せらの店主のこれだけは持っとけ!#51(ラヴニカ:ギルドの都編)
記事作成日:2023/03/16 執筆:加藤英宝
せらの店主のこれだけは持っとけ!51回目。
今回はラヴニカ:ギルドの都。
・ラヴニカ:ギルドの都(2005年10月7日発売)
ギルドランドが初めて出た記念すべきセット。
古参から見ればデュアルランドの5~8枚目がデッキに入れられる!
なんて思ったセットでもあった。
つまりはこのブロックの最重要は10種のギルドランドである事は言うまでもない。
これだけはもう迷わず揃えておくべきカードと言っていい。
特にEDHが好きな人は10種1枚ずつはもう基本中の基本に等しいだろう。
【白】
《抑制の場/Suppression Field》
《三つの夢/Three Dreams》
《オーラ掠りの魔道士/Auratouched Mage》
《痕跡消し/Leave No Trace》
《ロクソドンの門番/Loxodon Gatekeeper》
【青】
《差し戻し/Remand》
《エンチャント複製/Copy Enchantment》
《時間の把握/Telling Time》
《強迫的な研究/Compulsive Research》
【黒】
《闇の腹心/Dark Confidant》
《血の呼び水/Blood Funnel》
【赤】
《憤怒の息吹/Breath of Fury》
《歪んだ世界/Warp World》
【緑】
《倍増の季節/Doubling Season》
《極楽鳥/Birds of Paradise》
《召喚の調べ/Chord of Calling》
《危険な進出/Perilous Forays》
《始原の賢者/Primordial Sage》
《深き闇のエルフ/Elves of Deep Shadow》
【無】
《雲石の工芸品/Cloudstone Curio》
《虚無石のガーゴイル/Nullstone Gargoyle》
《最下層民の盾/Pariah’s Shield》
《テラリオン/Terrarion》
《太陽打ちの槌/Sunforger》
【マルチカラー】
《疑念の影/Shadow of Doubt》
《特権階級/Privileged Position》
《精神ヒルの塊/Mindleech Mass》
《不可思の一瞥/Glimpse the Unthinkable》
《稲妻のらせん/Lightning Helix》
《ゴルガリの女王、サヴラ/Savra, Queen of the Golgari》
《土着のワーム/Autochthon Wurm》
《ラジアの浄化/Razia’s Purification》
《夜明けの集会/Congregation at Dawn》
《化膿/Putrefy》
【土地】
《湿った墓/Watery Grave》
《寺院の庭/Temple Garden》
《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
《草むした墓/Overgrown Tomb》
《ディミーアの水路/Dimir Aqueduct》
《ボロスの駐屯地/Boros Garrison》
《セレズニアの聖域/Selesnya Sanctuary》
《ゴルガリの腐敗農場/Golgari Rot Farm》
《軍の要塞、サンホーム/Sunhome, Fortress of the Legion》
【印鑑サイクル】
《ディミーアの印鑑/Dimir Signet》
《ボロスの印鑑/Boros Signet》
《セレズニアの印鑑/Selesnya Signet》
《ゴルガリの印鑑/Golgari Signet》
【狩り立てられたサイクル】
《狩り立てられた幻/Hunted Phantasm》
《狩り立てられた恐怖/Hunted Horror》
《狩り立てられたトロール/Hunted Troll》
《狩り立てられたドラゴン/Hunted Dragon》
【ドレッジ】
《壌土からの生命/Life from the Loam》
《ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll》
《暗黒破/Darkblast》
《よろめく殻/Shambling Shell》
《臭い草のインプ/Stinkweed Imp》
《ゴルガリの凶漢/Golgari Thug》
《屍の原形質/Necroplasm》
《墓掘り甲のスカラベ/Grave-Shell Scarab》
《ゴルガリの茶鱗/Golgari Brownscale》
《大いなる苔犬/Greater Mossdog》
《腐れ蔦の外套/Moldervine Cloak》
《悪夢の虚空/Nightmare Void》
【変成】
《ゴロゾス/Grozoth》
《交錯の混乱/Muddle the Mixture》
《引き裂かれた記憶/Shred Memory》
