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再録禁止について2020年版。

今回は前回に引き続き、再録禁止のお話。

もし前回を読んでいない方や、
再録禁止って何?という人がいたらそちらから。

MTGの歴史・再録禁止について。

2020年の4月くらいだろうか。
お客様からの再録禁止カードについての質問やお問い合わせが増えた。
よくある事と言えばよくある事で、
再録禁止カードが高騰すると、
「買うべき?」
「売るべき?」
「再録禁止リストを撤廃してほしい。」
「レガシーやヴィンテージを流行らせたいなら再録して!」

といった話が出やすい。

2020年の9月に入り、
この話題と質問の数は少々加速した。
アメリカのMTG関連のYoutuberが
再録禁止についての声明を出した事で、
その話題に火がついたのが発端なのだそうだ。

これが原因なのだろうけれども、
店主のところへも質問が様々に来たので、
再録禁止について少々書こうかと。

まず、前回の記事でも書いているが、
この再録禁止リストは、
今までに数回の更新が行われていて、
最後の更新は2010年で止まっている。
つまり、もう10年更新されていない。
10年も変わっていないのだから、
今更変わるとも思わないというのが正直なところ。

というよりも変えてはいけないと思っている。
それにはハッキリとした理由がある。
これはよく言われる訴訟問題とは別の理由で。

ひとまず、
多くの再録禁止リスト撤廃希望者のお気持ちはよくわかる。
けれども、再録禁止はどう考えても撤廃はあってはならない。
それは、社の信用というものだから。
WotC社は10年の時間、再録禁止リストに触る事は無かった。
これは変更をしていないのではなく、
放置しているわけでもなく、
WotC社が
「約束を守り続けている」
のと見るべきである。

これを1つの会社の信用だと思う。

この会社の信用というやつが重要で、
以前にWotC社は、

「禁止カードは10年に1枚位にとどめたい。」

という旨を発しているが、
ここ数年は禁止カード乱発状態。
これは当然信用を失う行為だ。
他にも、

「マスターズシリーズはこれが最後。
 もし刷るとしても当分刷らない。」

と発言して2年も経たずにダブルマスターズ発売。
これも信用を失う行為と言えなくもない。

この会社の信用というものは、
会社の行動の色々なところで問われる。

再録禁止リストもその1つだ。
これはユーザーとの約束事とも言えるものでもあるが、
別の視点もあると思う。

それはWotC社、ひいてはMTGそのもののブランド力。
再録禁止リストはブランド力に一役買っている。

・TCGの王様
・25年以上も続いている実績
・高額で取引されるカード達

こういったものが全てブランド力の基礎になっている。
このブランドや約束事という話は、
当然WotC社にとって「縛り」にもなる。
縛られているからこそ自由に再録する事も出来ないが、
縛られているからこそブランド力があるとも言える。
ホイホイと《Black Lotus》やそれ以外の強力カードを再録して、
市場価格をガッタガタにしてしまったら、
MTGのブランド力は落ちていくはず。

これは自分がカードショップを経営してきて、
ある不思議を感じていることにも繋がっている。

それは、カードの価格の高騰と売れ行きのお話。
例えば、1枚2,000円のカードがあった。
これが理由はなんであれ5,000円に高騰。
その後10,000円に、20,000円に、
いつの間にか30,000円も突破。

みんなが
「おいおい、高過ぎだろ。」
といくら言っても売れ行きも高騰も止まらない。
でも1枚2,000円の時が一番「売れていない時期」だったりするのだ。
(念の為に言っておくと高騰したカードが必ず該当するわけではない。)

不思議な事というのはここで、
「上がり始めるとみんな買う。」
というやつがある。
おいおい、だったら最初から買っときゃいいだろう?
と言いたいのだけれども、
集団心理なのか、安い内は見向きもしない。
高くなり始めるとみんなこぞって買いに走る。

これをただの集団心理と片付ける事は出来るかもしれないし、
デッキで使用され需要が増えたのだから当然とも言えるかもしれないが、

「高くなったからこそ買う意味が出来た。」
「高いものを持っているからこそ気持ち的にマウントが取れる。」

というのも理由になる。
安ければ買う意味もないと考えるわけだ。
正確には「安くて在庫が不足しないものは、
誰でもいつでも買えるから買わない選択をしてしまう。
高くなり、供給が追いつかなくなるからこそ欲しくなる心理」
だ。

こういう欲求も理由が「高いから買いたい」であるので、
安くて価値の無いもの(安いブランド)には誰もお金を払わない。

無名の画家が
「あなたの似顔絵描いてあげます。
 1万円下さい。」
と言ってきたら、
だいたいの人は断るだろう。
1万円なんて高い!と思うはずだ。

これを
天野喜孝先生が、
「あなたの似顔絵描いてあげます。
 1万円下さい。」
と言ってきたら、
断る人なんているの?というくらいの話だし、
1万円は安すぎだろ!と思うはずだ。

同じ似顔絵を描くという話でも、
これほどの違いは実力、ブランド力だ。

繋がっていないようで繋がっているお話で、

「《Black Lotus》という代表的なカード1枚が、
 100万円もするようなブランド力があるカードゲームに、
 あの天野喜孝先生が描いたリリアナだからこそ意味がある」

