せらの店主のこれだけは持っとけ!#33(インベイジョン編)
店主のこれだけは持っとけ!
今回はインベイジョン編。
●インベイジョン(2000年10月4日発売)
《艦長シッセイ/Captain Sisay》
《彩色の宝球/Chromatic Sphere》
《復活させるものトリーヴァ/Treva, the Renewer》
《煽動するものリース/Rith, the Awakener》
《粛清するものクローシス/Crosis, the Purger》
《点火するものデアリガズ/Darigaaz, the Igniter》
《追放するものドロマー/Dromar, the Banisher》
《エルフのチャンピオン/Elvish Champion》
《嘘か真か/Fact or Fiction》
《ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimaya》
《世界の荒廃/Global Ruin》
《砕土/Harrow》
《除外/Exclude》
《排撃/Repulse》
《抹消/Obliterate》
《選択/Opt》
《総くずれ/Rout》
《真の木立ち/Sterling Grove》
《ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar》
《ファイレクシアの発掘者/Phyrexian Delver》
《運命の操作/Manipulate Fate》
もうちょっと書いても良いかな?と思うカードもあったけれども、
ひとまずこんな感じで。
このセットが出た当時、
《吸収/Absorb》
《蝕み/Undermine》
《ウルザの激怒/Urza’s Rage》
あたりがトップレアだったのだが、
そのあたりのカードは今は使われる事無く、とてもおとなしいお値段。
どちらかと言えば、EDHでも手札的に腐る事の少ないコモンである、
《除外》や《排撃》のほうが重要。
この2つもEDH必須という程ではないというか、
本気でお金かけて組むとデッキからは抜けやすいのだが、
なにせ「カードを1枚引く。」というオマケの文章があるので、
とても使いやすい。
ジェネラルありきで構築することが多いEDHの中で、
クリーチャーを対策するカードなので腐りにくい点がとても大きい。
青で下手なカードを採用するより入れておくとお得な2枚。
同様にして重たいという意見を出す人もいるものの、
《嘘か真か》もアドバンテージが違うので、
これも下手なカードの採用より入れておくのが良いカードの1つ。
通常の状態でも2枚または3枚、状況次第では4枚。
そしてEDHに至っては5:0の分け方も対戦状況からはありえなくもない。
このラインナップで一番のカードはおそらく《運命の操作》。
《運命の操作/Manipulate Fate》
コスト:1青
ソーサリー
あなたのライブラリーからカードを3枚探し、それらを追放し、その後ライブラリーを切り直す。
カードを1枚引く。
アンコモン
レガシーの《食物連鎖/Food Chain》デッキで使われる。
このカードも1ドローがついている事が大きい。
店主も何度か使ったカードで、
《食物連鎖》デッキのこのカードは結構マストカウンターとして認識され、
何度も《意志の力/Force of Will》を食らったカードだ。
それほどのカードだという理解をしてもらえると嬉しい。
二番手としては《艦長シッセイ》が推しの1枚。
《艦長シッセイ/Captain Sisay》
コスト:2緑白
伝説のクリーチャー 人間(Human)・兵士(Soldier)
(T):あなたのライブラリーから、伝説のカードを1枚探す。
そのカードを公開し、あなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。
2/2
レア
このカードの成長性はとても大きい。
なにせ最初の時のルールでは
「プレインズウォーカーは伝説のパーマネントではない。」
だったので、《艦長シッセイ》でサーチ不可能だったのだが、
ルール変更によってサーチ可能になった。
これだけでも大きいが、
当然の事ながら新しいカードが出るたびに伝説カードが増えていくので、
その分だけ《艦長シッセイ》は可能性が増えていく。
特に新神河の伝説土地は大きかった。
これによって《艦長シッセイ》はさらに侮れないジェネラルになったと言える。
何をサーチするかでプレイが変わる点が実力を試されるカードで、
使っていてとても面白い1枚だ。
EDHをやった事がない人、
この《艦長シッセイ》から始めてみて欲しいくらい。
このセットのドラゴン5種は、
とりあえずEDHあるんだし、持っておこうかー程度の認識。
《粛清するものクローシス/Crosis, the Purger》
コスト:3青黒赤
伝説のクリーチャー ドラゴン(Dragon)
飛行
粛清するものクローシスがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたは(2)(黒)を支払ってもよい。
そうした場合、色を1色選ぶ。
その後、そのプレイヤーは自分の手札を公開し、選ばれた色のカードをすべて捨てる。
6/6
レア
《点火するものデアリガズ/Darigaaz, the Igniter》
コスト:3黒赤緑
伝説のクリーチャー ドラゴン(Dragon)
飛行
点火するものデアリガズがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたは(2)(赤)を支払ってもよい。
そうした場合、色を1色選ぶ。
その後、そのプレイヤーは自分の手札を公開し、
点火するものデアリガズはそのプレイヤーに、
これにより公開されたカードのうち選ばれた色のカードの枚数に等しい点数のダメージを与える。
6/6
レア
《追放するものドロマー/Dromar, the Banisher》
コスト:3白青黒
伝説のクリーチャー ドラゴン(Dragon)
飛行
追放するものドロマーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたは(2)(青)を支払ってもよい。
そうした場合、色を1色選ぶ。その後、選ばれた色のすべてのクリーチャーをオーナーの手札に戻す。
6/6
レア
《煽動するものリース/Rith, the Awakener》
コスト:3赤緑白
伝説のクリーチャー ドラゴン(Dragon)
飛行
煽動するものリースがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたは(2)(緑)を支払ってもよい。
そうした場合、色を1色選ぶ。
その後、選ばれた色のパーマネント1つにつき、緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを1体生成する。
6/6
レア
《復活させるものトリーヴァ/Treva, the Renewer》
コスト:3緑白青
伝説のクリーチャー ドラゴン(Dragon)
飛行
復活させるものトリーヴァがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたは(2)(白)を支払ってもよい。
そうした場合、色を1色選ぶ。その後、あなたは選ばれた色のパーマネント1つにつき1点のライフを得る。
6/6
レア
ドラゴン5色組んでいっぱいドラゴン入れる夢のデッキもまた一興。
《テク/Tek》もドラゴンだし、
《水蓮の守護者/Lotus Guardian》もルール改訂でドラゴンだけど、
この2つの事は忘れていい。
《合同勝利/Coalition Victory》
コスト:3白青黒赤緑
ソーサリー
あなたが、すべての基本土地タイプの土地をコントロールしており、
すべての色のクリーチャーをコントロールしている場合、
あなたはこのゲームに勝利する。
レア
《合同勝利/Coalition Victory》は面白いのに、
悲しくもEDHで禁止されている。
解禁されたら是非買おう!
ではまた。
記事作成日:2022/05/19