《幻の漂い/Drift of Phantasms》
《目くらましの呪文/Dizzy Spell》
《ディミーアの浸透者/Dimir Infiltrator》
《ディミーアの策謀/Dimir Machinations》
《ディミーア家の護衛/Dimir House Guard》
《当惑/Perplex》
《地底街の手中/Clutch of the Undercity》
《脳崩し/Brainspoil》
《天上の案内者/Ethereal Usher》
《冥界生まれの密集軍/Netherborn Phalanx》
ラヴニカ・ブロックではギルドという形で二色の組み合わせに注目されている。
冒頭の通り、勿論二色土地は強い。
《湿った墓/Watery Grave》
土地 — 島(Island)・沼(Swamp)
((T):(青)か(黒)を加える。)
湿った墓が戦場に出るに際し、あなたは2点のライフを支払ってもよい。
そうしなかったなら、湿った墓はタップ状態で戦場に出る。
レア
二点でアンタップインorタップイン、かつ基本地形タイプを持っている。
二点払うことからショックランド、もしくはギルドランドと呼ばれる。
略した際に「ギルラン」の方が言いやすいので、
個人的にはギルドランド推し。
パイオニア以下の環境に挑むなら持っておいて損はない。
ラヴニカは人気な次元でこの後、二回の再訪されている。
再訪のたび、ショックランドは再録されるので好きなところで集めると良い。
再訪以外でも複数回再録されている。
人気なことの証明かもしれない。
さらにコモンでも土地が強い。
《ディミーアの水路/Dimir Aqueduct》
土地
ディミーアの水路はタップ状態で戦場に出る。
ディミーアの水路が戦場に出たとき、あなたがコントロールする土地を1つ、
オーナーの手札に戻す。
(T):(青)(黒)を加える。
コモン
詳しく回答したこらむがあるので詳細は省略させていただく。
こちらは再訪した際に再録はされないが、マスターズ・シリーズで度々再録されている。
コモンだったりアンコモンだったりするが、再録がとても多いので集めやすい。
マナ基盤で言えばEDHではお馴染みの印鑑サイクルもここで登場。
《ディミーアの印鑑/Dimir Signet》
コスト:2
アーティファクト
(1),(T):(青)(黒)を加える。
コモン
もはや説明不要、EDHプレイヤーは持っとけ!
値段も基本的に高くないので10種全部集めておこう。
ギルド(色の組み合わせ)の話に戻ろう。
今回で注目された色の組み合わせは緑白(セレズニア)、黒緑(ゴルガリ)、赤白(ボロス)、青黒(ディミーア)。
各組合せごとにキーワード能力があり、順に「招集」、「発掘」、「変成」、「光輝」。
一番注目すべきは「発掘/Dredge」
《ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll》
コスト:4緑
クリーチャー — トロール(Troll)・スケルトン(Skeleton)
ゴルガリの墓トロールは、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚につき、
その上に+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
(1),ゴルガリの墓トロールから+1/+1カウンターを1個取り除く:
ゴルガリの墓トロールを再生する。
発掘6
(あなたがカードを1枚引くなら、代わりにあなたはカードを6枚切削してもよい。
そうしたなら、あなたの墓地にあるこのカードをあなたの手札に戻す。)
0/0
レア
活躍のあまり、様々なところで禁止や制限をくらっている。
墓地肥やしの面においてはすさまじい効率を持っている能力だ。
というより墓地肥やし以外の方法で使われない。
発掘持ちのカードが手札に戻る事なんてメリットにすら思っていないと言ってもいい。
EDHにおいては「変成」も良い。
《交錯の混乱/Muddle the Mixture》
コスト:青青
インスタント
インスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
変成(1)(青)(青)
((1)(青)(青),このカードを捨てる:
あなたのライブラリーから、このカードと同じマナ総量を持つカード1枚を探し、
それを公開し、あなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。
変成はソーサリーとしてのみ行う。)
コモン
コンボによるデッキでチューターが多めに必要になった際、使われることがある。
マナコストが同じものしか持ってこれないので、
持ってきたいカードから逆算していくと使う分は少ないが
いざというときのために、一枚ずつ持っておこう。
ラヴニカ終了ー。
次とその次はギルランやお帰りランドは説明省略ー。
ではまた。