台湾旅行記その2。

11/26
夜更かしをし過ぎて、昼に起きる。
雨も結構強かったので、あまり問題は無し。
地下鉄で移動した後、
TKKフライドチキンという、
どこかからパクって来たような店名に行ってみた。
が、あまりの不味さに驚く。

ちなみに、ここのフライドポテトを食べたら、
サツマイモだった。
二人で1セットにしておいてよかった。

結局歩きまわるだけ歩いて、
ステーキハウスに入った。
使っている牛肉が、
オーストラリアかニュージーランドかアメリカらしい。
(おそらく和牛は高すぎて入荷出来ないのだと思う)
和牛大好きな自分には満足しないであろうお店と思ったが、
霜降り頼んでみたら、案外と美味しくて安心した。
なお、霜降り7オンス(約200g)で、
ドリンクバー等がついて300元(900円)。

考えてみるとこれも結構安いお値段だ。
900円で日本でステーキなど食べようものなら、
ロクなものを食べられない。
和牛ではないとはいえ、霜降りなど900円では普通無理だ。
七式は18オンス(約500g)の厚切りステーキを注文。
これも強烈なボリュームだったが、味は悪くなかった。
このお店は55オンス(約1560g)のステーキ等も注文出来る。
一人で食べ切ると写真付きでお店に飾ってもらえるらしい。
1kg超える肉を一人で食べるのは相当ハードのような。
食べたい人は55オンス以上も注文可。

食べた後は、ホテルに戻ってウィンストンドラフトとEDH。
こればっかりやってる気がしないでもない。
夜8時を過ぎてから、
近くにあった品の良さそうな居酒屋に行く事に。

雰囲気はとてもいいが、メニューがどこかおかしい。
カクテルのメニューに、
・忍者
・武士(どうしてかフリガナがサムライ)
・京都プリンセス
という名前があるだけではない。
食べ物のメニューも明らかにおかしい。
・マグロスパイシーロール
・炙りサーモン寿司キャラメル風味
マグロスパイシーロールは百歩譲って認めよう。
アメリカでも似たようなメニューを食べた事がある。
だが、サーモンでキャラメル風味はありえない。
どんな精神状態ならこれを作り出せるというのか。
喫茶マウンテンじゃあるまいし。

もちろん、この5種全部頼んだ。
忍者と武士と京都プリンセスはなんら問題なく飲めた。
寿司2種は殺意が湧いた。
とくにキャラメルのほう。
シャリまで甘いとは。
ここのシェフ、寿司食べた事無いんじゃないだろうか。
漫画、美味しんぼの台詞、
「この寿司はニセモノだ。食べられないよ。」
という単語だけが頭の中を支配していた。

この謎の居酒屋では、
浜崎あゆみや西野カナの曲がかかっていた。
そういえば街中を歩いていた時はAKBの曲を聞いたので、
台湾ではJ-POPは結構受けがいいのかもしれない。

11/27
のんびりと起きて、
台湾のMTGショップを探す&おみやげ購入をすることに。
昼ごはんでは、
蛙の料理、おかゆ、海老シューマイ、海老とピータンの炒め物。
これは結構いい金額で一人2500円。
やっぱりこっちでも高級な料理は高い。
蛙は何処に行っても高いのだろうか。
夜はこれより豪華に、
一人3000元(9000円)くらい使って夕食を
という予定だったが、
これが不思議な偶然で変更される事となる。

