EDHデッキ紹介その142(Gargos, Vicious Watcher/凶暴な見張り、ガーゴス)
記事作成日:2020/08/23 執筆:加藤英宝
今回のEDHデッキ紹介は、当店のスタッフが作成したデッキリストをご紹介します。
以下の文章は、すべてスタッフが編集しております。
今回はお客様からの要望で、「ハイドラ」をテーマとしたデッキのご紹介です。
2020年8月時点で
「伝説のクリーチャー ハイドラ」は7種類しかいない、希少な存在です。
その中から、最も今回のテーマに合うと考えたジェネラルにてデッキの構築をしました。
今回のジェネラルはこちら。
《凶暴な見張り、ガーゴス/Gargos, Vicious Watcher》
コスト:3緑緑緑
伝説のクリーチャー ハイドラ(Hydra)
警戒
あなたがハイドラ(Hydra)呪文を唱えるためのコストは(4)少なくなる。
あなたがコントロールしているクリーチャー1体が呪文の対象になるたび、
あなたがコントロールしていないクリーチャー最大1体を対象とする。
凶暴な見張り、ガーゴスはそれと格闘を行う。
8/7
レア
デッキは以下。
ジェネラル: 《凶暴な見張り、ガーゴス/Gargos, Vicious Watcher》
-クリーチャー 22枚-
《残忍なハイドラ/Feral Hydra》
《起源のハイドラ/Genesis Hydra》
《英雄たちを破滅させるもの/Heroes’ Bane》
《名誉あるハイドラ/Honored Hydra》
《頭巾被りのハイドラ/Hooded Hydra》
《ハイドラの繁殖主/Hydra Broodmaster》
《飢餓ハイドラ/Hungering Hydra》
《雑食のハイドラ/Hydra Omnivore》
《カロニアのハイドラ/Kalonian Hydra》
《鉄鱗のハイドラ/Ironscale Hydra》
《生命線のハイドラ/Lifeblood Hydra》
《マナ喰らいのハイドラ/Managorger Hydra》
《霧裂きのハイドラ/Mistcutter Hydra》
《ネシアン未開地の荒廃者/Nessian Wilds Ravager》
《オラン=リーフのハイドラ/Oran-Rief Hydra》
《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater》
《始源のハイドラ/Primordial Hydra》
《変幻のハイドラ/Protean Hydra》
《鋼喰みのハイドラ/Steelbane Hydra》
《ウルヴェンワルドのハイドラ/Ulvenwald Hydra》
《巨森のハイドラ/Vastwood Hydra》
《大食のハイドラ/Voracious Hydra》
-インスタント 11枚-
《激励/Invigorate》
《変異原性の成長/Mutagenic Growth》
《巨森の蔦/Vines of Vastwood》
《顕在的防御/Blossoming Defense》
《レインジャーの悪知恵/Ranger’s Guile》
《エルフの憤激/Elvish Fury》
《狩りの報奨/Bounty of the Hunt》
《自然の要求/Nature’s Claim》
《俗世の教示者/Worldly Tutor》
《自然への回帰/Return to Nature》
《活性の力/Force of Vigor》
-ソーサリー 7枚-
《自然の知識/Nature’s Lore》
《三顧の礼/Three Visits》
《不屈の自然/Rampant Growth》
《木霊の手の内/Kodama’s Reach》
《耕作/Cultivate》
《ニッサの巡礼/Nissa’s Pilgrimage》
《新たな芽吹き/Regrowth》
-エンチャント 8枚-
《森の知恵/Sylvan Library》
《開拓地の包囲/Frontier Siege》
《肥沃な大地/Fertile Ground》
《繁茂/Wild Growth》
《楽園の拡散/Utopia Sprawl》
《ガラクの蜂起/Garruk’s Uprising》
《解き放たれた繁栄/Unbound Flourishing》
《倍増の季節/Doubling Season》
-アーティファクト 18枚-
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
《金属モックス/Chrome Mox》
《魔力の墓所/Mana Crypt》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《秘儀の印鑑/Arcane Signet》
《摩滅したパワーストーン/Worn Powerstone》
《スランの発電機/Thran Dynamo》
《金粉の水蓮/Gilded Lotus》
