EDHデッキ紹介その135(Zirda, the Dawnwaker/黎明起こし、ザーダ)
記事作成日:2020/07/26 執筆:加藤英宝
今回のEDHデッキ紹介は、当店のスタッフが作成したデッキリストをご紹介します。
以下の文章は、すべてスタッフが編集しております。
今回は古えのカード《Power Artifact》の能力を
ほぼそのまま継承して、
青ではなく白赤の伝説のクリーチャーとして
登場した面白い生物のデッキです。
しかし、《黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwaker》の
下の能力については、少し方向性を変えて、
(1),(T):クリーチャー1体を対象とする。このターン、それではブロックできない。
ではなく、
(4):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。
黎明起こし、ザーダはそれに1点のダメージを与える。
くらいの能力であれば、《厳かなモノリス/Grim Monolith》や
《玄武岩のモノリス/Basalt Monolith》と組み合わせるだけで、
無限マナからの無限ダメージまでできたのが、惜しいです。
今回のジェネラルはこちら。
《黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwaker》
コスト:1(赤/白)(赤/白)
伝説のクリーチャー エレメンタル(Elemental)・狐(Fox)
相棒 ― あなたの開始時のデッキに入っている各パーマネント・カードが、
それぞれ起動型能力を持っていること。
(このカードがあなたの選んだ相棒であるなら、
あなたがソーサリーを唱えられるときならいつでも、
(3)を支払うことでゲームの外部からそれをあなたの手札に加えてもよい。)
あなたがマナ能力でない能力を起動するためのコストは(2)少なくなる。
この効果は、そのコストに含まれるマナの点数を1点未満に減らせない。
(1),(T):クリーチャー1体を対象とする。このターン、それではブロックできない。
3/3
レア
デッキは以下。
ジェネラル: 《黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwaker》
-クリーチャー 17枚-
《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
《歩行バリスタ/Walking Ballista》
《金属細工師/Metalworker》
《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》
《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
《躁の蛮人/Manic Vandal》
《ゴブリンの技師/Goblin Engineer》
《パラジウムのマイア/Palladium Myr》
《イーオスのレインジャー長/Ranger-Captain of Eos》
《太陽冠のヘリオッド/Heliod, Sun-Crowned》
《太陽のタイタン/Sun Titan》
《業火のタイタン/Inferno Titan》
《不遜な歓楽者/Irreverent Revelers》
《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence》
《異端聖戦士、サリア/Thalia, Heretic Cathar》
《セラの高位僧/Serra Ascendant》
《通電式構成物/Voltaic Construct》
-インスタント 9枚-
《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
《流刑への道/Path to Exile》
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
《沈黙/Silence》
《摩耗+損耗/Wear+Tear》
《栄光の好機/Chance for Glory》
《胸躍る可能性/Thrill of Possibility》
《オレリアの憤怒/Aurelia’s Fury》
《混沌のねじれ/Chaos Warp》
-ソーサリー 7枚-
《信仰無き物あさり/Faithless Looting》
《焦熱の合流点/Fiery Confluence》
《安堵の再会/Cathartic Reunion》
《汚損破/Vandalblast》
《Wheel of Fortune》
《グレムリン解放/Release the Gremlins》
《苦しめる声/Tormenting Voice》
-エンチャント 6枚-
《締め付け/Stranglehold》
《死の国からの脱出/Underworld Breach》
《前哨地の包囲/Outpost Siege》
《ヴァンスの爆破砲/Vance’s Blasting Cannons》
《ギラプールの霊気格子/Ghirapur Aether Grid》
《盲従/Blind Obedience》
-アーティファクト 25枚-
《金属モックス/Chrome Mox》
《モックス・アンバー/Mox Amber》
《連合の秘宝/Coalition Relic》
《水蓮の花びら/Lotus Petal》
《魔力の墓所/Mana Crypt》
