2005タイプ1大会参戦記2・前編

2005東海道Vintageトーナメント参戦記2。

日本にいるタイプ1プレイヤーの、
東京、静岡、名古屋3地区合同開催イベント。
今回は第2回目の名古屋大会。

前回5月と違うのは神河救済が入った事。
一部のカードはタイプ1で面白い戦いになりそうなだけに、
神河謀反よりも期待がある。

《真髄の針/Pithing Needle》、《双つ術/Twincast》はその最たるもの。
《真髄の針》は何らかの禁止能力も面白いし、
何せこのカードは1マナなので親和にそのまま投入してバランスを崩さないという、
なんとも都合のいいアーティファクトでもある。

また、《双つ術》は《Fork》という元祖があるとはいえ、
《狡猾な願い/Cunning Wish》から撃つような技が青単で可能にさえなっている点が、
(青くなっていることが)
非常に評価出来る面であり、これも期待の1枚であることは間違いない。

タイプ1で対戦相手の決め手や《Time Walk》を撃たれた時に、
お手軽に逆手にとれる手段の存在はあなどれない。

前回は完全茶単の親和を作って出場して5勝1敗。
あの親和でなら優勝も狙えそうな感はあるが、
同じデッキで出たんじゃ面白みがないと思い、
別のデッキを考える事にした。

相変わらず自分はアーティファクトが大好き。

指定コストなぞ関係ないところが非常にいい。
《Mishra’s Workshop》もぶっ壊れてて面白い。

今回は、
食物連鎖ゴブリンか茶色デッキの二択だった。
サイドボーディング後の戦いを考えると、
ゴブリンよりも茶色デッキのほうがより難易度が高そうなので、
難易度の高いほうを選択。

それに、食物連鎖ゴブリンは完成型デッキなので、
あまり練りようもない。

《食物連鎖/Food Chain》
《ゴブリン徴募兵/Goblin Recruiter》
《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》

という3枚のシステムが完成されていて、
これ以上もこれ以下もないというコンビネーション。

それに比べると茶色はまだまだ眺めがいのあるものが多い。
食物連鎖ゴブリンはもっと小さい大会のときに遊んでみたい。

というわけで茶色。
親和のようなアグレッシブなデッキではなく、
今回はStax。

わからない人のために簡単に説明を入れると、
茶単コントロールという感じのデッキ。
《煙突/Smokestack》
《虚空の杯/Chalice of the Void》
《世界のるつぼ/Crucible of World》などを使用し、
状況のコントロールしていくデッキの事をさす。
《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder》の「墓地と場のアーティファクトの入れ替え」を駆使し、
場を完全に制圧する事も珍しくない、タイプ1主流デッキの一角を成す。

デッキタイプというか、どのカードでコントロールをするかという要部分は一緒だが、
人によって作りがかなり違う。
多くのデッキは茶単タッチ青赤という感じになっている事が多い。
さて構築。
コンセプトはStaxだが、作りはやっぱり自分流。
カード単体、及び組み合わせへの熟知さえあれば、
あとはどうにかなる。
引きさえ普通なら。

-メイン-
4《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder》
2《映し身人形/Duplicant》
2《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》
1《白金の天使/Platinum Angel》
1《トリスケリオン/Triskelion》
1《隔離するタイタン/Sundering Titan》
1《銀のゴーレム、カーン/Karn, Silver Golem》
1《Wheel of Fortune》
4《煙突/Smokestack》
3《姥の仮面/Uba Mask》
3《虚空の杯/Chalice of the Void》
3《世界のるつぼ/Crucible of World》
1《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》

1《三なる宝球/Trinisphere》
1《精神隷属器/Mindslaver》
1《Mana Crypt》
1《魔力の櫃/Mana Vault》
1《Sol Ring》
1《Black Lotus》
1《Mox Pearl》
1《Mox Sapphire》
1《Mox Jet》
1《Mox Ruby》
1《Mox Emerald》
6《山/Mountain》
4《Mishra’s Workshop》
4《Bazaar of Baghdad》
4《不毛の大地/Wasteland》
1《露天鉱床/Strip Mine》
1《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy》
1《Karakas》
1《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea》

-サイド-
1《虚空の杯/Chalice of the Void》
1《映し身人形/Duplicant》
2《無のロッド/Null Rod》
2《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》
1《道化の帽子/Jester’s Cap》
3《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
3《真髄の針/Pithing Needle》
1《Maze of Ith》
———————————
赤いカードは5枚だけ。
やっぱりどっかから、
《Ancestral Recall》入れろだとか《修繕/Tinker》はどうした?
と言う声が聞こえるが、
そんなもんは知ったこっちゃねえのであり、
やりたいようにやる。

そして今回も、

《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus》が

仲間にしてほしそうにこちらを見ている。

仲間にしますか?

  はい

→いいえ

《ダークスティールの巨像》は寂しそうに去って行った。


仲間にしなかった《ダークスティールの巨像》はほっておくとして、
サイドは当日に《真髄の針》を借りる事で完成。
自分で持ってないのかって?持ってません。
親和は前回も全然いなかったので、
サイドも親和系をメタるより他への対策を考えたかった事が理由で《真髄の針》。

前回とは違い、
平均キルターンは遅いが、
複雑で面白い動きをするデッキが出来上がった。
言うまでもないが、
1ターン目、《Mishra’s Workshop》→《三なる宝球》。
2ターン目、《世界のるつぼ》と《露天鉱床》で完全ロック完了。
という2ターンキルは存在する。
1枚制限カードを2種とも引かないとならないが。
(対戦相手次第では《不毛の大地》でもOKになるので、《三なる宝球》だけが必須とも言える。)
それ以外のデッキの詳細はちょっと割愛。

親和と違って複雑な要素があまりに多く、
それだけでコラム1つ分、もしくはそれ以上の量になりかねない。
デッキの詳細を知りたいというリクエストでもあれば、

別コラムで書こうかとは思う。
そういえば、また《魔力流出/Energy Flux》で投了するデッキになってしまった。
前回と違うのはコントロールカード次第では張られない&壊せるだけマシか。

結果は次回へ。

ではまた。




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