EDHデッキ紹介その206(赤歯の執政、イェナ)
記事作成日:2023/11/04 執筆:ウィンター
みなさんこんにちは、ウィンターです。
今回より「エルドレインの森」からデッキ紹介です。
かつて環境で大暴れした「エルドレイン」が帰ってきました!
以前の「エルドレイン」のテーマを踏襲しつつ、役割トークンや「協約」などの新要素が環境を盛り上げてくれています。
さて、この「エルドレインの森」では役割トークンがエンチャントであることから、エンチャントシナジーのあるカードが多数収録されています。
もちろん、伝説のクリーチャーにもその系統は残されており、今回のジェネラルもそれをピックアップしてみました。
統率者

《赤歯の執政、イェナ/Yenna, Redtooth Regent》
コスト:2緑白
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) 貴族(Noble)
(2),(T):あなたがコントロールしていて、あなたがコントロールしていてこれでないパーマネントと同じ名前を持たないエンチャント1つを対象とする。
伝説でないことを除き、それのコピーであるトークン1体を生成する。
そのトークンがオーラ(Aura)であるなら、赤歯の執政、イェナをアンタップし、その後、占術2を行う。
起動はソーサリーとしてのみ行う。
4/4
僻境の最果てにあるチューインベイルという土地のさらに奥にある赤歯砦の執政を務めるエルフです。
ストーリー上にはほぼ出ませんが、赤歯砦は「エルドレイン」に現存する数少ないエルフの砦の一つです。
そこには魔女に呪いをかけられてしまったエルフたちが住んでいます。
このエルフたちは夜になると魔女の呪いによって凶暴な人狼と化してしまいます。
同族を傷付けることを拒んだ彼らは、この赤歯砦をエルフの氏族から隔絶した地としています。
そんな背景ストーリーからなのか、エルフにしては恵まれたタフネスを持っています。
《稲妻/Lightning Bolt》で落ちないタフネス4は安心感が違います。
メインとなる効果ですが少々ややこしいため、ここで解説していきます。
簡単に説明すると、
・自分がコントロールしている
・他に同名のエンチャントをコントロールしていない
この2つの条件を満たす対象のエンチャントをコピーすることが出来ます。
この時、対象に取ったエンチャントがオーラだった場合は占術2とアンタップのボーナスが付きます。
オーラを増やすことでアンタップが出来るので、戦闘開始前に起動してジェネラル本人が戦闘に参加することが可能です。
エンチャントとコピーするのでコンボ色が強く見えて、意外と武闘派なジェネラルです。
デッキリスト
それではデッキリストです。
統率者:《赤歯の執政、イェナ/Yenna, Redtooth Regent》
-クリーチャー 25枚-
《歩行バリスタ/Walking Ballista》
《東屋のエルフ/Arbor Elf》
《極楽鳥/Birds of Paradise》
《喜ぶハーフリング/Delighted Halfling》
《エルフの神秘家/Elvish Mystic》
《エスパーの歩哨/Esper Sentinel》
《フィンドホーンのエルフ/Fyndhorn Elves》
《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger》
《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》
《ドラニスの判事/Drannith Magistrate》
《エルフの文書管理人/Elvish Archivist》
《堂々たる撤廃者/Grand Abolisher》
《ティタニアの僧侶/Priest of Titania》
《聖域の織り手/Sanctum Weaver》
《上級建設官、スラム/Sram, Senior Edificer》
《収穫の手、サイシス/Sythis, Harvest’s Hand》
《永遠の証人/Eternal Witness》
《太陽冠のヘリオッド/Heliod, Sun-Crowned》
《イーオスのレインジャー長/Ranger-Captain of Eos》
《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
《セテッサの勇者/Setessan Champion》
《開花の幻霊/Eidolon of Blossoms》
《栄光のドミヌス、モンドラク/Mondrak, Glory Dominus》
《太陽のタイタン/Sun Titan》
-インスタント 3枚-
《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
《夏の帳/Veil of Summer》
-ソーサリー 4枚-
《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
《破滅の終焉/Finale of Devastation》
《牧歌的な教示者/Idyllic Tutor》
《セヴィンの再利用/Sevinne’s Reclamation》
-エンチャント 28枚-
★がついているカードはオーラです。
《静寂の呪い/Curse of Silence》★
《賦活/Instill Energy》★
《Nature’s Chosen》★
《薄氷の上/On Thin Ice》★
《枷はずれな成長/Unbridled Growth》★
《楽園の拡散/Utopia Sprawl》★
《繁茂/Wild Growth》★
《きらきらするすべて/All That Glitters》★
《ダークスティールの突然変異/Darksteel Mutation》★
《夜明けの宝冠/Daybreak Coronet》★
《ケンリスの変身/Kenrith’s Transformation》★
《骨化/Ossification》★
《浄化の印章/Seal of Cleansing》
《森の知恵/Sylvan Library》
《沈黙のオーラ/Aura of Silence》
《女魔術師の存在/Enchantress’s Presence》
《エルフの案内/Elvish Guidance》★
《命運の掌握/Grasp of Fate》
《はびこり/Overgrowth》★
《三匹の盲目ネズミ/Three Blind Mice》
《選定された行進/Anointed Procession》
《アーデンベイルの宮廷/Court of Ardenvale》
《精霊の共鳴/Elemental Resonance》★
《パララクスの波/Parallax Wave》
《賢人の夢想/Sage’s Reverie》★
《歌鳥の祝福/Songbirds’ Blessing》★
《古き者のまとい身/Mantle of the Ancients》★
《世界呪文/The World Spell》
-アーティファクト 5枚-
《宝石の睡蓮/Jeweled Lotus》
《魔力の墓所/Mana Crypt》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《速足のブーツ/Swiftfoot Boots》
《千年霊薬/Thousand-Year Elixir》
-バトル 1枚-
-土地 33枚-
《Savannah》
《寺院の庭/Temple Garden》
《梢の眺望/Canopy Vista》
《地平線の梢/Horizon Canopy》
《低木林地/Brushland》
《豪勢な大通り/Bountiful Promenade》
《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove》
《真鍮の都/City of Brass》
《統率の塔/Command Tower》
《マナの合流点/Mana Confluence》
《乾燥台地/Arid Mesa》
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《湿地の干潟/Marsh Flats》
《霧深い雨林/Misty Rainforest》
《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
《虹色の眺望/Prismatic Vista》
《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》
《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》
《セラの聖域/Serra’s Sanctum》
《成長の揺り篭、ヤヴィマヤ/Yavimaya, Cradle of Growth》
《高級市場/High Market》
《聖遺の塔/Reliquary Tower》
《眷者の居留地/Bonders’ Enclave》
《ワイアウッドの番小屋/Wirewood Lodge》
3《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
6《冠雪の森/Snow-Covered Forest》
今回はコピーして面白いエンチャントを入れつつ、コピー効果そのものを生かした構築にしました。
デッキの使い方
2.ジェネラルでエンチャントを増やしてアドバンテージを稼ごう
3.最後はオーラで超強化したジェネラルで倒しにいこう
まずはエンチャントでマナを伸ばしてジェネラルを出そう
このデッキはジェネラルの効果でオーラを増やしていきたいので、マナを出すエルフたちよりもマナを出すエンチャントを出したいです。
初動になるエルフたちはある程度採用していますが、おなじみの1マナのマナ加速エンチャントの方を優先してキープしましょう。