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
《オパールのモックス/Mox Opal》
《Jeweled Amulet》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《秘儀の印鑑/Arcane Signet》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《冷鉄の心臓/Coldsteel Heart》
《ボロスの印鑑/Boros Signet》
《友なる石/Fellwar Stone》
《厳かなモノリス/Grim Monolith》
《精神石/Mind Stone》
《虹色のレンズ/Prismatic Lens》
《確信のタリスマン/Talisman of Conviction》
《星のコンパス/Star Compass》
《玄武岩のモノリス/Basalt Monolith》
《緋色のダイアモンド/Fire Diamond》
《スランの発電機/Thran Dynamo》
《金粉の水蓮/Gilded Lotus》
《乳白色のダイアモンド/Marble Diamond》
-プレインズウォーカー 2枚-
《屑鉄の学者、ダレッティ/Daretti, Scrap Savant》
《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》
-土地 33枚-
《Plateau》
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
《湿地の干潟/Marsh Flats》
《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
《乾燥台地/Arid Mesa》
《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
《虹色の眺望/Prismatic Vista》
《古えの墳墓/Ancient Tomb》
《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge》
《断崖の避難所/Clifftop Retreat》
《真鍮の都/City of Brass》
《統率の塔/Command Tower》
《マナの合流点/Mana Confluence》
《灼陽大峡谷/Sunbaked Canyon》
《発明博覧会/Inventors’ Fair》
《岩だらけの大草原/Rugged Prairie》
《魂の洞窟/Cavern of Souls》
《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
《産業の塔/Spire of Industry》
《大焼炉/Great Furnace》
《古えの居住地/Ancient Den》
《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
4《平地/Plains》
4《山/Mountain》
—-
基本的なコンボは以下です。
《黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwaker》
+《厳かなモノリス/Grim Monolith》か《玄武岩のモノリス/Basalt Monolith》
で無色無限マナ。
無限マナの使用先は《歩行バリスタ/Walking Ballista》か
《オレリアの憤怒/Aurelia’s Fury》。
《黎明起こし、ザーダ》+《厳かなモノリス》+《玄武岩のモノリス》の場合は、
《ギラプールの霊気格子/Ghirapur Aether Grid》
で無限ダメージが可能になります。
《黎明起こし、ザーダ》+
《パラジウムのマイア/Palladium Myr》か
手札のアーティファクトが1枚の時の《金属細工師/Metalworker》+
《通電式構成物/Voltaic Construct》
でも無色無限マナ。
もしくは《通電式構成物》+
手札のアーティファクトが2枚以上の時の《金属細工師》
で無色無限マナ。
この場合は、《歩行バリスタ》か《オレリアの憤怒》か《ギラプールの霊気格子》
で無限ダメージが可能になります。
《太陽冠のヘリオッド/Heliod, Sun-Crowned》+
《歩行バリスタ》による無限ダメージ。
基本的な動きは、《盲従/Blind Obedience》や
《異端聖戦士、サリア/Thalia, Heretic Cathar》等で
相手の動きを少し遅らせるようにプレイし、
《安堵の再会/Cathartic Reunion》等のドローサポートで
手札を整え、適度なタイミングで、
上記のいずれかのコンボを決めにいきます。
コンボを決めるときは、相手からの妨害が入らないように、
《イーオスのレインジャー長/Ranger-Captain of Eos》や
《沈黙/Silence》をプレイしておくと安全です。
もし、対戦相手の妨害が多く、一度で決めきれなかった場合でも、
《死の国からの脱出/Underworld Breach》により、
墓地からコンボ用パーツを再利用して、コンボを再挑戦することも可能です。
今回はコンボに特化したデッキの構成にしたため、
他の勝利手段はほぼありませんが、
基本のコンボがマナベースから派生するので、
構築次第ではメインを他の勝利手段にして、
コンボをサブの勝利方法にするのも面白いかもしれません。
ではまた。