持っています。
更にクリーチャーに戦闘ダメージを与えたときにも再生を許さず破壊するという強い接死のような能力もあります。

反面強烈なデメリットがあり、このカードを手札以外からプレイしたり、唱えずに戦場に出したりするとコントローラーがゲームに敗北してしまいます。

秘伝の味噌だれのごとく調整を重ねて現在のリストになっているので、ぜひ最後までお楽しみ下さい!

 

デッキリスト

統率者:《触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable
-クリーチャー10枚-

Priest of Yawgmoth
モーギスの匪賊/Mogis’s Marauder
疫病造り師/Plaguecrafter
墓所の怪異/Crypt Ghast
死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead
墓生まれの詩神/Graveborn Muse
血の贈与の悪魔/Bloodgift Demon
アスフォデルの灰色商人/Gray Marchant of Asphodel
鋼のヘルカイト/Steel Hellkite
白金の天使/Platinum Angel

-インスタント9枚-

暗黒の儀式/Dark Ritual
吸血の教示者/Vampiric Tutor
喉首狙い/Go for the Throat
無残な収穫/Grim Harvest
無情な行動/Heartless Act
インプの悪戯/Imp’s Mischief
四肢切断/Dismember
絶望の力/Force of Despair
殺し/Snuff Out

-ソーサリー14枚-

沸き立つ汚泥/Bubbling Muck
伝国の玉璽/Imperial Seal
無垢の血/Innocent Blood
悪魔の教示者/Demonic Tutor
大群への給餌/Feed the Swarm
夜の囁き/Night’s Whisper
血の署名/Sign in Blood
不気味な教示者/Grim Tutor
魂転移/Soul Transfer
毒の濁流/Toxic Deluge
ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will
滅び/Damnation
もぎとり/Mutilate
女王への懇願/Beseech the Queen

-エンチャント7枚-
ファイレクシア流再利用/Phyrexian Reclamation
ドラゴンの影/Dragon Shadow
闇市の人脈/Black Market Connections
ネクロポーテンス/Necropotence
ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena
終わりなき囁き/Endless Whispers
Nether Void

-アーティファクト26枚-

宝石の睡蓮/Jeweled Lotus
水連の花びら/Lotus Petal
魔力の墓所/Mana Crypt
焚火/Campfire
探検の地図/Expedition Map
魔力の櫃/Mana Vault
多用途の鍵/Manifold Key
真髄の針/Pithing Needle
師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
太陽の指輪/Sol Ring
通電式キー/Voltaic Key
秘儀の印鑑/Arcane Signet
炭色のダイアモンド/Charcoal Diamond
冷鉄の心臓/Coldsteel Heart
終わりなき地図帳/Endless Atlas
黒玉の大メダル/Jet Medallion
稲妻のすね当て/Lightning Greaves
冥界生まれの祭壇/Netherborn Altar
無限の日時計/Sundial of the Infinite
速足のブーツ/Swiftfoot Boots
倦怠の宝珠/Torpor Orb
一つの指輪/The One Ring
黄金の玉座/The Golden Throne
久遠なる栄光の笏/Sceptre of Eternal Glory
面晶体の記録庫/Hedron Archive
エルドレインの玉座/Throne of Eldraine

-土地33枚-
血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
湿地の干潟/Marsh Flats
汚染された三角州/Polluted Delta
新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
虹色の眺望/Prismatic Vista
古えの墳墓/Ancient Tomb
ボジューカの沼/Bojuka Bog
陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers
統率の灯台/Command Beacon
Lake of the Dead
ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx
ならず者の道/Rogue’s Passage
作戦室/War Room
死の溜まる地、死蔵/Shizo, Death’s Storehouse
見捨てられたぬかるみ、竹沼/Takenuma, Abandoned Mire
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborb, Tomb of Yawgmoth
ウルザの物語/Urza’s Saga
16《沼/Swamp

クリーチャー

1.《Priest of Yawgmoth
Priest of Yawgmoth
コスト:1黒
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 人間(Human) クレリック(Cleric)
(T),アーティファクトを1つ生け贄に捧げる:生け贄に捧げられたアーティファクトのマナ総量に等しい点数の(黒)を加える。
1/2

最近新規投入されたクリーチャーです。
デッキの構造が実質黒茶単デッキなので、生け贄にするアーティファクトには困りません。
最近《一つの指輪/The One Ring》が投入されたので指輪の負債をごまかすために採用しました。

2.《モーギスの匪賊/Mogis’s Marauder
コスト:2黒
クリーチャー — 人間(Human) 狂戦士(Berserker)
モーギスの匪賊が戦場に出たとき、クリーチャーを最大X体まで対象とする。
それらはターン終了時まで威嚇と速攻を得る。
Xはあなたの黒への信心に等しい。(威嚇を持つクリーチャーはアーティファクト・クリーチャーかそれと共通の色を持つクリーチャー以外にはブロックされない。あなたの黒への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれる(黒)の数に等しい。)
2/2

デッキを作ったときからずっと採用されているクリーチャーです。
ジェネラルを速攻で走らせながら回避能力を与えることが出来る唯一のクリーチャーになります。
倦怠の宝珠/Torpor Orb》と若干相性が悪いですが、それを考慮しても採用しておきたいです。

3.《疫病造り師/Plaguecrafter
コスト:2黒
クリーチャー — 人間(Human) シャーマン(Shaman)
疫病造り師が戦場に出たとき、各プレイヤーはそれぞれクリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を生け贄に捧げる。
それができない各プレイヤーは、それぞれカードを1枚捨てる。
3/2

肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder》の系列に当たるクリーチャーですが、このデッキに採用されているのはこれだけです。
プレインズウォーカーにも触れるので、全体除去後に使うとプレインズウォーカーもまとめて対応可能です。
忘れがちですが生け贄にできなかった対戦相手は手札を捨てる必要があるので、構えている相手に若干の妨害として機能します。

4.《墓所の怪異/Crypt Ghast
コスト:3黒
クリーチャー — スピリット(Spirit)
強請(あなたが呪文を1つ唱えるたび、あなたは(白/黒)を支払ってもよい。そうした場合、各対戦相手はそれぞれ1点のライフを失い、あなたはその点数分のライフを得る。)
あなたがマナを引き出す目的で沼(Swamp)を1つタップするたび、(黒)を加える。
2/2

沼から出るマナを倍にしてくれるクリーチャーです。
ジェネラルを出しながら速攻付与をかけようとするととんでもないマナが必要になるので、マナを倍にしてくれるこのクリーチャーは非常に重宝します。
ライフを多用するデッキなので強請効果によるライフゲインも体に染みわたります。

5.《死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead
コスト:3黒
伝説のクリーチャー エンチャント — 神(God)
破壊不能
あなたの黒への信心が5未満であるかぎり、死者の神、エレボスはクリーチャーではない。(あなたの黒への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれる(黒)の数に等しい。)
あなたの対戦相手はライフを得られない。
(1)(黒),ライフを2点支払う:カードを1枚引く。
5/7