《繁茂/Wild Growth》
コスト:緑
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(土地)
エンチャントされている土地がマナを引き出す目的でタップされるたび、それのコントローラーは追加で(緑)を加える。

《楽園の拡散/Utopia Sprawl》
コスト:緑
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(森(Forest))
楽園の拡散が戦場に出るに際し、色を1色選ぶ。
エンチャントされている森がマナを引き出す目的でタップされるたび、それのコントローラーは追加で選ばれた色のマナ1点を加える。

《はびこり/Overgrowth》
コスト:2緑
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(土地)
エンチャントされている土地がマナを引き出す目的でタップされるたび、それのコントローラーは追加で(緑)(緑)を加える。
このようなオーラ・エンチャントは後半ジェネラルの効果でコピーする選択肢になるので、是非ともプレイしましょう。
また、エンチャントに誘発してドローできるカードも場に出しておくと無駄になりません。
大体はエンチャントを唱えた時に反応するカードですが、出すだけでドローが出来るクリーチャーも存在します。

《エルフの文書管理人/Elvish Archivist》
コスト:1緑
クリーチャー — エルフ(Elf) 工匠(Artificer)
1つ以上のアーティファクトがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、エルフの文書管理人の上に+1/+1カウンター2個を置く。
この能力は、毎ターン1回しか誘発しない。
1つ以上のエンチャントがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、カード1枚を引く。
この能力は、毎ターン1回しか誘発しない。
0/1

《セテッサの勇者/Setessan Champion》
コスト:2緑
クリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)
星座 ― エンチャントが1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、セテッサの勇者の上に+1/+1カウンターを1個置き、カードを1枚引く。
1/3

《開花の幻霊/Eidolon of Blossoms》
コスト:2緑緑
クリーチャー エンチャント — スピリット(Spirit)
星座 ― 開花の幻霊か他のエンチャント1つがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、カードを1枚引く。
2/2
これらはエンチャントが場に出るだけでドローが出来るので、ジェネラルのコピー効果にも反応してくれます。
息切れ防止につながるので、余裕のあるうちに出しておきましょう。
ジェネラルでエンチャントを増やしてアドバンテージを稼ごう
ジェネラルが場に出たら、効果を使ってどんどんエンチャントを増やしていきましょう。
まず下準備として、《賦活/Instill Energy》や《速足のブーツ/Swiftfoot Boots》を使って隙なく動けるように準備しましょう。