《連合の秘宝/Coalition Relic》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《厳かなモノリス/Grim Monolith》
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《速足のブーツ/Swiftfoot Boots》
《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》
《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》
《エメラルドの大メダル/Emerald Medallion》
《ウルザの保育器/Urza’s Incubator》
《通報の角笛/Herald’s Horn》
-土地 33枚-
《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
《霧深い雨林/Misty Rainforest》
《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
《虹色の眺望/Prismatic Vista》
《ギャレンブリグ城/Castle Garenbrig》
《古えの墳墓/Ancient Tomb》
《発明博覧会/Inventors’ Fair》
《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》
《祖先の道/Path of Ancestry》
《魂の洞窟/Cavern of Souls》
《爆発域/Blast Zone》
《ヤヴィマヤのうろ穴/Yavimaya Hollow》
《屍肉あさりの地/Scavenger Grounds》
19《森/Forest》
—
デッキの基本的な動きは、
《凶暴な見張り、ガーゴス/Gargos, Vicious Watcher》を素早く戦場に出し、
他のハイドラを大量展開して相手を圧倒して倒します。
瞬殺コンボと呼べるものは一切なく、
純粋なクリーチャーのダメージでのみで勝利を目指します。
ただし、以下のカードが戦場に揃い、
マナ・コストに(X)を含むハイドラ呪文を唱えると、
最低でも16個の+1/+1カウンターが乗ってハイドラが出てくる面白い状況になります。
《凶暴な見張り、ガーゴス》
+《解き放たれた繁栄/Unbound Flourishing》
+《倍増の季節/Doubling Season》
この場合、数体のハイドラが戦場に出るだけで、
速やかに相手を倒すことができるでしょう。
また、《凶暴な見張り、ガーゴス》自体のパワーが8あるので、
ジェネラルダメージ21点も狙いやすいです。
《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》を付けるだけで
パワーが11になるので、2回の攻撃で
ジェネラルダメージ21点以上を与えることも可能です。
なお、緑単色ということで、
普通は戦場への干渉、特にクリーチャーへの干渉が少なくなりがちですが、
そこはジェネラルの2つ目の能力が生かされます。
《エルフの憤激/Elvish Fury》をバイバックして、
毎ターン《凶暴な見張り、ガーゴス》と相手のクリーチャーを格闘させることも可能ですし、
《顕在的防御/Blossoming Defense》等で相手の除去から身を守りつつ、
格闘により、相手のクリーチャーだけ一方的に倒すことも可能です。
そんな対象を取る呪文の中でも面白い効果を持つカードがこちら。
《狩りの報奨/Bounty of the Hunt》
コスト:3緑緑緑
インスタント
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、
あなたの手札にある緑のカード1枚を追放することを選んでもよい。
1体か2体か3体のクリーチャーを対象とし、それらの上に3個の+1/+1カウンターを割り振って置く。
これによりあなたがクリーチャーの上に置いた各+1/+1カウンターについて、
次のクリンナップ・ステップの開始時にそのクリーチャーから+1/+1カウンターを1個取り除く。
アンコモン
普通にマナコストを支払っても悪くない効果ですが、
ピッチコストで唱えることによって、相手が予期しないタイミングで格闘を行うことが可能です。
最大で3体を対象に取ることができるので、
戦場の状況次第では、相手の厄介な小型クリーチャーを一瞬で3体倒すことも可能です。
今回はテーマを「ハイドラ」としたため、他の種族のクリーチャーは一切採用しませんでしたが、
ハイドラとの組み合わせ次第で、他のクリーチャーを採用してもいいかと思います。
今回ご要望いただきましたお客様もご参考にしていただいて、オリジナルのデッキを組んで遊んでいただければ幸いです。
ではまた。