初代テーロスの神様もこのデッキをずっと支えてくれています。
基本的に一番下のドロー効果を目当てに採用していますが、このカードとジェネラルだけで顕現出来るのは覚えておきたいポイントです。
ジェネラルが横で攻撃を続けるデッキなので破壊不能のブロッカーとして重宝します。

6.《墓生まれの詩神/Graveborn Muse
コスト:2黒黒
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) スピリット(Spirit)
あなたのアップキープの開始時に、あなたはカードをX枚引き、あなたはX点のライフを失う。
Xは、あなたがコントロールするゾンビ(Zombie)の数である。
3/3

歩く《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena》その1です。
このデッキの場合、《闇市の人脈/Black Market Connections》で多相のクリーチャーが出るのでドロー枚数をかさまし可能です。
1人ずつプレイヤーを倒す関係で、ゲームが長引きますので息切れ防止に役立ちます。

7.《血の贈与の悪魔/Bloodgift Demon
コスト:3黒黒
クリーチャー — デーモン(Demon)
飛行
あなたのアップキープの開始時に、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引き、1点のライフを失う。
5/4

歩く《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena》その2です。
コチラはもともとの打点が高く飛行を持つので、ジェネラルで倒す以外のプレイヤーのライフを減らすことに貢献してくれます。
ドロー効果は他のプレイヤーにも渡すことが出来るので、まれに他人に賄賂を渡して命乞いをすることがあります。

8.《アスフォデルの灰色商人/Gray Marchant of Asphodel
Gray Marchant of Asphodel
コスト:3黒黒
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)
アスフォデルの灰色商人が戦場に出たとき、各対戦相手はそれぞれX点のライフを失う。Xは、あなたの黒への信心に等しい。あなたはこれにより失われたライフに等しい点数のライフを得る。(あなたの黒への信心とは、あなたがコントロールしているパーマネントのマナ・コストに含まれる(黒)の総数である。)
2/4

このデッキの貴重な大量回復手段です。
ジェネラルといるだけで信心が6あるので、ライフを糧にするこのデッキにとっては実質リソース大量回復の切り札になります。
ジェネラル以外で倒すプランを取るプレイヤーはライフが減っていると思うので、《アスフォデルの灰色商人/Gray Marchant of Asphodel》が充分な引導火力となるでしょう。

9.《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite
コスト:6
アーティファクト クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行
(2):ターン終了時まで、鋼のヘルカイトは+1/+0の修整を受ける。
(X):このターン、鋼のヘルカイトによって戦闘ダメージを与えられたプレイヤーがコントロールする、マナ総量がXの土地でない各パーマネントを破壊する。毎ターン1回のみ起動できる。
5/5

黒単色のデッキではほとんどアーティファクトに触ることが出来ないので緊急回避的に採用しているクリーチャーです。
除去効果自体は他のパーマネントもまとめて対象出来るので全体除去のように使用することも可能です。
全てのマナの支払いが無色で可能なので、余ったマナをつぎ込みやすい利点もあります。

10.《白金の天使/Platinum Angel
コスト:7
アーティファクト クリーチャー — 天使(Angel)
飛行
あなたはゲームに敗北することはなく、あなたの対戦相手はゲームに勝利することはない。
4/4

ジェネラルを出すための手段として採用していますが、あまり頼りたくはないクリーチャーです。
ジェネラルの出た時の敗北効果の解決時に存在していれば負けないのですが、誘発にスタックで除去を打たれるとたまったものではありません、というか死にます
たまたま手札にあり相手のマナも無いときなど狙う優先順位は低めですが、最近は《一つの指輪/The One Ring》の負債を無視する徳政令カードとしての役割が強いです。

インスタント

11.《暗黒の儀式/Dark Ritual
Dark Ritual
コスト:黒
インスタント
(黒)(黒)(黒)を加える。

古来より伝わる最強マナ加速の1枚で、ジェネラルの黒マナ3つ分になります。
ただ最近は《精神的つまづき/Mental Misstep》で手鼻を挫かれることもあるので、対戦相手の様子はうかがった方がいいかもしれないです。
フェイジ慣れしている僕の友人たちがコレ1枚で警戒度上下してくるのが最近の悩みです。

12.《吸血の教示者/Vampiric Tutor
コスト:黒
インスタント
あなたのライブラリーからカードを1枚探す。
その後、ライブラリーを切り直し、そのカードを一番上に置く。
あなたは2点のライフを失う。

このデッキはジェネラルを出すためのカードが必須なので、サーチカードの重要度が非常に高いです。
その中でも1マナで隙なくサーチ可能なこのカードが弱いわけがありません。
ライフ2点はこのデッキだと重いですが、インスタントであるこのカードはライフを払ってでも使いたいカードになります。

13.《喉首狙い/Go for the Throat
コスト:1黒
インスタント
アーティファクトでないクリーチャー1体を対象とする。それを破壊する。

黒で黒いクリーチャーを対処可能な貴重なカードです。
アーティファクト・クリーチャーに対処できませんが、厄介なアーティファクト・クリーチャーは大体他の人が何とかしてくれるでしょう。
このデッキでは、後述の《終わりなき囁き/Endless Whispers》とのコンボでジェネラルを破壊するときに使用可能です。

14.《無残な収穫/Grim Harvest
コスト:1黒
インスタント
あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。
復活(2)(黒)(他のクリーチャーが戦場からあなたの墓地に置かれたとき、あなたは(2)(黒)を支払ってもよい。そうした場合、あなたの墓地にあるこのカードをあなたの手札に戻す。そうでない場合、このカードを追放する。)

繰り返し使用可能な墓地回収カードです。
インスタントであることも強く、除去と同時に構えることが可能です。
破壊されたジェネラルは基本的に墓地に置いたままにするので、このカードのような繰り返しクリーチャーを回収出来るカードを活用していきます。

15.《無情な行動/Heartless Act
コスト:1黒
インスタント
以下から1つを選ぶ。
・カウンターが置かれていないクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
・クリーチャー1体を対象とし、それの上からカウンター最大3個を取り除く。

喉首狙い/Go for the Throat》と同じく黒いクリーチャーに対処可能な黒い除去です。
カウンターを取りのぞく効果も麻痺カウンターなどに使うことが出来るので、案外無駄になりません。
喉首狙い/Go for the Throat》と違ってこちらはアーティファクト・クリーチャーも対処可能なのでサーチで使い分けましょう。

16.《インプの悪戯/Imp’s Mischief
コスト:1黒
インスタント
単一の対象を取る呪文1つを対象とし、その対象を変更する。あなたはその呪文のマナ総量に等しい点数のライフを失う。