《賦活/Instill Energy》
コスト:緑
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、それが速攻を持っているかのように攻撃できる。
(0):エンチャントされているクリーチャーをアンタップする。あなたのターンの間にのみ、毎ターン1回のみ起動できる。
どちらもついているクリーチャーがすぐに効果起動出来る状態にするカードです。
これにより隙なく効果を起動できるようになります。
なお、類似効果の《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》は被覆を持たせてしまいオーラがつけられなくなってしまうので不採用としています。
以下にコピーすると強力なエンチャントをまとめていますのでプレイの指針としてください。

《薄氷の上/On Thin Ice》
コスト:白
氷雪エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(あなたがコントロールしている氷雪土地)
薄氷の上が戦場に出たとき、対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体を対象とし、薄氷の上が戦場を離れるまでそれを追放する。

《骨化/Ossification》
コスト:1白
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(あなたがコントロールしている基本土地)
骨化が戦場に出たとき、クリーチャーやプレインズウォーカーのうち対戦相手がコントロールしている1体を対象とする。
骨化が戦場を離れるまで、それを追放する。

《ダークスティールの突然変異/Darksteel Mutation》
コスト:1白
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは基本のパワーとタフネスが0/1の昆虫(Insect)アーティファクト・クリーチャーであるとともに破壊不能を持ち、それはその他のすべての能力とカード・タイプとクリーチャー・タイプを失う。

《ケンリスの変身/Kenrith’s Transformation》
コスト:1緑
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
ケンリスの変身が戦場に出たとき、カードを1枚引く。
エンチャントしているクリーチャーは能力をすべて失い、基本のパワーとタフネスが3/3の緑の大鹿(Elk)クリーチャーである。(それは他のすべてのカード・タイプとクリーチャー・タイプを失う。)
いずれも除去を行うことが出来る軽量オーラです。
これらをコピーすることで追加の除去を行いながらジェネラルのアンタップと占術が行えます。
軽くて使いやすいカードなので、どんどん使って脅威を取り除いていきましょう。

《枷はずれな成長/Unbridled Growth》
コスト:緑
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(土地)
エンチャントされている土地は「(T):好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つ。
枷はずれな成長を生け贄に捧げる:カードを1枚引く。

《沈黙のオーラ/Aura of Silence》
コスト:1白白
エンチャント
あなたの対戦相手が唱えるアーティファクト呪文とエンチャント呪文は、それを唱えるためのコストが(2)多くなる。
沈黙のオーラを生け贄に捧げる:アーティファクト1つかエンチャント1つを対象とし、それを破壊する。
いずれのエンチャントにも自分自身の効果で生け贄に捧げることが出来る効果を持ちます。
ジェネラルの効果でコピー出来るのは既に同名を自分がコントロールしていないエンチャントです。
コピーしたこれらのエンチャントを生け贄に捧げることで、同名が場に存在しなくなりジェネラルの効果を複数使うことが出来るようになります。

《三匹の盲目ネズミ/Three Blind Mice》
コスト:2白
エンチャント — 英雄譚(Saga)
(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンター1個を加える。IVの後に、生け贄に捧げる。)
I ― 白の1/1のハツカネズミ(Mouse)・クリーチャー・トークン1体を生成する。
II,III ― あなたがコントロールしているトークン1つを対象とする。それのコピーであるトークン1つを生成する。
IV ― ターン終了時まで、あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーは+1/+1の修整を受け警戒を得る。
このデッキで一番不穏な動きをするカードです。
2章及び3章の能力はトークンであれば何でも増やせるため、ジェネラルの効果で作ったエンチャントのコピーと相性が良いです。
またジェネラルの効果で《三匹の盲目ネズミ/Three Blind Mice》自身をトークン化すると、毎ターンねずみ算式に《三匹の盲目ネズミ/Three Blind Mice》が増えていきます。
戦場がとんでもないことになってしまうので、ご利用の際はトークンカードを大量に用意しておきましょう。