昼食後に街中を歩いても、
これと言って買うものが無かったので、
マジックのお店を探す事にした。
地下鉄に乗り、2kmほど歩いて見つけた1軒目。
薄暗いショップで、
開いているのか閉まっているのかわからない。
中に入ってみて
「Excuse me」
と言ってみたら、
おじさんが一人出てきた。
「Open?Close?」
と聞いたら、
「Open」
とだけ返答してくれた。
が、このおじさん、めちゃくちゃ無愛想で、
接客らしい接客をせず、
ガラスケース越しのPCでオンラインゲームを始めてしまった。
ガラスケースの中は、
日本のガンダムウォーやトレカが埃をかぶっている。
ガラスケースの上はうず高く積まれたマジックのコモンが、
やっぱり埃をかぶっている。
なお、
「埃をかぶっている。」
という表現は一切誇張ではない。
本当に埃だらけなのだ。
触ってみたら、指が埃だらけになった。
多分何ヶ月もこのまま放置されているんだろう。
それでも、シングルカードは最新セットのラヴニカへの回帰まで置いてあった。
これで経営出来ているんだろうか。
不思議なお店だ。
一応特価品がなかなかお買い得だったので、
それだけ買って出ようとしたら、
「お前たち、もっと品揃えのいいショップ行きたいなら、
 こっちへ行きな。ここよりいいシングルカードがある。」
と英語で言われた。
おじさん、とても無愛想なのに、
最後の親切で驚いた。
東京のカードショップに行って、
「他のカード探したいならこのへん行ってみたら?」
なんて絶対言われない事を考えても、
このおじさんの対応は普通出来る事ではない。
人がいいのか、それとも他に考えがあるのか。

このおじさんのお店を出た後、
おじさんの案内のお店に行ってみる事にした。

おじさんの案内のお店1軒目。
ホテルからすぐで、タクシーで初乗りプラスアルファでいけた。
ちなみに台湾のタクシーは初乗りで70元(210円)だ。
日本のタクシーの1/3くらい。
お店にたどり着くと、
お店は閉まっていて、張り紙がしてある。
中国語だけどなんとなく意味がわかった。
「GP台北行った後だから休むわ。
 明後日くらいまでお休みだよ。ごめんねー。」
…おのれ。

おじさんの案内のお店2軒目。
1軒目から2kmは歩いただろうか。
超がつくほど大当たり。
入ってみたら明るくてとてもいい雰囲気。
フリーでプレイしている人もいるし、
なんと、店員さん、日本語が通じる。
話していたら、6人集めてくれてドラフトをすることに。
ラヴニカへの回帰でドラフトは初めてだ。
8人でドラフトのするのは久々だ。

1パック目、
レアのところに、《神聖なる泉/Hallowed Fountain》ご登場。
「レア、取り切り?」
と聞いてみたら、
「取り切り」
と返答が。
欲に負けるCardshop Serraの店主。
「2順目からが本当のドラフトだ!
 目にモノを見せてくれるわ!」

2パック目、
レアのところに、《蒸気孔/Steam Vents》ご登場。
ドラフトの参加料金は日本と変わらない1000円。
1秒くらい考えて、
欲に負けるCardshop Serraの店主。
「2順目からが本当のドラフトだ!
 目にモノを見せてくれるわ!」

3パック目、
さすがにギルドランド引かなかった。
他者から流れてきた、
矢来の巨人/Palisade Giant
ピックして、あとは色の合っているカードを揃えてデッキ構築。

白メインの白青タッチ赤。
地上を固めて、飛行部隊が殴る、という王道戦略で、
ギルドランド両方使う素晴らしいデッキに仕上がる。
フィニッシャーはいないが、
鉄壁のカード、《矢来の巨人》が心強い。
飛行クリーチャーも多くバランスは文句なし。

第1回戦目:白青 ◯◯
 1デュエル目、相手があまり動いてこなかったので、
 飛行部隊が相手を殴り倒す。
 2デュエル目、土地が事故る。
 相手が重いデッキだったためか、
 こちらの土地がそろったあたりでいい勝負になる。
 にらみ合いが続いた後に、
 相手が《至高の審判者、イスペリア/Isperia, Supreme Judge》をプレイ。
 1発だけ殴られたが、《報復の矢/Avenging Arrow》で除去して、
 こちらの飛行部隊で蹂躙。

第2回戦目:白緑タッチ青(七式) ◯◯
 「台湾にきてまで当たってどうすんだよ」
 「俺だってこんなとこでSerraさんと当たりたくねえですよ!」
 「こっちだって同じ気持ちだ!」
 「当たるなら3戦目に当たりたいですよ、勝てる気しねえですよ!」
 2デュエルとも基本戦略、下を固めて上で殴るで勝ち。
 3マナでパワー2の飛行が6体もあると強い。