黒の貴重なカウンターへの対抗策です。
直近出ている対象変更効果の呪文と比べると限定的ではありますが、それでも余裕があるなら構えておきたいカードです。
時たま人の追加ターンをもらうことも出来るので、案外使いどころは多いです。

17.《四肢切断/Dismember
コスト:1(黒/Φ)(黒/Φ)
インスタント
((黒/Φ)は(黒)でも2点のライフでも支払うことができる。)
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-5/-5の修整を受ける。

ライフさえ払えば手軽にプレイ可能な除去カードです。
特に黒マナがないところから奇襲出来るのは他の除去カードにない利点です。
コストを増加させるタイプのヘイトベアーに対しても、ライフでのごまかしが効くので頭の片隅に入れておきましょう。

18.《絶望の力/Force of Despair
コスト:1黒黒
インスタント
あなたのターンでないなら、あなたはこの呪文のマナ・コストを支払うのではなく、あなたの手札から黒のカード1枚を追放してもよい。
このターンに戦場に出たクリーチャーをすべて破壊する。

このターン中に戦場に出たクリーチャーを全て破壊するピッチスペルです。
護法や呪禁をもったクリーチャーにインスタントタイミングで対応可能なのは大きなメリットになります。
ジェネラルがすでに場にいる状況ならプレイの邪魔にもならないので、ブロッカーを立ててきた相手の意表を突きましょう。

19.《殺し/Snuff Out
コスト:3黒
インスタント
あなたが沼(Swamp)をコントロールしているなら、あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、4点のライフを支払うことを選んでもよい。
黒でないクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。それは再生できない。

黒のおなじみピッチスペルの除去で、再生出来ない除去を打ち込みます。
致命的なはしゃぎ回り/Deadly Rollick》と異なりジェネラルがいなくてもタダで唱えられるので使い勝手が良いです。
しかし、ライフの支払いが非常に重たいので使う相手は選んでプレイしましょう。

ソーサリー

20.《沸き立つ汚泥/Bubbling Muck
Bubbling Muck
コスト:黒
ソーサリー
ターン終了時まで、プレイヤーがマナを引き出す目的で沼(Swamp)を1つタップするたび、そのプレイヤーは追加で(黒)を加える。

黒い《満潮/High Tide》と呼ばれているカードです。
沼からのマナが倍出るようになり、沼2枚でジェネラルに必要な黒マナを作ることが出来るので《暗黒の儀式/Dark Ritual》同様お世話になっています。
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborb, Tomb of Yawgmoth》があると、相手の土地からも追加で黒マナが出るようになってしまうので、土地の置き方には気を付けましょう。

21.《伝国の玉璽/Imperial Seal
コスト:黒
ソーサリー
あなたのライブラリーからカードを1枚探し、その後ライブラリーを切り直し、そのカードを一番上に置く。あなたは2点のライフを失う。

ソーサリーになった《吸血の教示者/Vampiric Tutor》です。
1マナのサーチカードだから強い!と思いきやソーサリーになったのは思ったよりもデメリットで、テンポが悪くなったりデッキトップを参照する効果の被害を受けたりと扱いに注意が必要です。
可能であれば何らかのドロー呪文とセットで使うようにしましょう。

22.《無垢の血/Innocent Blood
コスト:黒
ソーサリー
各プレイヤーはクリーチャーを1体生け贄に捧げる。

1マナと破格の軽さで布告除去が出来るソーサリーです。
クリーチャーが1体しかいなければ対象を取らない除去なので、呪禁持ちもお手軽に対処可能です。
ジェネラルを出す前にも打ちやすく、ブロッカーの排除にも役立ちます。

23.《悪魔の教示者/Demonic Tutor
コスト:1黒
ソーサリー
あなたのライブラリーからカードを1枚探し、そのカードをあなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。

古来から伝わる最強のサーチカードです。
たった2マナで好きなカードに変換できるので使い方が非常に重要です。
基本的にはジェネラルを出すためのカードかジェネラルに速攻付与するカードをサーチします。
除去を持っているときにサーチ後に除去を打つことで、サーチで除去を持ってきたように見せることも出来るので、準備してる素振りをなるべく悟られないようにサーチしましょう。

24.《大群への給餌/Feed the Swarm
FeedtheSwarm
コスト:1黒
ソーサリー
対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体かエンチャント1つを対象とする。それを破壊する。あなたは、そのパーマネントのマナ総量に等しい点数のライフを失う。

黒でエンチャントに触ることが出来る貴重なカードです。
黒茶単ともいえるこのデッキはクリティカルなカードがエンチャントに多いので、黒でエンチャントに触ることが出来るこのカードは非常に重要です。
他にもエンチャントに触ることが出来る黒いカードはあるので、足りない方は採用してみてもいいかもしれないです。
苦境のぬかるみ/Mire in Misery》と《ファリカの献杯/Pharika’s Libation》が該当します。

25.《夜の囁き/Night’s Whisper
コスト:1黒
ソーサリー
あなたはカードを2枚引き、あなたは2点のライフを失う。

軽く小回りが利きやすいドローソースです。
ライフに対するドロー効率がいいので、デッキ圧縮の観点で採用しています。
序盤にサクッと使ってデッキを回転させていきましょう。

26.《血の署名/Sign in Blood
コスト:黒黒
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。
そのプレイヤーはカードを2枚引くとともに2点のライフを失う。

夜の囁き/Night’s Whisper》が色拘束濃くなった結果、対象を取れるようになりました。
他プレイヤーに使えることはメリットでもデメリットでもあります。
対象を曲げられて2ドローを取られる可能性があることは把握しておきましょう。
どうしてもサーチでドローしたいなら基本的には《夜の囁き/Night’s Whisper》優先です。

27.《不気味な教示者/Grim Tutor
コスト:1黒黒
ソーサリー
あなたのライブラリーからカードを1枚探し、それをあなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。
あなたは3点のライフを失う。

悪魔の教示者/Demonic Tutor》は流石にダメだったのか、マナを増やしてライフコストを付けた結果がこのカードです。
もともとスターターデッキにしか収録されていないカードでしたが、なんと基本セット2021に神話レアで収録されて入手しやすくなりました。
このデッキではライフコストが少しきついので使わないに越したことはありませんが、どうしても必要なカードが存在するデッキなので採用されています。

28.《魂転移/Soul Transfer
コスト:1黒黒
ソーサリー
以下から1つを選ぶ。
あなたがこの呪文を唱える際にあなたがアーティファクトとエンチャントをコントロールしているなら、あなたは両方を選んでもよい。
・クリーチャーやプレインズウォーカーのうち1体を対象とする。それを追放する。
・あなたの墓地にありクリーチャーやプレインズウォーカーであるカード1枚を対象とする。それをあなたの手札に戻す。