《パララクスの波/Parallax Wave》
コスト:2白白
エンチャント
消散5(このエンチャントは、その上に消散(fade)カウンターが5個置かれた状態で戦場に出る。あなたのアップキープの開始時に、それから消散カウンターを1個取り除く。できない場合、それを生け贄に捧げる。)
パララクスの波から消散カウンターを1個取り除く:クリーチャー1体を対象とし、それを追放する。
パララクスの波が戦場を離れたとき、各プレイヤーは、パララクスの波によって追放された、自分がオーナーであるカードを戦場に戻す。
このデッキ最強の除去カードです。
カウンターを取り除くことでクリーチャー1体を追放しますが、このカードが戦場を離れると追放したクリーチャーが戻ってきます。
よくある追放除去エンチャントのように見えますが、古いカードなので追放効果と帰ってくる効果が独立した効果になっています。
つまり追放する効果をスタックに乗せた状態で、《パララクスの波/Parallax Wave》のカウンターをすべて取り除き消散により墓地に送られると、
先に追放されたカードを戻す効果が解決されてしまうので、スタックに乗せていた追放効果で追放されたクリーチャーは戻ってくることが出来なくなります。
普通のデッキでは1枚限りの運用となってしまいますが、このデッキならジェネラルの効果でコピーエンチャントを作ることが出来るので、どんどんパララクスの中に放り込むことが出来ます。

《世界呪文/The World Spell》
コスト:5緑緑
エンチャント — 英雄譚(Saga)
先読(章を選び、それに等しい数の伝承(lore)カウンターで始める。あなたのドロー・ステップの後に、伝承カウンター1個を追加する。飛ばされた章は誘発しない。IIIの後に、生け贄に捧げる。)
I,II ― あなたのライブラリーの一番上にあるカード7枚を見る。あなたは「その中から英雄譚(Saga)でないパーマネント・カード1枚を公開し、あなたの手札に加える。」を選んでもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
III ― あなたの手札にあり英雄譚でないパーマネント・カード最大2枚を戦場に出す。
パーマネントを探しつつ、最終的に踏み倒しも出来るエンチャントです。
先読効果によって好きな効果から始めることが出来るので、コピーで出したほうを最終章から使うことでジェネラルの効果でコピーを連打出来ます。
パーマネントの効果による踏み倒しになるので、どうしても使いたいパーマネントがあるときに頼りましょう。
最後はオーラで超強化したジェネラルで倒しにいこう
実はこのデッキ、オーラに頼る関係で勝利手段のメインはジェネラルダメージになります。
エンチャントの数だけサイズが上がるオーラがあり、ジェネラルの効果で増やすことも出来るので、どんどん攻撃していきましょう。
見慣れないオーラもあると思うので、いくつか紹介していきます。

《賢人の夢想/Sage’s Reverie》
コスト:3白
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
賢人の夢想が戦場に出たとき、クリーチャーにつけられている、あなたがコントロールするオーラ(Aura)1つにつきカードを1枚引く。
エンチャントされているクリーチャーは、クリーチャーにつけられている、あなたがコントロールするオーラ1つにつき+1/+1の修整を受ける。
オーラデッキに噛み合うドロー兼強化エンチャントです。
カウントされるのはクリーチャーにつけられているもの限定ですが、コピーで増やすことも考慮すると、倒しきるには申し分ない火力になります。
手札が足りていないときの起死回生の1枚にもなるので、ドロー効果をどんどん狙っていきましょう。

《歌鳥の祝福/Songbirds’ Blessing》
コスト:3白
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントしているクリーチャーが攻撃するたび、オーラ(Aura)・カードが公開されるまで、あなたのライブラリーの一番上から1枚ずつ公開していく。
そのカードを戦場に出してもよい。
そうしないなら、それをあなたの手札に加える。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
ついているクリーチャーがアタックすると、デッキトップからオーラが出るまで表向きにし、それを踏み倒して場に出します。
オーラそのものに修正値はありませんが、デッキにオーラを探しに行くことが可能です。
コピーを作ることで、その分も誘発するので戦場のオーラを増やしていきましょう。

《古き者のまとい身/Mantle of the Ancients》
コスト:3白白
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(あなたがコントロールしているクリーチャー)
古き者のまとい身が戦場に出たとき、あなたの墓地にありオーラ(Aura)や装備品(Equipment)でありエンチャントしているクリーチャーにつけることができる望む数のカードを対象とする。
それらを、エンチャントしているクリーチャーについている状態で戦場に戻す。
エンチャントしているクリーチャーは、それについているオーラや装備品1つにつき+1/+1の修整を受ける。
墓地のオーラや装備品をまとめて戦場に戻すことが可能です。
エンチャントをまとめて釣り上げるカードはいくつかありますが、このカードはオーラなのでジェネラルの効果でコピーが可能です。
多少オーラが除去されても、コピー効果で再走可能になるので、積極的にオーラを使っていきましょう。
おわりに
今回はジェネラルのエンチャントコピー効果を最大限に使いつつ、ジェネラルダメージを狙うことを意識しました。
これ以外にもとにかくアドバンテージを稼ぐことが出来るエンチャントを増やして無限コンボを狙う構成も面白いと思います。
白と緑でエルフと組み合わせやすく、手元に余ったオーラでお手頃に組むことも可能です。
思ったよりも火力がでるデッキですので、興味がある方は組んでみてはいかがでしょうか。