という事でもある。

通称「天野リリアナ」の今の高騰は、
MTGのブランド力と天野喜孝先生のブランド力の両方で成り立っている。
その背景にあるものの1つは再録禁止リストでもあると思う。
直接的つながりではなく、あくまで間接的要素として。
その間接的要素こそが会社の信用であると考えている。

しかし、WotC社への信用は人それぞれでもあるけれども、
近年は信用が下落しているという見方もあると思っている。
理由としては、

・一部のカード(特にクリーチャー)の性能のインフレ化
・再録禁止リスト内のカードの上位互換を出す事
・禁止カードの乱発をして市場やユーザーを困惑させている事
・制作、販売の仕方が変わり過ぎてユーザーを置いてけぼりにしてる事

などが挙げられる。

4つ目の件は、
前述のマスターズシリーズを当分刷らないまたは最後と言っておきながら、
2年も経たずして出した事も該当するが、
他の事も該当する。
偽造防止のためとはいえ、枠の変更や絵違いを乱発。
数々の変わった商品の乱発。
直近だけで、

・Secret Lair Drop Series: Happy Yargle Day! 
・Secret Lair Drop Series: Every Dog Has Its Day 
・Secret Lair Drop Series: Prime Slime 
・Secret Lair Drop Series: Summer Superdrop 
・Secret Lair Drop Series: The Godzilla Lands 
・Secret Lair Drop Series: Thalia: Beyond the Helvault 
・Secret Lair Drop Series: International Women’s Day 2020 
・Secret Lair Drop Series: Theros Stargazing 
・Secret Lair Drop Series: Year of the Rat 
・Secret Lair Drop Series 2019 
・Zendikar Rising Expeditions
・Amonkhet Invocations
・Kaladesh Inventions
・Zendikar Expeditions
・War of the Spark Mythic Edition
・Ravnica Allegiance Mythic Edition
・Guilds of Ravnica Mythic Edition
・Ponies: The Galloping

このくらいの量がある。
さすがにこの量は追いかけるだけでも大変だ。
ちょっと前までは、
コンプリートセットを作る事がそれほど難しく無かったが、
最近は最新セットのコンプリートを作る事が結構難しい。
一番わかりやすいのは基本セット2021の時の支配者、テフェリー / Teferi, Master of Timeだろう。
画像を見てもらうとわかるが9種類ある。


9種類という事は、
ノーマルとFoil合わせて18種類。
さすがにこれはやりすぎだ。
加えて、コレクターズ・アイテム的販売戦略が著しく、
ユーザーの財布の中身と探す力の両方がついていけなくなっているだろう。
これはスマホゲーム業界によくある、
「集金活動に走りすぎ。」
と言われる状況に似ている。

スマホゲームではアップデートを繰り返してゲームバランスの調整をして、
新しいコンテンツとサービスの配信で課金をしてもらうのが基本。
スマホゲームで会社の信用を失う事といえば、
こういった集金活動に走りすぎと言われるサービスを配信する事や、
アップデート(またはバグ)でゲームバランスを崩壊させる事。

スマホゲームでもブランド力や会社の信用が全てと言ってもいい。
極論、「どんなクソゲーであろうとも、
ブランド力と会社の信用だけである程度売れてしまう」
という現実さえある。
とは言っても、
やはりそのブランド力と会社の信用にあぐらをかきすぎれば、
ある日突然に会社が傾くなんて事は往々にしてある事。
そのためにも会社は企業努力を怠らず、
また、信用の維持に努める事は大切だ。

上記のような販売戦略で信用を落とす一面があろうとも、
それでもWotC社の信用はいまだ健在の部分もある。
再録禁止リストはその信用の維持を担っている一端だと思う。
再録禁止リストは18年間、
リストそのものの変更は一切無しだ。
2010年に一度はFoilをOKした事も廃止し、
この10年、それを守り続けている事はWotC社の大きな信用。
この信用と長きに渡ってTCGの王様として君臨したブランド力があるからこそ、
我々MTGプレイヤーは「安心して」このゲームを楽しめる。
もちろん根本的なゲームシステムの素晴らしさもその信用とブランドの根底にあるが、
その素晴らしさを今更説明する必要は無いはず。

安心して遊べる事の大切さは、
案外と気付けない大切さだ。
安心と刺激の両方を求めたがるのが人間というものだが、
だいたいにおいては安心がないと遊べない。
「0.0001%の確率で本当に死ぬ絶叫マシン」
なんてものがテーマパークにあったら誰も乗りたがらない。
老若男女問わずに楽しめるからこそテーマパークだ。
それと同じで、
多くの人がプレイし、長く存続し、
カードの相場市場が安定している事は、
現行プレイヤーとこれから始める人の両方への安心につながる。

ブランドの安売りはすべきではないし、
安心と信用があってこそ会社もユーザーも成り立つと考えられる。

そのための再録禁止リストではないかと思う。

これが店主が再録禁止リストを撤廃すべきでないと思う理由だ。

ここまで書いて一区切りついたので、
今回はここまで。
再録禁止の話題についてはまだ続く。

ではまた。

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