エンチャントがやや多めで、黒茶単であるこのデッキであれば両方のモードを使うことが出来るため採用されている。
除去のモードは追放除去なので破壊不能のクリーチャーや墓地に送りたくないクリーチャーに対して有効です。
墓地回収のモードはクリーチャーの使いまわしがメインです。
採用しているクリーチャーの枚数は多くないので、使用出来たらラッキーくらいに思っておきましょう。

29.《毒の濁流/Toxic Deluge
コスト:2黒
ソーサリー
この呪文を唱えるための追加コストとしてライフをX点支払う。
ターン終了時まで、すべてのクリーチャーは-X/-Xの修整を受ける。

追加コストでライフの支払いがありますが、実質的な全体除去として機能します。
マイナス修正なので、調整が効きやすくジェネラルを残しながらブロッカーの除去といったことも可能です。
しかしライフを払いまくるデッキなので、除去のためにライフを払い過ぎて動けなくなった、といったことがないようにしましょう。

30.《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will
Yawgmoth’s Will
コスト:2黒
ソーサリー
ターン終了時まで、あなたは、あなたの墓地から、土地をプレイしても呪文を唱えてもよい。
このターン、あなたの墓地にいずれの領域からでもカードが置かれるなら、代わりにそれを追放する。

マジック史上「最大の過ち」と言われている、マジック最強と謳われるカードです。
墓地が実質第二の手札になるこのカードは、一度除去などで対処された後に使用し復帰するために使います。
なお、《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will》の効果で墓地からジェネラルを出すとゲームに敗北するので気を付けましょう。

31.《滅び/Damnation
コスト:2黒黒
ソーサリー
すべてのクリーチャーを破壊する。それらは再生できない。

今となってはおなじみとなった黒い《神の怒り/Wrath of God》です。
ライフも払わず全体除去が可能なので、一回戦場を流したいときにまずサーチするカードです。
一方でジェネラルを残しながら全体除去ということは出来ないので、状況に応じて《毒の濁流/Toxic Deluge》と使い分けましょう。

32.《もぎとり/Mutilate
コスト:2黒黒
ソーサリー
すべてのクリーチャーは、ターン終了時まであなたがコントロールする沼(Swamp)1つにつき-1/-1の修整を受ける。

基本的に2枚目の《滅び/Damnation》と思ってもらっても問題ないカードです。
沼の枚数で除去できる範囲が変わるので、自分で火力を調整できるカードともいえます。
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborb, Tomb of Yawgmoth》を後出しすることで沼でない土地も沼になり、火力の範囲を大幅に上げることが出来るので覚えておきましょう。

33.《女王への懇願/Beseech the Queen
コスト:(2/黒)(2/黒)(2/黒)
ソーサリー
((2/黒)は任意の2マナか(黒)で支払うことができる。このカードのマナ総量は6である。)
あなたのライブラリーから、マナ総量があなたがコントロールする土地の数以下であるカード1枚を探し、それを公開し、あなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。

土地の枚数を参照してサーチ可能なカードが変わる変則的なカードです。
払うマナ自体は黒マナだけではなく無色2マナでもいいので、無色マナにあふれている状態でも使用可能です。
マナ総量を参照しているので、0マナである土地もサーチ可能です。
統率の灯台/Command Beacon》をサーチするためによく使用するので覚えておきましょう。

エンチャント

34.《ファイレクシア流再利用/Phyrexian Reclamation
コスト:黒
エンチャント
(1)(黒),2点のライフを支払う:あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。

ライフとマナを払うことで墓地のクリーチャーを回収可能なエンチャントです。
クリーチャーが少ないデッキに何故入っているかというと、墓地からジェネラルを何度も回収するために採用しています。
ジェネラルが破壊された時、統率領域に戻すことはあまりなく、基本的に墓地に置いたままになります
このカードで何度も回収してジェネラルを遠慮なく場に出していきましょう。

35.《ドラゴンの影/Dragon Shadow
コスト:1黒
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャー+1/+0の修整を受けるとともに畏怖を持つ。(それは黒でもアーティファクトでもないクリーチャーによってはブロックされない。)
マナ総量が6以上のクリーチャーが戦場に出たとき、あなたは「あなたの墓地にあるドラゴンの影をそのクリーチャーにつけた状態で戦場に戻す。」を選んでもよい。

エンチャントされているクリーチャーに畏怖を与えるエンチャントです。
墓地にあるときにジェネラルを出すことで勝手に出るので、エンチャント後に除去されてもジェネラルを出しなおすことで再度エンチャント可能です。
ジェネラルが出たタイミングで勝手にエンチャントされるので、《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》とも相性が良いです。

36.《闇市の人脈/Black Market Connections
コスト:2黒
エンチャント
あなたの戦闘前メイン・フェイズの開始時に、以下から1つ以上を選ぶ。
・禁制品を売る ― 宝物(Treasure)トークン1つを生成する。あなたは1点のライフを失う。
・情報を買う ― カード1枚を引く。あなたは2点のライフを失う。
・傭兵を雇う ― 多相を持つ無色の3/2の多相の戦士(Shapeshifter)クリーチャー・トークン1体を生成する。あなたは3点のライフを失う。(それはすべてのクリーチャー・タイプを持つ。)

戦闘前メインにライフを支払うことで、マナと手札とクリーチャーから選んで買い物が出来ます。
基本的には一番初めだけ6点支払い全てを場にだし、それ以降はドローと宝物生成をメインに使用していきます。
出てきたトークンは多相を持つため、《墓生まれの詩神/Graveborn Muse》のドロー枚数が増えるので覚えておきましょう。

37.《ネクロポーテンス/Necropotence
Necropotence
コスト:黒黒黒
エンチャント
あなたのドロー・ステップを飛ばす。
あなたがカードを捨てるたび、あなたの墓地にあるそのカードを追放する。
1点のライフを支払う:あなたのライブラリーの一番上のカードを裏向きのまま追放する。あなたの次の終了ステップの開始時に、そのカードをあなたの手札に加える。

元祖ライフ1点を手札1枚に変換してくれるエンチャントです。
このカード1枚で勝てるデッキではなく、あくまで息切れ防止用に採用しているので、露骨に引きすぎないように注意が必要です。
ほどほどに手札を増やしてジェネラルを出す準備を整えるために使用するくらいがちょうどいいと思います。

38.《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena
コスト:1黒黒
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、あなたはカード1枚を引き、1点のライフを失う。

アップキープにライフ1点を手札1枚に変換してくれるエンチャントです。
調整された《ネクロポーテンス/Necropotence》といっても差し支えないと思います。
ドローの進みがゆっくりなので、ゲームの進行がゆったりしているメンツであれば優先的に置いてアドバンテージを獲得していきましょう。

39.《終わりなき囁き/Endless Whispers
コスト:2黒黒
エンチャント
各クリーチャーは「このクリーチャーが死亡したとき、対戦相手1人を対象として選ぶ。次の終了ステップの開始時に、そのプレイヤーはこのカードを、オーナーの墓地から自分のコントロール下で戦場に戻す。」を持つ。

