EDHデッキ紹介その137(Balan, Wandering Knight/放浪の騎士、バーラン)
記事作成日:2020/08/02 執筆:加藤英宝
今回のEDHデッキ紹介は、当店のスタッフが作成したデッキリストをご紹介します。
以下の文章は、すべてスタッフが編集しております。
今回は白単色のジェネラルの中では数少ない、
ジェネラルダメージ一撃21点以上による勝利を狙えるデッキのご紹介です。
最近は白の役割が、昔の全体破壊が強い構成から、
クリーチャー強化を中心とした構成になっているためか、
EDHではジェネラルダメージ21点による勝利を狙いやすくなっています。
しかし、そんな強化されたクリーチャーたちの中でも、
一撃でジェネラルダメージ21点以上を狙えるクリーチャーは
現状では今回のジェネラルと
《ハルシオンの目撃者、エヴラ/Evra, Halcyon Witness》
くらいではないでしょうか。
今回のジェネラルはこちら。
《放浪の騎士、バーラン/Balan, Wandering Knight》
コスト:2白白
伝説のクリーチャー 猫(Cat)・騎士(Knight)
先制攻撃
放浪の騎士、バーランに装備品(Equipment)が
2つ以上つけられているかぎり、これは二段攻撃を持つ。
(1)(白):あなたがコントロールする装備品を
すべて放浪の騎士、バーランにつける。
3/3
レア
デッキは以下。
ジェネラル: 《放浪の騎士、バーラン/Balan, Wandering Knight》
-クリーチャー 9枚-
《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》
《純鋼の聖騎士/Puresteel Paladin》
《上級建設官、スラム/Sram, Senior Edificer》
《鋳造所の検査官/Foundry Inspector》
《模範となる者、ダニサ・キャパシェン》
《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
《太陽のタイタン/Sun Titan》
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
《石切りの巨人/Stonehewer Giant》
-インスタント 3枚-
《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
《流刑への道/Path to Exile》
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
-ソーサリー 2枚-
《鋼打ちの贈り物/Steelshaper’s Gift》
《武器庫の開放/Open the Armory》
-エンチャント 2枚-
《土地税/Land Tax》
《シガルダの助け/Sigarda’s Aid》
-アーティファクト 50枚-
《Jeweled Amulet》
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
《金属モックス/Chrome Mox》
《モックス・アンバー/Mox Amber》
《オパールのモックス/Mox Opal》
《水蓮の花びら/Lotus Petal》
《魔力の墓所/Mana Crypt》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《秘儀の印鑑/Arcane Signet》
《友なる石/Fellwar Stone》
《虹色のレンズ/Prismatic Lens》
《乳白色のダイアモンド/Marble Diamond》
《冷鉄の心臓/Coldsteel Heart》
《思考の器/Thought Vessel》
《精神石/Mind Stone》
《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice》
《砕けたパワーストーン/Fractured Powerstone》
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《蜘蛛糸の網/Spidersilk Net》
《骨の鋸/Bone Saw》
《聖戦士の盾/Cathar’s Shield》
《調和者隊の盾/Accorder’s Shield》
《信頼おける山刀/Trusty Machete》
《ニューロックの滑空翼/Neurok Hoversail》
《ルーン刻みの鍾乳石/Runed Stalactite》
《皮剥ぎの鞘/Flayer Husk》
《幽霊火の刃/Ghostfire Blade》
《ゴーレム皮の篭手/Golem-Skin Gauntlets》
《レオニンの円月刀/Leonin Scimitar》
《血鍛冶の戦斧/Bloodforged Battle-Axe》
《発明者のゴーグル/Inventor’s Goggles》
《ダークスティールの斧/Darksteel Axe》
《手甲/Shuko》
《バジリスクの首輪/Basilisk Collar》
《創意工夫の傑作/Masterwork of Ingenuity》
《大薙刀/O-Naginata》
《頭蓋骨絞め/Skullclamp》
《骨断ちの矛槍/Bonesplitter》
《巨像の鎚/Colossus Hammer》
《速足のブーツ/Swiftfoot Boots》
《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》
《英雄の刃/Hero’s Blade》
《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
《殴打頭蓋/Batterskull》
《先祖伝来の宝刀/Heirloom Blade》
《囁き絹の外套/Whispersilk Cloak》
《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》
《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》
-土地 33枚-
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
《湿地の干潟/Marsh Flats》
《乾燥台地/Arid Mesa》
《虹色の眺望/Prismatic Vista》
《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
《アーデンベイル城/Castle Ardenvale》
《Mishra’s Workshop》
《古えの墳墓/Ancient Tomb》
《発明博覧会/Inventors’ Fair》
23《平地/Plains》
—-
デッキの構成は
《上級建設官、スラム/Sram, Senior Edificer》をジェネラルにした時の
構成に近くなり、装備品主体の構成です。
基本的な動きは《放浪の騎士、バーラン/Balan, Wandering Knight》に
装備品を大量に装備して強化し、素早く相手を倒すことです。
そんな《放浪の騎士、バーラン》の相棒とも言えるカードがこちら。
このカードは、唱えるときは1マナと軽いのに対して、
装備コストが8マナと重く、普通であれば使用することが難しいです。
しかし、《放浪の騎士、バーラン》は
1白でコントロールしている装備品すべてを自身に装備する事が可能なので、
装備コストの重さは気にならなくなります。
そうすると、この《巨像の鎚/Colossus Hammer》を1マナで戦場に出し、
1白で《放浪の騎士、バーラン》に装備することが可能です。
追加で何か1つ装備品があれば、
《放浪の騎士、バーラン》自身の能力で二段攻撃を得るので、
最低でも13/13の二段攻撃による
26点のジェネラルダメージを相手に与えることができます。
《巨像の鎚》は《放浪の騎士、バーラン》が
登場した当時には存在しなかったカードですので、
後から強力な相棒を手に入れたことになります。
このように昔はあまり強力ではなかったカードが、
後から出たカードによって強化されることがある
というのもEDHの1つの魅力でしょう。
今回は軽量の装備品を中心に構築したため入らなかったのですが、
他の装備品の候補カードも以下に記載いたします。
《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》
《肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind》
《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
《戦争と平和の剣/Sword of War and Peace》
《筋腱と鋼鉄の剣/Sword of Sinew and Steel》
《真理と正義の剣/Sword of Truth and Justice》
《神送り/Godsend》
《ピストン式大槌/Piston Sledge》
この攻撃一直線な高火力デッキを是非一度は使ってみてください。
ではまた。