オールドスクールデッキ紹介その１２(赤緑)
記事作成日：2021/02/22 執筆：加藤英宝
オールドスクールのパワー９の無い赤緑のデッキをという事で。
前にも紹介した気がするけれども。
今回はわかりやすく右側にセット名を。
このデッキは
Revised、第４版、クロニクル
のみで構築可能なオールドスクールのデッキ。
-クリーチャー１９枚-
4《アーナム・ジン/Erhnam Djinn》クロニクル
4《密林の猿人/Kird Ape》Revised版
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》第４版
4《エルフの射手/Elvish Archers》第４版
3《巨大戦車/Juggernaut》Revised版
-インスタント８枚-
2《巨大化/Giant Growth》第４版
4《稲妻/Lightning Bolt》第４版
2《崩壊/Crumble》第４版
-ソーサリー７枚-
2《火の玉/Fireball》第４版
2《ハリケーン/Hurricane》第４版
2《地震/Earthquake》第４版
1《新たな芽吹き/Regrowth》Revised版
-エンチャント１枚-
1《森の知恵/Sylvan Library》第４版
-アーティファクト４枚-
3《ネビニラルの円盤/Nevinyrral’s Disk》第４版
1《太陽の指輪/Sol Ring》Revised版
-土地２１枚-
4《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》第４版
9《森/Forest》第４版
8《山/Mountain》第４版
-サイドボード１５枚-
4《赤霊破/Red Elemental Blast》第４版
4《アルゴスのピクシー/Argothian Pixies》クロニクル
1《ネビニラルの円盤/Nevinyrral’s Disk》第４版
1《崩壊/Crumble》第４版
2《野火/Flashfires》第４版
3《津波/Tsunami》第４版
—————
贅沢を言えば、
《Taiga》を入れたいし、
《稲妻の連鎖/Chain Lightning》も入れたい。
けれども、
ある程度、ある程度の相手であればこのデッキでだいたい戦える。
このデッキは完全純正にこだわらなければとても安い。
というより、
このデッキを完全純正にこだわるくらいの気持ちがある人は、
《Taiga》のReivsed版くらいは持っているはずだ。
なので、
「ここからでもオールドスクールに入る！」
という人のためのもの。
ちょっと面白そうなので、
ただのオマケ程度に純正版で書き直してみよう。
一応基本セット部分はUnlimited版で。
これをβにするともっと高くなる。
-クリーチャー１９枚-
4《アーナム・ジン/Erhnam Djinn》アラビアンナイト
4《密林の猿人/Kird Ape》アラビアンナイト
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》Unlimited版
4《エルフの射手/Elvish Archers》Unlimited版
3《巨大戦車/Juggernaut》Unlimited版
-インスタント８枚-
2《巨大化/Giant Growth》Unlimited版
4《稲妻/Lightning Bolt》Unlimited版
2《崩壊/Crumble》アンティキティー
-ソーサリー７枚-
2《火の玉/Fireball》Unlimited版
2《ハリケーン/Hurricane》Unlimited版
2《地震/Earthquake》Unlimited版
1《新たな芽吹き/Regrowth》Unlimited版
-エンチャント１枚-
1《森の知恵/Sylvan Library》レジェンド
-アーティファクト４枚-
3《ネビニラルの円盤/Nevinyrral’s Disk》Unlimited版
1《太陽の指輪/Sol Ring》Unlimited版
-土地２１枚-
4《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》アンティキティー
9《森/Forest》Unlimited版
8《山/Mountain》Unlimited版
-サイドボード１５枚-
4《赤霊破/Red Elemental Blast》Unlimited版
4《アルゴスのピクシー/Argothian Pixies》アンティキティー
1《ネビニラルの円盤/Nevinyrral’s Disk》Unlimited版
1《崩壊/Crumble》アンティキティー
2《野火/Flashfires》Unlimited版
3《津波/Tsunami》Unlimited版
—————
・・・どう考えても《アーナム・ジン》がきつい。
あとレジェンドの《森の知恵》も。
現時点でこの２種、
Cardshop Serraのお値段で
《アーナム・ジン》アラビアンナイト：59,800円
《森の知恵》レジェンド：39,800円
と、どちらも高額。
特に《アーナム・ジン》は4枚必要なこともあり、
ちょっとオールドスクールの入門で突っ込むにはきつい金額だ。
デッキとして結構重要なカードは《ネビニラルの円盤》。
メインでいらないかなー？
なんて思っても必ずサイドボードには忍ばせておこう。
オールドスクールの世界での大切なリセットカード。
代替品が一切無いので、これだけは持っておきたい。
昔から
「困ったらディスクで流せ。」
が基本。
(ディスク＝ネビニラルの円盤の事。)
あとはアーティファクト単を意識しないのであれば、
《アルゴスのピクシー》は不要。
どちらかと言えば簡単に組める黒単のほうが驚異かもしれないので、
サイドボードは《疾風のデルヴィッシュ/Whirling Dervish》４枚積みもアリ。
黒単色でこれを止められるカードは、
《ミシュラの工廠》と《巨大戦車》くらいしかない。
そしてこの２つはこのデッキなら《稲妻》か《崩壊》で対処可能だ。
《疾風のデルヴィッシュ》が止まらなければ黒はほぼ負けだ。
ちなみに
《疾風のデルヴィッシュ》は初出はレジェンド。
第４版に再録されているので簡単に入手可能だ。
というわけで、
この赤緑に興味を持った人、
オールドスクールやってみたい！と思った人、
あまり深く考えずにクロニクル版、第４版、Revised版で組もう。
余裕があったら《Taiga》買おう。
《Taiga》を買うたびに、
《森》か《山》を抜けばOK。
《Taiga》が増えるたびに《密林の猿人》の安定力が変わるので、
《Taiga》はあったらありがたい。
《Taiga》は少々手が出にくとも、
このデッキはとにかく安値で組める。
昨今のスタンダード環境に比べたら全然お金もかからない。
禁止カード乱発、印刷が雑、環境が変わりすぎて困る、
色々な問題を抱えるスタンダードよりも、
「とりあえずやってみよっか。」
で気軽に始められる世界のほうが、
環境的にもお財布的にも優しい。
まだオールドスクールをやった事がない人、
このデッキや黒単で始めてみてはいかがだろう。
黒単も結構お安いのでこれまたオススメ。
お客様からの希望があればお安いデッキをこらむにて。
ではまた。