このデッキの必殺技カードです。
死亡したクリーチャーが対戦相手の場に出るようになるので、ジェネラルを対戦相手に押し付けることが可能です。
ジェネラルで一人倒した後に、このカードでもう一人を倒すということも発生します。
1人倒して3人対戦になった時に、検討するプレイなので覚えておきましょう。

なお、墓地からジェネラルが出たことで対戦相手がゲームに敗北した場合、対戦相手ごとジェネラルが追放されてしまいます。
統率領域に戻すことで回避可能ですが、いいかえると墓地に戻すことが出来ないということなので扱いには注意が必要です。

40.《Nether Void
コスト:3黒
ワールド・エンチャント
プレイヤー1人が呪文を唱えるたび、そのプレイヤーが(3)を支払わないかぎり、それを打ち消す。

レジェンド3大エンチャントの1つで、このカードは全ての呪文に《マナ漏出/Mana Leak》がかかります。
ジェネラルを出して押し込む時に、盤面を固定するために使用しています。
最悪、このカードでジェネラルを打ち消したあとに墓地からジェネラルを回収することで、ジェネラルを間接的に手札に加えることが出来るので、頭の片隅に置いておきましょう。

アーティファクト

41.《宝石の睡蓮/Jeweled Lotus
Jeweled Lotus
コスト:0
アーティファクト
(T),宝石の睡蓮を生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ3点を加える。このマナは、あなたの統率者を唱えるためにのみ使用できる。

EDHの世界でのみ使用可能な《Black Lotus》です。
このデッキの場合、ジェネラルが黒黒黒黒を使用するので使わない理由がありません。
しかし、露骨にサーチしたり前もって置いたりすると警戒度がぐっと上がるので、場に出すことをあえて引き付けることもしばしば。
温存した結果、《リスティックの研究/Rhystic Study》などでドローされたら、そのプレイヤーを倒してしまいましょう。

42.《水蓮の花びら/Lotus Petal
コスト:0
アーティファクト
(T),水蓮の花びらを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。

3分の1になった《Black Lotus》です。
このデッキは黒マナのやりくりに困るので、《魔力の墓所/Mana Crypt》より重宝するケースがあります。
無理やりサーチすることはほぼありませんが、一瞬だけ使用可能な黒マナとして活躍します。

43.《魔力の墓所/Mana Crypt
コスト:0
アーティファクト
あなたのアップキープの開始時に、コインを1枚投げる。あなたがコイン投げに負けたなら、魔力の墓所はあなたに3点のダメージを与える。
(T):(◇)(◇)を加える。

EDH界のパワー9といわれているらしい0から2を作るカードです。
このデッキでも最強なのかと思いきや、ライフを払う効果が多いので《太陽の指輪/Sol Ring》の方が強いと思っています。
とはいえ無から2マナを生み出すことが出来るこのカードの奇襲性は高いです。

44.《焚火/Campfire
Campfire
コスト:1
アーティファクト
(1),(T):あなたは2点のライフを得る。
(2),(T),焚火を追放する:統率領域やあなたの墓地にありあなたがオーナーであるすべての統率者をあなたの手札に加える。
その後、あなたの墓地をあなたのライブラリーに加えて切り直す。

テキストを聞かれることが非常に多いカードです。
マナを払って追放することで、ジェネラルを統率領域から回収しオマケで墓地リソースを自分のデッキに戻すことが可能です。
ウルザの物語/Urza’s Saga》でサーチ可能で、ライフ回復も出来るので非常に重宝する1枚です。

45.《探検の地図/Expedition Map
コスト:1
アーティファクト
(2),(T),探検の地図を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから土地カードを1枚探し、それを公開してあなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。

2マナで好きな土地をサーチ可能なカードです。
このデッキではサーチしたい土地が多く、使い方でゲームの勝敗を分けるカードでともいえます。
ジェネラルを出すなら《統率の灯台/Command Beacon》、マナが欲しいなら《Lake of the Dead》、ブロッカー対策するなら《死の溜まる地、死蔵/Shizo, Death’s Storehouse》など、選択肢は多いので実際のゲームで経験を積んで慣れていきましょう。

46.《魔力の櫃/Mana Vault
コスト:1
アーティファクト
魔力の櫃はあなたのアンタップ・ステップにアンタップしない。
あなたのアップキープの開始時に、あなたは(4)を支払ってもよい。そうしたなら、魔力の櫃をアンタップする。
あなたのドロー・ステップの開始時に、魔力の櫃がタップ状態である場合、それはあなたに1点のダメージを与える。
(T):(◇)(◇)(◇)を加える。

無色3マナを生み出す最軽量アーティファクトです。
このデッキは茶単の側面もあり、《多用途の鍵/Manifold Key》と《通電式キー/Voltaic Key》を採用しているので複数マナを生み出すマナ・アーティファクトは優秀です。
大量の無色マナアーティファクトがあるので、アーティファクトの展開のために《魔力の櫃/Mana Vault》のマナを使うイメージでゲームを進めましょう。

47.《多用途の鍵/Manifold Key
コスト:1
アーティファクト
(1),(T):これでないアーティファクト1つを対象とする。それをアンタップする。
(3),(T):クリーチャー1体を対象とする。このターン、それはブロックされない。

通電式キー/Voltaic Key》にオマケが付いたアーティファクトですが、オマケが一番活躍するカードでもあります。
ジェネラルにブロックされなくする効果を付与することで、一人確実に倒すことが可能です。
通電式キー/Voltaic Key》と同じ運用をしながら、いざというときの必殺技にもなる一枚です。

48.《真髄の針/Pithing Needle
コスト:1
アーティファクト
真髄の針が戦場に出るに際し、カードの名前1つを選ぶ。
その選ばれた名前を持つ発生源の起動型能力は、それがマナ能力でないかぎり起動できない。

ウルザの物語/Urza’s Saga》との兼ね合いで採用されている1枚です。
マナ能力でない起動型能力は意外と多いので効果のあて先に困ることはないですし、迷ったら相手のジェネラルを指定しておきましょう。
このデッキでは、《イス卿の迷路/Maze of Ith》のような土地で戦闘ダメージを回避するカードの対策に使用可能です。

49.《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
コスト:1
アーティファクト
(1):あなたのライブラリーのカードを上から3枚見る。その後それらを望む順番で戻す。
(T):カードを1枚引き、その後師範の占い独楽をオーナーのライブラリーの一番上に置く。

黒単のように、器用なドローが出来ないデッキのお助け役になる1枚です。
探したいカードがありサーチも多いこのデッキでは、デッキトップ操作の恩恵を受けやすいと思います。
まれに《ネクロポーテンス/Necropotence》と組み合わせて、トップを確認しながら手札に加えるカードを吟味することでライフを温存する作戦をとることもあります。