第3回戦目:黒赤 ◯☓◯
 1デュエル目は互いに「ブロック」という言葉の存在しない殴り合い。
 スピードのあるこちらの勝ち。
 2デュエル目は全力で事故ったこちらの負け。 
 3デュエル目は互いに土地しか引かない事故でにらみ合い。
 相手が《ならず者の道/Rogue’s Passage》をセットして、
 《オーガの脱獄者/Ogre Jailbreaker》を置き、
 《流血の家の鎖歩き/Gore-House Chainwalker》を解鎖でプレイし、
 優位に立つが、
 こちらは4ターン先を見据えたバンザイ・アタックが功を奏し、
 (簡単に言うと、相手がGate土地を引かない事に賭けた)
 最後は《矢来の巨人/Palisade Giant》が降臨した後、
 タッチで入れた《馬力充電/Dynacharge》で残り4ライフを削りきり勝利。

欲に負けてギルドランド取った割には、
かなりバランスのいいデッキが作れて、
結果は全勝。
ドラフト卓にいた人たちも、
「優勝者が、初手で2回もギルドランド取り、
 しかもラヴニカへの回帰でドラフト初めてだった」
なんて知らなかっただろう。

ドラフトが終わった後は、
日本語の通じる店員さんに、
「一緒にご飯に行きませんか?」
と言ってみたら、
このショップのオーナー、店長も含めて、
合計5人での食事に行く事に。

鍋を囲もうという話になり、
台湾風しゃぶしゃぶのお店に行った。
(正式な名前があるかもしれないけれど、わからなかった。)
見た目はこんな感じ。

白いほうは白湯(パイタン)鍋。
赤いほうは麻辣鍋。(激辛鍋)
白湯はあっさり味で、
誰でも食べられる優しい味。
麻辣鍋は、辛いもの大好きな人にはお薦め。
この麻辣鍋には鴨血を入れて食べた。
現地での読みは「ヤーシェ」らしい。
鴨血とは読んで字のごとく、
鴨の血を塩で固めたもの。
食感はプリン。
日本人は苦手な人が多いと、
現地の方が言っていたが、
自分は平気だったし、
むしろ好みの味だった。
そして白湯鍋より麻辣鍋。
とてもいい辛さ。

この料理店のメニューを写真に撮ってきた。

牛舌…牛タソ

タソ?

雪花猪肉…トソトロスライス

トソ?

牛筋…牛スヅ

スヅ?

大腸頭…豚木ルモソ

ルモソ?

いや、木ルモソ?

可愛い。
カタカナの「ン」と「ソ」
「ツ」と「シ」の区別が出来ていないらしい。
それどころか、
カタカナの「ホ」と漢字の「木」までごっちゃになっている。
なんだか可愛い。

誤植全開のこのお店だが、
味はとても良かった。
今回の台湾旅行の中で一番だった。
教えてもらわなかったら、入る事も無かったお店だっただけに、
とても嬉しく、
全額自分が出そうと思っていたら、
なんと、このカードショップのオーナーさん、
初対面の我らの分まで出してくれた。
「自分のほうが払いますよ!」
と言ったが、
快く、「気にしないでくれ」と言ってくれた。
まさか初対面の人に夕食をおごってもらうとは思わず、
とても驚いた。

ギルドランドを2連続で引いたドラフト全勝した事と、
この夕食をおごってもらった事を、
一緒にいた七式からは、
「生まれた時のキャラメイクで、
 パラメータを力とか体力に割り振らずに、
 運にだけ割り振っただろ。」
と言われた。
たしかに、
力と体力に割り振った覚えはない。

そしてホテルに戻ってからも、
ウィンストンドラフトとEDHやって就寝。

11/28
帰国。

今まで、10回以上海外に行ったが、
台湾は最も食事のコストパフォーマンスが良かった。
親日国という事もあり、
親切に対応してくれる事も多いし、
日本語が通じる人も多い。
言語の問題も含めて、
海外旅行がちょっと怖いと思っている人には、
ハワイと台湾はお薦め。
物価の安さと日本人の食の好み、
旅行代金の安さなどを総合すると、
台湾は最もお薦めと言ってもいい。
行った事がない人は是非。

ではまた。



記事作成日:2012/12/06



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