50.《太陽の指輪/Sol Ring
コスト:1
アーティファクト
(T):(◇)(◇)を加える。

1マナで2マナを恒常的に用意できる、このデッキ最強のマナ・アーティファクトです。
ライフを払う必要もないので遠慮せずにプレイ可能な点が《魔力の墓所/Mana Crypt》との違いです。
ゲームの後半に手札に加わっても、ちょっとしたマナ加速として気兼ねなく使用可能な点は評価が高いです。

51.《通電式キー/Voltaic Key
コスト:1
アーティファクト
(1),(T):アーティファクト1つを対象とし、それをアンタップする。

アーティファクトをアンタップ出来る元祖のカードです。
大量のマナ・アーティファクトが採用されているため、アンタップ先に困ることはないでしょう。
多用途の鍵/Manifold Key》と違い自身もアンタップ出来るので、《通電式キー/Voltaic Key》以外のアーティファクトが1つの状態でも、対象変更効果の影響を受ける可能性があります。

52.《秘儀の印鑑/Arcane Signet
コスト:2
アーティファクト
(T):あなたの統率者の固有色1色のマナ1点を加える。

EDH限定で自由に色マナを出すことが出来るアンタップインのマナ・アーティファクトです。
大量の無色マナを色マナに変換する必要があるこのデッキでは、即効性の高さを目当てに採用しています。
無色2マナが余った時に置いておくだけで、そのあとのゲーム展開が変わります。

53.《炭色のダイアモンド/Charcoal Diamond
コスト:2
アーティファクト
炭色のダイアモンドはタップ状態で戦場に出る。
(T):(黒)を加える。

このデッキにおいてはタップ状態で出る《秘儀の印鑑/Arcane Signet》です。
序盤の《太陽の指輪/Sol Ring》などの無色2マナの使用先としてほしかったので採用しています。
このデッキを使ってみると分かりますが、無色マナが多く意外と色マナに困るときがあるのでタップインでも色マナが出るマナ・アーティファクトは貴重です。

54.《冷鉄の心臓/Coldsteel Heart
コスト:2
氷雪アーティファクト
冷鉄の心臓はタップ状態で戦場に出る。
冷鉄の心臓が戦場に出るに際し、色を1色選ぶ。
(T):選ばれた色のマナ1点を加える。

出た時に、このアーティファクトから出す色マナを選択可能なマナ・アーティファクトです。
基本的には《炭色のダイアモンド/Charcoal Diamond》と同じく、タップ状態で出る《秘儀の印鑑/Arcane Signet》としての運用です。
まれに他人のカードのコントロールを得て、別の色マナが必要になる場合には重宝するカードなので覚えておきましょう。

55.《終わりなき地図帳/Endless Atlas
コスト:2
アーティファクト
(2),(T):カードを1枚引く。あなたが同じ名前の土地を3つ以上コントロールしているときにのみ起動できる。

ジェイムデー秘本/Jayemdae Tome》系のドローソースですが、軽さが魅力的な1枚です。
起動条件は単色デッキなので達成できないことはないと思いますが、特殊土地も多いデッキなので効果的に使用できるように《沼/Swamp》の数には気を配りましょう。
アーティファクトなので《多用途の鍵/Manifold Key》などでアンタップしてドローのかさましが出来るのは覚えておきましょう。

56.《黒玉の大メダル/Jet Medallion
コスト:2
アーティファクト
あなたが唱える黒の呪文は、それを唱えるためのコストが(1)少なくなる。

自分の黒い呪文が軽くなる置物系アーティファクトです。
黒マナシンボル自体は減らないので、マナが出るアーティファクトの方が設置の優先度が高いです。
無色マナが余った時についでに置いておくくらいの方が、プレイがぶれないのでオススメです。

57.《稲妻のすね当て/Lightning Greaves
コスト:2
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは速攻と被覆を持つ。(それは呪文や能力の対象にならない。)
装備(0)((0):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それにつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。このカードはつけられていない状態で戦場に出て、クリーチャーが戦場を離れても戦場に残る。)

0マナ装備でジェネラルを守りながら速攻を付与できるアーティファクトです。
被覆を持ってしまうのであとからブロックされない補助などがかけにくいのですが、更地で動き出す分にはマナもかかりにくい有効なカードです。
既にエンチャントされているカードは後から被覆を与えられても問題ないため、《ドラゴンの影/Dragon Shadow》が墓地にあるときは積極的に狙っていきましょう。

58.《冥界生まれの祭壇/Netherborn Altar
コスト:1黒
アーティファクト
(T),冥界生まれの祭壇の上に魂魄(soul)カウンターを1個置く:あなたの統率者を統率領域からあなたの手札に加える。その後、あなたは冥界生まれの祭壇の上に置かれている魂魄カウンター1個につき3点のライフを失う。

コストを払うことで何度でも統率領域からジェネラルを回収可能な1枚です。
このデッキのライフ支払いの大半はこのカードになるので、如何にライフを温存しながらライフをリソースに変換していくかがカギになります。
ちなみにコストで払うライフはカウンターで管理されているので、相手の増殖効果には気を付けましょう。

59.《無限の日時計/Sundial of the Infinite
コスト:2
アーティファクト
(1),(T):ターンを終了する。あなたのターンの間にのみ起動できる。(スタックからすべての呪文と能力を追放する。あなたの手札の枚数の最大値になるまで手札を捨てる。ダメージは取り除かれ、「このターン」と「ターン終了時まで」の効果は終了する。)

自分のターンにのみ起動できるターンを終了するカードです。
このデッキではジェネラルの敗北効果を打ち消すために使用します。
自分のターン中であればいつでも使用可能なので除去されそうなときに起動して、呪文や能力を追放し除去から身を守ることも出来るので覚えておきましょう。

60.《速足のブーツ/Swiftfoot Boots
コスト:2
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは呪禁と速攻を持つ。
装備(1)

装備に1マナかかりますが、《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》と同じような運用が出来る1枚です。
稲妻のすね当て/Lightning Greaves》と違い被覆ではなく呪禁なので自分は対象を取ることが可能です。
死の溜まる地、死蔵/Shizo, Death’s Storehouse》などの対象を取る効果で、ブロッカー対策をする場合にはこちらが優先されます。

61.《倦怠の宝珠/Torpor Orb
コスト:2
アーティファクト
戦場に出るクリーチャーは能力を誘発させない。

場に出るクリーチャーが能力を誘発させなくなるので、ジェネラルを安心して唱えることが出来るようになります。
出た時効果に依存するデッキは多いので、妨害置物としての役割も果たします。
ただし、ジェネラルを唱えることに対応して《倦怠の宝珠/Torpor Orb》を除去されると、出た時効果を止められず敗北してしまうので気を付けましょう。

62.《一つの指輪/The One Ring
コスト:4
伝説のアーティファクト
破壊不能
一つの指輪が戦場に出たとき、あなたがこれを唱えていた場合、次のあなたのターンまで、あなたはプロテクション(すべて)を得る。
あなたのアップキープの開始時に、一つの指輪の上にある重荷(burden)カウンター1個につき1点のライフを失う。
(T):一つの指輪の上に重荷カウンター1個を置く。その後、一つの指輪の上にある重荷カウンター1個につき1枚のカードを引く。

現代の最強ドローソースであるこのカードも採用されています。
ジェネラルを出すために絶対に必要なカードがあるので、雑なドローが出来るこのカードも重宝します。
デッキに採用している《多用途の鍵/Manifold Key》系統とも相性抜群です。

63.《黄金の玉座/The Golden Throne
コスト:4
伝説のアーティファクト
秘術の生命維持装置 ― あなたがゲームに敗北するなら、代わりに黄金の玉座を追放し、あなたのライフ総量は1点になる。
毎日千の魂が失われていく ― (T),クリーチャー1体を生け贄に捧げる:望む色の組み合わせのマナ3点を加える。

タップとクリーチャー生け贄で3マナ出るマナアーティファクトですが、目当てにしているのは前半の敗北回避効果です。
とはいえ敗北回避をするとライフが1になってしまうので、このカードで敗北回避を行いジェネラルを出すのは最終手段です。
生け贄にするクリーチャー自体は、《闇市の人脈/Black Market Connections》や《ウルザの物語/Urza’s Saga》のトークンで補いましょう。

64.《久遠なる栄光の笏/Sceptre of Eternal Glory
コスト:4
伝説のアーティファクト
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。
(T):好きな色1色のマナ3点を加える。あなたが同じ名前を持つ3つ以上の土地をコントロールしていなければ起動できない。

条件を達成すると1マナ軽い《金粉の水蓮/Gilded Lotus》になるカードです。
色マナを複数出すことが出来るアンタップインするマナ・アーティファクトなので、条件を満たす価値は充分にあります。
ジェネラルを出すために黒マナが4つも必要なので、非常に重宝する1枚です。

65.《面晶体の記録庫/Hedron Archive
コスト:4
アーティファクト
(T):(◇)(◇)を加える。
(2),(T),面晶体の記録庫を生け贄に捧げる:カードを2枚引く。

無色2マナを出すマナ・アーティファクトですが、いらなくなったらドローに変換可能です。
後半無色マナが余った時に、手軽にドローに変換できるのは優秀なポイントです。
同じマナ帯に《スランの発電機/Thran Dynamo》がありますが、この重さのマナ・アーティファクトの場合は色マナが出てほしいので、無色マナしか出ないアーティファクトは厳選しています。

66.《エルドレインの玉座/Throne of Eldraine
Throne of Eldraine
コスト:5
伝説のアーティファクト
エルドレインの玉座が戦場に出るに際し、色1色を選ぶ。
(T):その選ばれた色のマナ4点を加える。このマナは、その色である単色の呪文を唱えるためにしか支払えない。
(3),(T):カード2枚を引く。この能力を起動するためには、その選ばれた色のマナしか支払えない。

単色デッキの救世主ともいえるマナ・アーティファクトです。
金粉の水蓮/Gilded Lotus》と同じマナ帯で4マナも出るかつアンタップインするので、即効性が高く《多用途の鍵/Manifold Key》でアンタップする価値のある1枚です。
暇なときにはドローを行うことも出来るので、無駄なく使用可能です。

土地

67.《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
土地
(T),1点のライフを支払う,血染めのぬかるみを生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから沼(Swamp)カード1枚か山(Mountain)カード1枚を探し、それを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。

沼/Swamp》を出すフェッチランドその1。
沼/Swamp》をアンタップで出すことが出来るものは全て採用しています。
基本的にはサーチを妨害するカードを使われる前に消費したいので早めに使っていきましょう

68.《湿地の干潟/Marsh Flats
土地
(T),1点のライフを支払う,湿地の干潟を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから平地(Plains)カード1枚か沼(Swamp)カード1枚を探し、それを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。

沼/Swamp》を出すフェッチランドその2。
フェッチランドには実は優先順位があり、白黒フェッチは使用の優先度が低いです。
師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》などの兼ね合いでフェッチを温存したいときはコレを残しましょう。

69.《汚染された三角州/Polluted Delta
土地
(T),1点のライフを支払う,汚染された三角州を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから島(Island)カード1枚か沼(Swamp)カード1枚を探し、それを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。

沼/Swamp》を出すフェッチランドその3。
このカードが一番使用の優先度が高いフェッチランドです。
青が絡むフェッチランドは余った《真髄の針/Pithing Needle》に指定されやすいので直ぐに使ってしまいましょう

70.《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
土地
(T),1点のライフを支払う,新緑の地下墓地を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから沼(Swamp)カード1枚か森(Forest)カード1枚を探し、それを戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。

沼/Swamp》を出すフェッチランドその4。
このフェッチランドは使用の優先度が低いフェッチランドです。
緑絡みのフェッチランドを先に使うと、他の緑使いが墓地のフェッチランドを奪ってくることがあるので温存できるなら温存しましょう。

71.《虹色の眺望/Prismatic Vista
土地
(T),1点のライフを支払う,虹色の眺望を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから基本土地カード1枚を探して戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。

沼/Swamp》を出すフェッチランドその5。
このフェッチランドも《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》ほどではないですが、使用の優先度が低いフェッチランドです。
基本土地しかサーチ出来ませんが、パーマネント蘇生が出来る白単や土地の扱いがうまい緑に奪われると厄介なので、温存することも頭の片隅に置いておきましょう。

72.《古えの墳墓/Ancient Tomb
土地
(T):(◇)(◇)を加える。古えの墳墓はあなたに2点のダメージを与える。

ダメージを受けるものの、無色2マナが出る土地です。
序盤のアーティファクト大量展開には役立ちますが、後半無色マナが余りだしたときに困るカードでもあります。
タップするだけならダメージを受けないので、可能であれば《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborb, Tomb of Yawgmoth》も用意しましょう。

73.《ボジューカの沼/Bojuka Bog
土地
ボジューカの沼はタップ状態で戦場に出る。
ボジューカの沼が戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーの墓地にあるすべてのカードを追放する。
(T):(黒)を加える。

土地で出来る墓地対策カードです。
探検の地図/Expedition Map》を採用している都合で、サーチ可能な墓地対策として採用しています。
しかし、《ティシャーナの潮縛り/Tishana’s Tidebinder》にカウンターされるとマナ能力ごと起動できなくなるので、気を付けて取り扱いましょう。

74.《陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers
土地
(2),(T):あなたがコントロールする沼(Swamp)1つにつき、(黒)を加える。

自分の《沼/Swamp》の数だけマナが出る土地です。
意外と特殊土地が多いデッキなので、使うときは《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborb, Tomb of Yawgmoth》前提になることも多いです。
土地には触りやすいデッキなので、どういったマナ基盤を目指すかを考えながら土地のプレイとサーチを行うといいでしょう。

75.《統率の灯台/Command Beacon
Command Beacon
土地
(T):(◇)を加える。
(T),統率の灯台を生け贄に捧げる:統率領域にあるあなたの統率者をあなたの手札に加える。

ジェネラルを出すことを助ける最高のサポートカードです。
カウンターされづらく、ジェネラルを出すターンに置くことで意表もつきやすいです。
ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will》で墓地から再度セットすることも可能なので、プレイプランの一つとして覚えておきましょう。

76.《Lake of the Dead
土地
Lake of the Deadが戦場に出るなら、代わりに沼(Swamp)を1つ生け贄に捧げる。そうしたなら、Lake of the Deadを戦場に出す。そうしなかったなら、それをオーナーの墓地に置く。
(T):(黒)を加える。
(T),沼を1つ生け贄に捧げる:(黒)(黒)(黒)(黒)を加える。

ジェネラルに必要な黒マナ4つを土地一つで生み出すことが出来ます。
沼/Swamp》が減っていくデメリットがありますが、《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborb, Tomb of Yawgmoth》で誤魔化すことも可能です。
まれに《Lake of the Dead》を置いたターンに動き出すことがあるのですが、マナ基盤の消耗が激しいのでご利用は計画的に。

77.《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx
伝説の土地
(T):(◇)を加える。
(2),(T):色を1つ選ぶ。あなたのその色への信心に等しい点数のその色のマナを加える。(あなたの色への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれるその色のマナ・シンボルの数に等しい。)

最近流行りのパイオニアでの活躍が目まぐるしいこのカードも単色デッキであればEDHでも活躍します。
意外なことに、ジェネラルのために使うよりも、ジェネラルを出したあとの追加アクションにこの土地を使うことが多いです。
ジェネラル一人で《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》から4マナ出るので、マナが出ないことはほぼないでしょう。

78.《ならず者の道/Rogue’s Passage
土地
(T):(◇)を加える。
(4),(T):クリーチャー1体を対象とする。このターン、それはブロックされない。

このデッキの裏切り札ともいえる、ブロックされなくなる土地です。
土地の起動は妨害されにくいので、ほぼ確実にジェネラルの攻撃を通すことが可能です。
とはいえジェネラルとセットでおいておくと流石に警戒度が上がってしまうので、使わなくても倒すことが出来る相手がいる間はあえて場に出さないプレイも重要です。

79.《作戦室/War Room
土地
(T):(◇)を加える。
(3),(T),あなたの統率者の固有色の中の色の総数に等しい点数のライフを支払う:カードを1枚引く。

色の少ないジェネラルであるほど、ドローのライフコストが安くなる土地です。
細かいドローに恵まれている色ではないので、こういったドローソースは非常に重宝します。
長いゲームになりそうなときはサーチで戦場に出してゆっくり手札を整えるプレイも強力です。

80.《死の溜まる地、死蔵/Shizo, Death’s Storehouse
伝説の土地
(T):(黒)を加える。
(黒),(T):伝説のクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは畏怖を得る。(それは黒でもアーティファクトでもないクリーチャーによってはブロックされない。)

色マナが出る土地でブロックされにくくなる能力を持っているので採用しています。
与える能力が畏怖で、一部のブロッカーにはブロックされてしまうので戦場を見つつ使いましょう。
ちなみに似た能力の土地である《黒門/The Black Gate》は、ブロックされなくなる対戦相手を選べないので不採用となっています。

81.《見捨てられたぬかるみ、竹沼/Takenuma, Abandoned Mire
伝説の土地
(T):(黒)を加える。
魂力 ― (3)(黒),見捨てられたぬかるみ、竹沼を捨てる:カード3枚を切削する。その後、あなたの墓地にありクリーチャーやプレインズウォーカーであるカード1枚をあなたの手札に戻す。この能力を起動するためのコストは、あなたがコントロールしている伝説のクリーチャー1体につき(1)少なくなる。

土地の効果で墓地回収が出来る貴重なカードです。
ヴォルラスの要塞/Volrath’s Stronghold》と違い、すぐに手札に入るので即効性を重視して採用しています。
破壊されたジェネラルを墓地から回収するときにカウンターされにくい回収手段であり、土地サーチで手札に加えやすいカードとして利用しています。

82.《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborb, Tomb of Yawgmoth
Urborb, Tomb of Yawgmoth
伝説の土地
各土地はそれの他のタイプに加えて沼(Swamp)である。

全ての土地を《沼/Swamp》にする伝説の土地です。
黒単色デッキは《沼/Swamp》に出力を依存するカードが非常に多いので、《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborb, Tomb of Yawgmoth》があるだけでデッキパワーが段違いです。
手札の状態によってはサーチカードで優先して持ってくることもあります。

83.《ウルザの物語/Urza’s Saga
エンチャント 土地 — ウルザの(Urza’s) 英雄譚(Saga)
(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンターを1個加える。IIIの後に、生け贄に捧げる。)
I ― ウルザの物語は「(T):(◇)を加える。」を得る。
II ― ウルザの物語は「(2),(T):『このクリーチャーは、あなたがコントロールしているアーティファクト1つにつき+1/+1の修整を受ける。』を持つ無色の0/0の構築物(Construct)アーティファクト・クリーチャー・トークン1体を生成する。」を得る。
III ― あなたのライブラリーからマナ・コストが(0)か(1)のアーティファクト・カード1枚を探し、戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。

英雄譚になったウルザ土地で、このデッキでは3章が非常に重宝します。
ジェネラルを唱えるために有効な《宝石の睡蓮/Jeweled Lotus》や《焚火/Campfire》がサーチ先となるので、土地でジェネラルを出すカード換算をすることができます。
トークン生成能力も布告除去への対策や《黄金の玉座/The Golden Throne》のコストにあてることが出来るので無駄がありません。

84.《沼/Swamp
基本土地 — 沼(Swamp)
(黒)

一番安心が出来るマナ基盤です。

余談ですが、このデッキのジェネラルである《触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable》が収録されている「レギオン」には基本土地が収録されていない、全てのカードがクリーチャーのパックでした。
そのため、自分のデッキでは同じオンスロート・ブロックのパックであるオンスロートの基本土地を使用しています。

終わりに

長くなりましたが、年末特別企画の100枚解説は以上となります。
初めてやってみましたが、あらためて1枚1枚のカードに向き合うことが出来たので貴重な体験でした。
ただ、別のジェネラルでやってみるかはちょっと考えさせてもらいたいですね・・・。

それではみなさん、よいお年を!



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PageTop